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▼2017年02月08日

若者はPCを買わないのか?

 この前の週末にちょうどこういう話を友達としていたので…。

 若者はPCを持っていない──NECが危機感、挽回へ女子大生との「共創」モデル3月発売

 う〜むという感じ(笑)
 ちょうど「今定番のWindowsノートPCってあるのかな?」という話をしていたとき、今度のNECのモデルがいいとの話を聞いていたので、このニュースもつい目に付いたのだが、確かにWindowsノートPCが必要な人には良いスペックかもね。ただ、この記事の見出しにあるような「PCを持っていない若者」が、このPCを欲しがるかといえばかなり微妙。というかこれを見てPCを初めて買おう!と思う人は少ないのではないかと。

 ちなみに自分はノートPC歴がかなり長く、というか基本的に家庭で使うPCはノート以外あり得ない(例外がiMacとサーバー用途のMacminiなのだが)という生粋のモバイラーなのだが、モバイラーの自分にとってノートPCは何を気にするかというと…

1:筐体の頑丈さ
2:携帯性
3:バッテリの駆動時間(これは携帯性にも直結する)

 で、一番始めに購入したPowerBook540cは、当時としては筐体の頑丈さも携帯性もバッテリ駆動時間(3時間×2)も画期的なノートPCだった。かなり高価だったけど。
 その後何台かPowerBookを乗り継いで、途中はLet's noteに変更。あの頃のLet's noteは、携帯性とバッテリ駆動時間どれをとってもPowerBookはもちろん、その他のノートPCを2世代くらい置き去りにする高性能ぶり。ACアダプタを一緒に持ち歩かなくなったのもこのPCからだった。ちなみにここでいう高性能とはもちろんモバイルPCとしての高性能を指し、値段の割に物足りないCPUパワーやグラフィックボードの性能は全く気にしない。とにかくあの軽さでどこにでも持ち歩けて仕事と遊びに使える!というのがまさに新世界の幕開け的ノートPCだったように思う。実際自分の周りでも、モバイルPCで始めてLet's note買ったって人は何人もいたし。

 その後Let's noteを数台乗り継いだ後に選択したのは、MacBookPRO、このPCも当時初めて見たときは、アルミ削り出しユニボディがもたらす筐体の頑丈さとバッテリ駆動時間(カタログスペックと実駆動時間がほぼ同じになったのは MacBookProが初ではないかと)、そして外側にほぼ全く突起物がない、カバンに入れて持ち歩きやすいスタイルに惚れて購入。
 その2年後位には、更にモバイルPCとしての究極系に進化した、MacBookAirに乗り換えて今に至っている。

 自分はモバイルPCが必要だから買い続けてきたが、あの頃のLet's noteと、MacBookは、今までモバイルPCを所持していなかった人が積極的に買いたくなるくらいに魅力的なモデルだったし、現に私の回りでも初めてのPC、またはノートPCとしてこれらの製品を知ったことがきっかけで購入したという人が何人かいた。つまり、上記2機種はモバイルPCとして傑作だった上に、新たな需要を掘り起こしたモデルでもあるんだよね。

 ということで、今定番とされるモバイルPCって何があるだろう…と考えると、Let's noteは筐体が無理して薄くなったモデルは、かつてのようなタフネスさや長時間バッテリ駆動の魅力がなくなったし(特にバッテリの劣化が激しいんだよね)、対する新型MacBookはあまりにもミニマルすぎでどうも色々困りそう(USBポートがType-Cオンリーなのは問題ないにせよ充電含め1つはね)

 そもそも日本で圧倒敵シェアを誇るOSであるWindows10が、モバイル用途としてかなり微妙な上に、ハードメーカーもタブレットモードとか意味不明な機能をつけちゃうせいで、価格や重量が上昇し、筐体の強度やバッテリの駆動時間が低下してしまうという事態になっている。
 だったらChromeOSで充分じゃね?それだったらタブレットで、いやいや…ならスマホで充分だろう…みたいな流れが今の若者はPCをもたないって理由なのではないかと妄想。つまりゼロベースで「買いたくなるPC」が存在しないんだよね。

 なので、自分も今のところ手持ちのMacBookAirを買い換えたいとはあまり思っていない。というか、MacBookAirの筐体でCPUがパワーアップしたりレティーナディスプレイを搭載した後継機があれば買い換えたかもしれないけど、残念ながらスターバックスで一世を風靡したMacBookAirは、ちょっと微妙な新MacBookに置き換わりつつある。対するWindows系モバイルPCは、OSを含め勝手に自滅しつつある。この状況で一般的な若い人達にPCを買って使えといっても…そりゃスマホで充分だよね、と。

 ちなみに話をモバイルPCに限定しているけど、逆に言えば今の時代、モバイル以外のPC(デスクトップを含む)は、それこそ一般の人達には全く必要とされないアイテムなので、この先デスクトップPCや持ち歩きを前提としないノートPCでヒット作が出るとは考えにくい。となると…PCという家電は緩やかに一般家庭から消えてゆくアイテムなのかな?なんて思ったりする。

 あ、PCに触れてないと仕事で困るなんて話もあるけど、スマホを使いこなしている人にとってPCの操作なんて、所詮は物理キーボードのあるなしの問題でしかない。コンピュータという概念を全く理解していなかった私達の世代とは全く違うし、操作だって3日もあればすぐに慣れるだろう。
 仕事で必要ならともかく「必要そうだから…」という動機でPCなんて買わない方がいいと思う。どうせ使わないし。

▼2017年01月30日

ノースフェイスのBCフューズボックスを使ってみた

IMG_8736.JPG 個人的に「デイパック」が好きではなく、カバンが好きな私でも、登山用途を除けばシティーユース用のデイパック、あるいはリュックサック(笑)を持っていなかったんですよね。

 特に理由がある訳でもなかったのですが、何となく見た目の問題として、若い子がダラーッと肩ひも伸ばしたグレゴリーもどきみたいなバックパックをくしゃくしゃにして背負ってる姿や、スーツ姿のサラリーマンがいかにもな黒いナイロン製ビジネスバックパックを背負ってる姿がいまいちシュンとした格好に見えなくて…バックパック愛用者の方には申し訳ないですが、ここはあくまでも個人の見解となりますw。

 ただ、近頃ではノートPCや本を多目に持ち歩くときなど、さすがの私もショルダーバッグではチと辛いなと思い始めまして、何かその手のモノをまとめて持ち運ぶのに便利なリュックサックはないものか?と辺りを見回してみると、今はノースフェイスのBCフューズボックスが流行なんすね。最近ではでっかい「は、北 顔」の文字が書かれたバックを背負っている人を街中でよく見かけます。
 形状もスクエアで荷物沢山入りそうだし、いわゆる「純アウトドアブランド」なデイパックと違い、余計なひもとかベルトとかぶら下がっていないシンプルな構造だし、シティーユースにはこういうモデルの方が便利なのかな?と考えてこれに決定!会社帰りの神田スポーツ街で購入。私が買ったイエローのモデルは来年廃番になるそうで、特価1万円ちょっとで投げ売りされてました。

 なんでイエローなんてド派手な色を選択したのかというと、このバッグの用途としては別荘通いも含まれてまして…会社がある九段下を19:00前に出ますと、鹿島臨海鉄道の別荘最寄り駅まで終電でなんとかたどり着けるのですが、駅を降りてからの夜道が、本当に足元も見えないくらい真っ暗なんです。真っ暗なのですがここは関東の田舎っぽく、たまにクルマが猛スピードで走ってきます。そういう場所なので安全性を考えても黒とか紺などの無難な色より、少しでも己を主張するド派手な配色くらいでちょうどよいかなと。
 というか皆さん、安全のために服装は少しド派手な色を身につけるよう心がけた方がいいですよ。ドライバーの立場から見ても、夜間の路上だと、黒や紺、茶系統のシックな色の服より、白や黄色の服は、例え反射材がなくてもドライバーから見え始める距離が全然違いますので。

 ということで、早速でかけてみました。
 まず主な荷物ですが、13インチMacbookPro1台、11インチMacBookAir1台、ADI-2 Pro1台、それに着替えの下着数回分と、メモ帳や充電ケーブルなど普段持ち歩いている小物類1パック、計測すると約9kgとでました。ザックならさほど苦にならない重量ですが、ショルダーバッグだとずっしり肩にくる重さです。これだけ入れても途中で飲み物やビールなどを追加で入れる余裕がありましたので、別荘通いの場合だと、容量的には問題ありません。最終的には+3Kg程度の荷物追加で計12kg前後?の荷物を背負って歩いていたことになりますが、これまでのショルダーバッグと違い格段に歩きやすいです。

 ひとつ注意なのですが、これは私のパッキングにも問題があり、途中追加で買った飲み物を荷室の上に入れたせいでもあるのですが、重いザックを背負うと若干身体の重心位置が変化します。
 そのせいか、夜道を歩いている最中派手にすっ転びまして、普段なら転倒までいかないほどのつまづきだったのですが、カラダが傾いた瞬間、背負ってるザックの重さに引っ張られるように倒れて顔から地面に激突!…ザック背負っているときは重心移動に注意して歩かないと本当に怪我の元だなと思いました。
 登山の時などは割と心がけてちゃんと歩くのですが、シティーユースだと意外と油断して普段通りにだらけて歩いたりします。ザック着用時はカラダの重心が変化していることを考慮し、シュンとした気持ちで歩くよう心がけましょう。あ…中身の荷物はノーダメージでした。転倒時に着用していたヘッドホンにはキズがつきましたが、これはむしろヘッドホンがあったから顔面へのダメージが軽減されたと解釈して由とします。

 派手にすっ転んだことを除けば、なんだかんだでやはり荷物を背中に背負うのは楽ですね。手提げバッグやショルダーバッグで9kg+の荷物もって歩き回る気にはなれませんが、背負っていればラクチンなので、帰りは電車の乗り換えついでに成田山新勝寺とか見物してきちゃいました。成田山って行ってみると分かるのですが道中坂道が意外とあって、大荷物抱えたままだとちょっとメンドクサイ場所ではあるのですが、特にそういうことも考えず、普通に行ってみるかなって思えたので、ここはザックできて良かったなと。

 アウトドアユース、もしくは完全なボストンバッグのたぐいを除けば、今まで私の手持ちで最大積載量があったバッグはこちらのハウエルコラボの吉田製メッセンジャーバッグだったのですが、これでほぼ同様量の荷物を入れて出かけたときは肩が痛くて辛かった…。それに比べれば、このフューズボックスはそれ以上の荷物を持って歩いてもまだラクラクです。

 そうそう…それだけの荷物を背負って歩けば、後日肩こりとか辛いんじゃないの?というご心配もあるかもしれませんが、何故か私の体質なのか、皆無とはいいませんが生まれてこの方、肩こりや慢性的な腰痛に悩まされたことがないんですよ。
 何かやった結果として腰が痛い(いまは転んだせいで腰から脇腹痛いですけど)というのを除けば、因果関係が判明しない長期的な腰痛、肩こりは私の人生でほぼないです。なのでこのフューズボックスが肩こりや腰痛に良いのか悪いのか…という視点では判断できませんのであしからず。
 私は特に不満があった訳ではないですが、そういう意味では人間工学的に云々…といった設計がなされているザックでもないような気がします。

