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▼2015年08月25日

今時24時間じゃないテレビってあるのだろうか?

 この季節になると毎年騒がれる日テレの24時間テレビ「愛は地球を救う」ですが、最近ではその内容についての議論よりも、出演者のギャラなどが問題視されるようになってきましたね。ちなみに2015年の募金額は2億3726万円だそうで、個人的には「やらない偽善よりもやる偽善」といった感じで、それだけの金額が適切にチャリティー募金として運用されるならいいんじゃないの?と思ったりもします。

 ただまぁ…偽善とは一口で言っても、やはり日テレ側は儲けすぎなんじゃね?という疑惑も感じる訳で、あそこまでチャリティー色を前面に押し出すなら、もう少しチャリティー金額を増やす努力はした方がいいのではないかとも思います。
 そう思う人は私以外にも大勢いるようで、この時期になると必ず「チャリティー番組と言いながら出演者はギャラを取る」とか「海外ではノーギャラが当然」などという批判が出るのですが、ここについては自分はちょっと違うと思うんですよね。

 そりゃ…大物芸人(たとえば金ちゃんとか徳光さんとか)が、ギャラとして頂く数千万円を全額寄付します!ってのは美談だと思うのですが、当然ながらテレビに出ている芸人達はそんなに恵まれた人ばかりではありません。
 普段はあまり出番がないけど、こういったお祭企画だからこそお声がかかる芸人だって大勢いるはずで、そういう人達が稼ぐ出演料の数十万円(100万円に近い方だと印象が変わってきますが)から数万円を「全額寄付しろ!」は、ちょっとおかしいと思うんですよね。
 大体「海外はノーギャラが基本」といっても、セレブ俳優や大物司会者はともかく、本当に末端の芸人達までノーギャラでやっているのでしょうか?仮にノーギャラを強要しているとしたら、日本よりも労働者の権利がきちんと認められている欧米のこと、なんらかの問題提起があってもおかしくない気もしますが、どうなんでしょう?

 ただ、主催者の日本テレビと、そこに広告スペースを売ってる広告代理店達は、やはりおかしいと思うんですよね。嘘かホントか知りませんけど、日本テレビはこの番組の制作費として40億円近い費用をかけているそうです。なら、そのお金をそのまま寄付した方が効率的だし、よほど「愛は地球を救う」行為だと思うのですが、こういう考え方は間違ってるのかな?

 そもそも国民に向け、一般に募金を募る「ボランティア活動」であるなら、単なる預金額だけでなく、この番組の制作にまつわる全ての金額を明らかにすべきだと思うんですよね。
 制作費が40億であるなら、そのうちのどれ位が出演者のギャラに使われたのか、番組企画費やセットで使ったお金、そして一番大事なのは、制作費を40億円描けた番組を作って、その関連グッズの収益はいくらあったのか?また、協賛金として企業からは如何ほどのお金をもらったのか?CM枠もプレミア価格だったと思いますが、その枠をいくらで売ってどの広告代理店が間に入って買った企業はいくら支払ったのか?
 通常の番組制作では、これらの費用は企業秘密に属するとは思いますが、日本国民全てに向かって「ボランティア・チャリティー」を宣言したお祭な訳ですから、これくらい細かく動いたお金を発表しない限りは当然おいそれとは信用できない訳です。

 私は上記で触れた芸人のギャラについては支払って当然と考えますが、日テレとその広告代理店達が、このプロジェクトで収益を上げるのはズルい…とも考えています。というか、世間の批判はここに向くべきでしょう。

 少し昔話をしますと、私の場合世代的にこの24時間テレビの初回の頃を知っている訳ですが、あの頃テレビ番組は、速い局だと深夜12時前…遅くても1時を超えると放送終了という時代で、そんななかでテレビ番組が24時間休まず続くというのは前代未聞で、それだけでお祭り気分だった訳です(というか番組を24時間続けるためにチャリティーということにした、という話もあります。)

 しかし、現代では当然ながらテレビ番組は24時間続いている訳で、今更24時間テレビと言われてもちょっと反応に困る。更に24時間単一の番組が続いている訳でもなく、朝のニュースや笑点などは普通に放送している訳で、実態は単一の企画番組としても24時間でもなんでもありません。
 私も今年の24時間テレビを見たつもりはないのですが、普通に笑点とか見てました。出演者が黄色いジャージを着ているので「あ、今日は24時間テレビなのね」と思うだけで、特に24時間テレビという番組を見たつもりはないのですが、私も番組視聴者に数えられてしまうのかな?
 とにかくこれで「24時間テレビ」というなら、今のテレビは全て24時間テレビなんですよね。

 今となっては、そういう物珍しさもない、視聴者側もそういったお祭り気分もない(テレビ世代ど真ん中の老人達にとってはまた違うかも)、そして、判明しているだけの番組制作費が40億円で、おそらくその数倍以上の売上げを挙げているはずのチャリティーイベントで、最終募金額が2億円代とは、コストパフォーマンスがあまりにも悪すぎます。毎年毎年、一体何のためにやっているイベントなのか?
 少なくとも、毎年莫大な利益を上げるテレビ局や広告屋さん以外にとっては、もはや24時間テレビの社会的役割は皆無ではないかと。

 そういえば、アメリカの病院で赤ちゃんが心臓移植施術を受ける…みたいな募金運動も、以前は短時間で1億とか2億とか集まってた訳で、募金としての趣旨はともかく、やり方としてはその方がより効率的と言えるかな?まさかこの手の募金でプロモーションに40億円はかけないでしょうし(笑)

 それと、以下のような関連グッズの売上げは、きちんと募金に回されるんでしょうかね?

▼2015年08月23日

東武矢板線跡訪問

R0325366.JPG 猛暑が長く続いた2015年の夏。お盆を過ぎてようやく常識的な暑さになってきましたので、ボチボチブロンプトンで出かけるか…と。

 つことで、どこか関東圏でサクッと輪行でいけて萌え萌えな風景が広がる地域はないかなと思って、北関東方面を探していたら「東武矢板線」というキーワードが。
 矢板線とは現日光市の新高徳駅から、栃木県矢板市の矢板駅をむすんでいた路線。別に私は廃線鉄って訳でもないのですが、新高徳駅というのがまたシブすぎるな…と思い、早速出かけてきました。

 当日は朝の8:10分より浅草発の快速会津田島行き快速列車に乗車。ちなみに東武線の快速列車は、皆さん交通の便を考えてついつい北千住から乗りがちですが、浅草駅から乗ると確実に座れますし、北千住からは速攻ラッシュ並みの混雑となりますのでご注意を。
 この混雑の中ブロンプトン持ち込んでちょっと迷惑だった気もしますが、基本、他の人達も登山用具やら何やら大荷物組が多いので、そこはお互い様って事で(笑)。自分はそこから東武線終着の新藤原駅まで乗車しました。およそ2時間30分ってとこですかね。

R0325357.JPG 新藤原からは、普段は自動車で通り過ぎるだけの鬼怒川温泉市街などを適当に徘徊しながら、目的の新高徳駅に着いたのはもう昼前。ここから矢板市を目指します。
 駅前広場からは南東方面へ緩やかにカーブした細い道が続いているのですが、ここが東武矢板線の路線跡です。猛暑とまではいきませんでしたが、当日は日差しも結構強く、駅前で水分補給をしながら走ってゆきます。

 しばらくは廃線跡が続いているので、鬼怒川の北側を順調に東へ進みます。1km位進むと途中の渓流手前から道路が途切れますので、一旦迂回のために山道へ。途中で農作物を漁る野生の猿と遭遇したりしましたが、一旦県道77号線に入ってから更に東へ。このエントリの始めに掲載した写真は、県道から矢板線跡を撮影した写真。奥の橋梁がかつての矢板線です。今は用水路として活用されてるみたい。

 渓流を渡った後は再び県道北側の田園地帯に戻ります。路線跡もよくわからなくなってきたので、適当に田舎道を徘徊。なかなか楽しい。
 おそらく…矢板線の跡地を巡ろうと思わなければ…そしてブロンプトン持っていなければ一生通ることはないであろう脇道細道迷い道…みたいなノリでちょびちょび走ります。そんな感じで走っていたら船生市街へ到着。

R0325373.JPG 市街とは言っても、実質開いているお店がほとんどない訳で…中心地?の交差点ではこのように懐かしのSANYOで更にOTTOなんて看板がある閉店済みのお店があったりします。鉄道があった(といっても50年前の話ですが)頃はそれなりに栄えていたんだろうなぁ。そのような味わい深い市街地を跡にして更に東へ向かいます。

 この辺りで一度廃線跡からは離脱して、あちらこちらにある小川沿いを山に向かってのぼって行き止まりにあったりなんだりと、好き勝手に田舎道を堪能していたのですが、さすがにおなか減った。ルート途中にあったローソンでおむすびと水分補給した後は、再び廃線跡に戻り東へ向かいます。
 途中で矢板線のモニュメントでもある芦場駅の跡地を抜け、小さな峠を一つ越えたら、今回の訪問で一番楽しみにしていた塩谷市街に入ります。この市街中心にはかつて玉生という駅がありました。

R0325396.JPG 塩谷の市街はこれもまたこじんまりとした街で、なかなか味わい深いモノがあります。面白かったのは、小川まで行かないような小さな用水路を巧みに利用した町づくり。玉生駅があった製材所近くでは、自転車でも入るのがはばかる細い用水路沿いの道があり、更にその道に面して飲食店が店を開いていたりと、ちょっと不思議な風景でした。
 あと、不思議な風景というか、住民の気質だと思うのですが…悪い意味で言う訳でもないので誤解しないで読んでほしいのですが、先程の船生と塩谷の人達って物持ちがいいのが気質なんでしょうか。軒先、店先などに大量の荷物(?)を山のように積んである家が多いんですよね。積んであるそれらを見ても、ハッキリいうとどう考えても使えないというかゴミというか…、とにかく色々なモノを入口や庭先、或いは庭の裏などに山のように積み上げてる家が多かったです。これもまた住民気質ってヤツかなぁ。
 ちなみに、これと逆な気質を持つ地域というと、ぱっと思い浮かぶのは富山県地方かな。あそこは田園も市街地も本当に綺麗さっぱり片付いているというか…こういう違いを見つけて歩くのも、地方歩き(走り)の醍醐味ですかね。

 さて、塩谷市街地を徘徊しまくり、そろそろ辞めとかないと住民に通報されるんじゃね?って位たっぷりと堪能した後は、もう一つ峠を越えて矢板市街へ向かいます。

yaita ここから先はもう消化試合みたいな感じなので大して面白い訳でもないのですが、JR矢板駅近くには、かつての矢板線高架橋跡が残っていました。この辺は矢板市街や川を抜けるために路線が高架になっていたようです。

 JR矢板駅からはそのまま南に向かい、鬼怒川沿いを徘徊したりなんだりしながら、東武宇都宮駅まで走りました。到着時刻はおよそ18時位。そこから東武線に乗って東京へ向かいます。

 走行距離は、最後の輪行時にメーターがリセットされてしまったので正確な距離がわからないのですが、宇都宮市街に入る前に確認したときで97km位走っていたので、およそ100〜110km位ではないかと。

