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▼2014年04月03日

西枇杷島駅に萌え萌え【名古屋旅接触編】

 昨日に引き続き名古屋は二日目!
 今日は何をしようかしらと、起きてからシャワーを浴びてホテルを後にします。つか、やりたいことは決まっているんですけどね。

 朝の7:00前、尾張一宮駅に到着した私は、とりあえず名古屋に戻ろうと、名鉄尾西線に乗り、津島駅に向かいます。ま、真っ直ぐ名古屋に戻っても仕方ないし、もっと名鉄乗りたいもんね。
 車内は土曜日の朝らしく、通勤客や学生の姿が多いです。途中から私の隣に三つ編みお下げのとてもクラシックな感じの女子中学生が座ってきました。カワイイね。

 名鉄の尾西線は、尾張一宮を出発したときは高架線を走っていますが、その後地上に降り、単線となります。全線に渡り乗客の出入りがそれなりに多く、車内もそれなりに混んでいたせいか、あまり車窓を堪能することは出来ませんでしたが、関東でいうと相模線の雰囲気に少し似ているかな。空いているときに乗車すれば、それなりに風光明媚な感じです。

 しばらく走っていると、電車は津島駅に到着。こちらの駅は高架上にあり、街並みもそれなりに発展している感じ。学生達がゾロッと降りていったので、学校があるのかな?ここからは、名鉄津島線に乗り換えて、名古屋駅を目指します。

 車内はシートに座れたのですが、駅に止まる度に乗客がどんどん乗り込んできて、ちょっとしたラッシュアワー的な乗車率になりました。そのため車窓をよく眺めることが出来なかったのですが、こちらの沿線沿いは先程の尾西線と違い、典型的な郊外の市街地といった感じかなと。
 身体をひねらせて窓の外をもう少し良く見ようとしていたのですが、途中から隣に座ってきたお嬢さんが爆睡を始め、肩により掛かるどころかアタマを私の膝の上に載せてくるといった豪快な居眠りを始めたので、もーどーしよう(笑)といった感じで、若干戸惑いながら鼻の下も伸びた感じでw、あまり外も眺められず、名古屋駅まできてしまったのでした。
 さて、さすがにDJ名鉄名古屋駅で降りないわけにはいきませんので、爆睡してる女性を起こして名古屋駅で下車。ここからは私が名古屋まできた目的の第2弾!西枇杷島駅に向かうことにします。

● 西枇杷島駅にいくのです!

 西枇杷島駅って、皆さんご存じでしょうか?おそらく、東海道本線や、東海道新幹線で名古屋付近を通りかかっている人は、車窓から異様な形の駅を、一度は目にしたことがあるのではないかと思います。

 私も以前から行きたかったのですが、2010年にデイリーポータルに先を越されまして(笑)ま、記事自体はデイリーの方が良くまとまっていますので、そちらを参照頂きたいのですが、つまり大都会名古屋から3駅(JR的には1駅に満たない)場所に、こんなとんでもない駅があるのです。

 で、まずはこの駅にたどり着く事がそれなりに難関だったりします。なんせ、大都会名古屋のすぐ近くにある駅の割に、日中は1時間に2本しか列車が停車しません
 私が名古屋駅に着いた時間はもう9:00近くになっていましたので、次の西枇杷島駅に停車する各駅停車を待っていたら、30分位経ってしまいます。仕方ないのでその前に出発する名鉄犬山線の各駅停車に乗り東枇杷島駅で降りて歩くことにしました。

● 東枇杷島駅から歩くのです!

 つことで、名古屋駅まで歩ける距離でありながら、東枇杷島駅もローカルな雰囲気漂いすぎな駅でした。更にこの駅、無人駅なんですよね(笑)。この狭いホームの隣を、名鉄特急や名鉄の急行がバンバン通過していく訳です。事故になったりしないのだろうか?
 たまたま時間が会ったのでこの駅でも下車できましたけど、こちらも西枇杷島駅と同じように、日中は1時間に2本の駅だったりします。
 駅は高架上なのに、出口は隣接するビル内にあるという変な構造の東枇杷島駅を出て、目の前にある大通り美濃路を北西に向かって歩きます。すると、すぐに庄内川を渡る枇杷島橋にさしかかります。
 今ではちょっと信じられないのですが、かつてはこの橋の下に中島という中州があり、役場や公会堂、商店などで賑わっていたそうです。現在では、それらの面影は全くありません。

● 西枇杷島駅に着いたのです!

 さて、歩いて10分くらいですかね。隣の西枇杷島駅に到着しました。
 この短い区間の間には、かつて枇杷島橋駅というのも存在したらしいのですが、この狭い地域に更にもう一つ駅があったと考えると、なかなかすごいです

 それはさておき、この西枇杷島駅の大都会の片隅にありながらのこのローカル感はただならぬ物がありますね。駅のすぐ脇を通っている美濃路の高架橋がまたひっきりなしにクルマが走っている幹線道路なのに、この駅一帯だけ喧噪から抜け出ている感もあります。

 この西枇杷島駅ですが、こののっぴきならない駅の構造故に、隣の東枇杷島駅のように無人化できない理由があります。何故なら「ホームが狭すぎて列車が到着する直前にならないと入場できない」からです。
 この写真のように自動改札前には踏切があり、駅員さんが到着する列車のタイミングを計って、踏切を空けています。だったら、自動改札もいらねんじゃね?なんて気もしますけど、ICカード使えないとそれはそれで不便ですしね。

● 西枇杷島駅に入場するのです!

 さて、駅員さんが「電車がきますよ」と改札先の踏切を開けたので、噂の西枇杷島駅へ入場します。
 こんな小さな駅ですが、島形のホームは2本ありまして、どちらも綺麗な弓形をしています。このホームの美しさは、現地に行くよりもむしろ新幹線や東海道線から東側を眺めていたときの方が実感できますね。あ、Googleマップでもその美しさは確認できます

 踏切を抜けて名古屋方面行きのホームに立ちました。しかし…この狭さは笑うなw。私達が乗る電車は残念ながらこの駅で優等列車の通過待ちを行わなかったのですが、通過待ちの際、車掌さんはこんな場所に立つことになるみたいです。おっとろしーのー。

 つことで、数分後に到着した名古屋方面行きの普通列車に乗り、私は西枇杷島駅を後にしました。名古屋だぎゃーめぐりの続きは次のエントリで。

R0321068.JPG
↑こんな駅利用者いんのか?と思っていたらそこそこいます。
みんな反対側に落ちそうな場所歩いてるけど。

RICOH GR


▼2014年03月27日

ナローとコメ兵と一宮の夜【名古屋堪能編】

 昨日の続きです。ようやく名古屋に着きましたよ。今回、私が名古屋行きを決断した理由は3つ程あります。まずはそのひとつ目の場所へ移動することに。

 ここから先は時刻表を調べていたわけではないのですが、駅に降り立った瞬間、ひょっとして向こうのホームに見える列車は?と思って、小走りで関西本線ホームに移動。やった!12:15分発四日市行きの普通列車に滑り込むことが出来ました。

● 関西本線のかわいいおねえさんですよー

 車両は先程までお世話になっていた313系。サービスいいなと思っていたら、この関西本線は我らが「めい☆てつ」ではなく、「きん♥てつ」の名古屋線と骨肉の争いが行われている路線。もっともJRの単線と違い、近鉄は特急急行何でもござれの複線区間。そのせいか、運賃も珍しくJRの方が安く抑えられているようです。

 さて、列車は私が乗車後すぐに発車。出発時こそシートは殆ど埋まっていたのですが、2〜3駅過ぎた辺りでどんどん人が降りていきます。やはり四日市など遠距離を移動する人は、近鉄を使うんですかね。途中木曽川揖斐川を渡る頃には、車両内に乗客は数人になってしまいました。
 私はというと、これ幸いに先頭車の運転手席後ろに陣取り、濃尾平野の景色を堪能。そして運転手のおねえさんがこりゃまたかわいらしくて、ホントは前からの写真撮りたかったんですけど、我慢します(笑)

 当日は風もやたらと強くて、だだっ広い平野部を走る電車は、途中で減速したりしながらそろそろと走ります。この広大な景色とおねぇさんに見とれていたら、本来降りようと思っていた桑名駅を乗り過ごしちゃった(笑)。まいいんだけどね。

● 富田駅から三岐鉄道ですよー

 つことで、次の富田駅で下車します。ここからはファーストミッションの始まりです。
 まずは三岐鉄道三岐線への乗車から。JR富田駅から近鉄富田駅まで歩きます。ノンビリ歩いても10分位ですかね。富田町の街並みもそれなりに楽しい。途中でIngressとか嗜なんじゃったりして。

 さて、近鉄富田駅地方私鉄乗車時のお約束として、まずは一日券を購入。三岐鉄道の一日券ってなんだかかわいいんですよね、その写真はFaceBookの方に投稿しましたのでどうぞ。
 一日券のお値段は1,000円、駅員さんに「北勢線にも行きますよね。このパスがあると阿下喜駅でみたらし団子1本もらえますよ」と話しかけられます。なるほど…テツごころ、わかってらっしゃるのね。

 さて、13:35発の西藤原行き電車が出発します。乗客はロングシートに着席率50%といった所。学生が多いですね。JR関西本線をパスして、電車は員弁川沿いの田園風景を西に進みます。この員弁川の南側を走っているのが今乗っている三岐線。そして北側には北勢線が走っています。

 この三岐線は、今となっては私鉄では珍しい、貨物運行を行っている鉄道です。途中にある太平洋セメント藤原工場から、ED45型の牽引によって連絡線を経由(本来は近鉄富田駅に乗り入れる路線が連絡線なのですが)し、JR富田駅まで主に石灰などを輸送しています。
 また、沿線には貨物鉄道博物館もあり、シキ160などのレア貨物車両も展示されていて、鉄ちゃんたちが写真を撮ったりしていました。

 そんなこんなで、およそ1時間。電車は終点の西藤原へ到着します。

 西藤原駅滞在は7分間。このまま同じ電車の登りで引き返します。駅周辺を散策する迄の時間はないのですが、構内にはED500型電気機関車や、E102号蒸気機関車、そしてDB25ディーゼル機関車などが展示されています。詳しくはこちらのサイトをどうぞ。