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↑グーグルリアルタイム翻訳だとこうなりますw

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▼2017年01月21日

AETのUSBケーブルEVO0508を注文

IMG_8717.JPG ADI-2 Proも買ったし、ちょうどアマゾンからアフリエイト入金も数千円分あったので、スケベ心を発揮してつい注文。
 個人的にPCオーディオ系の怪しげなネットワークケーブル騒動や高価なノイズクリーナーなどのたぐいは興味ないのですが、残念ながらUSBケーブルについては「音が変わる」というのを実感しちゃってますので仕方がない。

 初めは自宅で3mを使っているワイヤーワールドUltraviolet 7の短いの注文しようかと思ったのですが、どうせギフト券とか突っ込めば半額くらいで買えるんだしと、巷で評判の良いAETのEVO-0508/0.6mを注文。発送先はもう定番の別荘直でw。金曜日の夜に注文して土曜日の夕方到着しました。

 この手の高級オーディオケーブルにしては非常に簡素なパッケージのAET製品ですが、この会社の製品は、自宅だとスピーカー下のインシュレータ…というか発泡ゴムで使っていました。お値段もこの手の製品にしては結構安い。
 バカな原価厨がこんなの材料費数円レベルだろ…みたいな事いってるのを以前2chで見ましたけど、以前も書いたとおりホームセンターで普通にこの手のゴム片買ってもそんなに金額変わりませんので、ほとんどは流通コストみたいなもん。その流通で働いて仕事してる人だって大勢いますので、そのコストが反映されたこの製品は適正価格と言えるでしょう。これを高いといってる原価厨は、1度ゴムの木から原料採取して混ぜる原油も採取して個体化+発泡化して正確なサイズで断裁してパッケージに入れて全国のお店に1人で配って売ってみればいいのではないかと…なんていいつつ、既に自宅ではこのインシュレータ使ってないんですけどね(笑)

 話が脱線しましたが、早速使ってみます。
 今まで別荘で使っていたUSBケーブルは、エレコムのU2C-BF07BKという製品。高音質とはいいませんけど、変な音出さない上になんたって安いので、半ば使い捨てのつもりでA-BタイプやマイクロタイプのUSBケーブルを数本購入して、自宅や会社など色々な場所に常備しています。
 まずはこちらのケーブルで1曲ほど音楽を聴いてからAETに交換。ボリウムの位置なども正確に合わせて再生してみたのですが、あぁ…やっぱ全然違う、というかさっき聴こえなかった音入ってるよ…ってレベルで全く違います。音の情報量が増した上に、中央の定位がエネルギッシュになり、さらに中央以外の音のステレオイメージがより正確になりました。
 まー元のケーブルがアレなのであまり大げさに考えられるとちょっと困るのですが、PCオーディオで、USBケーブルについては残念ながら音が変わってしまうのです。これは、昼間再生していた音楽をまた聴き直したいって気持ちになりました。

 ケーブルの材質も、この手の高級品によくあるUSBハブが持ち上がってしまうような堅いケーブルではなく、一般のUSBケーブルと比較してもかなりしなやかです。必要な長ささえ確保すれば、ケーブルの取り回しで苦労することはないでしょう。

 USBケーブルとしては高価ではありますが、インタコに何万円もぶっ込んでいた老獪なヲマニ達にとっては、これくらいの金額は安いもんでしょう。信じる信じないは勝手ではありますが、まだUSBケーブルの音質差を実感した事がない人は試しに購入してみては如何?ダメならオクにでも流せばいいんだしね。

 ちなみに私見ですが、FirewireケーブルやLANケーブルについては、変わらないとはいいませんが、正直オーディオグレードのケーブルとして万円かけるほどの性能差はないかと思っています。もっともこの先万円かけるに値する製品が出てくる可能性もありますので、意味がない!とはいいませんけど。

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RME ADI-2 Pro

IMG_8701.JPG 発表されたときからずっとほしくて、発売日を心待ちにしていたのですが、初回出荷分はあっという間に蒸発、年が明けてようやく入手可能になってきました。
 こちらは、高性能オーディオインターフェイスで有名なドイツRME社の新しいオーディオインターフェイス、ADI-2 Proです。

 自分のRME歴は、思い起こせば2013年にヨドバシでFireFaceのUCを入手したときから始まります。今だから言いますけど入手金額は8万円くらい。あの当時では破格に安かったですね。その高性能ぶりに驚いて、2年後の2015年にFireFace 400の中古をツテで安く入手できる機会があったので、別荘用にもう1台買い増ししました。その他趣味で色々と安いオーディオインターフェイスは買いましたけど、この2台が私にとってのリファレンスであり、LINNのDSを別にすれば私のPCオーディオ環境になくてはならない機器としてここ数年間愛用しています。

 そのRMEが新しいオーディオインターフェイスを発売する!そんな発表があったのが去年の春くらい?でしょうか。当初の予定では2016年の夏くらいには発売されるとのことで、音も聴いてないにかかわらず楽しみに待っていたのですが、結局発売されたのは年末になってしまいましたね。そちらの出荷分は買い逃したので、私の手元に来のが2017年になってからとなりました。

 さて、こちらのADI-2 Proですが、実はこの機種の前にADI-2というモデルがありました。FireFaceシリーズの影であまり話題になっていなかったようですが、単にオーディオ用D/Aコンバータとして使う場合には面倒なPCによる設定が必要ないため、一部のヲマニさん達の間で高性能なのに安価なD/Aコンバータとして話題になっていたようです。
 今回発売されたADI-2 Proも、基本的にはPC側での設定が必要ありません…というかできないと言うべきでしょうか。MacでUSB接続の場合はドライバソフトすら必要ありません。USBで接続してOSのメニューからサウンドの出力先を選択するだけで使えます。私なんてついFireFaceのクセでTotalMix起動させちゃいましたけど、当然ながら ADI-2 Proの設定はなにもできません。本体の設定は前面にある3つのノブとスイッチで全て行います。この辺は逆にPC側から制御できた方が楽な気もしますけど、それは私がFireFaceシリーズを使っているからそう感じるのかもしれません。

 本体の設定方法については、分厚いマニュアル2冊とクイックマニュアル的な資料が同梱されています。基本はクイックマニュアルを一読して、シンタックスのこの辺のページを読めば問題はないかと。黒くて分厚いマニュアル2冊は、使い方というより、ADI-2 Proを使いこなすための設計思想やウンチクやらつらつらと書いてありますので、一通り設定が終わった後に音楽聴きながらのんびりと読みましょう。なかなか面白いことが書いてあります。

 肝心の音質ですがやはり素晴らしいですね。以前のFireFaceシリーズは高音質だけどやや分析的な趣もチラホラしていましたが、このADI-2 Proの場合だと音の基礎部分が大きく底上げされた印象で、音は緻密ながらも「分析」などという余計な事を考えさせないだけの説得力がある音です。
 それでも一般的なオーディオ用DACと違って、変換する音のキャラクター性は低く抑えられており、その辺りは純粋なリスニング用のDACと比べると薄口に感じる人もいるかもしれません。高音質ですがアンプやスピーカーを支配してしまう印象がないので、様々な機器と組み合わせて遊ぶのにも適している気がします。

 音源については、最大でPCM:768kHz/32bit、DSD:11.2MHzという、音質よりもむしろPC側のストレージ残容量が心配になってしまう程のスペックです。もはやそんな音を録音するマイクや再生するスピーカーや聴く耳はどうすんだって領域ですが、これは…まぁ、そういう時代なんでしょうね。
 そのアホみたいなハイスペックぶりの恩恵か、以前のFireFaceでハイレゾ音源を再生するよりも、ADI-2 Proで再生した方がよりハイレゾとしての音の差がハッキリします。これはハイスペックな音源に対して、ハードウェアがよりきちんと答えるだけの性能を持ったということでしょうか。

 使いこなしについては、私もまだまだこれからなのですが、電源はFireFaceシリーズの強化電源として有名になった、YAMAHAのPA-6がそのまま使えます。ただ、純正のロック付きコネクタと少し相性が悪いのか、コネクト部分が少し緩いようで、通電中にケーブルを動かしたりするとたまに電源が落ちます。DC側のコネクタを少しキツ目の内径2.1mmピンに変更した方がいいかも(ちなみにPA-6のDC端子は適合:内径2.5-2.1mmというスペックで少し緩めに作られています)
 ボリウムやゲインの設定は使う環境によっても違うと思いますが、私の場合、ボリウムは0デジベル固定で音量の調整はプリアンプから、プリアンプへの出力ゲインは+13dBuに設定しています。シンタックスジャパンによると+4dBuが一般的なオーディオ用CDプレーヤーと同様らしく、この設定を推奨しているようですが、色々試してみていいと思います。
 ちなみに本機は完全なデジタルプリアンプとしても利用可能で、そのままアナログ出力端子をパワーアンプにつなぐこともできます。ボリウムは本体のメインノブで行います。こちらはFireFace本体のマルチファンクションノブと違い、回すだけでそのままボリウムとして機能しますので、使い勝手も悪くないです。

 手持ちのFireFace 400とUC、どちらも性能的にはまだ満足出来るレベルですが、やはりADI-2 Proを聴いてしまうと「音がいいなぁ〜」としみじみ感じます。これはとても大事なことで、FireFace 400に至ってはもう発売されて10年選手のオーディオインターフェイスですが、まだ音は古びていません。そうなると、このADI-2 Proも今後10年位は性能に心配なく使えるという期待がある訳で、日進月歩のデジタル機器の中では極めて長寿命の機材となる可能性があります。
 販売価格はFireFaceのハーフラックサイズに比べて値上がりしましたが、興味がある人はなるべく早めに入手して、なるべく長い時間本機と付きあった方がトクなのではないか?使っていてそんな気持ちになりました。特にRMEの音が好きな人は絶対に気に入ると思います。

 ひとつトラブルですが、1度はじめて本機をアンプに接続したとき、PCから音楽の入力はあったようですが(本体グライコが動くので)、何故かアンプ側には「ブツッ・ブツッ」という断続的なノイズだけが再生されるという現象がありました。1度本機の電源を落として再接続したら直りましたが、ひょっとして純正以外のACアダプタ使っているせいかもしれませんね。
 私を含めこの手のアイテムはつい電源部分に手を入れたくなってしまいますし、一部オーディオ評論家は電源は非純正のアダプタに変えるべき…みたいな事書いたりしてますが、案外ACアダプタとか寿命で壊れるもんですし、それが原因で電気製品が壊れるという例も実は結構ありますので、ホント自己責任だと認識しといた方がいいですよ。
 あと、スイッチング電源はAC側の電圧降下などにも強いですが、トランス式のアダプタはそういうAC側の外部要因をそのままDC側に流しますので、音質についてはともかく、どんな電源環境で使うかわからないプロ用機材がスイッチング電源を採用するのはある意味当然なのです。

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↑電源に使っているドフで買った年代モノYAMAHA PA-6、まだ値札が付いてますw

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▼2017年01月02日

ベルデンの8470を注文

IMG_8612.JPG スピーカーをYAMAHA NS-1 Classicsに変更したので、どうせならスピーカーケーブルも交換してみようかな?となんとなく思っちゃいました。
 ただ、お金はかけたくないので、安いけど一部で究極とも噂されてるベルデンの8470をゾンアマで注文。どちらかというとスピーカーケーブルが欲しかったというより、ちゃんと別荘までゾンアマ届くかな?というテストの気分の方が強かったんですけどね。