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↑塩谷市街で見つけた面白い家。
昔は奥の青い勝手口から出て目の前の小川で洗濯とかしてたのかなぁ。
RICOH GR


▼2015年08月22日

べっそうぐらし!

https://farm1.staticflickr.com/609/20150054564_812af68690_m.jpg シタイから〜! シタイなら〜! シタイとき〜! シタイでしょ〜! いーっしょに!!…ではなく、1人で来ました毎度お馴染み鹿嶋の別荘。

 今日の鹿嶋は、湿っぽい海からの風が吹いています。台風近づいてるんだっけ?朝は比較的穏やかだった波ですが、このエントリ書いてる昼前になると、結構な白波で荒れ気味。さすがにこんな波だとサーファーもいません。
 もっとも、朝にもサーファーがいなかったのは、例のサメ報道のおかげですかね。昨晩、近所のコンビニでビールとか買ってきたのですが、コンビニの雑誌コーナーにサメ図鑑が売ってたのには笑いました。

 部屋の中は相変わらずの超絶湿度で不快指数MAXですが、気温は日陰にいる限りはさほどでもありません。ただ、この湿度だと汗が気化しにくいので、扇風機に当たるなどして、熱中症には注意ですね。

 さて、ボチボチ街へ買いだし行ってくるかな。
 今日は防虫剤や殺虫剤を少し仕入れてくる予定。なんだか別荘の屋根裏にハチが巣を作ってるみたいで、少し対策せねば。

RICOH GR


▼2015年08月03日

AppleWatchの交換バンドを買ってみた

IMG_6242.JPG 使い始めてひと月くらい経ったAppleWatch。世間では「イマイチ」とか「思ったより使い道がない」など、微妙な評価な製品ではありますが、実際に使ってる人達の評価をみると、それなりに満足しているみたいですね。確かにアップルらしからぬ、手にしただけだとちょっとわかりにくい製品ではあるので、しばらく使わないと良さを実感できないみたい。

 かくいう私も、買ってから数日間は戸惑った部分もありましたが、使い続けてみると、今のところは便利に使っています。手首へのダイレクトな通知ってのは、結構それだけで画面の通知とは違った位相にあるなと認識を新たにしているところ。

 ま、使い勝手についてはまた追々語るとして、ひと月の間使っていてどうも馴染めなかったのが、Sportsモデルに採用されている「エラストマー」のバンド。
 私は元々は外出時には腕時計する派で、更にバンドは割と緩めに装着する方だったのですが、このエラストマーバンドの場合、どうも緩い状態があまり快適ではありません。元々真っ直ぐな素材を曲げて使っているからなんでしょうかね。自然な感じでWatch本体が緩くまとまらないというか。

 それともう一点気になったのが、スポーツバンドの穴に刺す金属のピン。スポーツバンドはこの金属と穴で位置決めをして、余ったバンドは手首の内側に収納するという構造なのですが、この金属部分が外に向かっているため、MacBookAirなどで作業中、手首をパームレストに置くと、金属が「カリッ」と当たります。キーボード操作中常に当たる訳でもないのですが、だからこそ、ちょくちょく「カリッ・カリッ」と当たるのが割とストレスだなぁ…と。
 これは何もApple Watchだけの問題ではなく、金属製のバンドを持つ腕時計共通の問題なのですが、今まではデスクワークの最中って腕時計外してましたから気にしていませんでした。ただ、AppleWatchを仕事中に外してしまうと、それこそ意味がなくなっちゃうので、どうしたもんかと。

 つことで、アップル純正で交換バンドを調べてみると、どれも結構なお値段なのね(笑)。それと、今回の「パームレストと金属が干渉しない」問題に対応するバンドはレザーループしかない。アマゾンで3dメーカー製のバンドも調べてみたのですが、見るからに安っぽいというか中華品質的なモノを感じたので、ここは仕方ない…純正で税込みほぼ2万円は厳しいけど、毎日長時間装着しているモノだし、ここはレザーループにするか!と、覚悟を決めました。

 購入場所はアキヨド。事前にレザーループのLサイズは長さがヤバイ…と聞いていたので、アップルコーナーで試着します。結果、ブルーとブラックで迷いましたが、レザーループのブラックMサイズを選択しました。
 ちなみにLサイズのバンドだと、折り返したバンドが長すぎて時計の液晶面まで達してしまう程なので、よほど腕のサイズに自信がある限りは、Mサイズを選択した方が無難だと思います。

 実際購入して装着してみると、どうもその他のバンドの中で一番イマイチっぽいレザーループなれど、想像以上の高級感に驚きました。というか、これAppleの写真が悪いよ。見た感じはなんかゴムバンドの出来損ないみたいな感じだもんね。
 実際のレザーループは、しなやかで薄い皮に覆われた金属リング的質感で、特にマグネットでバンドを留める際の「カチッ」という音と腕に伝わる心地よい感触はミラネーゼループ以上ではないかと思います。
 ヨドバシのApple Watch売り場でも、一番在庫余ってるのがこのレザーバンドWatchでしたが、商品写真の何となくの安っぽさと違い、実際に試着してみると印象はがらりと変わると思います。

 ということで、バンドを交換すると思ったよりもAppleWatchの印象って変わりますね。今まではなんとなく「デジタルガジェット」的な印象があったのですが、バンドが違うだけでなんだか「時計」に進化したような感じです。

IMG_6255.PNG
↑こんな感じで雨予報くるのがとても便利です。
iPhone6 Plus

▼2015年07月26日

FireFac 400を入手!

IMG_6218.JPG かねてから、オーディオ機器を買うと似たような機械が集まる…みたいな現象があるなぁ、と思っているのですが、今回はオーディオインターフェイス、RMEのFireFace 400をUCに続き入手してしまいました(笑)

 RMEといえば、以前UCを手に入れているのですが、なんだかんだでもう2年近く前のことなのね…。このUCの性能には大満足で、制御ソフトのTotalMixに少し癖あるな…ということ以外では何ら不満もないです。強いて言えばFireWire原理主義者の私にとって、インターフェイスがUSBってことが気になるくらい。
 で、その小さな不満を解消って訳じゃないのですが、縁あってとても安く手に入れられる機会があったので入手したという訳。

 つことで早速使ってみました。
 まず音出しはMacMiniからAudirvana Plus、電源はもちろんFireWireのバスパワーで。ちなみにケーブルはオヤイデのd+という口が800→400のケーブル、長さは4mと規格上FireWireの限界に近い。
 この状態でUCと音の比較をすると、音質についてはほぼ一緒ですね、UCに比べて少し解像感が強調されてる感じかなぁ。電源を同じPA-6Bに変更してみると、ますますUCとの差がなくなりました。

 ただ、音質の比較についてはあまり興味はないのです。興味があるのはやはり使い勝手。というのもFireWireのバスパワーで使えるということは、マカーの私にとって移動の時などイチイチ電源を持ち歩かなくてすむということ。こちらのメリットが大きい…なんていいながら、持ち歩く先は鹿嶋しかないのですが(笑)、それでも荷物減らせるのは嬉しいよね。
 ちなみに、最近のMacにはFireWire端子が付いてなかったりしますが、音出すだけならAppleから出てるThunderbolt→FireWireアダプタを使えば問題なく音は出ます。ただ、自分の環境(Mac mini→4.5mFireWireケーブル→FireFace400)ではバスパワーでの電源供給が無理でした。もっと短いケーブルや別な機種なら大丈夫かもしれませんが、念のため。

 その他のメリットとしては、FireWire端子経由での音楽再生だと、Mac側のCPU負荷がMacminiでおおよそ3~10%程度下がることでしょうか。とくにAudirvanaをIntegrated Modeで使うとそれなりにCPUをぶん回すので、コレはありがたい。MacBookPro13だと石がCore2 Duoだったりするのでより助かります。

 私の家のオーディオ環境では、実質単体のオーディオインターフェイスは必要ないので、なにもRMEをふたつ持つ意味はないのですが、ヘッドホンアンプとしても面白いし、自宅以外での臨時オーディオ構築なんかにも役立ちそうだし、なかなかよい買い物であったかもかも。

iPhone6 Plus


▼2015年06月28日

AppleWatchを買ってみました

IMG_6151.JPG 本当は電子レンジ買いに行ったんですよね(笑)。買った電子レンジはパナソニックのNE-MS261、上級機のビストロまではいらないかなと思って。
 早速使っているのですが、以前の電子レンジに比べ、暖まりも早いし、オーブン機能も強力でいいです。

 ただ、最近の電子レンジってちょっとお高いのになるとみんな扉が正面開きなんだよね。うちの設置スペース的には横開きドアの方が使いやすいんだけど、今横開きのレンジ探そうとすると、本当にチープな製品しかない。扉は横に開いた方がレンジ内の掃除もしやすいと思うんだけど…。

 というのはどうでもいいかw、電子レンジを買ったついでに都内をフラッとしてアポーストアに行ってみたら、噂のAppleWatchが普通に売ってましたので、ついつい買ってしまいました(笑)

 購入モデルは、Watch Sportの42mmのブラックモデル。消費税入れるとなんだかんだで5万円越えます。ホントは上級モデルのサファイアガラス付きがほしかったけど、あっちは8万円越えちゃうのでちょっと無理ですかね。

 開封の儀とか、モノとしての高級感とか色々ありますが、そこはあちこちのブログで書いてありますので、興味ある方は適当に検索してもらうとして、ここでは一週間使って見た感想などを…。あ、実はこのブログ書いてる1週間前に買ってます。

 購入日、開封して腕に装着して過ごしてみたのですが、正直しばらくは「たいしたことないかな?」と思っていました。数あるApple製品の中でも、このWatchはイマイチ手にしたときの感動とか高揚感とかが薄い気がします。というのも、このAppleWatchが思ってたよりも正しく“時計”だからかもしれません。

 というか普通の腕時計買った時だって、確かに感動するとは思うけど、PCとかスマホ買ったときみたいに別にいじり倒せる訳でもないじゃないですか。せいぜいアラーム鳴らしてみたり、機能があるならストップウォッチとかで意味もなく時間測ってみたり、そんなもんですよね。あとは眺めて楽しむとか…。
 AppleWatchも、手持ちのiPhoneとペアリングさせて設定してしまうと、意外とやる事がない。せいぜい心拍数を測ってみるくらい?そんなもんでしかありません。
 ただ、その地味な印象も、数日間腕に装着して過ごしてみると、大分印象が変わりました。ふむ…確かにこれいいかも…みたいな。なんだか、製品の良さがじわりじわりと浸透してくる感じ。

 その一例として、やはりブルッと震える通知機能は想像以上に便利でした。
 私は現在個人のiPhone6 Plusと、会社で支給されてしまった(笑)、素のiPhone6を持ち歩いているのですが、どちらも同じApple IDでログインしていると、様々な情報がWatchに届いてきます。
 例えば意外と気が付かないのが離席中の着信。外出ならiPhone持ち出しますが、同じフロア内でスタッフと打合せとかしている場合、案外iPhoneは机に置きっぱなしだったりするのです。そんな状況でも着信通知がWatchに飛んでくるので見落としがありません。また、相手によってはその場で電話に出ることもできますし、電話をかけることもできます(スピーカー通話になりますが)。私がAppleWatchで電話しているのを見た営業のスタッフが「おおっ!ウルトラセブンの時代がついに!」と喜んでました(笑)
 他にも、カレンダーやリマインダーの通知は実に便利で、仕事で打合せや、やることが貯まってしまうと、どうしてもタスクの1つや2つが抜けてしまうときがあるのですが、とりあえず入力さえしておけばWatchに通知がくるので忘れることはまずありません。こうやって文章に書くとなんだか地味な印象なのですが、ここ一週間、仕事では本当に助かってます。