● 藤原岳のこの迫力ですよー

 そして、一度駅を出てからふと後ろを見ると、思わずびっくり!鈴鹿山脈藤原岳が目のまえにででん!と迫っています。
 広角レンズで撮影しましたのでイマイチこの迫力が伝わらないのですが、その地に立つと目の前は山しか見えない、いや、山が迫ってくる!という迫力です。また、私が下車した頃から、その藤原岳方面から雪が舞い降りてきていました。
 こりゃすごいよ、登ってみたいけど、駅からもう一直線の登りだなw。ちなみに藤原岳の東側は、太平洋セメントによって山容が変わる程の採掘を受けています。秩父武甲山と同じですね。
 天気も急変して寒いので、いそいそと電車内へ。そして乗客は私1人のまま、14:27に列車は出発しました。

 帰りの登り列車は、4つめの伊勢治田駅で下車します。到着は14:37。
 この駅は東側にヤードが広がり、三岐線内ではそれなりに大きい駅。ここで私が下車した訳は、このまま同じ三岐鉄道の北勢線阿下喜駅まで歩くためです。

 二つの駅間は、員弁川を挟んでおおよそ1.5km位でしょうか。北勢線阿下喜発が15:01なので、そんなに余裕はありません。伊勢治田の街並みを見物しながら早歩きで阿下喜駅を目指します。途中、員弁川を渡る橋の上から見た鈴鹿山脈と藤原岳は、晴れているのに雪が舞う不思議な天気の中、とても幻想的でした。

● ヤツに乗りますよー

 さてさて、阿下喜駅に何とか到着した私。
 ここからが本番ですよナローですよナロー。この北勢線狭軌鉄道に乗車するのが楽しみだったんですよね。一時期は親会社の近鉄が廃止を表明したのですが、地元の三岐鉄道が経営を引き継ぐことで現在に至っています。しばらくは廃止の動きもなさそうですが、この手の鉄道はいつなくなるかわかりませんからね。
 「いつまでもあると思うな親と鉄」って標語にもある通り、行けるときに行っとかないと、後悔することになるカモ。

 また、今回乗車したこの270系は何故か、ふたば☆ちゃんねるで「ヤツ」という名前をもらい、一時期雑コラが大流行したことがありますので、テツ以外のネット系ユーザーでも目にしたことが多いのではないでしょうか。
 以前はヤツの保管庫もあちこちあったのですが、今ではこのブログで当時の雑コラの一部が紹介されているだけになってしまいました。ネットの流行は栄枯盛衰が激しいねぇ。 

 つことで、駅前の食堂でみたらし団子を1本もらって17:01、いよいよ北勢線乗車です。

 車内は向かいの人と膝が付きそうなくらいのサイズ感。なんだか遊園地の乗り物に乗っているような感じで、とことこと電車は走ります。阿下喜駅から先はそれなりに勾配がある丘陵地帯。員弁川の北側をゆっくりと下って行きます。
 乗車率は…シートが2割くらい埋まっている感じ。ま、土曜日の午後登りなので乗客も少ないんでしょうけどね。途中の駅から中学生とみられる団体が乗り込んできましたが、それを含めてもシートの半分くらいは開いたままでした。

 私はこの空いている車内を利用して、ちょっと遅い昼食を。持参したおにぎりと、味を付けて焼いてきたウイニーをおかずにしてを食べました。こういうチープな食事って、外に出かけているときに食べると、妙に美味しいんですよね。

● 次は養老線ですよー

 さて、列車は1時間くらいかけた15:56にようやく終点の西桑名駅へ到着。ここからは16:05の養老鉄道養老線に乗り換えなければなりません。西桑名から桑名駅まで小走りで移動し、切符を購入します。養老鉄道はICカード非対応のため、券売機で大垣までのきっぷを購入。お値段は790円でそれなりに値が張る感じ。
 文句を言っている暇もなく、養老鉄道のホームまで移動します。ホーム内には駅員さんがいる改札があり、そこできっぷを見せて乗車。いよいよ養老鉄道乗車です。ここの鉄道は意外とダイヤが薄いので、なかなかついでに乗車しにくいんですよね。

 シートの占有率はおよそ7割程度。左右を女子高生に挟まれ、フローラルなシャンプーの香りを堪能(笑)しながら列車は出発。

 あぁ花のパリかロンドンか、濃尾平野の西の縁沿いを、養老線は走ります。桑名市街を抜けると沿線は右に田園風景、左は養老山地のすぐ真下。景色の対比が面白いですね。
 数駅先の美濃松山駅辺りを過ぎると、両隣の女子高生も消えて、車内はがらんとなります。そして天気は荒れ始め、外はちょっとした吹雪のように…。駅停車中に扉が開くとひんやりとします。
 しかしこの養老線の車窓、なかなか風光明媚で良いですね。山と平野の対比もそうですが、沿線は古い街並みや民家が結構残っていそうな雰囲気。こちらの列車も休日はサイクルトレインになっていますので、いつかブロンプトンと一緒に再び訪れてみたいものです。

 養老線に乗りおよそ一時間。美濃高田駅を超えたあたりで列車は大きく東へ進路を変更します。杭瀬川を渡る手前で空もすっかり晴れ渡ります。
 後ろを見ると今走ってきた雪雲がクッキリハッキリと見えて、なかなか恐ろしい光景。列車は17:14に無事大垣駅へと到着。養老鉄道の旅もこれで終わりとなります。 
 そうそう…どうでもいい話ですが、何故か養老鉄道株式会社は、インテグレーテッドアンプを販売しています。テツでオーヲタの方は乗車記念に如何でしょうかね?

● 大須のオタ店巡りですよー

 さて、ここからホテルへ向かってもいいのですが、なんとなくもう少し遊びたいので、大垣からは17:25発のJR特別快速で名古屋へ引き返します。
 やたらと人が多いJR名古屋駅から、名古屋市営地下鉄に乗り、伏見で乗り換え大須観音駅へ。

 大須観音といえば名古屋を代表する繁華街。もう少し北のがオサレタウンだとしたら、こちらはアメ横とか秋葉原とか池袋とか…そんなのをごっちゃにした街となります。

 また、世界に名だたる俺達のコメ兵が本社を置く街でもあり、コメ兵デパートみたいな建物がそこいら中にあります。ここで大黒屋の名前を出したら消されるんじゃないか…って位w。
 ま折角の街歩きですからね。買うつもりは更々ありませんけど「みてるだけ〜」という感じでテキトーに店内を眺めたりします。他にHi-Fi堂の大須本店を覗いたり、噂のアメ横ビルを冷やかしたり、グッドウィルEDM店で、コスプレ店員のパンチラ見たり(見えちゃったんですよw)、ついでに展示コーナーで開催されてた未確認で進行形展見たりと、楽しくおさんぽ気分で商店街を散策しました。

 さて、大須地区を東の端まで歩いた私は、そのまま栄まで徒歩で移動して、噂の名古屋タワーを眺めた後、地下鉄東山線で名古屋駅へと引き返します。

 時間も20:00過ぎていますので、そろそろホテルへと戻る事に。今夜のホテルは名門!東横インの尾張一宮駅前を予約しています。本当は名古屋市内が良かったんですけど、連休のせいか空きがなかったんですよね。ま、こういう事でもないと、一宮駅とか降りることもなさそうなので、これはこれでいっかな。
 18きっぷがあるので、そのままJRで一宮まで戻ればいいのですが、ここはやはり名古屋ですから、名鉄に乗りたいデスよね、で乗りましたよ。

 しかし、名鉄名古屋駅って、噂には聞いていたけど凄いなコレは。ひっきりなしに行き先の違う列車がじゃんじゃん入線してきます。また、それのアナウンスも的確というかわかりやすいというか、さすが地元でDJ職人と呼ばれているだけはあります。そんな中、私は20:14発の急行名鉄一宮行きに乗車。およそ20分位かな。電車は名鉄一宮駅へ到着しました。

● 一宮の夜ですよー

 さて、あぁ花のパリかロンドンか、濃尾平野の緑の中に燦然と輝く文化都市、舟木一夫の一宮、一宮市役所の一宮、あーせつない一宮の夜ですよ旦那。駅前ではつボイノリオの歌でも流れていないかと期待したのですが、それはなかったです(笑)

 夕食は駅の近くのコンビニで買おうかと思っていたのですが、駅前にはサークルKが一件あるだけで、しかもお弁当類はほぼ売り切れ。という訳で一宮の夜を30分位徘徊したのですが、コンビニねー。

 仕方ないのでまた一宮駅に戻り、一宮構内のコンビニでお酒と夕食を購入。相変わらずお弁当類はなかったのでペヤングでもいっか…と思ったのですが、そうでしたそうでした…西日本のコンビニにはペヤングソース焼きそばって売ってないんですよ!仕方がなくUFO買って、お酒はコンビニで見つけたコノスルスパークリングのロゼを買ってホテルに戻ります。
 その他、名古屋市内では成城石井でミモレット18ヶ月と、大須の大須ベーカリーで、あんパンとクリームパンを買っていましたので、今晩と明日の朝食はこれで済ますことにしましょう。

 ホテルにチェックインしたのは既に21:30過ぎでした。こうして一宮の夜は更けて行くのです。続きはまた別エントリで。

IMG_4147.JPG↑コノスルスパークリングロゼとミモレットと
大須ベーカリーのあんパン

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▼2014年03月26日

あおはるエイティーンチケッツ in 尾張名古屋は城でもつ!【往路編】

 人生いつだって青春ですよね。私もまだまだ青春真っ盛り。真っ盛りすぎて人生始まらずに終わりそうですが、それはさておき、世の中は「あおはる」のシーズンですよあおはる。

 己の身体に鉄(テツ)を含んだ血が流れているなら(人は誰しも血液に鉄分ありますけど)、買わずにはいられないという「青春18きっぷ」。
 今シーズンは仕事が忙しいのでむりカナかなカナ…と思っていたのですが、プレゼン終わったら急にクビになりそうなくらい暇になりましたので、三連休を利用して旅行に出かけてきましたよ。

● 05:48山手線外回り

 始まりはいつだって秋葉原(笑)。世界に名だたる電脳タウン秋葉原も、さすがに朝6:00前だと静か。そこから05:48山手線大崎行きに乗り東京駅へ移動して、06:07発熱海行き普通列車に乗車します。
 熱海までの普通電車は、グリーン車がありますので、ハイソな気分でグリーン車へ。グリーン券は休日料金+スイカ(PASMO)決済だと750円。2時間弱の乗車時間となりますので、これは使わないと損な感じ。なんたって、東海道線は朝の下り列車でも、それなりの乗車率がありますからね。

