またワイドサイズか!
パナソニックから発売されてるLX1というカメラ。広角側がライカ版28mm相当ということがウリらしいのだが、今日何気なくスペックを読んでみたら、28mm相当の画角は、16:9の画面比でしか撮影できないんだってね。つまり、かつて銀塩写真で流行った“ワイド写真”と同様、本来あるべき撮影範囲の上下を切り落として“広角”と偽っていた、あの状態と同じということだ。悪事は繰り返されるんだねぇ。
本来“ライカ版28mm相当”と謳うには、そのワイド画面の左右両端を4:3相当に切り落とした状態で28mm相当の画角が得られないと意味無いと思うのだが、どうせこの手のカメラを買う人にとっては、そんな基本性能なんてどうでもいいことなのかもね。
オーディオ業界もそうだったけど、こうやって消費者をだますような事ばかりやってると、いずれこの業界自体が安物勝負、製品の性能なんて誰も気にしない、単なる消費財を売るだけの業界になっていってしまうぞ。
※この後調べたところ。28mm相当の画角は、16:9の画面比でしか撮影できないというのは誤りだとわかりました。ごめんなさい。
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