 で、都内じゃないのでプライムお急ぎ便で注文してもお届けは中1日の2日かかると出ました。ま…それはいいんですけど、その予定で動いていたらやはり注文翌日に届けにきたみたいで、ヤマト運輸からケータイに連絡があり、昼間は外出していたので夕方に再配達を依頼。ちょっと申し訳ないですが仕方ないよね。ちなみにその日は別な荷物も注文していたので、まとめて翌日に持ってきてくれるのかな?と思っていたのですが。

 それはそうと、今回購入したのはベルデンの8470:5m、マーケットプレイス音光堂扱いですね。送料ナシの1,380円でこの関東のハズレまで届けてくれるんだから実にありがたい。

 どーでもいいけど、一部の人達が「ベルデンの8470はニセモノが多い」みたいな事書いてて、ネットで検索すると8740のニセモノ情報とか、8740は購入後1cm刻みで短くしてベストな音質を見つけるために最低2セット必要とか色々書いてる人がいるようですが、高価な高級ケーブルならいざ知らずカルダスのニセモノ騒ぎとか有名でしたね)常識で考えてこんな普及品のニセモノ作っても誰も得しないと思いますし、そもそもこんな単純な構造のケーブルでホンモノもニセモノも無いとは思いますが、一応音光堂からもニセモノ疑惑についてのコメントが出てます。
 がんばってWebに写真上げて被覆の色が違うとかツヤが違うとか書いてる人もいますが、そりゃこれだけの大量生産品、ロットによってそれくらいの差は当然あると思います。まー世界は広いのでどこかにニセモノも存在するのかもしれませんね(藁)。とりあえず音光堂で売られているのはホンモノみたいですよ。

 さて、以前使っていたスピーカーケーブルですが、JVCケンウッド・ビクター:CN-413Aというケーブルで、これはなんのこだわりもなく、単に近所のヤマダ電機で間に合わせのつもりで買ってきたケーブル。ただこれが思ったより悪くなかったみたいで、以前もPIONEER OFC-STAR QUAD CABLEと比較したらこちらの方が全然良かったと書きました。つことでこの話はこれでおしまいのつもりだったのですが、今回は上記のように色々な要因があって、ベルデンなら安いしいいか…って気持ちになっちゃったのです。

 ちなみにスピーカーケーブルとしてなら同じ線材をつかって被覆付のベルデン8741の方がいいというアドバイスをネットで頂いたのですが、もう注文した後でしたw。いずれにせよ被覆の処理とかまともな工具がない別荘だと面倒だったので、これで良かったかな?

 早速届いた日の夜に作業開始。まずは5mのケーブルを中間で切断してから端末処理。工具といえば100均の小さなカッターナイフしかなかったので意外と手間だったのですが、8740は内部の芯線が異様に堅かったのでむしろ楽だったかも。片方はバナナプラグ(じゃないとアンプに入らん)を装着するため被覆を完全に剥いて、もう片方スピーカー側は先端の被覆を残す形で剥きました。本当ははんだでまとめちゃえばいいんですけど、当然別荘にそんな工具はないので。

 で音ですが、確かにこれはイイですね。なんというかストレートな感じがしてとても好感がもてます。加工の時の印象か少し音が堅めな気もしましたが、聞いているウチに慣れてきました。余計な響きとかをまるで感じない抑制がピシッと決まった個性がないのが個性みたいな音。
 実は今までベルデンって試したことなかったのですが、こういう素な要素を感じるケーブルは実に好感が持てます。こういう素っ気ない音では物足りないって人も多いとは思いますが、まずはシステムの素性を知るためのリファレンスとして使ってみてもいいかもしれません。なんたってニセモノ(笑)じゃなくても安いしw。

 そういえば、家の奥の院に、何故か使った事はないんだけどベルデンの9497があったはずなんだよな。ネットで検索してみると8470より少しタイトな音らしいです。次回はそっちも別荘に持ち込んでみるかな?…とか、余計な事考えずに、これはこれで満足しちゃってる方がいいのかもしれません。

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↑こんな感じで処理しました。

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▼2016年12月31日

2016年のYAMAHA NS-1 Classics

IMG_8583.JPG 年末手に入れてしまいました、YAHAMAのNS-1 Classics
 お値段は3万円台中盤。状態は限りなくミント。ドームツィーターのへこみもないですし、ウーハーのヤケもヨゴレもなくとても綺麗。シリアルも左右お揃いの完全セットですね。サランネットも破れもほつれもなくミントな状態。ただ、スタンドはありません。

 YAMAHAのNS-1 Classicsといえば、日本のオーディオメーカーにとってあの悪夢の消耗戦だった598スピーカー競争の中から、ポンとなんの前触れもなく現れた商品。実際は598戦争後半からユーザーが国産スピーカーを見限り始めたのを予感した商品企画だったのでしょうが、その発売タイミングが絶妙でした。
 魯山人うんたら〜ではじまる広告のキャッチも、ツヤ有り楓の美しいキャビネットも、そして鳴らすと意外とソースを選ぶという個性ぶりも、今までの国産スピーカーではあまりなかった商品で、一部でとても好意的に受け止められていたせいか10年近くカタログに残っていたようですが、残念ながら有名な割にそんなに数が出た商品でもなかったようです。

 1988年発売当時の国産スピーカーは、59,800で30cmウーハー3Wayや、重量も片側30kg越えるなんてスピーカーがひしめいていた時代です。そんな中で 16cmウーハー2wayのシンプルな構造で65,000円。しかも専用スタンドが別売りで35,000円もしましたから、使うためには左右130,000円にスタンドで合計165,000円、当時は割高で安い製品ではありませんでした。
 この数年後ですかね、海外製の小型スピーカーがヒットし始めて国産598シリーズのスピーカーが衰退し始めるのは。何度も書きますがこういった音が悪い製品ばかり作っていたせいでこの騒動以降の国産オーディオは衰退し始めます。決してバブル崩壊のせいばかりではありません。

 早速聴いてみます。
 別荘オーディオなので普段と違いますが、ソースはLINN MASIK DS、アンプがAudioLab 8000A+8000Pとなります。横にMisson CyrusIIが写ってますが、単に電源入れチェックしてるだけでシステムには関係ありません。スピーカーの上にあるのはホイホイさんの通常タイプと強化型フィギュアw。ここ夏は虫が多いので虫除けのおまじないっす。

 このスピーカーの前には、CelestionのSL-6Siが置かれていたので、そちらとの比較になりますが、まず感じたのが国産スピーカーらしい緻密な音の表現。それと空間表現もなかなか…ただ、こちらは SL-6よりも明らかに狭い。その他意外でしたがSL-6よりも「あぁ、箱が鳴ってるなぁ〜」という気がします。ツィーターの位置は外側と内側試しましたが、ここでは内側の方がいいみたい。自宅で音出しチェックしたときは明らかに外側の方が良かったので、これは環境によるかと。
 ツィーターのアッテネータですが、自宅のチェック時には3/4の位置(9時か3時か)の位置が良かったですが、鳴らして馴染んできたのか、こちらでは中央の位置に戻しています。

 得意ソースは割と選びます。まずは大編成クラシックはちょっと苦手かなと。それなりに気持ちよく鳴るのですが、空間がこじんまりしてしまいます。弦楽器は絶品、響きも含めてうっとりしてしまう音。ピアノはSL-6に比べると少し堅めですが悪くはない。ボーカル(アニソンw)は、少し顔が小さくお上品になる気もしますが、想像より全然良かった。

 SL-6と比較すると、実に優等生的小型スピーカーという鳴り方ですが、いわゆるあの時代の国産スピーカーの音を思い出してみると、こんなに自由で空間表現が巧みで美意識あふれる音を出すスピーカーは皆無でした。
 あと、なんたって見た目が素晴らしいですよね。明るい色のキャビネットに、いかにもいい音がしそうなグレーのエッジと萌葱色のウーハー、そして金色のソフトドームツィーターなど、この見た目だけで「あ、いい音!」って気がしちゃいますもん。
 発売されてもう30年近く?ネットを検索すると今でも愛用している人が多いみたいで、むしろオーディオファンというか音楽ファン的な人が手放せずに使い続けているという事例が多いようです。

 ということで、NS-1 Classicsのバイヤーズガイド的な話を少々。今では当然新品で手に入れられませんので、中古オーディオショップか、ハードオフなどのリサイクル店、またはヤフオクのような場所から入手になります。中古オーディオショップだと、専用スタンド込みでは 7〜8万、スタンド無しだと6〜5万、リサイクル店だとスタンド無しでおよそ3〜4万。ヤフオクだと3万円前後ですかね。

 状態が心配な人はチェック済みの中古オーディオ店を探した方がいいですが、メンテナンスと称してネットワーク改造したり部品交換したりしている個体もあるのでそこは注意。市販品の修復(同等品パーツ交換)ならまだしも、ショップ(あるいは個人)チューニング品の9割は音良くないので、そういう製品には手を出さないのが吉。
 リサイクル店では、以前もCelestion SL-6のエントリで書きましたけど、ユニットの状態チェック、ドームツィーターは多少凹んでいたりしても音は出ますが、まぁ…そういう扱いをされていたと認識した方がいいかも。ウーハー部分は正面から見てきちんと円を描いているか?エッジ部分に歪みがないか?ヨゴレがないか?タバコなどのヤニが付いている匂いはないか?(ベトついたヤニ成分はもう落とせませんし音も回復しません)を確認すれば良いかと。さすがにちゃんと音出るのかは店頭だとわかりませんので、1週間でも保証が付いている方がいいと思います。余談ですがハードオフの場合は割と保証はきちんと守ってくれますので安心です。この製品だと修理ではなく返金対応になると思いますが。
 オークションでは…売り手を信用して買うしかないですね(笑)

 スタンドについては、別に専用品でなくてもいいと思います。というか、専用スタンドだと裏から本機をネジで固定できて便利ですが、あの木製スタンド、あまり良いモノではなかったような記憶があります。ちなみに底面固定ネジは2箇所で間隔が前後方向に70mmなので汎用スタンドでも固定できる製品はあるかもしれません。

 メーカーでは当然修理不可能…だと思います。メーカーに質問した訳ではないので、ひょっとしたらパーツによってはメンテしてくれるかもしれませんが、期待はしない方がいいかと。

 イザ手に入れたら、どうか大切に使ってあげて下さい。もう新品が存在しないし修理できない製品なので壊したらそれまでです。そして「自分には必要ない」と思ったら、きちんと中古市場に開放してあげて下さい。
 内部のコンデンサやユニットなどがいつまで保つのかは知りませんけど、こういう中古品は寿命で音が出なくなるまで、みんなで大切に使っていきたいモノですよね。

IMG_8532.JPG
↑1989年当時の雑誌広告、今風にいうと意識高い広告文章。

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▼2016年12月19日

Apple AirPods【チンアナゴ】着弾

PC190336 先週の月曜日…だったかな?とにかく深夜に突如発売になったチンアナゴ(AirPods)、発売開始から1時間ちょっと経ったタイミングで知って、すかさずオンラインストアで注文。無事初回出荷組に滑り込めました。
 頭が痛くてボーッとしてるなか、本日無事着弾しまして早速聴いています。