● 06:07出発だぎゃー

 東海道線普通列車は、スルスルと東京駅を出発。私はグリーン席の左側2階席に陣取っていましたので、日が出てくると少し眩しいかな。東京ではガラガラだったグリーン車も、品川、川崎、横浜位まで出ると乗車率は6〜7割に。また、一般車両は計算方法にもよりますが、シート占有率100%越えに増えてきます。
 そんな中私は、ふかふかシートでのんびりゆったりのんのんとしながら、終点の熱海まで。東海道線グリーン車は18キッパーにとっては実にありがたい。

● 08:05静岡行き

 熱海からはいよいよ、地獄の静岡県横断に入ります。
 08:05静岡行きへ乗り換え。この列車ですが、18キッパーには悪名高きロングシート。そうなのです、JR東海はライバル鉄道会社が自社の新幹線以外ない区間だと、こうやって嫌がらせのような手抜きをします。
 ま、文句言っても仕方ないので、私はロングシートの中央付近に陣取ります。通勤列車だとついついドア付近に陣取るものですが、長距離移動だとドア付近は出入りが多いし、風が吹き込んで寒いですからね。
 ちなみに乗車率は、熱海の時点で全席埋まっていますので、通勤車両での乗車率計算だと50〜60%となるでしょうか。途中三島や沼津など、それなりに人の出入りが多く、通勤時間帯でもあるので、100%定員に近いくらいに混んできます。
 静岡着が09:20。静岡手前になると、首都圏ラッシュアワー一歩手前くらいまでに乗客が増えました。

● 09:22浜松行き

 静岡からは、向かいのホームに待機している浜松行き09:22発普通列車に乗り換え。
 この列車、実は静岡よりも少し手前の興津発普通列車なのですが、何故か熱海方面からの普通列車より先に興津駅を出るため、静岡乗換となります。ま、地元通勤客に配慮したダイヤとも言えますかね。
 こちらも当然ロングシート車両。乗車率は通勤列車計算で100%に近い。つまり、シートとつり革が全て埋まっている状態です。
 ここから先の東海道線は、なかなか風光明媚な場所を通ります。越すに越されぬ大井川を越えた後は、牧ノ原台地の急坂を登り、金谷、菊川と、車窓から見える丘陵地帯には、名物の茶畑のが一面に広がっています。
 菊川を超えて東海道新幹線を何度かパスした後は、掛川へ到着。ここで下車して豊橋行き普通列車の始発に乗り換えます。そういえば、降りる頃には車内もガラガラになっていたな。

● 10:16豊橋行き 

 東海道ロングシートブルースはまだまだ続きます。新入りキッパーだとそろそろ飽きてきた頃かな?出発の掛川で既にロングシートはほぼ埋まり、浜松に近づくにつれ乗車率は50〜100%近くへ上昇してきます。
 浜松駅で乗客の入替があった後は、おおよそ座席がフルに埋まる…つまり50%程度の乗車率で乗客が降りたり乗ったり…。これだけ乗客の出入りも多く、また乗車人数も多いわけですから、クロスシートやデュアルシート(特急列車用のあのシートね)では不便なのですね。JR東海も18キッパーに対して嫌がらせしてるわけじゃないんだなぁ…。などと思いながらも列車は豊橋に到着しました。

● 11:21名古屋行き 

 豊橋からは列車もグレードアップ!何故なら豊橋駅から西は、日本三大私鉄の一角を担う天下の「めい☆てつ」、つまり名古屋鉄道の勢力圏に入るからです。
 特に豊橋ー名古屋間は、名鉄でも「本線」と呼ばれる主力路線。この高密度ダイヤと贅沢なサービス地帯へ進入するためには、豊橋以東で使用されている211系311系などというボロいロングシート車両などでは歯が立たず、転換クロスシートが眩しい313系へチェンジするのです。その為、東京や東海圏の人達だと、エクストラチャージを払わないと乗車できないようなふかふかシートで旅行が楽しめます。なんというか、競争社会哀歌やねぇ(笑)
 ちなみに乗車率は、この車両の場合どうやって算出するのかわかりませんけど、シート占有率はほぼ100%となりました。

● 12:11名古屋到着だぎゃー 

 疲れた足腰を休めながらウトウトした所で、12:11にJR名古屋駅へ到着しました。ここまでの普通乗車運賃は6,090円となりますので、18きっぷ1日分2,300円だと三倍近いお得感ですね。
 ちなみに、その日のうちに18きっぷで名古屋から東京に折り返すための最終列車は、名古屋発18:15新快速豊橋行きになり、東京着が00:26。地元に帰る事を考えても、17:00頃の列車に乗れば東京駅23:00頃に到着できますので、何とか日帰りで半日程度名古屋見物を楽しめる旅程が組めます。

 もちろん、私は日帰りで帰ったりしませんでしたので、続きはまた別エントリで。

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▼2014年03月24日

りょうもう号とスズランと正規空母赤城

 もう二週間前の話なんですけど、二週連続プレゼンも無事終了した私は(結果は知りませんけどw)、疲れた身体と脳をリフレッシュするため、北関東へブロンプトンと一緒に出かけてきたのでした。

 スタートは、東武伊勢崎線が誇る豪華特急列車「りょうもう1号」浅草発7:00。ブロンプトンと一緒に早朝の東武浅草駅へと降り立ちます。座席指定券はあらかじめ「東武携帯ネット会員サービス」で購入済み。終点の赤城駅までは、特急券が1,000円。運賃は…確か1,000円ちょっとでした。パスモで決済したので覚えてないです。

● 超絶豪華特急列車200系りょうもう号のひみつ

 豆知識ですけど、東武伊勢崎線は路線総延長114.5kmあり、日本の私鉄路線としては最長となります。最近は東武動物公園駅から押上ー曳舟間が「東武スカイツリーライン」などというダサさ爆発な路線名になったので、扱いがどうなっているのか知りませんけどね。
 その長大な路線を疾駆する東武200系電車は、これもなかなかアレな車両らしく、最高速度160km/hを誇りながら(営業速度ではありません)、そこからの制動距離が600m以内という殺人ブレーキ装備や、謎技術によって僅か20km/hでも回生ブレーキが効くなど、それなりにネタ満載の車両という噂です。
 実際スペーシアより何となく格下感がある200系電車ですが、アルミニウム車体を採用しながら鋼鉄製車両よりも重いといわれる重量級100系電車よりも更に重く重量級だったりして、そのせいか、乗り心地もなかなかよいです。

 さて、終点の赤城駅からは 上毛電気鉄道上毛線へ乗り換えます。ただ、この乗り換え時間ですが、8:55分赤城着のりょうもう1号と、前橋中央方面のぼり8:58分発では、ブロンプトンを持った身だと少しつらい。
 更に私は赤城南麓1日フリーきっぷを買うつもりだったので、ホームからブロンプトン抱えて一度駅舎へ戻らねばならず、奇しくもりょうもう号の後の方に席を取っていた私では、乗り換えに間に合いませんでした。輪行など大荷物を持って乗り換える方は、りょうもう号のなるべく前の車両に席を取っていると、乗換がスムースです。
 あ、普通の手荷物程度で一日券を買わない人なら、車両前部の乗り換え口からホームを移動して乗り換えるだけなので、3分あれば充分だと思いますが。

● 上毛電気鉄道のひみつ

 つことで、次の列車が来るのは30分後。それまでは、赤城駅周辺を適当にブロンプトンで散策。ま、赤城駅は過去にも来た事ありますので、そんなに新鮮さはなく、15分位で戻ってきました。そして、赤城南麓1日フリーきっぷを購入。因みに今のシーズンは「早春桜花きっぷ」になっていますので、普段1,300円が、1,000円とおトクになっています。

 つことで、30分後にやってきた列車に乗り込みます。そうそう、この上毛電気鉄道なんですけど、土日祭日はサイクルトレインとして運行されています。なので、普段の輪行みたいにブロンプトンを折りたたまずとも、そのままの状態で列車に乗車できてしまうのです。このサービスは本当に嬉しいですね。
 そして、観光客向けサービスかと思いきや、地元の小学生や中学生が自転車をそのまま持ち込んで乗車してくる駅も多く、この制度は地元の人達にも積極的に利用されている印象がありました。乗客減少に悩む全国の鉄道事業者も、参考にした方がいい事例かもしれません。

 さて、赤城駅を出発した2両編成の電車は、そのまま関東平野の北縁を沿うように終点の中央前橋駅に向かいます。大体一時間弱ですかね。駅に到着してもそのまま自転車を押して降りられますし、上毛電気鉄道の駅は全てバリアフリー化されていますので、自転車もらくらくです。

 朝の前橋市内はひんやりと空気が冷たい感じ。早速ブロンプトンで散策です。まずは、前橋中心街の千代田町から本町辺りを走ります。この辺りは、自動車で訪れてもなかなか来ない場所ですし、また、前橋駅、新前橋駅からも離れた場所にありますので、鉄道で訪れてもなかなか来にくい場所でもあります。かといって、失礼ながらわざわざ東京方面から観光に出かける場所でもない気もしますし、群馬県民以外にはあまり知られていない街かもしれません。
 ただ、街中はそれなりに賑わっていますし、風俗などの花街から、東京でも有名なファッションブランドが路面店を構えていたりと、それなりの規模感はあります。ただ、やはりここでも街の中心部はさびれて行く方向なのかなと思いました。街並みについてはこちらのサイトが詳しいです。

● 前橋の百貨店スズランのひみつ

 つことで繁華街といえば百貨店。かつては上毛マダム憧れの地といわれた前橋市内ですが、市内に百貨店はこのスズランのみになってしまいました。早速開店直後のスズランへ潜入!