 他にも、通勤中に聴く音楽はWatchからコントロールできるので何気に便利です。基本操作はグランス(Watchにおけるタスクバーみたいなモノ?)で可能ですが、更にアプリを起動すると、iPhoneの中にあるプレイリストのチェンジから聴きたい曲の選択まで全てできます。もちろん、デジタルクラウンでボリウムコントロールも可能。
 それと、私は晴れた日など「ちよくる」を使ったりしているのですが、メールで飛んでくる事前予約した配車番号とパスワードがWatchから確認できますので、コレも便利。というか外でiPhoneを鞄から出す頻度が結構下がります。
 あと、ヤフー路線情報でも、毎日使う駅を登録しておけば、Watchの対応アプリから「あと何分後に電車がでる」とか瞬時に確認出来ますので、これもヨイ!
 Ingressは…さすがにまだ対応アプリないですが、攻撃通知をメールで知らせる設定をしておけば、Watchにメールが届いたときにブルッと震えますので、すぐにリチャージでの反撃が…って、イングレの攻撃通知メールって結構時間差あったりするのでコレは無理があるか(笑)

 それと、家にいるときのリモートアプリは実に便利だなぁ。iTunesのコントロールが事実上全てWatchから可能。自分は普段家のオーディオではLINNのMajik DSとコントロールアプリでLINN Kinskyを使っているのですが、あまりにも便利すぎるので、これからは音質少し犠牲にしてもSongCastからの出力に切り替えるかな…って、この辺はわからない人はなに言ってるかサッパリですよね(笑)。はやくKinskyもAppleWatch対応アプリ出してほしい。

 その他、期待してなかった機能で地味に便利なのが、ナビゲーション機能ですかね。
 経路をiPhoneから設定しておくと、交差点の前などでWatchがブルッと震えて「300m先の交差点を右」というように通知してくれます。実は自動車運転中などにこの機能は助かります。スマホの画面を見てるよりも、Watchがブルッと震えたタイミングでちょっと確認すれば良いんですからね。ナビゲーションの画面を見るよりも確実に安全だと思います。

 とまぁ…ここ一週間AppleWatchを使って見た感想を箇条書き風に並べてみましたが、多分このエントリを読んでくれても、イマイチその良さは伝わらないと思うんですよね。
 ただ、日々の生活をApple製品で管理している私みたいな人にとっては、思ったよりも便利に使えるアイテムでした。万人にお勧めできるアイテムでもありませんが、対応アプリもこれからどんどん増えるだろうし、この手のが好きな人にとってはなかなか面白く使えるガジェットではあります。ただ、もすこし値段が安いといいよね。

 時計のガラス面には一応保護シート装着しました。以前は「腕時計に保護シート付けるのか?」とかバカにしていた時もありましたが、やはり腕時計なので使っているとそれなりにキズは付けそうな気がします。買ってすぐにガラスに傷入れると凹むので…(笑)。上の写真は保護シートが装着してある状態です。
 
 そうそう、色々な場所で懸念されているバッテリの保ちですが、朝6時過ぎに装着して、夜22時前後で帰宅した状態で、バッテリの残りは60〜70%辺り。買ったばかりで色々面白がって触ってる状況でコレなので、なんだかんだで2〜3日は優に保つんじゃないですかね。
 自分は寝るときには腕時計外す派なので、就寝時に充電すればバッテリ切れに悩まされる事もないと思います。

iPhone6 Plus


▼2015年06月06日

響け!ブロンプトン用ハードケース、B&W INTERNATIONAL Clapton Box

E6060427.JPG そして、次の曲が始まるのです…。

 ではなく、ブロンプトンのハードケースです。
 なんで「響け!ユーフォニアム」ネタで始まるのかというと、今回注文したドイツのHiBike.com、Googleで「Hibike」と検索すると、何故かこのアニメのサイトばっかりヒットするんだよね。初め意味がわからなくて何か変なマルウェアにでもやられたんか?とビビってたら、友達が冷静に「HI-BI-KE」だから、と教えてくれたw。
 つことで、このケース注文しても、次の曲は始まりませんし、私達が心を奪いません。トゥッティ!

 こちらは以前から欲しかったブロンプトン用のハードケース。これがあれば、わざわざブロンプトンを輪行せんでも、宅急便でホテルに送っとけるし、また帰るときはホテルから送り返せる。特に飛行機のって北海道とか行きたいなーというときに便利かなぁ…と。
 もっとも、このケース使った旅行だと、滞在中はホテルを移動できないという制限はあるけど、例えば毎年恒例の京都旅行などは、このケース使ってホテルにブロンプトン送っちゃえば楽だよね〜とか思ってました。

 ただ、今まで買わなかった理由は、値段が少しアレだから。3年位前に輸入されたときはお値段31,500円で、チト高いけどまーしょうがないかな…と思ってるうちに売り切れた。で、しばらくしたら値上がりしたみたいで48,600円になっちゃいました。しかも製造中止とかかいてある。

 製造中止ならしゃーないと思ってたのですが、最近ブロンプトン関係のtumblerを眺めてると、どうもこのケースが登場することが多くて、ひょっとして再販でもかかってるのかしら?と思っていた訳です。

 つことで、国内業者はアテにならんので、海外の業者を探してみると、思ったよりも普通に売っています。まず米国Amazon.comで送料無料$250位で売られていた見つけたので、こりゃラッキーとカートに入れてみましたら、送料無料とかいてあるのに、カートに入れたら送料が$300位追加されて、合計$600位に。ま、送料無料はないだろうとは思ってましたが、$300はいくら何でも高杉晋作。

 あきらめず、もう少し根気よく探してみたら、ありましたありました、独逸の響け!…もといHibikeで€125だって!これは安いですね。サイトの自動計算で日本までの送料を見ても、€22と出ていて、送料合わせても2万円ちょうど位じゃん!早速ポチりました。支払いはペイパルでね。注文したのは5月20日昼過ぎでした。

 このハードケース、ドイツ製だし本国注文だと想像以上に安いな〜と思っていたら、次の日にHibikeからメールが来まして「荷物大きいので追加の送料€27くれ、入金次第モノはあるのですぐ送る。」とのこと。ま…仕方ないなと思って指定されたアドレスに€27をまたペイパルで送金しました。

 しかし…この辺の対応が外国だなぁ…と思ったのは、ペイパルで送金した件についてHibikeから返答くれないんですよね。3日くらい待っていたのですが、さすがにメールアドレスへのペイパル直接送金なので少し不安になり、ちゃんと入金はされているか?と問い合わせを出したのですが返答なし。1日待って2回目のメールも返事無し。更に1日待って3回目に少し強い言葉でメールを送ったら「入金は確認出来てる、商品は明日入荷するからすぐ発送するよ。」と、蕎麦屋の出前状態な返事が返ってきました。ま、いいんですけど。

E6060431.JPG で、待つこと大体2週間?つか荷物の発送は結局そのメールから更に数日後だったのですが、昨晩無事に、私の家に届きました。しかしでかい!

 さっそくブロンプトンを入れてみました。思ったよりもピッタリサイズで初めはスポンジの形状が最適化されていないせいか、少し押し込むようにしないと入りません。ペダルの所が干渉してるみたいね。それと、サドルバッグを装着している人はこれも外さないと入らないと思います。
 ただ、メインフレーム上側には少し余裕がありますので、こちらに小物類は収納できそうです。

 ケース本体はABS樹脂製で、思ったよりも頑丈みたい。これが本体価格€125€というのは安いと思いました。見た目もそれなりにカッコいいし、ハンドルも剛性感ありますし頼りになりそう。ただ、フタのロック部分のリリースレバーが割と敏感で、すぐにパカッと開いてしまいます。それを防止する為なのか、標準でマジックテープの結束バンドが付いていますが、実際に飛行機などに預けるときは、追加で縦方向もバンドで結束したいところ。

 ケース本体の車輪は、回転もなめらかで、駅や空港などで移動する分には困らないと思います。ブロンプトンを入れるとそれなりの重さにはなりますが、なんとかなるでしょう。

https://farm1.staticflickr.com/312/18325487968_d7f2a6306b_m.jpg
↑ジュビリーたんと比べてもでかいっす。

RICOH GR / OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5



 

▼2015年06月01日

スピーカーを選ぶコツ

DSCF0334 これだけ長い間オーディオを趣味としてると(というかここ10年位は趣味という実感もないくらい普通にオーディオと暮らしてるけど)、それなりに機器の入れ替えがあります。それらを全て列記しているとキリがないので、丁度スピーカーを買い換えたこともありますし、ここでは私のスピーカー選びについて語ってみます。

 というのも、オーディオにおいてスピーカー選びというのはある意味メイン競技というか、やはり目玉になる訳で、この選択に悩んでいる人は多いんじゃないかなぁ〜と思いましたので。
 それなりにクドクド長い文章ですが、若い方はオーディオの先輩からの軽いアドバイス的なノリで読んで頂ければと。

1:Celestion SL6 Si 編

 私が初めてステレオスピーカーに触れたのはいつのことか?思い出すと、幼い頃家にあったコロムビアのモジュラーステレオだった気もしますし、今はなきオプトニカのステレオコンポ…ま、そんな時代の思い出話をしてもキリがないので、グッと時代を下って、私が初めて自力で購入したスピーカー単体モデルといえば、CelestionのSL6siでした。

 この当時、日本のオーディオ界はブームとしてのピークは過ぎていましたが、それでも秋葉原の石丸電気などでは、沢山の国産コンポが所狭しと棚に並んでいた時代です。
 今の時代では、オーディオ機器で海外製を選ぶことなど普通なことですし、特にスピーカーについてはゼネラルモデル以上の製品だとむしろ国産を探す方が難しくなってしまいましたが、その当時の国産スピーカー界は長く続いた5・9・8(ゴッキュッッパ)競争の終盤にさしかかっていて、似たような大きさと外見のスピーカーがそれこそ何十種類(?)も発売されていました。
 5・9・8?最近の若い皆さんはよく知らないと思いますが、1970年代後半から1980年代頃に、日本のオーディオメーカーでは1本定価59,800円というプライスタグで、どれだけ高性能なスピーカーを送り出すかを競っていた時代があり、各社この価格のスピーカーには採算度外視で戦略的価格を付けて猛勝負を繰り広げていたのです。

 なら、その時代の5・9・8モデルにはハイコストパフォーマンスのモデルが充実しているのではないか?と考える人もいると思いますが、ブームの初期(私は知りませんが)にはひょっとしてそういうモデルもあったのかもしれません。
 ただ、ブームが過熱するようになると、各社とも他社を出し抜こうとスペック勝負に出始め、似たようなサイズのキャビネットに、見た目だけはド派手な大口径ウーハーを装着したり、フレームを金銀色で固めたこれまた派手なツィーターで高級感を出したり、スピーカーにおけるバランスを無視した、本来の音の良さとは全く違う方向に競争が進んでゆきました。