 製品の特徴などは、色々なギーグ系のWebサイトで色々紹介されていると思うので、ここは自分が気が付いた印象のみの記述に留めますが、まずは充電器も兼ねる付属のケース、思ったよりちっちゃい。そして毎度お馴染みApple製らしく、表面がつるりとした形状なので落としそうで怖い。ストラップホールくらい付けてほしいよねほんと。背面にはなにやら丸い押込式のスイッチがありますが、これはセットアップボタンみたいです。iOS以外のデバイスで使いたい人(いるのか?)が、bluetooth接続する際に使うみたい。

 早速ケースを開けると…おおっ!近くにあるiPhoneの画面に「AirPodsと接続しますか?」という表示が出ます。ちなみに自分、iPhoneが机の上に2台あるのですが(笑)、両方ほぼ同時に出ました。icloudの設定とか何もしてませんでしたけどすごいですね。一応サポートページには「AirPods を入れたままケースの蓋を開けて、iPhone の横で支えます。」と書いてありますが、そんな事しなくてもちゃんと普通にiPhone机に置いたままで設定アニメーションが表示されました。そしてその下の「接続する」をタップすればそれで接続完了。さすがこの辺のスマートさはApple製品っぽい出来で感動します。

 W1チップというよくわからない新技術内蔵らしく、今までの市販のイヤホンと違い便利な機能が搭載されています。上記に書いた簡単なbluetooth接続もそうですが、例えば使用中に片耳を外すと音楽の再生が一時停止します。また装着すると自動で音楽再生。片耳で音楽を聴きたい場合はそのままiPhoneの再生ボタンを押すと再生が開始されます。一説によるとその場合はモノラルで再生されるという噂を聞きましたが、試してみたところモノラルにはなっていないようです。
 Apple製品で使う場合は、icLoudを通してログインした端末全てで使用出来るようになり、自分の場合もiPhoneで接続したら、iMacのBluetoothメニューにもAirPodsが追加されていました。

 音量変更その他はSiriを通して行います。本体左右どちらでもいいですが、指でダブルタップするとSiriが起動し「お気に入りのプレイリストを再生して」とか「次の曲にスキップして」や「音楽を一時停止して」みたいに声で制御できるのですが、ハッキリいってナイーブで繊細な我々ジャップ原人には、お外で「お気に入りのプレイリストを…」とか話しかけるのはちょっと恥ずかしい。なので、ここは設定画面から「ダブルタップで音楽を再生、または一時停止」にしといた方がいいかな?もちろんお外でSiriたんと話すことに躊躇ない人はそのままでいいと思います。

 早速音楽を聴いてみますが、音質と遮音性はiPhone付属のlightning EarPodsと一緒じゃないですかね。もちろんノイキャンも装備していません。ケーブルがない開放感とBluetoothっぽい低音の出方でやや高音質に聞こえますけど、手持ちのEarPodsで比較した限りは気のせいの範囲かと。ただ、個人的にはこのバランスは嫌いじゃないので特に問題視してません。そうそう…ちなみにlightning EarPodsは普通の3.5mmジャックEarPodsより音良いよ。

 つかそもそもEarPodsって自然なバランスでそれなりに音良いと思うんですけど、いわゆる音質厨に限って音悪いだのなんだのいって昔のミニコンポみたいなキンキン音のイヤホン使うよね〜って、これは昔の若者もちゃんとしたオーディオ製品よりエフェクトバリバリなミニコンポみたいな製品の音を好んでいた傾向と似てるかな?という気がします。時代は繰り返すというか変わらんよね…と、つい余談を。

 無線なので音の遅延が気になるところですが、少なくともYoutubeをみたり、スーパーマリオランをやるくらいでは遅延は感じません。もはやBluetoothイヤホンの遅延チェック用のみでインスコしてある「スクフェス」を一曲やってみても、自分がド下手からかもしれませんが、遅延みたいな挙動は感じませんでした。ただ初回曲「僕らのLIVE君とのLIFE」しかやってません(笑)ので、よりむずい曲での遅延はわかりません。

 装着感についてですが、これは個人差もあるので何ともいえませんけど、少なくとも私の場合では歩いている最中に外れてしまうことはないかと。というか、本体が軽いのでジョギングしたって外れないと思いますが、汗で濡れたりした場合でも大丈夫なのかは知りません。
 Appleの公式サイトでもこの手の製品にしては珍しくワークアウト姿の写真がないため、激しく汗で濡らすのは止めた方がいいかも。

 そうそう…重要な点がもうひとつあって、このイヤホン「寝フォン」に最適だということ。もともとこのジャンル、ケーブルがないのBluetooth製品が有利なのですが、更にAirPodsの場合、本体がコンパクトだしステムも下方向に伸びているので、装着したまま寝返りうっても、イヤホンが耳を圧迫しません。しかも眠くなって音楽止めたいときは片耳外せばそれでOKだし、実に使いやすい。イヤホンの評価ジャンルで「寝フォンアワード」とかあればグランプリ間違いなしだと思います。

 価格が税抜で16,800円と、それなりの値段ではあるのですが、上記の使い勝手を実現していることと、いわゆるトゥルーワイヤレスイヤホンとして考えるとちゃんと価格破壊的に安い製品ではあるので(怪しげな中華ホンならあるけど)、普段iOSを使っていて日々の音楽鑑賞で少し未来を感じたい人にはなかなかお勧めです。EarPodsからの音質グレードアップにはなりませんが、左右完全ワイヤレスは本当に人生観変わっちゃうくらい快適ですよ。

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EarPodsとはステムの太さが違います
OLYMPYS XZ-1

▼2016年12月17日

MGFの故障(二回連続)

IMG_8400.JPG MGFが故障してしまった!しかも2度も。

 一度目は首都高速を走っている最中。金曜日の夜は仕事も終えて別荘まで一直線!〜みたいな気分で走っていると、突然後のエンジン部分から「ぶしゃー!」っと水が…、そしてみるみるうちに水温計の針が上昇。

 余談だけどMGFの場合、エンジンに負荷をかけると水温が上昇する個体と、油温が上昇する個体があり、自分のFは油温計派でした。
 なので自分のFは、サーキットでぶん回しても水温計は中央よりちょっと上から上がったことがなく、今回いきなりレッドゾーン近くまで針が上がるのを始めて見てビビりましたよ…あ、ちなみに油温の方は峠を飛ばしているときでもすぐ上昇します。
 人によっては油温計なんて90度位から動いたことない、って人もいるんですけど、そういう人は逆に水温がすぐに上がるそうで…なんなんだこのクルマはw。

 とにかく、高速道路上だったのですぐに止める訳にも行かず、数キロ走った小松川の出口で降りてすぐ近くの路肩にFを止めます。オーバーヒートの時はすぐにエンジン止めちゃダメとは言いますが、なんせ水がないのですぐにエンジンを停止(水がなくなるとエンジン冷却ファンは水温を計測して回るため、ファンも回らなくなる。)。ちょうど目の前にあった自販機で六甲の水を3L程買いましてじゃばじゃばと投入したのですが、下からダダ漏れで、こりゃダメだと近所の大き目の駐車場があるコンビニまでなんとか自走の末、夜間だったのでやむなくJAFで自宅近くまで積載、翌朝あいおいニッセイ同和損保さんのレッカー特約で港区のオートクラフトまで積載してもらいました。

 で、持ち込んだ当初はFではお馴染みのウォーターポンプ破損かと思っていたのですが(修理代金およそ15万円)、調べてみるとエンジン内で沸騰した蒸気がガスケット突き破ってたらしく、エンジンガスケット、その他ベルト類全て交換でお値段合計23万円強…痛い。

 つことで、国内に部品もないので待つこと1.5ヶ月。修理が無事完了し、ようやく直ったMGFで再び別荘でも行くべぇか〜と、週末の別荘生活を満喫した後家に帰る途中、国道6号線直進時にいきなりぐにゅっとハンドル取られました。
 これはおかしいと思って、道をそれて付近のショッピングモール駐車場にMGFを止めると、見た目はなんともない…なんともないけど後輪が絶対怪しいと思ってじっくり観察してみると、右後のキャリパーがブレーキローターに当たってました。手をかざすと摩擦熱でほんのり暖かい…というか熱いw。タイヤバーストせんでよかった。
 こりゃ自走はダメだなと判断して、ふたたびあいおいニッセイ同和損保さんのレッカー特約で港区のオートクラフトまで積載。どうでもいけど、レッカー特約って保険等級の低下もないし、1回の出動でおよそ500km!までも積載してくれるようになってたんですね。昔同じようにMGFを保険屋手配のローダーで運んでもらったときは、確か距離制限が50km位までで、JAFの20km積載と組み合わせて工場にもってったもんですが。

 つことでまたまたオートクラフトさんのお世話になることに。今回の症状は後輪ハブベアリングの破損。これで4コ全てハブベアリング交換してるんじゃないすかね。
 今回の修理は見積段階では15万円位行くかも…みたいな話だったんですが、実際直してみるとハブフランジは大丈夫だったみたいで、8万円程度で済みました。同様の故障は以前もやってて、その時はハブフランジ込みで7万円くらいだったのですが、メーカーもなくなったし、正規のパーツサプライヤーも数年前になくなったとのことで、色々パーツが値上がりしています。というか値上がりどころかハブフランジは本国にもないかも?と言われ、もしなかったら修理不能になっていた可能性も。

 ついでに色々とパーツの供給状況を聞いてきましたけど、なかなか思わしくないみたいですね。割と消耗品系のパーツで欠品も結構出ている上に、ハイドラスフィアの件もあるし、次大きな故障が出たら、本当に修理できないかもしれない車になってきました。

Mitumori
今回の見積メモがJ-POPの歌詞みたいだと話題にw

iPhone7 Plus

▼2016年10月16日

Westone BluetoothケーブルをFitear対応にしてみたのだわさ

R0331066 時代は無線!時代はBluetooth!有線ケーブルなんてダセーぜ!なんてiPhone7 Plusに機種変してからヤケクソみたいに言ってますけど、実際問題、結構なお金出して買ったカスタムイヤホンがiOSで使えなくなるのはちょっとツラい。
 ツラいので、だったら無線にしてしまえばいい!と、割と衝動的に行動してしまって、気が付いたら最近発売になったWestoneのBluetoothケーブルぶった切ってましたw

 本来この製品、Westoneのイヤホンで採用されているMMXC端子専用のBluetoothレシーバーなのですが、当然同じ端子を持つ別のメーカーのイヤホンでも使えるので、割とイヤホンファンの人達の間では話題になってたみたい。ただね、MMXC端子なので当然俺達のFitearには使えない訳ですよ。なんでもイベント限定やヤフオクとかでMMXC端子→Fitearの変換アダプタとか売ってたようなので、それ使えば使えない事もないのですが、これからの私の人生、MMXC端子のイヤホンを買うこともないだろうし、今だってひとつも持ってない。だったらね、ヤルしかないだろうと。

R0331057 つことで必要な材料は、本製品と、Fitear用のコネクタ部品。こちらは秋葉原のオヤイデで売ってましたが、このマメみたいなパーツがなんと左右セットで2,500円(税抜)もしやがる。このコネクタって無線では結構汎用品じゃなかったっけ?といっても、探し回った限りでは、これより更に高い4,000円(税抜)のコネクタ以外小売りしているお店はないようです。仕方がないので買う。

 後は家に帰って、テスターとカッター、ピンセット、それと小さなキズミを用意。ハンダごては暖めて、ホットボンド用のホットガンは…もう少し後でいいか。一回深呼吸して心を静めてから、バツンとMMXCコネクタを切り離します。

 あとはもう、ケーブルの導体引き出してホットとコールド側の配線を間違えないようにはんだ付けするだけ。作業できたら手持ちの萌音ちゃんのコネクタに接続して音が出てるか確認すれば(一般的なケーブル工作と違い作業後の導通チェックが事実上不可能)、あっという間に無線萌音ちゃんの出来上がり!