 あまり時間もないので、本館の地下食品街から最上階までザッと眺めてきましたが、こういう建物というかお店、なつかしいよねー。天井が妙に低いのも、また昭和な百貨店という感じがして実に良いです。

 私が訪れたときは「あの東急ハンズが前橋へやってきた!!」というキャッチと共に、期間限定で東急ハンズトラックマーケットがオープンしていました。そこのフロアだけ人でごった返してましたけど、他のフロアはゆったりまったりのんびりで…ま、商売的にはヤバいんでしょうけど、私のような地方スーパー&百貨店愛好家にとっては、至高の時間を楽しむことができたのでした。

 さて、スズラン地下街で何か食料品でも買おうと思ったのですが、生モノ買って傷ませるのももったいないので、何も買わずお店を後にします。その後は、帝政グンマーの本拠地(県庁舎)を見たり、新前橋駅前橋駅を見物したりして、赤城駅方面へ戻る形で東進します。

● 赤城山沿いを走るひみつ

 なんとなく前橋市街を出るまでは、鉄道沿いに東へ向かっていたのですが、途中心臓血管センター駅付近のセブンイレブンで、群馬のソウルフードペヤングソース焼きそばを食べてから、何故か力がモリモリに(笑)

 で、何故か写真にあるような狭くてグネった道をひたすら赤城山に向かって登り始め、国道353号線手前に到達した所でふと我に帰り、ブロンプトンによる登坂を断念w。しばらく赤城山麓を走ってから、大胡駅まで下り、そこで再び上毛電気鉄道に乗り、赤城駅からりょうもう号に乗って帰ってきました。

 ブロンプトンでの走行距離はあまり長くなかったのですが、普段自動車や鉄道でなかなかいけない地域や場所を丹念に巡ることが出来て、それなりに充実した輪行旅だった気がします。

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約100人のブックカバー展に出かけてきました。

P3249039.JPG 思えば、本屋さんでブックカバー断るようになったのはいつ頃からだったでしょう。
 子供の頃の私は、むしろ本屋さんでブックカバーを付けてもらうのが大好きで、特に、少ないお小遣いを貯めて買った本は、ブックカバーも含めて大切にしていました。

 また、地元の本屋さんも、今のように単に上下を折り返して表紙と裏表紙に差し込むような、簡単なカバー装着ではなく、一冊一冊、本屋さんの名前とイラストが描かれた紙の上で、ハサミやテープを使って、本を丁寧にカバーしてくれたのです。
 なので、一冊本を買うと、レジで2〜3分待たされることもあったのですが、そうやって包まれたブックカバーは、分厚い本を読み終えるまでちゃんと本をカバーしてくれていました。

 そのブックカバーが、多くの本屋さんで、単に上下を折り返す簡易的なやり方になったこと(実際あのやり方カバーがすぐ外れるし、本読むのに邪魔なんだよね)、それと、大手書店が広告代理店と組み、ブックカバーに宣伝を入れるようになったこと。
 その頃から、私は本屋さんでブックカバーを断るようになった気がします。広告入りカバーの、あのつるんとした手触りも嫌いだったし。

 ということで、前置きが長くなりましたが、渋谷パルコで開催されている「約100人のブックカバー展」に出かけてきました。
 こちらは、様々なイラストレーターやデザイナー、作家やショップの人が、架空の本屋さんの架空のブックカバーをデザインした展覧会で、更に嬉しい事に、展示されているそのブックカバーは買うことも出来ます。お値段は好きなのを5枚選んでセット価格525円。

 用紙や印刷なども、実際本屋さんで使われている、ざらざらした紙、また少し粗い印刷が再現されており、本が好きな人にとっては、この紙やインクの感覚も懐かしい感じ。私も、適当に選んで5枚程買ってきてみましたよ。

 この歳になると、多くの人はある意味「欲しい本は何でも買える」経済力があったりするので、子供の頃や学生の頃感じていた、頑張って数千円の本を買ったときのあの特別な思いや、“してやったり感”は、遠い記憶になっていると思いますが、そんな本を丁寧にカバーで包んでくれた本屋さんの記憶が、このざらついた紙に触っているとよみがえってくる気がします。
 本の記憶って、もちろん内容や表紙のデザインもありますけど、思ったよりも、本屋さんで付けてくれるカバーだって思い出の一部なんだなと。

 もう開催期間少ないですけど、本が好きな人は出かけてみては如何でしょうか。

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▼2014年03月09日

見聞巷談/宮本常一

P3099037.JPG 俺達のみやもっちゃんが書いた、主に短文をまとめた本。
 編者が田村善次郎氏なので、おそらく最近順次刊行されている、宮本常一公演選集からのスピンオフ…っていうとなんだか今風すぎるけど、公演選集をまとめる過程で色々出てきたのではないでしょうか。これらの文章、宮本常一著作集には収録されているのかな。

 長くてせいぜい2P前後、短い文章であれば本当に2〜3行程度の量なので、結構読みやすいかと考えがちですが、単文集ってのは、その都度頭の切換が要求されますので、結構読むのに疲れるのです。にしても、読み始めるとなかなか止まらないモノで、私は本書をおおよそ二回に分割して読み切りました。

 短文で、なおかつ今も存在するような一般雑誌、あるいはメディア向けに書かれた原稿も多く、普段の宮本常一ではあまり書かれないような世相の色が付いた文章も多いです。なる程と思ったり、イヤそれは違う、と思ったり、色々でした。

 あと、読み終えて思ったのは「この時代の老人達ってバイタリティーパナいな」ということ。これは別に宮本常一だけではありません。前世紀のうちに寿命を迎えてしまった人達の文章を読むと、既に還暦を過ぎているのに「人を集めて○○をやろうと思う」とか「こうやってこんな風に考えたのでやってみようと思う」という結びがすごく多い。
 また、それらの事柄の多くが、割と身近で実現可能な事というのも、またすごいと思います。というか、近頃のご老人が書くエッセイって、何かをやってみようと思う…という文章がとても少ない気がしていて、私はこう生きてきた…とか、私の経験からこれはこうだ…とか、あるいは個人でなにか出来る訳でもない政治とか国際情勢について語ったりなど…が多いような。

 と…宮本常一に関係ないこと語りましたけど、やはり老人になっても、自分の身の回りで何かしよう!と思い続けることは大切だなと思いました。

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百姓たちの水資源戦争/渡辺尚志

R0320677.JPG 日本史の素晴らしい所は、プロ、アマを問わず、このように様々な視点から新たな資料を探し出し、どんどんと新たな解釈、事実が追加されてゆくことだと思います。
 なので、10年前に書かれた江戸の歴史本など、大筋で大きく変わっている所はさすがに殆どないとしても、細かい解釈の違いは結構あったりします。

 そして、この渡辺尚志氏は、古民家から発見された古文書などを丹念に調べ上げて、従来の「武士階級から虐げられる一方の百姓」というステレオタイプの歴史感とはまた違った、新たな発見を何冊も本にまとめておられます。今回の新刊もそのひとつ。こちらではそのなかの「水利権」について調べられています。

 第一章は、江戸時代当時の水利権についての考え方、そして第二章がまた面白いのですが、大阪の大和川流域、藤井寺市周辺に残された古文書を元に、実例として水資源に関する様々な争い、裁判などをまとめています。

 色々面白い例があるのですが、その中で特に興味深かった点をざっくりと大筋だけまとめますと、例えば、江戸時代に争われた水に関する争いは、おおよそ「慣例主義」というか、昔はどうだったか…という視点に基づき判決が下されていたのですが、そちらが明治維新を迎え、西欧から「個人所有」という概念が入ってくるにつれ、判決もまた変化し始めます。
 つまり、従来は川を流れてくる「水」あるいは「水源」は、それに関わる共同体皆の財産であったという意識が、西欧的法律解釈の流入により、ここのため池の所有者は誰、そしてこの水源の所有者は誰であるというように、水という資源に対して「所有」が行われるようになった事。
 そして、その結果従来は慣例主義であった水資源に関する争いも、徐々に所有者の意向が有利になり始めた…ということらしいです。

 従来…というか、今でもそうですが、江戸時代から続く日本の農村の暮らしぶりが大幅に変化したのは、明治維新ではなく、戦後高度経済成長期と言われています。
 しかし、単純に目に見える「モノ」以外で、こういった精神構造の変化も、農村の変化を語る上で見逃せないと書かれており、成る程…と思いました。

 文章も平易で、普段こういった歴史関係の本を読んでいない人でも読みやすく、それでいて「自分達の意志」で自治に励んでいた江戸時代の農民像が、判りやすく学べると思います。
 学校で「江戸時代の農民は全国何処でも搾取される一方だった」と習ったままの人は、一度このような最新の歴史観が書かれた本を読んで、アタマをリセットしてみるのもイイかも。

RICOH GR


▼2014年03月02日

立ち食い・蕎麦たかね

R0320657.JPG 十割蕎麦を食べさせてくれる立ち食い蕎麦屋…と評判になっている、東京都は茅場町にある「蕎麦たかね」。
 以前から気になっていたのですが、土曜日のタイミングを狙って行ってきましたよ。

 お店に入ると、立ち食い蕎麦屋さんというより、ちょっとオシャレなバー的雰囲気。土曜日は付近に勤める証券マンも殆どお休みのため、店内は空いています。
 出入り口横にある券売機でかけそばの券を買います。お値段400円は立ち食い価格ではないですが、十割蕎麦価格とすれば安い。

 しばらくすると「かけそばお待ちどうさま」との声がかかり、お蕎麦を受取に行きます。このお店はカウンター脇にある皿でネギや揚げ玉入れ放題。ま、あまり入れすぎても美味しくないので、揚げ玉を写真位にサクッと入れました。

 早速自分のテーブルに戻って食べると…これは美味しい!太目で腰のある蕎麦に、やや甘い感じのお汁。いいなぁ…こういう味。

 5分程で完食して、お店を後にします。私の会社の近くにこんなお店があればなぁ〜と、しみじみ思ったお蕎麦屋さんでした。

RICOH GR


▼2014年02月28日

音楽って全然死んでないよね、むしろ黄金期じゃないの?