 ある意味それも仕方がないことです。当時のオーディオは主に大手家電量販店での扱いがほとんどで、その売り場には壁一面にスピーカーが積み上げられ、買いに来たユーザーは、20〜30の切り替え回路を持つスイッチで切り替えてスピーカーの試聴をする仕組みでした。
 また当時の量販家電店の店内は今と違い、フロアの中では流行の音楽が大音響で流れて(その頃はJASRACも音楽のBGM使用には寛容だったようです)、場末のパチンコ屋並みの騒音。そんな騒音まみれの環境で壁に詰まれたスピーカーのスイッチを切り替えながら、お店で用意されているクラシックやジャズなどのソースを聴くのです。ソースについて建前上は「お好きなレコードをお持ち下さい」となってはいましたが、自分のレコードやCDをお店に持ち込んで比較する人は少なかったみたい。特に若い客相手だと店員も接客を露骨に面倒くさがっていた時代でしたし。

 もちろんそんな環境でスピーカー本来の音質などわかる筈もなく、店頭試聴(?)の勝負に勝つのは、新製品で棚の目立つ位置(耳の高さに近い場所に重ねられている)に置かれた、派手なウーハーか派手なツィーターでドスドスキンキン言わせるモデル。そうでないと違いがわからないのですから仕方ありません。
 そんな試聴の末にスピーカーを選んだユーザーも、四畳半の部屋で近所で拾ったドブ板やコンクリートブロックで積み上げたスタンドの上に新品のスピーカーを置いて「自分のスピーカーはウーハーが30cmだ!」などと自慢していた訳で、今思うとのどかな時代だったと言えるかもしれません。

 結果、日本のオーディーメーカーで派手に行われた5・9・8勝負は、コスト度外視+採算無視の大出血サービスで売れば売るほど赤字を垂れ流し、肝心だった製品の音はどんどん悪くなる一方という、まさに消耗戦、オーディオ市場への焦土作戦となり、これ以降、まずはスピーカーから国産オーディオメーカーの衰退が始まることとなります。

 で、何故当時の自分が、初めて買うスピーカーでそれらのモデルを避けて、イギリス製のちんまい(割に高い)スピーカーを買ったのか?
 きっかけとしては、当時既に使っていたAudiolab8000Aの開発リファレンスモデルだったから…というのはわかりやすい理由ですが、その当時からなんでイギリス製の変なアンプをわざわざ買っていたのか…という点については今でも少し不思議です。
 ただ、理由は漠然と覚えていて、ひとつはその当時編集のアルバイトで潜り込んでいた某オーディオ雑誌(もう廃刊しています)の試聴室で、チラ聴きながら結構な製品の音を耳にしていたこと。また詳細は忘れましたが、その当時では珍しい海外製プリメインアンプの特集(殆どイギリス製)のために慣らしていたアンプ達がすごく音が良かったこと、それらが理由ではなかったかと思います。

 私はバイト(それもその編集部専属ではなく出入りの編集アルバイト)なので、試聴室正面で音を聴いた訳ではないのですが、おそらく相当衝撃を受けたのでしょう。当時は丁度アンプを買い換えたいと思っていたのですが、それ以降、もう海外製のモデルしかあり得ないと思っていました。
 そしてAudiolab8000Aを選んだきっかけは、試聴の末という訳ではなく、単純に10万円ちょいで買える海外製アンプがそれしかなかったから(他にNait2もあり悩みましたが後に再会)。まだ古いアキバ駅前のラジオ会館内サトームセンで購入しています。というかアキバ中探し回ってその店でしか売っていませんでした。まだまだ海外製のオーディオ機器を扱っているお店は本当に少なかったのです。
 結果、それまで使っていたパイオニアのアンプと比較して大変満足する結果となり、ならスピーカーもゆくゆくはCelestion…と、それがこのスピーカーを買ったきっかけ。購入場所は同じくサトームセン、2本定価148,000円で、別売りのスピーカースタンドはペアで3万円位したのですが、マケてもらって15万ちょいで買った記憶があります。買って友達に見せたらこんな小さなサイズでこの値段…と、あまり評判は良くなかった(笑)というのは以前書きました

 そういうこともあり、Celestion SL6siについては、悩んで購入したスピーカーというより、アンプを買ったら自動的に決まってた…という感じですね。コイツとは10年位の付き合いとなりました。

2:Marlin EXL-1 編

 さて、お気に入りのオーディオと過ごしていた毎日でしたが、なんのきっかけでしょう…LINNからのダイレクトメールだったかな?とにかく当時の私はアナログプレーヤーでLINNのAXISを使っていたのですが、当時代理店だったODEXが取り扱いを辞めてから製品の案内もなく、何となくですが「潰れたのかな?」みたいに思っていました。
 言葉悪いですが、当時の海外オーディオブランドなんてそんなもんでしたからね。数人で集まってテキトーに製品作って、負債抱えると会社を解散して、また別ブランドで会社立ち上げる…その様子を故、長岡鉄男氏は「駅前の不動産屋みたいなもん」と言っていましたが、さもありなん!と言った感じ。

 もちろん、LINNは潰れてなんかおらず、LINN JAPANという代理店の元で、本格的な日本進出を図っていたところでした。で、折角なので新しいLINNの音でも聴きに行こうと思い、雑誌で見つけたのが秋葉原のショールーム、リンツというお店。ただし電話したのが定休日だったのか電話が通じず、もう1箇所都内で取り扱っていた新宿のダイナミックオーディオに試聴希望の連絡を取ります。リクエストした機種はLINNのMAJIKとMIMIKのペア。当時私が使っていたSL6と似たようなサイズのスピーカー(ソナスだったと思う)で聴かせてもらい、こりゃスゴいと即金で50万円!払って帰ってきたのでした。
 そういえばこの製品買ったときも家で国産30cmウーハー鳴らしてた友達が「この二つで50万円?」と信じられないような顔してましたが、別なオーディオ好きな友達に見せたら「このサイズでこの重さ…それにこの筐体すごいね、鳴きがない、コレって結構高いんじゃないの?」と、割と的確に特徴見抜いてたのが面白い。ちなみにその人はスピーカー自作派で海外オーディオ機器なんて全然知らんと言ってた人でした、当然LINNなんてメーカーは知らないと言ってましたし。

 なんでスピーカー話でアンプとCDP入れ替えの話をするのかというと、このLINNというメーカーとの出会いが、次のスピーカーとの出会いで重要なポイントになるからなのです。

 さて、届いたLINNのMAJIK/MIMIKですが、同時にスピーカーの方ももう少しいいのにした方がいいのでは?と考えました。これは特に音の不満があった訳ではなく、単純にアンプとCDPをグレードアップしたからスピーカーも変えた方がいいのかな?と思っただけです。また、当時東京でLINN製品をメインで扱っていたリンツというお店にも一度出かけてみたいと思ったというのもあります。
 鉄は熱いうちに…じゃありませんが、新しいアンプが届いておそらく1ヶ月以内にリンツへ出かけています。当時のリンツにはLINN製品はもちろん、雑誌でも見たこともないような製品が多数並んでいました。そして確か初回の訪問はLINNのスピーカー、KANとかKEILIDHとかその辺だった気がしますが…を聴かせてもらったのですが、いまいちピンとこなくて、その後2〜3回通った後にふと見つけたのがバンダーステインに似た黒いスピーカー。
 アレなんですか?と店員さんに聞いてみるとMarlin EXL-2というスピーカーだと教えてもらいました。Marlinと言えばネット(当時はパソコン通信)で誰かが語ってたかな?程度の認識しかなかったのですが、値段もそこそこだし聴かせてもらうと、これには衝撃を受けました。私は元々空間表現の巧みなオーディオ機器には弱いのですが、このスピーカーから出るボーカルの熱さと空間表現には1発でノックアウトされ、その場で購入契約を…。その時に「このシリーズには1〜3迄あって、最上級機には高さ2m近くもあるExcaliburというモデルがありますよ」と聞きました。そういえばパソコン通信でエクスカリバーとか語ってる人いたな。これのことだったのか…と(笑)

 一応EXL-2を契約したのですが、自分の部屋には少しサイズが大きすぎる気がして、念のためEXL-1の出物があったら(これらMarlinのスピーカーは既に店頭在庫か中古しかなかった)連絡して下さいとお願いしたら、確か翌日くらいに連絡があった。記憶では平日の夜に店まで聴きに行ったと思うのですが、閉店時間過ぎての試聴の末、低音の迫力は劣るけど、EXL-1の方がタイトで音が生々しいとのことでこちらを選びました。確か広島の店から持ってきたとか言ってたな。

 ということで、EXL-1を選んだ理由は、試聴して検討というより、試聴してたらすごいのに当たった!みたいな感じでした。そういう意味でスピーカー選びの検討はしていないですね。運命みたいなモノかな?
 余談ですが、このお店を通じて色々な人と出会いました、特に日本では珍しい同じスピーカーを使っているANIさんと知り合いになれたのは、その後のオーディオ人生にも有意義なものでありました。

3:Celestion Ditton66 編

 さて、EXL-1を買ってから数年、LINNのシステムも調子いいし、EXL-1も調子いいしこりゃたまらん!と、当時流行ってた林原めぐみのアルバムとか(笑)聴いていた訳ですが、何故かふと魔が差して別なスピーカーの音を聴いてみたくなります。そこで現れたのが、かつて使っていたCelestionのルーツとも言えるDitton66。なんのきっかけか忘れましたが、当時リンツ改めサウンドクリエイトとなったお店で聴かせてもらい、その美音と雄大な音に、これは欲しい!と思ってしまったのでした。

 確かお値段はもちろん中古で18万円だったかな?数週間悩んでたら値下げしてくれた気がします(値下げしてと値切ったのは自分からだったのですが…)。早速購入してEXL-1の代わりに使っていました。
 ただね…お店ではアレだけいいと思っていたDitton66ですが、イザ自分のものになると、どうも納得できない。納得できない点は本当にただ一点で「音のエッジが緩い」ということでした。

 どういうことかというと、音の立ち上がり、音の消え方、そして人の声や楽器の切れ込みがどうもズバッと決まらない。なんせ、現代の基準では薄い木でできた大きな箱鳴りするキャビネットに、30cmのドロンコーンですから、もともと立ち上がりや立ち下がりが俊敏な構造ではないんですよね。発売された当時はモニター機としてブイブイ言わせていたのかもしれませんが、現代のスピーカー…特にEXL-1と比較してしまうと、どうも音がトロい…。ということで2ヶ月位使った後に、奥の院(私の部屋の奥にある倉庫部屋)入りしてしまいました。

 結果失敗した買い物とも言えるのですが、それでもこのスピーカーを手放していない理由は、古いので買い取りが安いというのもありますが、やはりあの音の美しさが記憶に残っているからなんですよね。もうしまい込んで10年以上経つと思いますが、まだ音は出るかな?チャンスがあればもう一度聴いてみたいと思いつつ、奥の院の中で朽ち果ててゆくのかもしれません。