 ただね、ちょっと白状しますと、これ多分使ってるとすぐに接触不良起こすような…、というのもはんだ作業が久しぶりで、なおかつ前回の作業以降、なれたはんだごてを処分して新型の温度調節機能付きのこてで作業したせいかどうもカンドコロが掴めず、ワイ将はんだつけ下手すぎワロタwwwwww みたいな結果に。
 ついでにいうとホットボンドも久しぶりのせいか、糸引きまくっちゃってw、中身のはんだもザツな上に見た目もザツなちょっと残念な感じになってしまいました。この手の作業はちょくちょくやってないとダメだねこりゃ。

 肝心の音に関してですが、Westoneのこのレシーバー、ちょっと低域を盛ってる感じですこし高い方の音にキレがない感じ。もっともそれは無線だから仕方がない訳で、bluetooth環境下での音質で言えば今まで経験した中では当然最高レベル。ユニバーサルとはそもそも音の情報量がまるで違う。イヤモニで無線、たまりません!

 この工作、2万円のレシーバーをぶった切る勇気さえあれば誰でも出来ると思いますが、このオヤイデ産(?)のfitearコネクタ、品質は最低レベルで、加工精度はいわゆる100均の中国製品並み。バリはあるしピンの回りも樹脂で埋まっちゃってるし、困ったのはピンの穴まで樹脂で埋まってたことで、こちらはピンバイスでホジホジ掘り出したりした。それとイヤホンケーブルの工作は、一般のオーディオ用ケーブル自作よりも、スケールが1/10の世界で作業してるような世界なので、老眼進行していない人でもルーペは用意した方がいいと思います。

 今回のこの工作、作業としてはコツをつかんだので(先に手を付けたL側は、ケーブル末端処理の迷いやハンダ付け数回のやり直しと導通確認などで作業時間1時間以上かかったけど、右は5分だったし)、次回同様の作業をする際にはもっと効率よくもっとうまく出来ると思うので、接触不良で使い物にならなくなったら、今のところ結構気に入ってるのでもう1個同じ製品買って作り直してもいいかも…なんて考えてます。

RICOH GR


▼2016年10月06日

ERATO Apollo7に新時代の幕開けを見た

IMG_0079.JPG このブログも結構放置しちゃったなぁ…つことで久しぶりに更新。

 今回のネタは、新しいBluetoothイヤホン、apollo7。この製品、元々はクラウドファンディングで開発資金調達していたらしいけど、好評だったのか普通にヨドバシなどで売られるようになりました。ちなみに自分はアキヨドで購入。

 この手の完全左右独立無線イヤホンは、トゥルーワイヤレスステレオイヤホンというらしく、iPhone7のイヤホンジャック廃止に連動して、新たなジャンルを築きつつあるようです。
 かくいう私もiPhone7 Plusに機種変更したばかりですし(こちらのネタはまた別に)、これを機会に新しいbluetoothイヤホンでも買おうかなと思っていました。

 ちなみに、私が今まで使っているbluetoothのイヤホン/ヘッドホンは、ParrotのZik3JayBird X2があります。どちらもそれなりに音がいいので気に入ってはいるのですが…

Zik3:センサー式の電源自動ON/OFF機能がちょっとした湿気ですぐ誤作動を起こし、そのため使おうとすると、バッテリが空になってることが頻発。
JayBird X2:音もなかなか良いし防塵防滴だし気に入っているのだが、タッチノイズがうるさい。

 という問題がありまして、なんか他の製品が欲しいなと。一応いくつかアキヨド店頭で試聴してみたところ、B&0のBEOPLAY H5が、音が綺麗だし見た目もカッコイイし良いなぁ…と思っていたのです。つことで買ってみようかなと思っていたのですが、なんとなくしばらく買わずに様子見していたら、なんとapollo7がヨドバシに入荷したとの情報が!ホントに売るんだ?と半信半疑でアキヨドで試聴させてもらうと、なかなか音も良い。というか、どうせ買うならこっちの製品の方が未来がある!と思って半日悩んだ後、購入してきました。

 早速使っているのですが、まず驚くのが「意外と音が良い」こと。もちろんbluetoothの無線なので、それにしてはという但し書きの上でですが、逆に言うと高音質カナルイヤホンで必ず問題になるケーブルのタッチノイズが皆無な訳で、それも音質の一部として考えれば、音に関してはほぼ不満はないです。

 動作時間ですが、カタログでは音楽再生3時間を謳っていますが、確かにそのくらいはバッテリ保つようです。毎日の通勤に限ってでは、それだけ駆動時間があれば全く問題はありません。長距離の旅行に出かけたときなどは少しつらいですが、もう歳なのか、ぶっ続けで3時間以上イヤホンで音楽聴くこともあまりないので、まぁ、いいかなと。充電器を兼ねた付属のケースでは、内蔵バッテリで本体を2回分完全充電できるとのこと。

 装着については、ケーブルも何もないのでちょっと不安ではありますが、1度耳に入れてしまうと、普通の運動レベルでは外れる事はないと思います。
 iPhoneとのペアリングも、左右片方どちらかをペアリングすれば、自動でもう片方もペアリングできる仕組みですが、左右ともきちんと別にペアリングさせると、それぞれのバッテリ残量がiPhoneから参照できて便利です。左右間のペアリングについて、遅延を発生させないような仕組みがあるようですが、ちょっと詳しくは分かりません。ただ、安物トゥルーワイヤレスステレオイヤホンで発生しがちな左右どちらかの音声遅延は発生せず、綺麗なステレオイメージが頭の中に再現されます。というか、左右の位相についてはかなり正確に一致してるんじゃないですかね。イヤホンでこういう綺麗なステレオイメージが再現できるとは、有線を含めても結構優秀ではないかと。

 装着後の操作は本体左右それぞれに付いている小さなボタンで行います。左右とも1クリックが一時停止(あるいは電話着信)、2クリックが右・ボリウムUp、左・ボリウムdown、長押しが右・次トラック、左・前トラック、となっていて、慣れるとそこそこ便利。
 イヤチップは、シリコン製とコンプライの2種類それぞれS・M・Lが付属。傾向としてコンプライの方が遮音性はいいけど、少し音が甘くなるのは、どんなイヤホンでも共通かな。ステムがかなり太いので、交換用イヤチップの種類が少ないのが残念だけど、まぁ…付属品どちらかで実用上問題はないと思います。一応防塵防滴構造なので多少濡れても大丈夫。ちなみに私は今回防塵防滴になったiPhoneと一緒に風呂場でも使ってました。

 と、概ね満足はしていますが、心配なのは、小さな筐体なのでなくさないか…ということと、初期のバッテリ性能がどこまで継続するかということかな。

 とにかくこの完全無線トゥルーワイヤレスステレオイヤホン、ケーブルがないってこんなにもすごいんだ!と、まさに新時代の幕開けを見た感じ。これで音楽聴くともう意味もなく踊りたくなっちゃう開放感で、今までの有線+左右ケーブルありの無線イヤホンとは、全くジャンルが違う、とても未来を感じる製品でした。

iPhone7 Plus



▼2016年07月11日

高速道路を逆走してしまった!

 いや…実際に上り車線を下り方向に…って話ではなく、単にインターチェンジで進行方向間違えたってだけなんですけどね。

 昨日の午後、常磐道谷和原インターチェンジから、三郷インターチェンジ方面へ向かおうと思ってETCのゲートくぐってしばらく走っていたら、なにやら圏央道の表示が出てきて…あれ?進行方向間違えた?と。

 仕方ないので降りて引き返すかと思ったんですが、確か何かのFAQで「高速道路の進入方向を間違えた場合、料金所の人に言えば間違えた分の道路料金は免除してくれる」なんて話を思い出して、どうせだから料金所の人に相談してみるかなと、ダメモトな訳だし。

 なんてボーッと考えて走っていたら、次の谷田部インターチェンジを過ぎてしまい、その次の桜土浦インターチェンジまで走破!w。

 早速有人の料金所ゲートに行って「進行方向間違えて乗ってしまった」と相談したら、料金所の人は思ったよりも親切で、メモ用紙に何かをメモして(クルマのナンバーだと思う)、その後備え付けの電話機で誰かと一言二言やり取りをした後「1回料金所を出て、そのまま戻って有人のゲートから通行券を取らずに入って下さい」と言われました。思ったよりもアッサリしたやり取り。
 念のため「ETCカードは何もしなくていいんですか?」と聞いたら「谷和原インターチェンジからの入場記録が残っているのでそのままETCゲート通らず入って下さい」との事。

 なので、一旦料金所を出て、すぐにUターンして桜土浦上りの料金所に入り、有人ゲート(とはいっても発券機があるだけで無人なんだけどね)をそのまま券を取らずに入って帰ってきました。料金も…ETCの表示は見落としたんだけど、多分谷和原から三郷770円だったんじゃないかな?

 つことで、今回の教訓としては「インターチェンジで逆方向に入ってしまっても、あわてず急がず、次のインターの出口でちゃんと説明すれば大丈夫」ということ。
 ただ、クルマのナンバーは控えられてるっぽいので、あまり頻繁にやると怪しまれると思いますが。

 ちなみに、こちらのサイトでも高速道路乗り間違いについての回避方法が紹介されてますが、「特別転回承認」の印とか、ETCの呈示とか求められなかったな。

▼2016年07月02日

小砂焼きを求めて

R0327985.JPG 日本で最も美しい村、小砂地区へ出かけてきました!