R0320629.JPG 一攫千金を夢みる歌手志望の人や、単一種類の円盤を100万枚プレスしていればお金になっていた音楽業界人達の気持ちはわかりませんけど、今、巷の音楽って凄く面白くなっていると思うんですよね。

 都内のタワーレコードや、インターネット通販、あるいはインターネット系の音楽紹介サイトなど読んでいると、もう欲しい音源で溢れていて、多分今の私は若い頃よりも色々な音楽買っているのではないかと。

 ジャンルとしても、一般歌謡曲やロック、POPS、アニソン、クラシック、ジャズなどに収まらない、従来の流通ではあまり積極的に販売されてなかった種類の音楽が、インターネットなどでどんどん紹介されるようになって、一部のCDショップでは積極的に販売されるようになってきました。

 ということで、写真はここ2〜3ヶ月で買った、従来のジャンルだと区分けしにくいと思われるCDをあつめたもの。1枚アニソンっぽいジャケットのCDありますけど、アニメとは関係ないです(笑)。まだまだ沢山ありますけど、寝る前にハタと思い出してかき集めただけなのでこんなもんで。

 個別では紹介しませんが、例えば写真右上にあるシンプルな男性のイラストが描かれている2枚。こちらは岩村竜太氏が1週間に1曲、半音ずつ音階を上げていって作曲したという曲。Sunday ImpressionとMonday Impressionというアルバム2枚でひとつのピアノ組曲が完成するというCDです。シンプルで静かに抑揚の効いたピアノ演奏に痺れました。

 こういう不思議な音楽って、従来の流通ではなかなか売りにくかった。
 何故なら売る側の棚の何処に配置すればいいかハッキリしていなかったからです。また、CD制作と宣伝にコストがかかった以前では、ある程度の販売数が見込めないと、そもそも売り出されることすらありませんでした。
 例えばこのCD、昔からのCD屋さんで売るとしたら何処の棚に入れるでしょう。クラシックではない?それともイージーリスニング?あるいは教則CDなんかの棚に入ってたりして…。

 このような私が好きなインスト曲、あるいは単一のジャンルに属していないクロスオーバーな音楽でも、今では気軽に少量プレスCDが制作できるようになったおかげで、作曲者が直接インターネット上で販売したり、あるいはプレスしなくても直接ダウンロード販売を行ったり出来るようになりました。
 また、その音楽を伝える手段についても、従来のようにお金のかかる宣伝をせずとも、インターネット上で積極的に自分のサンプル曲を公開出来るようになり、昔みたいにCD…いや、作った音楽を沢山の人に聴いてもらうためのコストが劇的に下がっているのです。

 それに割を食っているのは、ヒット曲を作り出して同じ商品を何十万枚、何百万枚とプレスすればちゃりんちゃりんとお金が入ってきたシステムに慣れてきた従来の音楽業界人、アーティストじゃないのかなと。そして、そういう人達が率先して「音楽は死んだ」「音楽業界は不況だ」と、まるで自分のお財布の中身しか心配しないかのように、業界を嘆いています。

 でもね、もちろん音楽を作っている側の人達にとっては大変な時代だとは理解しますけど、自分としては、今の音楽シーンは様々な種類の音楽で溢れている黄金期なのではないかなと思いますよ。
 
 私は、こういう音楽を聴きながら、ボカロとか歌ってみたとかチェックしつつ、アニソンチェックして従来のクラやJAZZ等も追っかけてるんです。とてもお金と時間が足りませんよー。

 なので私はここで宣言しますよ。音楽は全然死んでません、むしろ今黄金期です。そしてこの先、どんどん様々なジャンルの曲に気軽に触れられる素晴らしい時代が続くはずです。なのでこれからは「音楽は死んだ」とか、不用意に使うのはやめようね!

RICOH GR


Sunday Impression/岩村竜太
Monday Impression/岩村竜太
Tia Carat

▼2014年02月25日

自動車の横に注目してみよう

 ちょっとカーデザインのお話。

 街中には様々なデザインの自動車が走っていますが、自動車というのは大衆化が進み大量生産されるようになってから、様々な視覚のトリックが施されています。

 例えば、自動車の顔と呼ばれるフロントグリルですが、60〜70年代の自動車ではそれなりにフロントで存在感を示していましたが、80年代になると、フロントグリルレスともいうべき、薄くスタイリッシュなフロントグリルが主流になりましたよね。
 ただ、フロントグリルとはボンネット中のエンジンを冷やすための穴ですから、無くするわけにはいきません。そこであの時代の自動車は、フロントバンパーの位置を上に上げて、その上に薄く横長のグリルを装着し、バンパー下の目立たない部分で大きな開口部を付けるという視覚のトリックを使っていました。
 当然ながら、決してフロントグリルが無くなったわけではありません。

 ちなみにそのグリルですが、更に一回りしてAUDIがトレンドを作った「シングルフレーム」というスタイルで、再びフロントグリルの存在感が求められるようになったのが面白いトコロ。デザインは繰り返すんですね。

 ということでここでは、最近私の周りでちょっと話題になった自動車のサイドビュー、中でもパネルラインがもたらす視覚トリックについて語ってみたいと思います。こちらも単純ながら視覚を惑わすには効果的で面白いですよ。

 そもそも、自動車のサイドに入っているパネルライン。かつての手作りに近い自動車の時代ではほとんど存在しませんでした。
 昔の自動車は、エンジン・タイヤ・ブレーキ・操舵機器や各種補機類などがシャーシの状態で組み立てられて一旦納品され、それを覆うボディは、専門の板金職人達がオーナーの注文に従いボディを作り、架装するスタイルでした。今で言う「カロッツェリア」ですね。カーナビではありませんよ。
 その職人達の誇りは、堅いはずの鉄板をよりなめらかに有機的なラインでまとめ上げることでした。今見ても、クラシックカーのフェンダーなどは、プレスでは作れない程複雑でなめらかな曲線ですよね。そんな時代ですから、ボディにラインなどを入れるのは野暮とされていました。

 それが、戦後の自動車大量生産時代になり、自動車のボディは手作りではなく、工場で鉄板をプレス加工して大量生産するようになります。また、ボディのモノコック化も進み、ボディ外装はそれなりに応力を受け止めなければならなくなりました。
 その課程で、薄い鉄板の強度を上げるために、パネルに折り目を付ける「パネルライン」が採用されるようになります。しかし、このパネルラインは、後にボディの強度を上げる為だけではなく、様々なデザイン、視覚のトリックなどに使われるように進化します。

 まずは下の図をどうぞ。クリックしても拡大はしませんが、別ウインドウで開きますので、文章の横に置いた状態で以下の解説を読んでみて下さい。

panelline

 :架空の自動車のサイドビューです。架空と言いつつAUDIっぽいのはご容赦。自動車の横顔は、光やパネルのラインがないと、割とのっぺり、ずんぐりとしています。

 :そこで、ボディにラインを入れてみます。この腰高で地面に対して水平なラインは、80〜90年代のドイツ車が多用していたスタイルで、端正な印象があります。当時のドイツ車は直進安定性の鬼でしたので、何処までも真っ直ぐ高速で走るドイツ車のイメージにピッタリです。
 また、水平方向に視覚が遮られるため、ボディをより低く薄く見せる効果もあります。

 :おそらく90年代後半のBMW辺りから始まったと思いますが、単なる速さではなく、良好な運動性、加速性を表現するために、パネルライン前部を少し下げて、地面を切り裂くようなイメージを表現しています。こちらのラインは、後にメルセデスベンツも採用し、従来の端正なスタイルとは違い、より躍動感溢れる新生メルセデスベンツのイメージになりました。

 :2000年代に入り、自動車のスタイルにも「ネオ・クラシック」的な流れが起き始めます。ボディーのホイールアーチは、90年代中盤まで、自動車のスタイルからむしろ隠す方向が主流でしたが、AUDIのコンセプトカー、アヴス・クワトロや、後の市販車TT、並びにフォード・フォーカスなどが、逆にホイールアーチを強調するスタイルを取り入れ始めます。
 当初は4輪駆動の高性能ぶりを強調する為のパネルラインでしたが、このラインは4駆以外でも流行します。タイヤの存在を視覚的に見せつけるため、アグレッシブな印象になるのと共に、ラインの位置を工夫することにより、ボディーを低く見せる効果もあるのです。今でも大・中型のミニバンなどで多用されています。

 :こちらは日本人のカーマニアにはお馴染みの「サーフィンライン」です。C10型スカイラインのトレードマークでもあり、以降数世代にわたりスカイラインのシンボルとなったパネルラインでした。
 後輪付近が強調されるデザインですが、当時の自動車は殆どが後輪駆動車であり、その付近に躍動感があるラインが入ることで、見る人に高性能を予感させます。
 このサーフィンラインですが、上記のような基本的スタイルは最近見かけなくなりましたが、複数のより有機的なラインを組み合わせ、自動車のキャラクターイメージを印象づける為に、今でも多用されています。

 :記憶違いかもしれませんが、日本のマツダが採用し始めた、前輪付近からの力を感じさせるパネルラインです。最近の自動車はFF、前輪駆動車が殆どになりましたので、その前輪のパワーを表現したデザインと言えるかもしれません。上記③のパネルラインよりも、よりフロントの駆動輪に視線が集中する効果をもたらします。

 といった感じで、全く同じ外見ながら、パネルライン1本(あるいは2本)で、各車随分とイメージが変わることがおわかり頂けると思います。
 実際は、上記のパターンに含めて、フロントバンパーやサイドスカートなどを用いてより複雑なラインを演出しているクルマも沢山ありますが、基本パターンは上記5パターンに分類できるのではないかと。

 また、このラインを分析すると、その自動車がメーカーにとってどんなキャラクターとして見られたいか、どんな人達に買ってもらいたいかが見えてきて、なかなか面白いモノです。

▼2014年02月24日

カフェレーサー…的な

R0320624.JPG 前回の車検を通すまでは、私のMGFも数ヶ月に1度位しか走らせてなかったので、バッテリが上がりっぱなしでした。
 これではイカンということで、最近では、毎週一度はちゃんとエンジンを回すようにしています。

 ただ、毎週のようにフリーで行き先を決めて出かけるのも面倒なので、近頃は土曜日か日曜日の朝どちらか、Fで高速道路に入り、おおよそ30分程度爆走(笑)した先にある、とある地方都市にあるスタバで朝を過ごすことにしています。そこで、ドヤリングして本を読んで…とまぁそんな感じ。

 朝のぼんやりした頭も、屋根をオープンにして高速道路の追い越し車線を走っていると、途端にシャキーン!となるので、本を読んだりするのが捗るのです。そのせいか、普段のスタバではソファ席に陣取る私ですが、このお店では大テーブルの堅い椅子に座ってひたすら本を読みます。

 何度か通っていると、休日の朝からカフェにやってくる人というのは、それなりに目的があってくる人が多いみたいですね。例えば、ノートパソコンで一生懸命Excelで資料をまとめている人とか、紙のノートとiPadを使って何かの試験勉強している風な人、また、大きな紙をテーブルに広げて、企画書(?)のアイディアスケッチしている人などなど…何度か見知った顔の人も何人かいます。

 折角の休日の朝、確かにゴロゴロとしながら午前中を過ごすのもいいのですが、土日共ゴロゴロしてしまうと、なんだかもったいないしね。

 表題にある「カフェレーサー」とは、元々イギリスから始まったバイクのスタイル。
 若い人達が、深夜営業しているカフェまでバイクで飛ばしていく為に、様々なチューンナップを施したことから始まります。そちらのコンセプトがクルマにも降りてきて、郊外のカフェやレストランを目指して自分の車をチューンナップするといったコンセプトです。