 スピーカー選びとして失敗例ではありますが、その製品のどこかしらに惚れた部分があれば、購入した事そのものについては不思議と後悔は感じていない例。これも勉強のうちですし、大人の勉強はお金がかかるのです。

4:PIEGA Master Jubile 編

 ということで、その後は再びEXL-1でオーディオ生活を楽しんでいました。以前はもう一生このスピーカーでいいや…と思える位惚れ込んでいたスピーカーだったのですが、やはり長い間連れ添いすぎましたね。なんだかんだで15年以上はこのスピーカーと一緒にいると、不満というより音の衰えを感じてくるようになりました。
 特に参ったなと思ったのは、元々低音は少し弱くはあったのですが、ここ数年かなり低音域が出なくなってきたこと、それと音の位相がどうも決まらず、昔のようなスピーカーがまるで消えるかのような音場感が得られにくくなってきたというのがあります。

 アッテネータの調整をしたり、本体を支えるスパイクを床直差しにしたり、スパイクの数を5本にしてみたり色々やってはいたのですが、それらの作業もだんだんイヤになってきて、もうオーディオは引退しようか?と弱気になった時期もありました。

 そしてEXL-1との別れと、やはりオーディオは辞めない!と決断したきっかけは、最近よく出かける茨城県鹿嶋市での別荘オーディオを始めたこと。
 あまり深く考えず、もう20年以上前に買ったAudiolab8000AとCelestion SL6siをたまには鳴らすかといった軽い気持ちで持ち込んだだけだったのですが、そんなお下がりの機器ながら、全くといって調整もせずただ棚に置いただけで、とても楽しくワクワクする音が鳴りました。この音が鳴ったときは、大げさではなく本当に「昔の私ありがとう!」と心の中で思ったものです。なんだか勇気が出てきました。

 単なるノスタルジーなのか、それともオーディオは当時から進歩してないのかわかりませんが、あの頃選んだ自分の機器が、こんなに時間が経っても自分を愉快な気持ちにさせて、更に勇気まで与えてくれるとは、購入した当時は思いもしませんでしたよ。

 さて、となると冷静に考えて、もうEXL-1との蜜月は終わったんだなと判断するしかありません。確かにその当時でもタマにすごい音が出たりして、そういう時は気むずかしいEXL-1だしなぁ…と自分を納得させていたのですが、やはりオーディオはオーディオ。良い音を出すための楽しい苦労ならともかく、良い音を出すために楽しくない苦労をするようではいけません。何か良いスピーカーは無いものかと、漠然とですが買い換えを決意し始めます。

 結果、銀座に移ったサウンドクリエイトでPIEGA Master Jubileを買ってしまうのですが、その経緯についてはこちらのエントリに書きましたので詳しくは語りません。

 我ながら決断が早いなとは思いますが、その早い決断の理由については、まずは信頼できる店員さんのお勧めであったこと。こちらはPIEGAの中でもカタログにすら掲載されていない特殊なモデルなので、どうもお店としては売りにくい製品ではあったようですが、そんな面倒くさそうなモデルを数年ぶりに会った私に勧めてくれたというのは、彼もそれなりに何か思う事があったのかもしれません(ま、在庫押しつけたれ!かもしれませんけどw)
 あとまぁ…色々なスピーカーを試聴してじっくり検討してというプロセスを踏まなかったのは、私の方もこのスピーカーを聴いて何か感じる事があったからかもしれませんね。ちなみに、漠然と検討していた予算から数倍の価格になりましたが、これもまた何らかの出会いってモノなのかもしれません。

5:スピーカーの選び方

 ということで改めて思い出してみると、長いオーディオ生活の中で、私は今までまともにスピーカーを選んできたことがなかった。
 初めてのスピーカーは自動的に選んだようなモノでしたし、その後もオーディオ雑誌や本にあるようなじっくりと検討する選び方でスピーカーを買ったことはありません。いつも「あ!これすごくいい」という直感だけで買ってきましたが、不思議と後悔はありませんでした。Master Jubileはまだ買ったばかりなので、ひょっとしてこの先後悔するかもしれませんが、幸いの所今では、毎日どんどん好きになる一方!

 衝動買いできるのは、普段から色々な人の音を聴いてショップへ足蹴に通って新製品情報を集めているからでは?と思われる方もいるかもしれませんが、残念ながら半分コミュ症みたいな私は、人の家のオーディオシステムを聴かせてもらうなんて本当にマレですし、お世話になっているサウンドクリエイトだって、ここ10年で出かけたのはMaster Jubile買ったのを合わせても3回かな?そういう意味では今のオーディオ界にすっかり疎い私です。

 それでもスピーカーを衝動買いして失敗しないのは、実のところ失敗だった事実を知らないだけかもしれません。本当のところは失敗だったという可能性だってあります。
 ただ、少なくとも今のところはオーディオを引退する気持ちになっていない訳で、つまり自分の選択が失敗だったと思わないこと…それに自分の好きだという気持ちに素直でいること…が、絶対に後悔しないスピーカー選びの秘訣なのかもしれません。

Leica digilux zoom

▼2015年05月30日

PIONEER OFC-STAR QUAD CABLEを別荘で試してみる

IMG_6078.JPG コネタです。

 家に大分前から眠っていた、我らがパイオニアの高級スピーカーケーブル「PIONEER OFC-STAR QUAD CABLE」。3m位のペアが何故か昔から家にありまして(買った記憶が無い)、どうせなら別荘オーディオで試してみようかなと。
 あ、自宅では無理です。スピーカーケーブルは最低片側5m位ないと届かないし、自宅のスピーカーケーブルはLINN K400で充分満足してますので。

 ちなみに、別荘オーディオのシステムを紹介しますと、ソース側はMacBook Pro13のPCオーディオ。USB/DACやLINN MAJIK DSなど状況に応じて色々変化しますが、今回は関係ないのでいっか。
 アンプはこのブログ読者ならお馴染みのAudioLab 8000A、スピーカーもお馴染みCelestion SL6 Siです。それをつなぐスピーカーケーブルは、別荘近所のヤマダ電機で買ってきた安物…おそらくビクターのCN-415Aです。長さは片側2mだったかな?線材は立派にもOFC!無酸素銅を惜しみなく採用…といっても、今時その辺で売ってる電線やら何やらってほとんどOFCですけどね、つことで普通のケーブルです。

 で、今回用意したPIONEER OFC-STAR QUAD CABLE、当時はいくらしたんでしょうね。今は売ってないので色々検索すると、ヤフオクで4.9mペアが4,900円で落札された記録が残っていますので、新品だと1m/2,000円とかしたんでしょうか。高級までは行かずとも、高品質なケーブルではあるようです。

 早速試聴。接続はスピーカー側には直で、アンプ側は金メッキのバナナプラグ(型番不明)を装着して聴き比べました。比較という割に、ビクターは片側2m、パイオニアは3mなので全く同条件ではないですが、誤差みたいなもんでしょ。

 で、聴いた結果ですが、ハッキリいましょう、PIONEER OFC-STAR QUAD CABLEはまるで駄目でした。
 ビクターの安物と比較すると、一聴では「お、音のスケールが大きくて雄大になったな!」とちょっと感心したのですが、よく聴くと音の芯がボケボケ…、楽器の定位はおろか、中央のボーカルまでなんだかモヤモヤした感じになりました。ただ、音のレンジは確かに広がったので、オーディオ入門者なら「コレは音質改善効果大!」とか勘違いしそう。

 一応、エージングのつもりで数時間は慣らしていたのですが、時間の無駄だと思って、ビクターに戻しちゃったw。
 逆に言えば、ビクターのCN-415Aはなかなかのコストパフォーマンスですね。パイオニアと比較すると、音の密度感があり、何よりも位相が揃ってフォーカスが安定している気がします。確かに音の消える余韻などは少し抑えめですが、これはむしろパイオニアのブヨブヨした音と違って、音の消え際がしっかりしてると言い換えた方がいいかもしれません。

 つことで、あっという間にお役御免になったPIONEER OFC-STAR QUAD CABLE、うーん、どうしたもんかw。

iPhone 6 Plus


▼2015年05月25日

Fと17回目の初夏です

R0325285.JPG 車高上がってますね〜w。ということでMGFの車検が終了しました。

 このMGF昔から、いつも故障ばかり!新車で買える中古車!などと散々言われてきましたが、英国ローバー破綻後は更に、壊れると直せない!壊れるとパーツがない!などという属性も加わり、今では維持するにも三重苦〜四重苦なクルマに…。それでも今回は何とか無事、車検を乗り切ることができました。

 今までに色々やったせいか、今回は奇跡的にトラブルが少なく、メインのトラブルはクラッチレリーズシリンダーからのオイル漏れ。確かに最近クラッチ踏むと「ブホッ」って感触はあったんです。
 ちなみに、今回はリペアキットで直ったけど、リペアキットで直らなかった場合は、パーツの本国発注になり、つか本国にちゃんとパーツがあるのか判らんし…ということで、長期入庫も覚悟というスリリングな状況でしたよ(笑)

 他はトラブル少なかったので、ついでに治したところがヒーターレジスタ。ブロアの「弱」が効かなくなっていたんですよね。こんなんなのにパーツ代が14,904円とかフェラーリかよとw。国産なら1,200円位だよね、仕方ないけど。

 その他は一般的なメニュー、オイル交換やら車高調整やら何やらで、整備代は13万円強。税金と合わせて総額20万円位ですかね、こんなものですか。

 車検整備をお願いしたのは、毎度お馴染みオートクラフト。今ではすっかりレンジローバーのハイソ系ショップですが、MGFだって見てくれます。感謝ですね。

R0325288.JPG さて…今回は車検が無事通ったら、久しぶりにFにモディファイを計画していました。ま、モディファイって程でもないですが、赤いMOMOのアルミと本革ハイブリットシフトノブを装着。
 当時のFは、ディーラーオプションでMOMOのシフトノブが売られていたのですが、確かお値段が2万円位したので、なかなか高くて買えなかったのです。なので今まではこんな黄色いシフトノブを付けていたんですけどね。

 今回の車検17年目にして、ようやく憧れのMOMOの装着となりました。あと何年乗り続けられるかわかりませんが、最後の日を迎えるまで少しでも運転が楽しくなるといいな。

RICOH GR


▼2015年05月20日

RICOH GR II?