 …って何を持って「日本で最も美しい」のかはわかりませんが、これはいわゆる「一番」という意味ではなく、そういう村の連合体があるようですね。この小砂地区も平成25年にその連合に加盟が許された…らしいです。

 この北関東…というか、奥関東とでも言った方がいいのでしょうか?な地区は、割と昔から好きな地域で、私はよくMGFで走りに出かけていました。また、この地域は宇都宮を中心とした北関東風俗が色濃く残っている地域でもあり、久しぶりに見学にいってくるかなと。それとミーハーな動機でもありますが、ちょっと前にNHKの「小さな旅」で小砂地区と小砂焼きについて紹介しており、その小砂焼きの美しさに魅了されたというのもあります。お気に入りの益子焼ご飯茶碗も割ってしまったし、新しいご飯茶碗もほしかったので。

 往路は国道294号をひたすら北上。昔はアホみたいに毎週走っていた国道ですが、改めて移動のために利用するのは結構久しぶり。退屈な下妻までの区間を抜けると、いかにも郊外の主要道路的な趣で、行き交う車も少なくなり、適度にカーブがあったり傾斜があったりでなかなか楽しい。
 途中朝食を採らなかったので、294号から少し外れスターバックスのゆいの杜店で軽くドヤリング。屋根開けて走っていたので日差しが結構辛い。1時間くらい休んでから小砂地区へ向かいます。

 そこから山坂道を1時間くらい…しかし、スポーツカーってのはこういう道を走るためにできているんだよなぁ…という、適度なワインディングとアップダウンを繰り返しながら小砂に向かいます。
 どうでもいいけど、スポーツカー乗ってる人はどうしてみんな箱根とか行きたがるんだろう。もちろんケツ出したガチの走りとかは論外としても、スポーツカーとして適度な速度でヒラリ、ヒラリと走り抜ける快感は、絶対に北関東の田舎道の方が上だと思うんだよね。しかも芦スカと違って、こちらは体力とガソリンタンクが許す限りずっと走り続けられるし…。

R0327963.JPG つことで「日本一美しい村」の小砂地区へ到着。まぁ…到着したとはいえ分かりやすい観光施設がある訳でもないので、地区内の細かな町道をのんびり走って景色を堪能する程度の楽しみです。ただ、それがまたいいんだけどねぇ。

 この小砂から烏山にかけて、那珂川左岸の山岳地域は、かつて山に暮らす人達が住んでいた場所でもあります。彼等は1箇所に定住せず、山の中やあるいは街の近くなど数カ所のねぐらを移動しながら、時には自作のなどを農家や街の人達に売って暮らしていたようです。確かにこの地域、標高はあまり高くはないのですが、なんだか山が深い感じがするんですよね。

 という感じで、前回同様、これ以上うろついていると通報されかねないほど何度も村の中をMGFで徘徊し、その後は市川窯という藏元で、小砂焼きのご飯茶碗を購入。いわゆる作家モノではないので、お値段も1,000円ちょっと?だったっけかな。この金結晶釉の柄が、華やかながらも渋さを感じさせて実に味わい深い焼き物です。これは大切にしようっと。

 その後は大田原方面へ抜けて、念願だった大田原東武デパートへの初潜入を果たして帰ってきました。

RICOH GR


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↑実物は写真で見るよりも渋くて味わいがありますよ。

▼2016年06月25日

漂流の島〜江戸時代の鳥島漂流民達を追う

IMG_7649.JPG 副題に「江戸時代の鳥島漂流民達を追う」とあり、鳥島という言葉に反応して買ってしまいました。

 鳥島といえば今は無人島…というか、歴史上有人だった時代は明治時代の一部、そして太平洋戦争中から気象観測所が廃止されるまでのごく短い期間となります。その中で街らしい体裁を持っていたのは明治時代のみでしょうか?周囲は断崖絶壁に囲まれている上に、島にある山は活火山でいつ噴火するか分からないという状態。
 この本で知ったのですが、明治時代にはアホウドリの捕獲で財をなしていた島唯一の村が水蒸気爆発で吹っ飛んだ…という、なかなかに壮絶な島です。現在こちらの島は絶滅危惧種となったアホウドリの貴重な生息地として、厳しく立ち入りが制限されているとのこと。もっとも行きたくても普通の人ではたどり着ける場所にある島ではないのですが…。

 ただ、この南海の孤島に命を助けられた人は何人もいます。その中で最も有名な人物は、幕末に活躍した「ジョン万次郎」。彼は鯨取りの漁師でしたが、四国土佐沖で乗っていた船の舵が壊れ、そのまま漂流して鳥島にたどり着きます。この鳥島はちょうど日本の南を流れる黒瀬川(黒潮)の通り道にあり、江戸時代にはジョン万次郎の他、何人もの船乗りがこの島に漂着していたそうです。

 もっとも漂着できたとしても、食料も水も何もない島ですから、沢山の人がこの島で命を落としています。ただ、中にはがんばって生き延びて、海から漂着する木材などで船を作り八丈島へ脱出した人、または時折通りかかる外国の捕鯨船(この島は太平洋で捕鯨漁をする帆船の目印になっていた)に救出されたりする人もいました。ジョン万次郎もそれらの捕鯨船に救出された1人です。

 ということで、日本の海難史的にはなかなか重要な島ではあるのですが、この島について語っている本はほぼありません。江戸時代の漂流話を小説にしている本は何冊かあるようですが、現地に上陸して島を調査しているという本については、私は知りませんでした。なので本屋さんで「鳥島」の文字があるのを見て、オッ!と思って買ってしまったのです。

 本屋さんで歴史書のコーナーに並んでいたのですが、本書は歴史書ではありません。いうなれば「鳥島に上陸したルポ」です。ただ、その目的が自然環境調査ではないことに意義があります。というか、江戸時代の漂流民について知りたくて鳥島に上陸した記録はこの本が初なんじゃないですかね。というのも、本書に書いてありますが、今の鳥島は「アホウドリの生態・火山活動の調査」以外の目的では、ほぼ絶対に上陸許可が下りないからだそうです。
 この本の著者も、名目上は火山活動の調査で初上陸を果たすのですが、実際の興味が江戸時代の漂流民にあったことから、再度上陸許可が下りることがなかったとのこと。この辺は、おそらく役人同士の権力争いや管轄争いのせいなんでしょうけど、読んでいて不愉快な気持ちになりました。

 ということで、本書の内容はかなり未完な感じです。ネタバレな感じではありますが、あとがきにも「刊行後何十年も経ってからこの本を手にする人がいるかもしれない」とあります。少なくとも今の時代は江戸時代の漂流民や、明治時代の離島文化史を調査するために鳥島へ上陸することは不可能ですが、遠い未来なら上陸可能になるかもしれない…という望みと共に締めくくられています。

 結果としてはそういう話ですが、それに至る過程…鳥島への上陸許可を得るまでの話、上陸までの話、そして上陸してからの現地活動などは、読んでいて引き込まれます。過酷な島の環境と、人が暮らすインフラが全くない場所での生活、こういう体験は今の時代ではなかなかできませんね。

 現在日本には6,847の島があるとされており(周囲0.1km未満の岩礁などは除く)、そのうち人が住んでいる島は305島しかないそうです。こうやって考えると、日本にもまだ人跡未踏の場所は数多く存在するのかもしれません。

iPhone6 Plus


▼2016年06月16日

桝添知事、やめるってよ

 ようやく桝添知事が辞任する意志を固めたらしい。
 私は都民ではないけど、毎日東京都で仕事している訳で、その際公権力者である都知事の動向にはとても興味があります。

 結果としては、桝添氏本人のずさんな政治資金使い込みにより辞職へと追いやられたのですが、批判のきっかけとなったのは、市ヶ谷の韓国人向け教育施設の問題、それと熊本地震発生後に出かけたワシントンでの派手なパフォーマンス(真っ赤なベントレーのコンバーチブルに乗って得意げに手を振ってましたよね)かなぁ…と。それらの素行から桝添都知事のやることに違和感を覚えた人が増えたからかと思います。

 しかし…テレビや新聞などのマスメディアって、本当に勝ち馬に乗るのが大好きなんですね。私は就任当時から桝添氏は都知事にふさわしくないと思っていましたので、アンチな情報も目に付いたのですが、政治資金でのクレヨンしんちゃん購入や美術品のコレクションは、彼の都知事就任当時からネットで何度も言われていたことです。
 任当時のイケイケな雰囲気の中ではそういう問題を全く報じることがなく、世間の潮目が変わったかな?と思った途端に、まずは週刊誌、そしてテレビや新聞がこぞって彼をぶっ叩き始めました。正直ちょっとかわいそうだなと思いましたけど、これがマスメディアってモノなんでしょうね。

 私が桝添氏は都知事にふさわしくないと思っていた理由は、東京オリンピックの予算についての問題からです。この先は自分の妄想ですが、おそらく猪瀬前知事が「コンパクトな東京オリンピックへ」と言っているのが、既存政治家達には邪魔でしょうがなかったんでしょう。折角の大イベントなのに利権の旨みないですからね。そこでタイミング良く徳洲会からの政治献金の問題があって辞めさせられた。
 次に登場したのが、森前総理や自民党の支持を受け担ぎ上げられた桝添氏。おそらく彼等はオリンピックで稼ぎたいんだろうな…と思っていたら、案の定就任後2年でオリンピックの予算が当初より6倍!1.8兆円にふくれあがりました。たった2年で6倍ですから、オリンピックまであと5年?このまま行けば最終的には総予算5兆円超えるのか?ってペースです。これは極端にせよ、新しモノ好きで派手好きで見栄っ張りな桝添氏のこと、オリンピック予算を圧縮するなんて方向に舵を切る筈はなく、このままいけば東京オリンピックは世界史上に輝く金満オリンピックになっていたかもしれません。

 また一部では「こんな問題で都知事を辞めさせて再選挙で50億円も余計にかかるしもったいない」なんて意見もありましたが、選挙費用50億円で膨らみ続けるオリンピック予算がストップする(かもしれない)ならむしろ都政にとっては大儲けでは?ついでにもったいないとか言うなら、同様に辞めさせられた猪瀬前知事の政治献金は税金ですらないし(しかも使わず返してるし)、彼が知事のままなら、当初の予算通りって事はないにせよ東京オリンピックは既存施設を有効活用したコンパクトオリンピックとして進行していたはずなんですよね。単純にお金の問題だけで言えば、猪瀬前知事を辞任に追い込んだ経済的損失は計り知れないのでは?と思います。

 私は猪瀬前知事が描いた東京オリンピックへのコンセプトも支持していたし、また彼が行っていた都営と営団地下鉄の融合策は、都内で地下鉄を利用する私達にとってはとても魅力的なプランでした。それと都バス24時間運転もね。
 これらは桝添知事になってから全て放棄されてしまい、その代わりにオリンピック予算を膨らませることと、税金使って「都市外交」なんて意味不明な事をしていただけでした。本当に辞任して頂いて良かったです。

 それとまぁ…今回の桝添知事の辞任劇、メディアの暴走みたいな言い方もされてますけど、私としてはなんだかんだで大筋で良い方向なのではないかと思っています。
 つまり、例え法律に違反していなくても、不適切かつ一般市民の理解を得られない行為を繰り返せば辞めさせられるということ。この前例を作ったことは、次に就任する都知事にとってはけじめや教訓として生きるでしょうし、より緊張感をもって仕事もしてくれるでしょう。こんな些細なことで叩かれるようなら誰も都知事なんてやらない!じゃなくて、そういう些細なことを大事にしてくれる人ではないと、これからは東京都のリーダーになれないということでもあります。それか、多少の不祥事は帳消しにできる位の実績を残しているか?ですかね。

 なんの実績も残していない知事が、違法ではないけど不適切な会計処理をしたら確実に辞めさせられる…その前例を作っただけでも、今回の辞任劇は都政にとって少しはプラスになったんじゃないかな?なんて感じました。

▼2016年06月12日

ツバキ文具店/小川 糸

 長い間本を読んでいると、いわゆる「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」をする本があります。このツバキ文具店もその一冊で、小川糸という作家について、今まで読んだことがなかったのですが、何となくタイトルと表紙のイラストに惹かれて購入。どうでもいいけど、最近では新刊の本もビニールで覆われて中が読めなくなっているのね。購入したのはアキヨド7Fの有隣堂だったんだけど、なんだか世知辛い世の中です。