 私はバイクの方は良く知りませんけど、クルマでいうカフェレーサーとは、大体が小型車をベースにして、外見のモディファイは控えめに、足回りを強化したり、ハイグリップタイヤに履き替えたり、コーナーを曲がりやすくするためステアリングを変更したり、チューンナップのステージとしては、ライトからミドルまでの範囲になります。
 街中を飛ばすというコンセプトなので、爆音マフラーに替えたり、市街地だとガチンガチンに音を出すような強化デフ装着したり、路肩の段差を引っかけてしまうような車高調整チューン等とは違います。あと、カフェに集うような若者は基本的にお金ないので、高価なパーツを投入しまくるといった感じでもなさそう。

 で、自分のFを見てみると…別に何もチューンナップしてないんですよね。オリジナルより大分低い車高は、足にロアリングナックルを入れているわけではなく、単なるハイドラ抜けだし(笑)、オリジナルと違うのは、タイヤとシフトノブくらいかな。
 それでも、週末のどちらか1日は、気分は遅れてきたカフェレーサーということで、朝の高速道路を飛ばすのが、近頃の習慣になっています。

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▼2014年02月23日

聡明な女は料理がうまい/桐島洋子

P2239034.JPG なにやら挑発的なこのタイトルですが、年末に出たブルータスの本特集2014で紹介されていた本。

 オビには「70年代のベストセラー、待望の復刊」とあります。初版(というか新装版)の第一刷が2012年9月。今回買った本は第二刷で2014年2月なので、あの特集に合わせての増刷かな?反響が多かったのでしょうか。

 読み始めると、1970年代的文章というか、ある種時代がかった雰囲気にのまれそうになりますが、ちょっと変なのはその気取った表現だけで、文意についてはとても普遍的で今の私達にも通じる事が書いてあります。つか、すごいよね…この人って。

 ウーマンリブ的な部分に幾つも触れてはいますが、これもまた時代なんですかね。因みにこの著者は世間で言われている所の「リブ」的人生論には全く興味がないようで…って当たり前ですよね、この人の生き様を見れば、男女の違いとかそんなの超越してる、とてもエネルギッシュでスタイリッシュな生き方をしてます。

 で、表題にもある「聡明な女は料理が…」ってのは、わかる気がするんですよね。私は別に女じゃないですが、料理というのは綿密な計画性と大胆な実行力…が求められる行為だよなぁと思います。
 確かにこれって、いわゆる世間で言われるステレオタイプとしての「女性的」な行いではないと思うんですよね。なので、女性に限らず男性でも、料理がうまい人が「聡明」ってのは、私も多いに賛成です。

 女性の家事が大変なのは、実はそれぞれの作業そのものではなく、毎日決められた資源(冷蔵庫の食材・資金)などを頭に置きながら、料理、洗濯、掃除、買い物、そして時には育児といった多くのことを毎日自力で計画を立て、実行しなければならないことだとの意見もあります。
 つまり、料理に限らず家事全般をちゃちゃっと片付けられる人は、自己計画能力と判断力に長けているわけで、そりゃ頭ちゃんと使う人じゃないと出来ないよね…と納得。

 前半がエッセイ、後半は短い時間の中でちゃちゃっと作る事が出来る料理の実践レシピが載っていますので、ある意味おトクな本かもしれません。

 あと「ツノっぽい」という表現は、なかなかイイな思いました。そそ、食欲だけでなく性欲も旺盛な人は魅力的だよね。

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京急杉田・手打ちそば福寿

R0320561.JPG 一部で「不倫の香り」がする街との噂がある神奈川県の杉田。
 不倫する相手も甲斐性もない私ですが、JRの新杉田ではなく、京急新杉田駅すぐ近くにある手打ちそば「福寿」というお店にやってきました。

 見た目は街にある普通の蕎麦屋みたいな佇まいですが、お店の中もそんな感じ。ただ、休日の割に隻は全て満員で、私もかろうじて1席確保できたタイミングでした。また、注文町の最中にも数組お客さんが入ってきて、空き席がない事を知ると残念そうに引き上げていました。

 まだ雪の残る寒い日の午後、私が注文したのは「かけそば」です。注文を待つこと5分位?温かいお蕎麦がやってきましたよ。
 透明感のある汁の中に、ちょっとくたっとした感じのお蕎麦。そして上には薬味の葉物野菜が少々と、柚が入っています。ま、柚子は出汁なのでそのまま放置で、まずは野菜をサクッと食べてから、そばをササッと。うまい!

 そばの後の汁も、サッパリと飲みやすく、とても美味しかったです。街の中にこういう気取らない感じの美味しいお蕎麦屋さんがあるっていいなと思いながら、お店を後にしました。

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宮本常一公演選集3:都市文化と農村文化

R0320625.JPG 農文教から出版されている、我らがみやもっちゃんの公演選集も、3巻まで発刊されました。

 しかし、相変わらずこの人の話は、本当に全てアタマに入れたいというか、素晴らしい見識ばかりです。また、知識の量が異常です。
 この本は、原稿用紙をまとめて出版しているのではなく、宮本常一がその口で語ったことを文章にしているわけですから、恐ろしいものです。
 そして、ひとつの事例に対しての枝葉末節まで知り尽くした上での公演は、生で聞ければさぞ面白かったに違いありません。

 本書の初版発行日は、奥付によると、2014年1月28日になっていますが、だとすると次の4巻は3月末ですかね。今から楽しみです。

RICOH GR


▼2014年02月14日

引くより押すべし

 通勤途中でよく「日野・コンテッサ・1300クーペ」を見かけます。中の運転手は作業着っぽい服装していますので、通勤中なのでしょう。こうやって日常で旧車と暮らしている姿は、実にいいなぁ…と思います。

 このコンテッサですが、エンジンが後ろにあるR/R(リアエンジン・リアドライブ)方式です。今では信じられませんけど、昔はR/R方式の自動車の方が、効率的だと言われていた時代がありました。

 自動車が単に直線(とまではいかなくても鉄道並みに緩やかなカーブなど)状のルートを加減速するだけでしたら、R/R方式は確かに有利です。何故なら、走行中重心が見かけ上後に移動しますので、後の駆動輪に荷重がかかり、良好なトラクション(対地摩擦)を得ることが出来るからです。
 現在主流になっているF/F(前輪駆動)方式は、その構造上加速時に満足なトラクション(対接地摩擦)を得ることが出来ません。何故なら、F/F方式は加速すると重心が駆動輪よりも後に移動してしまい、肝心の駆動輪にかかるトラクションが不足するからです。
 逆となる減速時についても、R/R方式は車体重心が自動車の中心方向へと移動して減速効率が上がるのと違い、F/Fは車種にもよりますが、重心が車体より前に移動してしまうことがあるため、ブレーキ抵抗が前輪に集中してしまい、あまり良好ではありません。

 その代わり、自動車におけるF/F方式は、安定した直進安定性、操舵性をもたらします。これは重心と駆動部分が前にあり、その他の部分を引っ張るからです。単に物体を動かすだけなら、後から押す方が理にかなっていますが、物体を任意の方向に誘導しながら移動させる場合は、むしろ引っ張った方がコントロールしやすくなります。
 今使われている多くの自動車は、直進的に移動するだけの乗り物ではないので、これは理にかなっているのかもしれません。

 自動車と違い、水の上を走る船の駆動方式は逆に、駆動力が後へと移動していますね。
 初期の手こぎ船はともかくとして、風の力を必要としない蒸気船は、初期のタイプでは船体左右中央横に、水車のような大きな輪がついていた外輪船が主流でした。
 しかし、その外輪はすぐに船体後ろへと移り、やがて水中に完全に没するスクリュー式となります。船の場合、エンジンは船体中央底付近に設置されることが多いので、R/Rとまではいかないかもしれませんが、駆動力は後へと移動してゆきます。

 そういえば、空を飛ぶ乗り物でもF/F・R/Rの違いがあります。
 かつてのレシプロエンジンを搭載していた戦闘機達は、ボディ前面にエンジンがあり、大雑把ではありますが、飛行機の翼が自動車でいうタイヤと考えれば、F/F方式と言えます。それに比べて、第二次大戦以降のジェット戦闘機は、概ねエンジンとその噴射口が機体後端にありますので、R/Rと言えるかもしれません。

 飛行機…特に戦闘機というと、ひらりひらりと空を旋回して自由に舞う…といった姿を想像しがちですが、実のトコロそういった空戦は、第一次世界大戦から第二次世界大戦初期で終了します。それ以降の空戦は、もちろん例外はありますが、基本は「Hit and Run(一撃離脱)」と呼ばれる戦いが主流です。ここで求められる機体特性は、旋回性能よりも、素早い加速・上昇性能だったりします。
 絶対的な旋回性能なら、自動車同様、頭にエンジンを積んだレシプロ方式の方が物理法則的に優れています。これは上記で書いた自動車と一緒ですね。しかし、それよりも、効率的により速く飛ぶことを求めて、エンジンはジェット化して機体後端に配置されるようになったのでしょう。
 そういえば、日本陸軍が大戦末期に試作した「震電」は、旋回性能を犠牲にしても、とにかく素早く襲来するB-29に立ち向かうという迎撃戦闘を想定した設計なので、より速く飛ぶためにエンジンとプロペラが後ろに配置されたR/R方式になっています。

 空を飛ぶといえば、ロケットも初期はF/F方式です。
 ロケットの父と呼ばれるゴダードのロケットも、初期のタイプは噴射口が本体上にあるという、今でいうとちょっと想像しがたい形状をしていました。これは何故かというと、ゴダードも本当はボディの後端に噴射口を設けたかったのですが、それだとロケットが直進してくれない…つまり曲がりすぎてしまうという事から、このように無茶な構造を取らざるを得なかったのです。自動車や飛行機では問題ない良好な旋回性能が、逆に徒になった例かもしれません。
 もちろん、こんな形のロケットは効率が悪すぎるため、すぐに噴出口のコントロールを工夫して、後端噴射式になります。自動車でいうR/R方式になるわけですね。

 とまぁ、色々書き連ねましたけど、世の中の乗り物は自動車以外全て、進歩の過程で、力を前から引っ張るのではなく、後から押す方式に変わってきました。
 なので、ひょっとしたら、自動車の世界も近い将来、またRR方式が主流になるのかもしれない…なんて、古きコンテッサを見て妄想したのでした。R/R方式…なんだか夢がありますね…と思うのは、自分がクルマ好きだからなのでしょうか。

 そうそう、鉄道には触れていませんでしたが、例えば今の日本で、機関車が客車を引っ張る方式の、動力集中式の列車がほぼ消えた代わりに、列車編成内の台車が駆動力を分担するという、動力分散式…要は普通に走っている電車や新幹線方式ですね…が主流になりました。
 これもF/FからR/R…とは言えないまでも、駆動力は微妙に後へ移動していますので、船・飛行機やロケットなどの乗り物と同様、R/R方式への流れと同じと言えなくもない?