 そろそろGR IIの噂もチラホラ出ているみたい。

 デジタルのGRは買ってはみて、いいカメラだとは思い使ってはいるけど、その先のGR II?どうなるんだろ…というか、その先のGRについて、驚くほど興味が持てない。

 今はデジタルのGRを使ってはいるが、このデジカメ、道具としては過不足ないが、なんだか初代GR Digitralのような興奮は今でも持てないでいる。というか、操作感や機械としてのの感覚が微妙にペンタックス(笑)の臭いがして、どうしても単なる道具以上の愛着を持てないでいる。

 次のGRシリーズは、リコー本来のオリジナリティあふれたカメラになってもらいたいけど、あのメーカーのスタッフ内部に抱え込んでいる以上、もう無理だろうし、このカメラの次モデルを買うこともないだろう。

 というか、次モデルを買いたいという意欲がまるで起きないなぁ。

LINN Space Optimisationを試して測る

sc_01 LINNの新しい音場補正技術、Space Optimisationですが、少し前にLINNのDSシリーズ全てで使えるようになりました。

 こののスペース・オプティマイゼーションは、通常のグライコ、またはアキュフェーズのディジタル・ヴォイシング・イコライザーと違い、極めてソースファーストなデジタル補正なのが特徴。
 というか、補正というよりデジタルの信号を音楽に復号する段階で補正を行うようなので、音の劣化はありません。

 通常のグライコと大きく違うのは、アキュフェーズ等が出てくる音を測定し、その周波数を平坦に補正する考え方に対して、LINNのスペース・オプティマイゼーションは、ソフトで部屋の大きさや環境を入力し低域部分の歪みを補正するという考え方。積極的に好みの音を創り出すといった用途とはまた違うようです。

 具体的な使い方は、LINNのKonfigというソフトに登録されているスピーカーを基礎データとして選び、それを元に部屋の大きさやスピーカーを置いた位置を測定しソフトウェアに入力。あとはソフトウェアが理想的なトーンカーブを計算してくれます。ちなみに登録されていないスピーカーを使っている場合は、似たようなユニット構成と床からのウーハーの高さ(こっちが重要らしい)を選べばOKとのこと。私の場合はPrAcのD30を基礎データとしています。

 じゃ、私の部屋を測定して演算した結果はどーなのよぉ〜!というのが、上、重ねて掲載した二枚目の写真。27Hz付近〜30Hz付近でピークが-24.83dbの補正がかかっています。LINNが持つデータベースによると、私の部屋のサイズとスピーカーの設置位置ではこの付近で低音が反響し音楽を汚すようです。
 もっとも、部屋の中の家具や散らばっている本w、そのた細かい部屋の状況などはソフトウェアから入力出来ませんので、厳密に計測するとまた違うのでしょうが、スペース・オプティマイゼーションの場合は主に低音の歪みを補正する用途なので、こんなもので良いのかもしれません。
 補正をもっと追い込みたい人は、ソフトウェア上から直接補正量の数値も入力出来ます。

 で、スペース・オプティマイゼーションの効果ですが、私の部屋の場合、聴感上の印象だと少し音が地味になったことと、各楽器の定位が改善されました。定位というより音のフォーカスが合った感じかな。しばらくこの状態で聴いた後にフラットに戻してみると、やはりスペース・オプティマイゼーション効かせた方が正しい音のような気がします。

sc_02 ということで、この印象が正しいのかと簡易的にスペアナで測定してみました。音源はこちらのピンクノイズを使用。測定はiOSのアプリAudio Frequency Analyzerを使います。ま…所詮内蔵マイクなのであくまでも簡易的なモノですが、オーマニならインスコしておくと便利なアプリです。

 で、平日の早朝からあまり大きな音出せないので、控えめにリスニングポイントから測定したのが右の画像。上がフラットな状態、下がスペース・オプティマイゼーションかけた状態となります。

 ある程度の誤差はありますが、一応ソフトウェアで補正している25Hz付近はちゃんと音が弱まっているのが確認できます。他、小音量での計測のため低域側はすこし下がり気味ですが、私の部屋は、細かい凹凸を無視すればそんなに暴れた音響特性の部屋でもなさそうです。

 音としては明らかに低域側を引っ込めたのに、聴感上はフラットに錯覚してしまうのが不思議な感じですが、さすがHi-Fiホームオーディオを追求してきたLINNという感じですね。一件単純そうに見える補正ですが、実は独自に測定したノウハウがぎっしり詰まっているのかもしれません。

 そうそう…部屋の寸法を測るには、下のレーザー距離計がお勧め。オーディオ用アクセサリとして考えれば安いモンだと思いますので、DSユーザーはこれを機会に1個用意しておくのも良いかも。
 オーディオ用途以外でも色々便利そうだし。

▼2015年05月19日

AETの次世代防振パットを買ってみる

IMG_6030.JPG ジュビリーの脚ですが、床の響きを止めるために、暫定的にフェルトを四角く切って、床との間に挟み込んでいます。ただまぁ…所詮フェルトだし、しばらくすると潰れてクッション効果無くなるのは目に見えているのです、ま暫定だしね。

 ということで買ってきたのが、このAETのVFE-4005Hというゴム系のインシュレーター。ハイレゾ対応ってのが意味わかりませんが、お値段は4個入りで1,030円とこの手の製品にしてはなかなか安い。購入場所はアキヨドです。
 指でつまんでみると、ゴムっぽくそれなりに堅いのですが、力を入れると少し凹みます。ただのゴムよりは粘性があるようです。

 一昔前だと、この手のインシュレーターは、オーディオ用と名がついたモノよりもホームセンターなどで同等の素材を買ってきた方が安上がりだったのですが、今のご時世、オーディオアクセサリメーカーが良心的になったのか、一般ホームセンターがぼったくるようになったのかわかりませんが、このクラスの製品だと値段あまり変わらないんですよね。

 実は平日の夜にアキヨドでこのAETの製品を見つけ「ホームセンターで似たような製品買った方が安上がりなんじゃね?」とスケベ心をだしたものの、休日の島忠の防振ゴム系売り場で似たようなモノを探しても微妙に高い。同じようなサイズ感で一般的なただのゴムシートでも、1個195円(税抜)という価格で、8個揃えるとなると1,600円ちょっと?だったらAETのパッドでもいいかなと。オーディオアクセサリにもデフレの波が来ているのか?

 で、早速家に帰ってジュビリーの脚に敷いてみます。
 おおっ!さすが21世紀の技術で開発された防振素材!粘性素材×発泡処理で究極の振動吸収の効果がッ!…ってな事もなく(笑)、普通に効いているのだと思います。

 さすが、フェルトと比べると、当初自分が想定していたゴムっぽい効果はちゃんとあるようです。中域くらいの解像度が少し良くなった気もします。ま、この先ゴムが潰れてきて最適化されると、もっとよい効果が得られるのではないかと期待しているのですが…どうかな?元より悪くなっちゃうかもしれないし、それはしばらくしてみないと分かりませんね。

 なんだか、久しぶりにオーディオで遊んでる実感。たのしいな、オーディオは。

iPhone 6 Plus


▼2015年05月18日

ドラムロ強襲!

ヲタ

E1010402.JPG 「ダーナ・オシーはしょせん旧式。このドラムロにかなうわけがない!」

 聖戦士ダンバインの1話から最終話まで活躍したオーラバトラーの名機、ドラムロが遂にROBOT魂より立体化されました。
 かつてのクローバーやバンダイ旧プラモのピザ造形にうんざりしていた聖戦士達諸君!ついにあのドラムロの勇士が、作品中の湖川作画並みのカッコ良さで手に入る時代になりました、これはうれしい!うれしすぎます!

 ちなみに私は事前にネットで予約して購入したのですが、念のため発売日の15日昼過ぎに、アキバのアレげなお店をのぞいてみると、店頭販売分はナシ、もしくは瞬殺だった模様で、売っている姿を見かけられませんでした。ボチューンなんかは結構売れ残ってるけど、ぶっちゃけアレカッコ悪いからなぁw。

 これで、ダンバイン・ドラムロと、宮武オーラバトラーのROBOT魂シリーズはダーナ・オシーだけ。早期の立体化を望みます。

 で、このドラムロですが、作品第1話の時点では最新式のオーラバトラーでした。主役機であるダンバインが操縦に強いオーラ力を必要とする実験色が濃い機体なのに対し、ドラムロは初めてオーラ増幅器を備え、バイストン・ウェルのコモン人でも動かせる上に、外殻も乱獲で個体数が減少したキマイ・ラグではなく、より捕獲しやすいガッターの殻を使うなど、量産を見越した設計のオーラバトラーとして描かれています。
 一応、重武装・装甲強化型のオーラバトラーとして作られていますが、第1話でバーン・バニングスが園遊会の余興でガッターと闘うシーンでは、とても素早い動きで敵を翻弄していました。

 当初はコモン人でも、オーラ力の強いバーンなど限られた人しか動かせませんでしたが、作品が進むにつれ一般兵士みたいな人もじゃんじゃん操縦できるようになっていたので、作中で語られませんでしたが、おそらく途中からオーラ増幅器に何らかの技術革新があったということなんでしょうな。
 特に地上へ出現する直前には、それこそ森のカナブン並みの恐ろしい数で量産されていましたので、これじゃバイストン・ウェルのガッターは大量乱獲で絶滅してしまうんじゃ…などと、いらぬ心配もしたものでした。

 さて、届いた実物を見てみると、さすがオレ達のバンダイが最新の考証で作った製品。本当に設定画イメージ通りの造形です。
 特に感心したのが、胴体の細さ。これってみんな誤解しがちなポイントですが、ドラムロってずんぐりしたフォルムに騙されるけど、実は胴体そのものってあまりずんぐりしてないんですよね。
 足と腕の太さ、そして背中に背負った巨大なオーラコンバータに騙されて、つい胴体も太く作ってしまって単なるピザ体型にされていた今までのドラムロですが、このROBOT魂のドラムロは、腰から上の胴体はほっそりしていて、それを中心にイカツイ肩や太い足などが、バランス良く配置されています。まさに鍛え抜かれたお相撲さん的なフォルムでカッコイイ。そして、最大の特徴である手にある三本の爪も、触ると痛いくらいのシャープさで作られています。

 同じROBOT魂シリーズ(同スケール?)のダンバインと比較すると、機体の大きさが全然違う上に、ダンバインの細さが際立ちます。一応ダンバインのモチーフはカブトムシだったりするのですが、ドラムロ(こちらはカナブンがモチーフ)と並べると、ダンバインはカブトムシというかナナフシみたいに華奢です。
 仮に自分が聖戦士としてバイストン・ウェルにさらわれたとしたら、絶対ドラムロに乗るでしょう。つかダンバインとか勝てる気がしません(笑)

 写真は、届いてパッケージを開けると早速スピーカーの上で対決始めてしまったドラムロとダンバイン。いやー、やはり宮武オーラバトラーは本当にカッコよすぎるわ〜!
 そうそう…ドラムロ販売を記念して、ダンバインも再販されてるらしい。買い逃した人はセットでどうぞ。

OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2015年05月14日

PIEGA Master Jubileのセッティングについて

R0325277.JPG さて、うちに来て数日経ったPIEGA Master Jubileですが、何となくですがポイントが見えてきたので、いくつかメモ的に。

 まず、うちの機器との相性について。
 サウンドクリエイトではアンプがOCTAVEのプリメイン〜V40か70か80かわかりませんが〜と、プレーヤーがLINN Akurateで聴かせてもらっていたのですが、アンプに関してはうちのNAP250の方が好みの鳴り方だと思いました。というかどちらかというと、試聴時に聴いたOCTAVEとジュビリーって実はあまり相性良くないんじゃ?と思っていたので、その点は一安心。

 具体的に言うと、OCTAVEだと中低域の推しが少しものたりなくて、NAP250の方が高域の艶が少し希薄。これらは部屋の状態による影響もあるので、アンプの相性なのかどうかはわかりません。ただ、試聴室で聴くよりは音の実態感を感じますので、コレはコレで満足です。ま、試聴室だと同じ部屋に音を乱す要因でもある未使用スピーカーが沢山あるからね。サンクリの試聴室はどの部屋でも普通のオーディーショップより相当いい音しますが、ショップである以上コレは仕方がないことです。