 そういえば自分の場合、いわゆる小説というジャンルはあまり読まないのです。年間多くても10冊行くことがない。ついでにいうと、ここ2ヶ月位の間、まともに本を読んでいなくて、たまにこういう短期間の本離れの時期はよくあるので気にしていなかったのですが、何かの本がトリガになって、また読書量が一気に増えるという事が多い気がします。この本はまさに今回のプチ読書離れのトリガになった本でした。

 内容は、鎌倉の文房具屋であり代書屋でもあるお店を継いだ女性のお話。夏・秋・冬・春といった章立てになっています。文房具好きな人にとっては、登場する文房具の描写がタマランそうですが、むしろ自分は作中に登場する食べものの方が気になりました。そういえば、最近の文芸小説ってみんな食べものについての描写が凝ってますよね。これもブームのひとつなんでしょうか。あと、作中に登場する代筆の手紙の実物(?)が掲載してあるのも面白い。手書きの文字ってのはいいですよねぇ。

 他、実在する鎌倉のお店も多数登場して「あ…この店入ったことあるな…」なんて事を考えながら、1日一章というペースを守って読みました。小説の場合は一気に読んでしまうとなんだかもったいない気もしますからね。

 ネタバレになるので書きませんけど、ラストは不意に涙ぐみそうになりました。

ツバキ文具店/小川 糸

▼2016年06月09日

丁子地区散策

IMG_7570.JPG 丁子…と書いてすらすら読める人は少ないんじゃないでしょうか?丁子とは「ようろご」と読みます。ATOKでも一発変換で出てきます。こちらは千葉県の香取神宮東側にある集落です。いわゆる難読地名ってやつですね。

 この丁子という町名の由来ですが、この街についての記述がある忘れられた日本の村の著者である筒井功氏によると「丁」は成年に達した男子、働き盛りの男性を意味し、また「よほろ」とも読むそうです。詳しくはその本を読んで頂くとして、つまりは、香取神宮の神輿を担ぐ人達が住む街…だったとのこと。
 この一体は、香取神宮から東に1km程?一度丘を降りて水田地帯を行きまた丘が始まる辺りにある集落となります。

 ちなみに漢字で丁子と書くと「ちょうじ」とも読みますが、そうなるとグローブの木という意味になります。しかし、この名前はこちらの地名と関係はないようです。

 訪れたのは、日曜の昼下がりといった時間で、天気も初夏の五月晴れでカラッと乾燥したよく晴れた日。その印象もあるのでしょうか、適度な里山に囲まれたこの一体は、とてものどかで暮らしやすそうな地域だと感じます。
 そういえば、走っていてふと見つけたライステラスというお店がとても雰囲気よさげで、いつかこのお店のテラスでのんびり風景を眺めながらお茶でもできたら素敵です。

 話は変わりますが、延喜式に出てくる三大神宮というと、伊勢神宮鹿島神宮、そして香取神宮となり、何故かこの地域には、古来よりの三大神宮のうち2つが集中しています。
 その理由について今となっては分かりませんが、少なくとも延喜式の時代、この地域の風景は昔と大分違っています。現在利根川とされているこの河川は、かつては鬼怒川の本流であり、また現在水田となっている部分は外浦逆浪の一部となっており、広大な内海が広がる場所でした。ちょうど、今ではこんもりと盛り上がっている丘の部分が半島みたいなイメージでしょうか?
 そう考えると、現在の鹿島神宮も、北の鹿島灘から広がる岬の頂点に建立されていますし、香取神宮も千葉側の内海入り口を睨む岬の場所に位置しています。
 また、御前にある小さな岬には、いくつかの山城と神社が祭られています。おそらく神社となっている場所は、当時この内海を監視する見張り台のような役割だったのかもしれません。

IMG_7542.JPG こちらの鳥居はそのひとつ、玉田神社。今では濃い樹木に覆われて平地を見ることはできませんが、建立されたと言われる1190年当時はまた違ったのかもしれません。

 MGFで登って行くにはちょっとためらうくらいの細い道を登ってゆくのですが、そのせいか辺りには人気がなく、なかなか雰囲気があります。

IMG_7556.JPG そこから成田線の方に下ってゆき、東に向かうと、側高神社があります。どうやらこの地域にはこの「側高」の名前を持った神社がいくつかあるみたい。先程の玉田神社から少し西、丁子地区の端にも同じ名前の神社があるそうで、そちらは昔、山城として使われていたようです。

 さて、丁子地区をくまなく徘徊して、これ以上うろついていると通報されかねない(笑)、程になってきましたので、いよいよ本丸である香取神宮へ。
 一応MGFで表側の参道を見て回ってから、裏側の丁子側から本殿へ近づきます。そうすると本当に本殿目の前に駐車場あるのね、しかも無料で。そこにクルマを置いて、香取神宮を見て回ります。

IMG_7586.JPG 香取神宮はさすが観光地としても有名なだけあって、境内は広く整備されています。最近本殿の修復があったようで、建物はまだとてもキレイで人工的。
 あまりにピカピカだとなんとなく御利益が下がっている気もしないでもないですが、これが日本の神社の良いところなのでしょう。定期的に新しくすることで古代からの技術が失われず伝承しているのです。

 繰り返しになりますが、かつてこの一体は広大な内海が広がっていました。今水田になっている部分は、ほとんど湖の一部、あるいは湿地帯です。それを前提に、この香取、鹿行地域の風景を眺めてみると、また違った風景に見えるかもしれません。

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香取神宮で買ったお守りはハマグリ(ホッキ貝?)の形でした。

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▼2016年05月22日

Apogee Duet/FW と Fireface 400はどちらが優秀なのか

IMG_7502.JPG どちらも「チョイ古機材」で申し訳ないのですが、両者PCオーディオでは評判がとても良いD/Aコンバータです。
 もっとも、ライバルとするにはFirefaceの方はBabyfaceが価格的にも見た目的にも該当すると思うのですが、持ってないので仕方がない(笑)。早速鹿嶋の地で音質対決です!

 まずはApogee Duetの方から。こちらはマック専用のオーディオインターフェイスとなっています。接続と電源供給にFireWire端子を使う事もあるのですが、仮にFireWire端子があろうとWindowsでは使えないという清さ(笑)。発売は2006年位でしたかね。当時発売されていたオーディオインターフェイス達を全てねじ伏せる程の高音質。さすが業務用デジタル機器を長い間製造してきたApogeeだなと。
 ちなみにPCオーディオなどが始まる以前から、ApogeeのD/Aコンバータ DA1000は欲しかったなぁ。あの本体と電源が別れてるツーピースの製品。以前音を聴いたことありますが仰天するほど音が良かったです。

 このApogee Duetも、ショップで音を聴いた限りでは本当に仰天するくらい音が良かったのですが、値段も8万円位しましたし、私も本格的にPCオーディオを嗜んでいなかったという事もあり当時は入手はしていませんでした。
 また数年前にAppleがFireWire Audioのサポートを正式に辞めるとの通達があり、Apogeeでのサポートもひとつ前のOS、Yosemiteで終わっています。公式ではEl Capitanでも使えるとありますが、サポート外だそうです。

 Fireface 400については特に語る事はありませんね。このブログで何度も話題にしていますし、性能には非常に満足しています。少し音が堅い気もしますが、とても優秀なオーディオインターフェイスです。

 早速試聴開始!
 まずはApogee Duetからスタートです。音出しの印象はとてもなめらかで美しい音。モニタライクというより、音を本当にキレイに演奏してくれる感じで、余韻の美しさとエッジのなめらかさはまさにApogeeサウンドそのものです。たっぷりと小一時間ほどこのアポジーサウンドを堪能した後、Fireface 400につなぎ替えてみます。

 まずは電源をMacbookのFireWire端子からとった状態。今までは不満もなかったのですが、アポジーから切り替えた後だと、より端正なサウンドですが、音のエッジが立ちすぎていて少しヒステリックな印象。
 こりゃアポジーの勝ちか?と思って、次は電源をFireface UC買ったときに付属していたACアダプタに切り替えて聴いてみます。そうすると「アレっ?」と思う程の変化が。ちょっとヒステリックな感じが抜けて、端正な音像表現が際立ちます。これは…質的にはFirefaceの勝利だけど、好みとしてはアポジーも悪くありません。しかし…Firefaceって電源の変化に敏感なのね…と思いながら勝負はFireface 400の辛勝という結果になりました。

 で、この話には更に先があり、夕飯の買い出しで出かけたついでに寄った鹿嶋のドフのジャンク箱で、なんとYAMAHAのPA-6を発見!ジャンク箱なのでお値段300円。店にある動作確認用のACコンセントで問題なく動いているのを確認して購入してきました。写真一番左の黒い箱ですな。

 こうなるともうFirefaceの圧勝で、電源をPA-6に変更した際の変化はUCの場合ですけど以前もこちらで書いてます。今回もこれと同じで、ちょっとびっくりするくらいの音質改善効果がありました。

 つことで、今回の対決は様々な変化球で応酬したFireface 400の圧倒的勝利でおわりましたとさ。

 あ、Apogee Duetの方は自宅でiconの代わりにiMacにつなぐUSB/DACとして使用する予定。使い続けられるその日までカタマリ01をドライブすることになります。

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Audiolab 8000P

IMG_7500.JPG 私が以前からAudiolab 8000Aというプリメインを使用しているのは、ここのブログを読んでいる方ならとっくにご存じだと思いますが、そのAudiolabから発売されていたパワーアンプの8000Pを、ふらっと衝動買いできる価格で入手することができました。
 値札には「概観にキズアリ」とありましたが、既に30年前のアンプにしてはそれなりにキレイですしヤニの変な臭いもしない。更に当時のユーザーマニュアルまで付属していました。これはうれしい。
 しかし…この8000Pを放出したユーザー8000Cは持ってなかったんですかね。私は以前買うまでもないけどちょっと興味をもった時期があって、そのときe-bayなどで探してみても8000CとPのセットばかりでした。

 このアンプは当時ベストセラーになっていた8000Aを元にセパレート化された8000Cというコントロールアンプと対になる形で発売されていたパワーアンプ。Audiolab製品が日本に輸入されていた時の希望小売価格は、

・8000A(プリメイン):13,8000円
・8000C(コントロールアンプ):15万円
・8000P(パワーアンプ):20万円

 となっていました。8000Aの価格と比べ、15万円20万円とざっくりとした値付けなのが、輸入代理店だった成川商会のやる気のなさが伺える感じw。
 まぁ…ペアで35万円になるんですから中途半端に高価だし、また当時の輸入オーディオはマッキンとかレビンソンとか、そういったアメリカンハイエンダーが幅をきかせていて、お値段も最低100万円〜という状況。入門クラスから中級クラスのアンプは無意味な重量競争に走っていた国産製品ばかりの中、聞いたことのない細身(メーカーでは「ストレートライン」と呼んでいました)の英国セパレートアンプなんて売れなかったんだろうなぁ。かくいう私も実機は1度見たことあったっけかな?
 もちろん、当時から8000Aを所有していた私は、同社の上級機にコントロールアンプとセパレートアンプが存在するのは知っていたので、パワーアンプの方はなにかチャンスががあれば入手して聴いてみたいもんだ…程度の意識を持っていました。