▼2014年02月10日

那由他、再訪問

R0320508.JPG まだ雪が残るつくば市内。お昼は折角なので、ちょっと郊外にある「那由他」まで足を伸ばします。

 今回そちらで頂いたのは「あられそば」というメニュー。蕎麦の実を油で揚げたものが暖かいお蕎麦にかかっています。本当にお茶漬けのあられみたいですね。あられの下には大きく香ばしい海苔が敷いてあり、お蕎麦はその下です。

 薬味として、七味唐辛子と、一味唐辛子、そして黒唐辛子の三種類が一緒に出てきます。折角なので黒唐辛子をかけて頂きました。

 上に載った蕎麦あられは、油の感じがあまりせず、サッパリとして本当にお茶漬けのあられのよう。それでいて噛むととても香ばしい感じ。
 下の海苔も、軽く火であぶっているんですかね。すぐ口にしたせいか、パリッとした歯触りがします。

 肝心のお蕎麦ですが、少しくたっとしたゆで加減。以前食べたときはこういう感じでもなかったので、メニューによって茹で具合を変えているのかな?とにかく、このくたっとした感じがまたとても美味しかったです。

 最後、お蕎麦を全て食べ尽くした後、汁の中にあられが結構残っていて、ちょっとあられの量おおすぎかな?という気もしましたけど、最後の最後まで汁も単調にならず飲み干せたので、いい感じの塩梅なのかもしれません。

 何年ぶりかの那由他訪問。昔と変わらず美味しさで、とても満足しました。

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RDG・レッドデータガール/荻原規子

P2109024.JPG 怒濤のカドカワ電子書籍70%オフ期間を利用して購入(セール期間はもう終わっています)
 このお話、以前アニメにもなっていましたよね。確か1話を見た記憶がありますが、アニメの方の泉水子は、原作で描写されているところの、ちんちくりんな少女ではなく、今風なアニメ的美少女にアレンジされていますので、正直アレな気がします。自らの容姿にコンプレックスをもっていてこその泉水子だと思うのです…こちら、旧版の表紙、酒井駒子氏に描かれた泉水子の方がそれっぽくていいです。

 それはそうと、原作は面白い。こういうジャンル、なんていうんでしょうね。ジュブナイル小説とも言えない気がするし、もちろんラノベではない(現在ラノベ風表紙で再販されてますけど)、高学年向け児童文学なんですかね。
 丁度仕事でクソ忙しい毎日だったのですが、割と止まらず、結構短期間で全6巻制覇したという感じ。

 この小説読みながらずっと思っていたのですが、泉水子って、いつも一生懸命自分の事とか他人のこととか考えてるんですよね。みんな自分の事とか他人のこととか、いつもこんな真剣に考えているのかなぁ…と。申し訳ないですけど、私の場合、1人でいるときに他人のこととか全くといって良い程考えてないです(笑)。この辺がリア充と非リア充の差なのではないかと、読みながら思ったりも。

 その他、式神とか山伏とか、世界設定が厨二設定全開だったりするんですけど、主人公を始め周りのキャラ達が、分相応に幼い思考の持ち主なので、あまり違和感はありません。全6巻の間、中だるみもなく、常にハラハラどきどきしながら読み続けられました。

 最終巻、読み終えてしまうのが少しもったいないな…と思った小説は、久しぶりかもしれません。

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▼2014年01月13日

SONY ZX-1

P1138992.JPG 今までずっと、ネットワークウォークマンをDisってきた私ですが、小室哲哉も認めた(?)コレは認めざるを得ません。試聴機で聴いて、確かにすごい音だと思いました。

 つことで、市場では品切れが続く中、辛抱強く予約待ちをしていて、ようやくお正月に入手。公式では「バーンインに100時間」と書かれていまして、まだ100時間は聴いていないような気がしますが、とりあえず簡単にご紹介を。

 このZX-1、なにやらオリンパスのデジカメと間違いそうな形式名ですが、SONYが現状で高音質化のDAPにできる事の全てを突っ込んだそうです。
 そのため、定価は何と74,800円。公式サイト見てもらえばわかるとおもいますが、DAP(デジタルオーディオプレーヤー、以下DAP)にはあるまじき高品質大型コンデンサを搭載したせいで、おしりがでっぷりとしています。また、ミニステレオ端子の真鍮もすごいですね。このパーツだけでいくらかかってるんだろ…と、見た目からしてヤバい感じのネットワークウォークマンです。

 かつても、ソニーのネットワークウォークマンというと、それなりに高音質を売り文句にしてきた機種があったのですが、私が店頭で試聴する限りはみんなダメというか、ハッキリいってiPhoneの方が音が良い。特に「ソニートーン」とも言える、あの不自然な高域と中低域のキャラクタは許しがたいモノがあります。
 しかし、このZX-1はさすがに格が違いましたね。キャラクタこそソニーそのものの音ではあるのですが、そういった「好き嫌い」の評価を覆すほどの緻密な音楽表現にはすっかり参りました。特にハイレゾ音源を再生したときのあの自然で伸び伸びとした音像表現は、ちょっと他では味わえない快感です。
 今までウォークマンの音をクソだのタコだのお前の母ちゃんデベソwだの散々Disってきた私ですが、店頭で数回試聴した結果購入を決意。ただ、商品はバカ売れで在庫ありませんでしたので、予約扱いでしたけどね。で、ようやくお正月になって手に入ったという訳。


●さっそく音楽を転送するのん!

 私はマカーですので、ソニーのMedia Goというソフトウェアは使えません…が、今のソニーは随分マカーにも寛容になったようで、Content Transferといわれるファイル転送ソフトが用意されています。
 起動すると,デスクトップ上にウォークマンのイラスト付きのウインドウが出てきて、そこに転送したいファイルをドロップすると、それぞれが必要なフォルダに振り分けられて転送されます。始めは「面倒かな?」と思ったのですが、iTunes上からプレイリストをそのままドラッグしても、必要な曲とプレイリストが転送されますので、なかなか便利。
 ちなみに、doubleTwistという、MacのiTunesとウォークマンを同期するソフトもありますが、ALAC形式のファイルの同期に失敗したり、訳わからず落ちたりと、全く安定しませんので、私は使っていません。

 ZX-1の容量は128GB、実容量で110GB位だったかな?普段iPhone 64GBで同期しているプレイリストを全て突っ込んでもまだ余裕があります。そしてファイル転送が速いです。初回で60GB位の楽曲転送を行ったのですが、大体1時間程度?iPhoneだと到底こんな時間では終わりません。

 ZX-1はAndroid4.1端末なので、お好きな音楽アプリが使えるのですが、Androidの音声出力を通さずに音楽再生出来るアプリは、今のところ標準アプリだけだそうです。ま、コレで特に困る事も無いですけど。

 ただ、アプリの使い勝手については、iOSの標準音楽アプリに比べかなり劣ると思いますね。特に単曲の再生から、それに属するアルバムへの遷移がないのが気になります。あと、画面のセンスはね…ま、これは言っても仕方ないので止めとくか。


●音楽聴くのん!

 つことでいよいよ音楽再生。
 正直言って、購入後開封したばかりでの音楽再生はかなりガッカリしました。いわゆるウォークマン的…というか、あの嘘っぽい高音質感ね。コレは酷いという感想ではありましたが、ま、バーンインで化けると判っているので我慢します。ユーザーの中には、速くバーンインを終わらせるために、夜間や仕事に行っている最中など、大音量でガンガンに音楽かけっぱなしにしているという人もいるようですが、これも楽しみっちゃ楽しみだと思いますので,がまんがまん。

 大体、2〜3日後くらいからですかね。音がなめらかというか、重心が座ってきてガッチリしてきたのは。キャラクタ的にはソニートーンではありますが、なかなかいい感じです。これよこれ。試聴機で感動した音は。
 今では2週間位経っていますので、更に音が変わっている気がしますが、2〜3日後に少し大きく音が変わった以降は、今のところ音の変化は小さいです。この先更に良くなるのかな?

 手持ちのイヤホンで色々試してみたのですが、今のところ非常に相性がいいと思うのは、開発者も隠れオススメ(?)している、MDR-EX800STでしょうか。こちらのイヤホン、従来はどうも解像度の主張が大きくて少しカリカリしている感じがしていたのですが、ZX-1で鳴らすとかなりいい感じ。
 K3003は、そりゃすごいです。ただ、こちらは相性というか、何で聴いてもすごいイヤホンなので、EX800STで感じる「相性がいい」というのとはまた違うかも。
 その他、ヘッドホンだとATH-ESW10JPNが素晴らしかったデース。

 とまぁ、ZX-1はどんなイヤホンやヘッドホンでも高音質で鳴らせる印象ですが、それなりに相性もあるようですね。

 音質設定では、ウォークマンお馴染みの「ClearAudio+」や「DSEE EX」があります。設定のメニュー階層的にソニーのオススメは、ClearAudio+をオンにすることなのかもしれませんが、正直コレはないな…という感じ。
 DSEE EXは、ハイレゾでない音源の補完再生技術だそうですが、こちらはアリ。ただバッテリ結構食います。公式でどこかに発表がありましたが、コレをオンにすると、30%位余計にバッテリを消費するそうです。


●外で使ってみるのん!

 つことで、ウォークマンなので当然街に持ち出して使ってみます。いや〜モバイル環境でこんなにいい音聴けるなんて幸せだわ〜と油断してはいけません。これ…バッテリ食い過ぎだろオイ!

 リチウムイオン電池は、新品状態から活性化するまでにしばらく時間がかかりますので、初期に何度か充電サイクルを繰り返すと少しは駆動時間伸びますが、にしても、音楽アプリで音楽聴くだけで、自宅から会社まで行くのにバッテリ消費50%台には笑いました。
 実際、通勤中に電車に乗って音楽聴いて歩いてる時間は、正味40分くらいだと思いますので、このペースだと1時間ちょっとしか保たない…。

 その後、1週間位してからバッテリ駆動時間については少しはマシになった気がしますが、カタログスペックにある充電池持続時間(?)である32時間保つことはあり得ません。DSEE HXオンの状態で音楽再生のみで、せいぜい3〜4時間じゃないですかね。ま、これだけ聴ければ通勤途中に困ることはないのでいいんですけど、遠くにお出かけ…みたいな場合は、別途モバイルバッテリ必須だと思います。


●アンドロイド端末としてはどうなん?