 そうそう…私の部屋でも使っていないEXL-1は、とりあえず私が聴く位置からうしろの壁の隅に置いているのですが、昨晩「そうだそうだ」と思いだして、ユニットのプラスマイナスを余ったケーブルでショートさせたら、それだけで部屋の音響が変わりました。使っていないスピーカーを同じ部屋に置いている人は、必ず余ったジャンパーケーブルなどでプラスとマイナスをショートさせておくようにしましょう。

 で…ジュビリーちゃんですが、まだ数日聴いただけなのでまだあまり細かい事は気にしない方がいいと思いつつ、とりあえず現状で感じている課題は、

1:スピーカーに床が少し負け気味?
2:部屋に対してスピーカーの設置位置の問題
3:定位の改善

 というところ。

 1:については、ジュビリーちゃんが重すぎるせいか?おそらくエンクロージャーが同じサイズのCoax90.2より何故か1本あたり15kgも重いのです。EXL-1の時はスピーカーの軽さに悩み、最後の方はスパイクをフローリングの床に直刺ししてましたが、ジュビリーは何か堅いボードを用意した方がいいのか、或いは弾性のある素材でフローティングした方がいいのか…。個人的にはスピーカーボード敷いてその下をスパイクで支持して…なんていういかにもマニアっぽい事ってしたくないんですよね、シンプルなのが一番です。
 とりあえず、家にあったオーディオ用ではない薄い制振シートみたいなのを正方形に切って、スタンドの脚にかませてます。ジュビリーの脚はPIEGAでいうボトムプレートが標準装備なのですが、脚がスパイク状に尖っているのではなく緩やかに丸いプレート状になっていて、更に薄い透明なゴム(?)状のシートが貼られています。今はそこに制振シートを追加した状況です。
 やってみると、床の余計な響きがちょっとだけ消えたせいか、音がまとまってくると同時に、少し低音が出てきました。ただ響きが抑えられるのはいいとしても、低音寄りになったのは少しイマイチな気もします。

 2:のスピーカー設置位置ですが、個人的には壁から今の位置より少し内側にして前進させたい。しかしこれは生活上の利便性もあるので、もう少し考えます。昔みたいにコーナーを背にした配置でもいいのかなと思ったりも。

 3:は1ともかぶるのですが、まだスピーカーの間に綺麗に楽器が浮かび上がる…といった状況になっていません。音の情報量は増したけど、フォーカスがきちんと合っていない感じ。この辺はスタンドに置いた小型スピーカーだと楽なんだよなぁ。なんだかんだで、フロア型(トールボーイ含む)は、それなりに位置合わせに悩むこととなります。

 金属製のネットについては、基本外さない方向で考えてます。
 うちの場合、ネコにいたずらされるとアレだし、またピエガご自慢のリボンユニットは磁力も強力で、間違えてピンやらなにやらくっつけると、その衝撃でユニットに穴が開くこともあるそうで、その場合、ジュビリーに採用されているLDR2642 MKⅡリボンツイーターだと、修理の部品代が2〜3万円。出せない額じゃないけどチト辛い。
 尚、Coaxシリーズに搭載されてるC1/C2 同軸リボンを壊した場合、部品代だけで8〜10万円とか逝くらしいので、これらをお持ちの方は、くれぐれもご注意をw。

RICOH GR

▼2015年05月10日

PIEGAのスピーカーを買いました

R0325273.JPG 最近どうもEXL-1の衰えを感じていたのです。

 自慢だった抜群の音場感も、音のキレも、そこはかとなく失われてきていて、そろそろ寿命なのかなと。
 確かにオール木製…しかも合板ではない本体は、日本の季節、あるいは季節毎の湿度の差に対して辛い構造ではあります。ひょっとしたらユニットのネジが緩んできたとかそういう理由なのかもしれませんけど、ま、それを含めてそろそろ寿命かもねと。もう何年使ってるんだろ…20年近いかな。

 そういうこともあり、ここ1〜2年に渡り、ボチボチといいスピーカーはないものかな?と、何となく探していたんですよね。
 ただ、スピーカー買い換えのきっかけというか直接の同機になったのは、近頃良く訪れている別荘でのオーディオ鑑賞。
 私的にはお下がりの機材(Celestion SL6si+AudioLab8000A)ながらも、面倒な調整なしで、電源入れてスピーカー窓際に置いて鳴らすと本当に気持ちいい音が出る。あ…オーディオってこうじゃないと!

 そんな事もあり、久しぶりに何か良いスピーカーのネタでも拾えないかなと、銀座にあるサウンドクリエイトにでかけてみました。
 馴染みの店員さんが出てきて「最近スピーカーを買い換えたいと思ってるんですけど」みたいな話から、手頃なPIEGAのスピーカでも聴いてみますか?みたいな流れに。
 PIEGAとはスイスにあるオーディオメーカー。以前もこのお店で何度かPIEGAのスピーカーは聴かせてもらっていて、その度に「あ、いいなぁ〜」とは思っていたのです。当然今回の次期スピーカー候補のひとつとして考えていました。

 早速聴かせてもらったPIEGAのTP-5というスピーカー。アルミ押し出し材でできた細身のエンクロージャーが特徴。スタイリッシュな印象とは裏腹に、とても暖かみのある音が出ます。ちょっと低域の制動が緩いかな?みたいな気もしたのですが、音は本当に楽しい。

 これならEXL-1から買い換えてもいいだろうと思い、同じTP-5(また以前は同じEXL-1)を使っている北海道のアフロ店長に電話で相談。
 「いやーすごくイイッスよ」との絶賛コメントを聞いた上に「EXL-1に比べて全然鳴らしやすいです。セッティングに神経質にならなくて大丈夫」みたいなアドバイスも頂き、これっきゃnight!と、早速商談を。
 で、結果から言うと、商談の末に参考程度で聴かせてもらった同じくPIEGAの別なスピーカー、そっちを選んでしまいました。

 決めたスピーカーは、PIEGA Master Jubileというモデル。何年か前にピエガ創立25周年を記念して、世界限定で50本(25ペア)?発売したスピーカで、日本には合計3セットほどやってきたとのこと。そのうちの1本を購入してしまいました。

 実を言うとTP-5を聴く前に、「おなじPIEGAで珍しいモデルがあるんですよ」との話を聞き、参考程度にチラ聴きしたんですよね。初聴での感想は「確かに高そうな音するけど、ちょっと自分の好みじゃないかな?」というものでした。
 ただ、TP-5を試聴して決めた後、何となく気になって念のためもう一度聴かせてもらったら、このMaster Jubileのほうに可能性を感じてしまった訳なのです。

 ハッキリいって、絶対的な性能差を無視すれば、このブログを書いている今でもTP-5の方が自分の好みです。バスレフながらも僅かに低域が緩い感じとか、EXL-1や密閉型のCelestion SL6siに通じるものがあります。
 そういう意味で、Master Jubileの方は私としては少しカチッとしすぎる感想を持ちました。でもオーディオって時として単純な好き嫌いで割り切れるモノでもないんですよね。不覚にもふと出た弦楽器の音にハッとしてしまって、トータルでは好みと外れていても、「家で鳴らしてみたい、コイツにチャレンジしてみたい」といった感想を持ってしまったのです。

 となると、もうダメですね。スピーカーとか一度買ったら大体10年みたいなサイクルで付きあう製品です。今好きな音より、可能性を感じるモデルを選ぶ…ま、コレは人それぞれかと思いますが、そういった可能性や予感を感じたということは、多分自分の好みは今後、Master Jubileの方にシフトしてゆくんでしょう。カッコよく言うと、私は現状よりも未来を買ったのだ!(笑)みたいな感じ?

 早速契約を済ませて、善は急げと銀座から一度家に帰り、車で出かけてスピーカー受け取ってきちゃいました。このスピーカー即日持ち帰りしたのは、日本では多分自分ひとり…世界でも自分だけかもしれないw。

 搬入には苦労しました。なんたってこのMaster Jubile、片側だけで60kgもあります。写真で並べたEXL-1と同じようなサイズ(EXL-1はスパイク外してますので少し低いですが)なのに、重量差は3倍です。お…重い。

 PIEGAに詳しい友達に話を聞いたら「そういえば日本に入ってきたときやたらと重いのがあった」とのことで、おそらくエンクロージャーがPIEGA一般のアルミ押し出しじゃなくて、同社C40などと同じ鋳物なのではないか?とのこと。いずれにせよ資料がないので推測の域を出ないのですが、確かにPIEGAの他の同じようなサイズのスピーカーは重量30〜40kgなので、エンクロージャーの構造自体違うんでしょうね。

 早速音出ししていますが、夜なので小音量で聴いても、結構な雰囲気出るのがありがたい。最近のEXL-1だとある程度音量を上げないときちんと低域が出ないし、かといって昼間音量上げると少しヒステリックな音になりやすく、スィートスポットが本当に狭かった。そういう苦労なしに音楽に没頭できるのは本当に嬉しいです。

 思えばここ数年、家にいるときでも、スピーカーよりヘッドホンで音楽を聴くことが多かったのですが、これを期にまたスピーカーでの音楽鑑賞に努めようかなと思います。

RICOH GR


▼2015年02月23日

MGFの車高と春の兆し

R0324633.JPG 週末は茨城県の別荘に出かけていたのですが、最近では少し空気がぬくくなってきたせいか、MGFの車高も少しだけ上がってきたようです。なんたって、リアタイヤがフェンダーに埋もれなくなってきたので(笑)

 このクルマにも、あとどれ位乗ることができるのでしょうか。まだ数年間は大丈夫かもしれませんし、明日には乗れなくなるかもしれません。
 特に足を支えるハイドラガスユニットのスフィアが欠品してるのが痛いですね。コレが抜けてしまうと、もう走ることはできません。

 私のMGFは1998年式です。春の車検が通れば、もう17年も経ってしまいます。

RICOH GR

▼2015年02月15日

矢野顕子・さとがえるコンサートに行ってきました

IMG_5154.JPG もう去年の12月14日の話なんですけどね。

 色々ありまして、NHKホールで行われる矢野顕子のコンサートに行ってきました。副題が「さとがえる」だそうで、確かに彼女にとっては日本でのコンサートは「里帰り」になるのか。

 このライブ、矢野顕子冠は出ていますが、実は他のメンバーも超豪華で、彼女を支える脇役(?)は、鈴木茂、細野晴臣、林立夫というメンバー。う〜ん、往年のJ-POPファンにはたまりませんネン。

 演奏された曲目については、後でネットで色々調べてみると、あの夜は17曲もあったんだねぇ〜。本当にあっという間でしたが、その中で矢野顕子自身の歌は6曲?だったかな。前半はちょっと古い洋楽ポップスが中心で、後半は大滝詠一やはっぴいえんど、細野晴臣など、日本のニューミュージック系が中心。

 矢野顕子のライブは即興性が特徴との評判ですが、実際彼女のライブにフルで出かけたのは初めて(いつだか記憶にないけど生演奏はどこかで聴いたことがある)で、想像以上に楽しかった。細野晴臣とかも歌ってたけど、主役を食っちゃう位に拍手を受けてたのも面白かったなぁ。ってな感じで、1曲目からアンコールまでの時間がすごく短かった「え?もう終わり」みたいな。
 観客の多くは、自分よりも年上のおじさんおばさん方が中心なのですが、拍手とか応援のかけ声とか、結構盛り上がってましたね。

