ロード復活!
本日、長年の悲願(笑)である、ロードレーサーがようやく復活!。無事試運転までこぎつけた。
長い間、物置に放置してあったこのロードレーサー。復活させようとは思いつつ何年も時が過ぎてしまったのだが、一月くらい前からボチボチと状態のチェックを初め、先週必要な部品を割り出してから、今日の朝、都内の自転車屋に買い出しにでかけた。
まず、買ったものはVITTORIA Rally 28-21 というタイヤ2本。まあ、安いからね。それとビンディングペダルのSHIMANO PD-M520。その他リムセメントとリムテープ前後2本分(保護用でなく貼り用)。更に釣り具のDAIWA精工が発売しているサイクルスタンドを買ってきたのだが、これがまあ、よくもこんな使い物にならないものを発売したもんだ…という代物だった。
とりあえず、屋外に自転車を出して、各部をクリーニングする。残念ながら、割と湿気の多い場所にあったせいか、メッキ部分にサビが浮いているパーツが多い。それと、フレームの一部もペンキが剥げていた。もっとも、このショップオリジナルフレームは、購入時から何となく塗装がいい加減だと思っていたので、逆にこの程度で済んでいるのはラッキーか。
まず、タイヤに8気圧ほど空気を入れて、試運転をするため先にペダルを交換してしまう。一応このロードにはLOOKタイプのビンディングペダルが装着されているのだが、街乗りがメインの用途だとLOOKのビンディングは、シューズ側の金具が大きく外に張り出す為、普通に外を歩けない。性能はSPDよりもいいと思うんだけどね。ま、ここは実用性重視とのことで…。
ペダルを付け替えてブレーキやタイヤをチェックすると、とりあえず問題無さそうなので、軽く近所を一回りする。
久しぶりに乗るロードは、MTBをスポーツカーに例えるとするなら、まさにレーシングカーそのもの。高圧のタイヤは路面の凹凸をダイレクトに伝えるし、ハンドルさばきも非常にクリティカル。そのくせ軽くダンシングをかけると、あっという間にスピードが上がる。分かりやすくいえば、街乗りにはちょっと危ない乗り物。いいねぇ…。久しぶりだぜ、この感触!
なんていってるうちに、トラブル発生。デュアルコントロールレバーの引き側(アウターにチェンジする方)の変速が、うまくいったりいかなかったりする。どうやら内部のラチェットが外れかかっているのかどうなのか…、早速帰宅してバラしにかかる。
写真を撮っていなかったのだが、105グレードとはいえ、デュアルコントロールレバー本体の構造は結構複雑で、バラバラにして組み上げるまで2時間くらいかかった。原因はレバー前面カバー内側に、シフトダウン用のラチェットを噛むくぼみがあるのだが、そこが長年の使用で劣化していたこと。今時7速仕様のデュアルコントロールレバーの補修パーツなんてあるのかな?パーツがあれば直せるのだけど、正直もう分解はしたくないというのが本音。とりあえず組み付けの調整をしたら問題なく変速しているので、現状ではヨシとする。
その後再び試乗。大体30分くらい家の周りを走り回っていたら、今度はリアタイヤに異変。パンクでもしたのかな?と思ったらそうではなく、古くなったリムセメントが劣化していて、タイヤがリムから外れかかっているみたいだ。ホイールを外してタイヤを横に押し込むと、簡単にリムからタイヤが分離して、ちょっと怖かった。
つことで、折角新しいタイヤとリムセメントを用意しているので、躊躇なくタイヤ交換へ…。しかし、長年乗っていなくて勘所を忘れたのか、手のひらやタイヤの表面やら、あちらこちらリムセメントだらけにしてエライ目にあった。考えてみればリムーバーを買っておくのを忘れたんだよね。リム側の残りセメントはペラペラとかさぶたを剥がすように取れたから良かったけど、手のひらに…それも作業のコツを忘れたせいで、全面べっとりついたセメントを洗い流すのは一苦労だった。洗面台で30分くらい工業用石鹸で洗いまくってたよ。この記事を書いている今でも、まだ一部セメントが落ちきっていなくて、ちょっと気持ち悪い。前回山本さんに会ったとき、リムテープをあれほど絶賛しているわけがようやく分かった。つか、今日はリムテープも買ってきてあったんだから、ケチケチせず使えば良かったんだな(笑)。ま、これからは私テープ派に転向することにします。
そんなこんなで、今日のロード復活計画はこれにて終了。ゆくゆくは、サビの浮いているパーツなどを交換してみたいところなのだが、駆動系のパーツは現在売られている多段コンポにすると、またMTBと同様、殆どのパーツを交換しなければならなくなるんだよな。無理せず、ヤフオクでのんびりと補修パーツでも漁ることにするか。
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コメント
おお、明日お披露目ですね!
楽しみにしています。
投稿者: にしだや | 2005年10月01日 23:42