クルマの神様
すごいタイトルの雑誌が出たなぁ…と思った。タイトル同様内容は極めて異色。情報量が極めて薄いように見えて、実は読んでみるとなかなか奥深いインプレッション記事。「ゴルフ・マイナス」には笑ったが、逆にこういう表現で笑えない人は、ただ値段が高いだけで、買っても面白いと感じない雑誌だと思う。ちなみに創刊準備号のアホみたいな内容のヲタっぷりというか濃さぶりにも笑ったが、今回の創刊号も、気に入る読者層は随分絞られると思う。アストンマーチンのグラビアでフェンダーに洗車キズがついていたのはご愛敬か?
編集長…というか、執筆者は、一部で大人気のカリスマ自動車評論家“福野礼一郎”。残念ながら、私は彼の著作はスーパーカーに関する本と、図書館にあった自動車ロンだかなんだか分からない本、GC別冊で出ていた「クルマはかくして作られる(これは傑作!)」、その他は別冊宝島に掲載されていた記事位しか読んでいないのだが、実は知らないうちに結構読んでいたんだと思う。彼の記事には「ああ、わかるわかる」って部分が多いからね。とりあえず、古本屋で流通しているのを探して、彼の著作に入門してみるかな。