 それと、天下のNHKホールはやっぱり音響がすごいね。私は三階席だったので、正直矢野顕子自身は結構小さくしか見えなかったのですが、アレだけ大きなハコの割に、PAの音とか余計な付帯音が殆どなくて、彼女の声もたっぷりと楽しめました。
 そういえばアタシ、NHKホール入ったの初めてだったよ。あそこで毎年紅白歌合戦が行われてるんだと思うと、ステージは思ったより大きくなかったかも。

 このライブ、去年の大晦日にWOWOWで放送されたそうだし、この日のライブについては、3月18日にCDアルバムとして発売されるそうです。アッコちゃんファンの人は是非。

 自分も買いたいけど、同時にハイレゾ版も出ないかなぁ?

iPhone6 Plus


▼2015年02月13日

そういえばXperia Z ultra買ってたんだっけ

EC150361.JPG すっかりネタにするの忘れてたんですが、実は年末にこんなモノを買ってましてね。ソニーのズルトラこと「Xperia Z ultra」です。

 このモデル、国内ではAUから発売されているようですが、私が入手したのはグローバル版C6833のSIM FREEモデル。ギーグに有名な香港オパンツエラく安く売っていたのを知ってムラムラと欲しくなってしまいまして。

 というのも、この機種って防水なんですよね。なので、おふろに入りながらKindleの本読んだり、バンダイチャンネルのアニメ見たりと夢がひろがりんぐ!なんて妄想しちゃいました。ちょっと前にアキバでWi-fi版を見ていて、いいかも…と思っていたというのもあります。

 ただ、購入したお店については、残念ながら私が注文しようとした時期に、エクスパンシズでは紫色モデルがなかったので、数千円高いアキバのシムフリー屋で購入してしまいました。ま、一応保障がつくし、以前もAndroidの白ロムを買ったときにちょっとしたトラブルがあったんだけど、快く返品交換してくれたことがあったし、それでもいいかなと。

 早速使ってみます。本体はとても薄くて横長で、手にするにはとても良いサイズ感。スマートフォンとしては大きすぎますが(ちなみにもちろん電話もできます)、タブレットとしては程よいサイズ感です。私的にはiPadとiPad3はなんだかんだであまり使わなかったという過去がありますので、タブレットPCについてはやや懐疑的だったのですが、このサイズだと鞄に入れておいてもかさばらず、更に電子書籍や動画を見ても程よいサイズで鑑賞できます。

 ちなみに上の写真では、バンダイチャンネルで配信されてるラブライブ(笑)を表示させています。この端末買ってから毎日お風呂の中で見てました。使ってみるとこの位の画面はストレスなく動画コンテンツを見ることができる最小サイズかなぁと。iPhone6 Plusでも良かったのですが、アレ防水じゃないのでお風呂場で使えないんですよね。

 写真ではiPhone6 Plusと並べています。こうやって見るとXperia Z ultraとあまりサイズの差はないように見えますが、手にしてみると、このサイズの間にスマートフォンとタブレットとのしきい値があるんだろうな…という絶妙なサイズ。ちなみにXperia Z ultraはスマートフォンとして普段持ち歩きながら使う気にはなれません。

 Xperia Z ultraの本体は、表面と裏面が完全に平行な薄い板チョコみたいなスタイル。防水仕様なので各端子にはカバーとゴムによるシーリングが施されています。その中でSIMとMicroSDカードスロットは完全にIPX5/8の防水仕様に準拠しているようですが、3.5mmイヤホン端子とMicroUSB端子については、端子そのものが防水化されているらしく、特にMicroUSB側は防水キャップが壊れてしまっても問題ないらしいです。毎日開け閉めしていたらすぐにゴムキャップが劣化するそうですが、その辺は安心みたい。ちなみに防水されているせいなのか、本体側MaiceoUSB端子は基板から浮いている感じで何となくグラグラとしています。初めは端子が壊れているのかと思った。
 もっともUSBケーブル側には防水ってないと思いますので、充電やデータ動機時には、ちゃんと端子を乾かして使わないと充電器側にトラブルが起きると思います。

 他、Xperiaの特徴としては、本体横にあるマグネット式充電端子ですかね。国内盤のXperiaには標準でマグネット充電ケーブルが付属しているみたいですが、グローバル版は別売り。なので期待しながら数日後にヨドで買ってきたのですが、これがまた…AppleのMagsafeをパクったんだろうけど、想像以上にどうしようもない端子でした。
 まず、製品によってある程度差はあるみたいですけど、マグネットの保持力がとても小さい。Macbook充電ケーブルのあの「カチッ」とした感覚を期待すると、相当ダメダメです。それともっともダメな規格だと思った理由は、上下方向を逆に指すとその瞬間に本体がフリーズして落ちること。フリーズして落ちるとかしれっと書いていますが、調べてみるとこれ、本体の基盤が壊れることもあるようです。
 一応、端子をよく見ると上下逆方向には通電しないようにしている工夫はうかがい知れるのですが、その工夫が二つの端子穴の大きさが微妙に違うかな?って程度でしかないので、ケーブルを少し押しつけ気味にすると本体と通電してしまいます。その瞬間ショートして本体が気絶してしまうみたい。コレは酷いな…。先行のAppleという実例があるのに、どうしてこんな劣った規格を作るんだろ、ソニーは。
 あ、余談ですが、AppleのMagsafeも、間違えてUSBケーブル指そうとすると(これが以外と外では間違えるんですよ)ショートして本体が気絶することがあります。基板まで壊れることがあるのかは知りませんけど。

 搭載OSはAndroid4.4。買ったモデルはGoogle Play版ではないので(ホントはそっちが欲しかった)SONY製のアプリがそこそこプリインストールされていますが、国産キャリアのAndroid機のように、操作を阻害するレベルのアプリは入っていないようです。むしろハイレゾ(対応している)再生が可能なWALKMANアプリなどが入っていて、ちょっと得したような感じ。
 一度GooglePlay版のカスタムロムを焼いて、OSをlollipopにしようかとブートローダをアンロックしましたが、何故かアンロック後はAGPSを拾わなくなるという不具合が発生して、仕方なく数日後にリロックしてしまいました。よく調べるとGooglePlay版カスタムロムもそれなりに不具合があるようなので、無理してやることないかなと。
 そうそう、グローバル版XperiaはSONYよりlollipopへのバージョンアップが正式発表されていますので、そろそろアップデータが降ってくると思います。

 データ通信はWi-fi運用中心で考えていたのですが、折角なので外で通信もしてみたい!ということで、買ってしばらくはNexus5のnanoSIMを抜いてXperia Z ultraに入れたりしていました。Y!mobile(e-mobile)のSIMを契約した端末以外に指して使えるのか?という問題については、一応購入したショップに話を聞いて問題ない(ただSIMが壊れた際の保証は無い)と聞いていますが、くれぐれも自己責任でお願いします。私はそれなりに通信しましたが、とりあえず請求額が青天井という事はありませんでした。

 その後、折角なのでOCNのプリペイドSIM/1GBを入れていますが、あまり外出して使わないので、1GB使い切らずに3ヶ月経ってしまいそうです。

 ということで結論としては、毎日のお風呂読書やアニメ鑑賞が捗りすぎで、今のところ買って良かったなぁ…と思っています。

R0324501.JPG
↑MGFのコンソールにピッタリとはまるサイズで、
まるで純正カーナビみたい(笑)
RICOH GR / OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2015年02月06日

CompuLab 4K Display Emulatorを導入

R0324617.JPG 私は自宅でMacminiをミュージックサーバー運用しています。サーバー用途なので、当然モニタやキーボードは接続せず、全てリモート運用です。

 ただ、ちょっと困るのが、最近のPCの一部は、起動時にモニタが接続されていないと、ビデオボード回りのパフォーマンスが低下すること。Macminiの場合も起動時にディスプレイ接続が無いと、ビデオドライバのロードを省くため(ある意味「正解」ではあるのですが)、GPUの性能が最小限になってしまいます。

 ネットワーク越しにターミナルでコマンド制御する場合には、これらGPUのパフォーマンスはどうでもいいのですが、私の場合はリモートで画面共有というGUI操作を行うため、ちょっとストレスが。

 特にMacminiの場合は、画面の描画速度問題よりも、再起動後に一度外部ディスプレイを認識させてあげないと、800×600程度(?)の解像度に画面が固定されてしまうのが困りもので、その為リモートでMacminiを再起動した後は、わざわざiMacとビデオケーブルを一度接続してから外部ディスプレイとして認識させ、高解像度画面プロファイルを取得後に解像度変更…という手間のかかることをやっていました。
 ただ、この方法では、画面解像度は復活しますが、GPUドライバはロードされていないので、画面描画はイマイチもっさりしたままなのですが。

 それを防ぐために、海外ではアナログビデオ変換アダプタに抵抗をはんだ付けして、擬似的にディスプレイをエミュレートするという裏技的な方法やってる人もいるようですが、そもそもこのアダプタひとつだって、なんだかんだで2,000円から3,000円位しますし、見た目結構ダサいのはオシャレなマカーとしては許せないところ(笑)
 で、調べてみると、海外にはこのようなニッチな用途のために、擬似的にディスプレイ接続を認識させるEmulatorが商品として存在しています。仕組みは単純で、HDMIポートから取り出した信号線に抵抗をカマしてあるだけです。ただ、製品として売っているだけあって、見た目もコンパクトでスッキリしています。

 早速購入しようかと思ったのですが、日本のショップでは売っているところは見つけられず、結局アメリカのAmazon.comへ直接注文。米アマは送料さえ払えば基本日本だろうとどこだろうと、クレカ払いで送ってくれますので、なかなか頼りになります。

 ダミーディスプレイアダプタとして、通常のVGA Emulatorと、4K解像度をサポートするEmulatorの2種類があって、それぞれ$15と$25です。それに日本への送料が約$10かかります。自分は折角なので4KのEnablerを注文してみたのですが、VGA Emulatorで充分だったかな?
 注文から到着まではおよそ1週間位。送料込みで$35だったので、今の相場だと4,000円位ですかね。円安が辛いです。

 早速使ってみました…といっても、使い方はMacmini背面のHDMIポートにブスッと刺すだけです。この状態で再起動します。

 起動後は一瞬クライアント側のiMac画面共有に内蔵ビデオボードフル解像度のMacmini画面が表示されます。当然iMacの27inchモニタはそこまでの解像度はありませんので、縮小表示です。
 解像度は、折角なので2048×1152のワイドサイズに設定。起動後は、確かに画面共有のレスポンスが大幅に改善されました。こんなに変わるならもっと早く注文しておけば良かった。

 つことで、これ以上書き連ねることは何もないのですが(笑)、Macに限らずPCをモニタレスで運用している人は、一度これらのアダプタを試してみても良いのではないでしょうか?
 最近では日本のアマゾンでも売っていますが、日本ではあまり需要がない(知られていない?)せいか、送料含めても米アマに比べて結構割高ですね。

RICOH GR


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