 近頃のハイエンドウォークマンの例に漏れず、ZX-1もAndroid端末です。バージョンは4.1。ただ、載っているCPUなどは、二世代前のスペックなので、あまりAndroid的には期待しない方がいいかもしれません…が、ingress入れてみてコレはすごいと思いましたよ。今まで世のアンドロイド端末はクソだのタコだのお前の母ちゃんデベソだのww散々言ってきましたが、クソでタコだったのは、MotorolaとGALAXYだったんですね。反省します。

 とにかくGPSの掴みが速いので、最近少し倦怠気味になってきた、イングレスのレジスタンス解放運動も捗りそうです。ただ、イングレス起動してるとバッテリマッハで消費しますけど(笑)
 ちなみに、ZX-1で聴くイングレスの効果音はすごいです。バースターぶっ放したときとか、ちゃんとステレオでレゾの破壊音があちこちから聞こえてくるのね。また、被害効果によって音の出方も違ったりしているようで、比較的高い音での破壊音や、ズシンと響く破壊音など、効果によって何種類かあるようです。カッコいい!

 当初はアカウント設定しないまっさらなAndroid端末として使おうかと思っていたのですが、それなりに高価な端末だし、Googleアカウント設定しておけば、Googleマップ上で端末の位置確認やロックが出来ますし、そもそもイングレスをインスコしたので、やはりアカウント設定します。
 それでも、メールやツイッタなどの基本アプリしかインスコしていませんけど、音楽再生中にこれらのアプリが通知情報吐き出すと、音楽再生が途切れたりするのは、ま…愛嬌ですかね。こういうのiOSではあり得ないけどね。


●うちはなぁ…ライバル、ライバルのDAPも熱いと思いますが!

 考えてみれば、イヤホンで10万以上する価格帯の製品が売れている訳ですから、74,800円のこのDAPが売れない訳はない…訳で、ソニーのような大手は参入していませんが、以前から高価格帯のDAPはそれなりにありました。

 2chでさっそく叩き合いになっているのが、Astell&KernのAK120
 ネットでの悪口合戦を読むと、AK120の方がより自然でフラットな音らしいですが、以前こちらの機種の前身であるAK100を聴いたときは「あ、音いいね」ってだけの感想だったので、ああいう味付けの延長線にある音なら、個人的には興味ないかな。
 もちろん新機種は音質もアップしているんでしょうけど、意外と初回機のキャラクターって、世代変わっても変わらないんだよね。そういう意味ではこのZX-1も、ソニーらしい音の延長上にあるし。

 もう一つが、iBassoのHDP-R10
 これは申し訳ないけど、買う寸前までいった(笑)。ただ、私が買おうか検討している段階で、丁度本体のファームアップデートが行われて、アンドロイド端末ながらアンドロイドマーケット機能が止められたんですよね。ま、音質のことを考えれば、仕方がない事なのかもしれませんけど(ZX-1ですらAndroidの割り込み処理で再生途切れるし)、アンドロイド端末なのにアプリインスコ出来ないとはなぁ…と考えてるウチに物欲消えました(笑)
 ただ、こちらの再生音は素晴らしかった。ずしりと腰が据わった広大な音像表現は、よりオーディオ的な快感をもったDAPだと思っています。そろそろ新機種が出るのか、それともこのまま終わるのか。個人的にはもっと進化してほしい機種ですね。

 その他、ライバルとは違うかもしれませんが、主にiOS機器からデジタル出力を取り出して増幅する機能を持った、ポータブルアンプも数多く存在します。
 全てを聴いている訳ではないので余り偉そうな事は言えませんけど、それらのペアなら音質上ZX-1を凌駕する組み合わせは多数あるのでしょうが、ZX-1は単体で済む事に意義があるのではないかと。
 私もiQube持ってまして、買った当初はiPodとの組み合わせは最強!だと思っていましたが、だんだん面倒くさくなって持ち出さなくなりました。あれに準ずるクオリティをZX-1は単機で実現してると思えば、すごいことだと思います。


●で、結論はなんなの〜ん?

 つことで、つらつらと書いてきましたけど、結論としてZX-1の話題は、74,800円というふざけた価格ばかりが先行するようですが、考えてみれば、昔のモバイル嗜好なオーオタは、当時としてはクソ高価だったWM-D6とかWM-DD9とかD-E01とか必死で手に入れてモバイル高音質再生を楽しんでいた訳で(全部持ってますがw)、それらの機種が当時で軒並み4〜6万円したことを考えると、このアベノミクス時代に74,800円とか屁みたいなもんすよ(嘘)

 この金額でこれだけの音が外で楽しめるんですから、本当に時代は進歩してるなぁ…と思います。久しぶりに「ソニーさん、ありがとう!」といいたくなる機種でした。

 写真はZX-1本体と、下は純正付属ケースが使い物にならないので、オシャレな雑貨屋さんで買った布製のケース。ゴルフしてる人や自転車に乗っている人の柄がカワイイです。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2014年01月11日

日本のブラジル・群馬県小泉町へ

R0320399.JPG 冬休み最後の日曜日。折角なので出かけてきましょうと思い、朝の8:00位に、東武伊勢崎線の下り電車にBromptonと一緒に乗り込みました。
 その時点で目的地は決めていなかったのですが、なんとなく館林まできた後、東武小泉線に乗って小泉町へ行こう!と思い立ちます。

 東武小泉線というこの路線…おそらく、関東地方に住んでいる人も耳にしたことある人は少ないのではないかと。こちらは、群馬県館林駅から、足利市駅まで伸びる伊勢崎線の支線です。ついでにいうと、東小泉駅から小泉町駅までも小泉線となっており、こちらは完全な盲腸線。ただ、一般的に小泉線を走る旅客列車は、館林を起点として小泉町駅まで向かっています。ちなみに、小泉町駅から先、荒川河川敷までは、かつて仙石河岸線という路線がありました。

 さてこの小泉町、群馬県南部の平野部に広がり、沢山の工場が建ち並ぶ、北関東の典型的工業都市。そして、この小泉町が有名なのは、ブラジル人労働者がとても多いという事。そのため、街の中には至る所にブラジル食材の店があり、協会があり、黄色と緑がモチーフになった看板が沢山あります。また、列車や駅の付近で歩いている人も、日本人とはちょっと違う雰囲気の人が多くて面白いです。あ、小泉町駅の構内には「ようこそ日本のブラジル小泉町へ」という看板もありました。

 つことで、大体朝の11:30頃に小泉町駅に降りてBromptonを組み立てた私は、まず、かつての仙石河岸線を偲ぶため、路線跡の歩道を南下。荒川沿いまでやってきます。
 ま、寒いし風も強いしで再び小泉町へ戻り、ブラジル人街(といっても北関東なので密集した街並みではなくだだっ広い感じ)を見て回ったり、日本で初といわれるブラジルマーケットを見たりと…この辺はデイリーポータルの過去記事の方が詳しいのでそちらをどうぞ。

 とまぁ、自転車で回る分には30分程度で回れてしまうこの街。それなりに楽しかったですけど、コレで終わりとする訳にもいかない。仕方がないので、小泉線沿いを館林駅まで戻ろうかなと。

 目的もなかったので、かなり低速でぶらぶらと時間をかけて館林駅まで戻ります。その時点で大体13:00時過ぎだったかな?これから栗橋駅方面に戻るかなと思いながらも、なんとなくスマホでイングレスを立ち上げてみます。

 いやね…最近では外出時にingress立ち上げるのがクセになってて、ちょっと自粛した方がいいかなと思っていたんですよ。地方のポータル巡りも悪くはないけど、逆に地方を走っているときの目的がポータル探しになるのは宜しくないんじゃ無いかなと思って…なんて事考えながら付近を見ると、緑色の怪しげなコントロールフィールドが!早速intelMapを立ち上げると、佐野のアウトレットを起点としてフィールド出来てるじゃねぇか!行くぞ!って…これだからダメなんだよねw。

 つことで、目的変更、急遽館林駅から、佐野のプレミアムアウトレットへレッツゴー!北風が辛い。

 公式Webサイトのトップイメージにあるあの塔そのものがポータルになっていますので、Bromptonを駐輪場に止めて、リア充真っ盛りのアウトレット内へ進入!バースターをぶっ放して無事佐野アウトレットを我らがレジスタンスの手に取り戻し、ついでにマガハでお洋服買っちゃったりして(笑)、用が済んだので帰路につくべく南下。

 更に途中にあった、古河市付近と、埼玉大橋付近にあったフィールドも潰して、東武伊勢崎線南栗橋駅に到着したのが、大体17:30頃。辺りはすっかり暗くなっていましたね。

 そこから、東武伊勢崎線に乗って帰宅しました。当日の走行距離は72km程でした。しかし寒かった。

RICOH GR

▼2014年01月03日

古本屋さんに本を買いに出かける

R0320334.JPG セコい話ですがw、最近ではちょっと「お高い」本が欲しくなると、ついついネットの古本屋さん検索を利用してしまうんですよね。そこで在庫を発見すると、実際に買いに行くという流れ。

 で、この前でかけてきたのは、東京は京王井の頭線「駒場東大前駅」近くにある河野書店というお店。静かな住宅街の中にある、とても雰囲気の良い古本屋さんでした。

 最近では、新刊を扱っている普通の店が、軒並み店構え、ラインナップ共に画一化されていく中、昔ながらの本屋さんの個性ってのは、古本屋さんの方が濃く残っている気がします。
 私がネットで見つけた古本を、通販を利用せずにわざわざ出向いて買いに行くのは(行けば売り切れてたというリスクを承知の上)、やはり、こういう本屋さんの雰囲気が好きだからじゃないのかな〜と。

 あと、自分が欲しい本が売っていた本屋さん、他にどんな本が並んでいるかも興味ありますよね。ひょっとして自分が知らなくて面白そうな本に出会えるかもしれません。この当日も、目的の本以外に数冊買ってしまったし。

 こういう楽しみがあるから、アマゾンがあろうと、会社の近くに三省堂本店などの大型書店があろうと、理由を付けて各地の古本屋に出かけていくのです。

 ちなみに、この日買いに行った本は、以下のリンクから。

まっかちん.Web / アラビヤン焼きそばファン倶楽部 / ESSAY / LINK / フラットな地球 / Photography. Blog*/ 記事INDEX
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