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▼2005年10月07日

なにげにレアなクルマ達

05-10-07-01.jpg 先週の週末に自転車で走り回っているうちに見つけた、なにげに超レア車二台。

 まず一台目は、こりゃひょっとしたら見たことないという人が殆どじゃないだろうか。私もショールーム以外で見たのは初めてという、レア中のレア!トヨタ・セプタークーペ。このクルマは、今から10年くらい前かな…カムリのプラットフォームを使ってアメリカで生産されたFF車で、当時セダンとワゴンとクーペの三種類をラインナップ。特にワゴン車は、価格が安い上にバカでかいボディというのがウケたみたいで、一昔前は、結構路上で見かけることも多かった。セダンの方も、やはりでかい上に安いということで、年配の方にそれなりにウケていたようだ。
 ただ、クーペボディは路上で見ることがなかったなぁ…。本場(?)アメリカではそこそこ売れていたみたいだが、そもそも日本ではクーペボディそのものが死滅しかかっていたし、ましてこのセプタークーペは、スタイリングも失礼ながらそんなにセンセーショナルじゃないし、このクルマをわざわざ新車で買う人達というのは、超クルママニア?なのか、超合理主義者なのか、それとも偏屈もの…なのか、よく分からない。ある意味マセラティ以上に「一体誰が買うのか分からないクルマ(byテリー伊藤)」だった訳で、先週末に発見できたときは、結構嬉しかった。

 もう一台のレア車は、知る人ぞ知るフォード・フェスティバGT-A。確か当時は限定300台だったはずなのだが、目立つクルマだし、そこそこファンがいて、現在でも中古市場でわずかながら出回っているとのことで、台数の割にはそんなにレアという気がしないクルマだ。確か1990年代初頭に作られた車なので、世間に出回っている台数は相当減っているはずなのだが、何故か一年に一度くらいの割合で見ている気がする。
 この初代フェスティバは、オリジナルのデザインも結構かわいい。昔、仲の良かった女の子が赤のキャンパストップが欲しいとのことで一緒に中古車屋に見に行ったことがあった。その時少し運転させてもらったのだが、素直なハンドリングと、軽快なエンジンの吹き上がりにちょっと感動。ハイパワーマシンでもハンドリングマシンでもなかったけど、まさにスニーカーみたいな素の良さがあったと記憶している。当時は私も赤でキャンパストップのミニに乗っていたので、一緒に並んで走っていると、なんだかペアルックで街を歩いているような気恥ずかしさが…って、そんなことどうでもいいや(笑)。
 だいぶ話が脱線したが、このGT-Aもレア車には違いないので、末永く生きて欲しいものだ。

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