 早速Audiolab 8000Aに接続してみます。8000Aには標準でプリアウト端子があるので、そこから8000PのLINE INPUTへ一般的なRCAケーブルで接続。最近私が所有しているオーディオ機器は普通のRCAケーブルではないモノが多いので少し新鮮な感じw。初期型の8000Pではその他パラレルのINPUT LOADという端子もあるので間違えないようにしましょう。

 スピーカーについてはバナナ端子での接続が強く推奨されています。理由についてはユーザーマニュアルに「The clamping action of a terminal/binding post, evan a very large one, is not satisfactory because the soft copper wires "yield" and "flow"」と記載されており、この部分日本語マニュアルでも「やわらかい導線のワイヤから "yield" and "flow"が生じるからです」とあります。翻訳があからさまに変なのですが、要はバナナ端子を使わないと銅のより線がばらけて隣の端子やボディに接触する危険がある…という意味でしょうか。このアンプでは一応被覆を剥いたスピーカーケーブルも直接接続出来るようにはなっていますが、イギリス製のアンプはスピーカーケーブルはバナナ端子以外接続不可能という機器は多いです。日本では何故かあまり評判の良くないバナナですが、正しく接続されたバナナ端子はケーブル末端の酸化も防ぎますし、より線をネジで締め付けるより確実なコネクトが保証されますので音質的には有利な筈なんですけどね。

 音を聴いてみます。電源投入直後は少し音が堅い感じ。長い間使われていなかったせいもあるのでしょうね。蓋を開けて中身を見てみると、ホコリの付着もほとんどなく、とても綺麗な状態でした。
 セッティングは場所がないので8000Aの上に重ねてますw。この状態はマニュアルにも記載されていて、本当は横に並べて配置すべきですが、それができないときはプリアンプの上にパワーアンプを重ねるべしと記されています。これはパワーアンプの発熱から本体を保護するためですが、常識的な音量より少し大き目で鳴らし続けても、触ってみる限りそんなに熱くなるモデルでもないようです。

 電源投入後、一晩くらい過ぎると徐々に実力を発揮してきた感じ。
 変化の方向は、音質が良い、というより音が安定する感じですね。8000Aの音色やキャラクターがそのままで、スピーカーのドライブに余裕が生まれるような、そんな音の変化です。
 これは聴く音楽にも影響が出てきて、8000A単体の時より、より広い音場やダイナミックレンジを持つ曲が聴きたくなってきます。ピアノの音もとても気持ちよく鳴るようになりました。それにチャンネルセパレーションも若干改善された気がします。そのため音場がよりくっきりしてきた印象でしょうか。

 今でもAudiolab 8000Aを持って使っている人は絶対数は少なくともそれなりにいると思いますが、8000Pと組み合わせて聴いている人はかなり少ないと思うんですよね(さらに8000C/Pで聴いている人は日本で何人いるんだろ?)。国内で8000Pを単体で入手できる機会はほぼないと思われますが、8000Aを気に入ってまだ使っている人は、チャンスがあれば入手しても後悔しないパワーアンプだと思います。どうせ値段も安いだろうし。

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↑当時のマニュアルが揃っているのが嬉しいところ

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▼2016年05月10日

野生のハマグリを食べる!

IMG_7458.JPG 5月の連休は1週間ずっと別荘にこもってたのですが、その間に2度ほど友達が遊びに来てくれまして…1回目は普通の車でいらしてくれた方と一緒に、MGFでは運べない布団干しを買いに行き、2度目は電車できた友達と一緒に、目の前の浜にハマグリを採りにいきました。

 ちなみにハマグリの採取について、千葉県の九十九里浜などでは採取禁止ですが(連休中のテレビのニュースでもやってました)、こちら目の前の海では、条件付きでOKです。条件も特殊なものではないので、一般の人が自分で食べる量を採ってくる分には問題ないかと。

 さて、そのハマグリちゃんですが、基本は干潮の直後に採れます。タイミングがよければ浜に打ち上げられたものを採取できますので、海に浸かる必要もありません。
 私達は満汐からちょっと後の時間に出かけましたので、膝くらいまで海に入って採ることになります。

 採取のコツは…言葉で説明しても理解しにくいと思いますが、波打ち際を観察していると、水の中でコロコロと転がっている貝が見えます。それをアミでサッとすくいます。このコロコロ転がっている…という状態が経験しないとなかなか良く分からないポイントで、去年同じ場所でハマグリ採取にチャレンジしたときは、全く採ることができませんでした。同じ時に近くで採取していた別の人は何個もすくっていたので、やはり経験の差でしょう。それと偏光グラスがあるといいかな。

 ということで、今年は大小あわせて8個くらい…採取することができました。
 帰ってきたら早速砂抜き。塩分3%程度の水に付けて一晩放置します。その日の晩酌にと思ったのですが、ハマグリはもともと砂を吐く力が弱く、一晩程度放置しないと砂が抜けないとのこと。仕方ないのでその日は友達と酒を飲んで寝てしまいました。

 翌朝になってみると、それなりに砂を吐いていたようなので、その中からイキの良さそうな4個を選んで調理開始!調理といっても至ってシンプルで、フライパンにハマグリを置いてそのまま火を付けてフタをするだけ。しばらくすると貝殻が開いて汁がドバドバとでてきますので、適当にアルコールをかけて(当日はビールにしました)、醤油をふって出来上がり。皿に移してそのまま食べます。

 食べるとやはりおいしいねぇ…天然モノは。ちょっと身をかみ切るのに苦労しましたが、中の内蔵付近(?)には甘みがたっぷりで、これは酒と一緒に食べなかったのを少し後悔。それとあとになってよく考えてみると、ハマグリとホッキ貝を一緒に調理してましたね(右上の舌が紅くなってるやつ)。ホッキ貝の方は水に付けてもほとんど砂を吐かないそうなので、事前に貝を開いて調理した方が良かったみたい。ま、これは次回の課題ですかね。

 さすがに別荘で1人の時に野生の動植物を採取して食べるのは、食あたりなどちょっと怖いのですが、友達といるときに、近くで採取してきた食材を食べるってのは、なかなか快感です。ハマグリのシーズンはまだしばらく続くみたいなので、またやりたいモノですね。

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▼2016年05月09日

不倫でベッキーを嫌いになるなんて当然のことでは?

 心底どうでもいい事件だと言いつつ、実際今でも友達同士で話題になったりするので…。

 泉谷、"あざとい"批判のオリラジ中田に苦言「余計な事」「同業者守るべき」マイナビニュース

 多くの人が勘違いしていると思うのですが、まず「不倫」は日本の法律でちゃんと禁止されています。
 もっとも刑事ではなく民事であり、私人間での法律で禁止されていることなので、他人は関係ないという言い方もその通りなのですが、それでも「許せない!」と考えることはこれもまた自由で、少なくとも事件に関与していない人も不倫に対して怒る権利(?)は、まぁ…あるのです。
 なので、他人の不倫に対して「そんなのどうでもいい話で他人が首突っ込む話ではない」というのもそうなのですが、それでも、日頃社会正義について深く考えている人は、他人の不倫に対して烈火のごとく怒るってのもアリなのです。怒るだけならね…なんせ法律違反してますから。

 でも、普通の人は他人の恋愛ごとや不倫話などにいちいち興味を持てるはずもなく、せいぜい興味を持てる範囲と言えば、同じ職場の人や友達、或いは親族が不倫した!といったレベルではないでしょうか。例えば「親戚の友達の息子と同じ学年の女の子の母親が勤めていた会社の上司と不倫した」とか言われても、普通なら興味持てるはずも、ましてや怒るなんて事もないんですよね。だって他人だし知らない人だし見たこともない人だし…。
 
 でも、芸能人の場合は若干違います。一般の人達にとって芸能人なんてある意味他人で、実生活上何も接点はないのですが、毎日テレビで見ているとか、CMでよく見る顔とか、そういう一方的な接点があるので、みんな芸能人について「会った事はないけど友達、あるいは知り合い」みたいな誤解をしてしまうんですよね。
 もっともテレビを利用した現在の芸能人マーケティングというのは、そういう根拠のない仲間意識を、顧客である一般視聴者に与える事でもあるので、私達がそう感じてしまうのも仕方ないのです。そして彼等にとっての不倫とは、芸能人という商売をやっている以上は想定しなければいけないリスクでもあり失態でもあります。
 なので、普通の人なら不倫ごときで当事者ではない人に頭を下げる必要はないのですが、そういうイメージを売る事を生業としている人なら、当然ながら顧客である一般の人達に頭を下げる必要はあるのでしょう。

 そのため、個人的には「芸能人の不倫なんてどうでもいいじゃん」と思っている私でも、彼女の不倫に怒っている人達について、それは間違っていると言うつもりもありません。特にベッキーなどは、清廉潔白なイメージで人気が出ていたテレビタレントなので、それについて裏切られたと感じて不愉快な気持ちになるのは顧客の立場としては当然のこと。

 ということで、冒頭にリンクを貼った泉谷しげるのコメントに移る訳なのですが、彼のコメントを読むと、芸能人というか、芸能界が本当に普通の社会に比べておかしいなと感じる訳です。
 この「同業者を守るべき」というコメントについて、そりゃベッキーが言われもない誹謗中傷を受けたり、理不尽な被害を受けている立場なら当然同業者としては味方に付くというのは間違っちゃいないと思いますが、彼女の場合はハッキリいって「言われもある」ことで顧客である私達からバッシングを受けている訳で、芸能人は(特にテレビタレントは)、自らの世間でのイメージを商売にしている訳ですから、そりゃイメージから外れたことをすれば、例えそれが私生活だろうとなんだろうと、世間から非難されるのは仕方がないことです。

 そして更に芸能界がおかしな世界だなと思うのは、ベッキーに対して「復帰・復帰」と声を上げている人ばかりに見えてしまうこと。
 言っちゃなんだけど、一般の会社で同業者(ゲスのなんとかの人も芸能で食ってる訳だから同業者だよね)との不倫が公になったらなんだかんだで会社クビくらいにはなりますよね(ちなみに法的に言えば不倫を理由に懲戒解雇とすることはできない…らしいですが、社内規定で「社員間の恋愛禁止」なんて社則がある企業もあるみたいなので、微妙なところ)。なので、不倫や不貞を働いた芸能人も、きっぱりと芸能という仕事を辞めて一般企業に就職したりすりゃいいと思うのですが、何故か彼等芸能人にとっては、元と同じ地位と人気とイメージを完全に取り戻すこと…が復帰だと信じてやまないようです。
 もちろんベッキーほどの知名度があれば復帰は簡単でしょう。でも復活はまた別な話ですし、再びテレビに出た彼女に対して文句を言おうがブーイングしようが、顧客である私達一般人にとっては当然の権利でもあります。

 私個人としては、ベッキーというタレントが不倫しようが何しようがどうでもいいことなのですが、だからといって彼女は悪くない…というつもりもなく、世間で叩かれるのはある意味当然だし、それを必死でかばおうとする芸能人達の倫理観はこりゃまた一般常識とはかけ離れてるんだろうな、という感想です。そりゃ、同業で普段からすごく親しくしてる友達なら「がんばろう!」と励ましの声くらいかけると思いますけどね。

 ということで、芸能人が何かしらの事件を起こす度に、別に腹を立てたりはしませんけど、事件が解決する前にすぐ復帰の話になるとか、なんだかんだで倫理観めちゃくちゃな世界なんだなぁ…というお話でした。


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