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▼2006年07月06日

Voigtländer VITESSA

060706-01.jpg フォクトレンダーとは世界最古の光学機器メーカー。カメラの生産は最古ではないが、それ以前には望遠鏡や顕微鏡を製造していた。設立は1807年。
 今晩は、何となく手元にあるフォクトレンダーヴィテッサを撮影。私の持っているヴィテッサは、天井軍艦部にアクセサリーシューもない一番シンプルでヴィテッサらしい初期型。複雑なプランジャー機構を持ちながら外部にはネジ一本露出していないというのが、またフォクトレンダーらしい無駄なこだわりだった。この後Ⅱ型以降は、アクセサリーシューやら露出計やら、色々なモノがごてごてと付けられ、最後には蛇腹も辞めてレンズ固定式のタダ重くて鈍重なカメラに成り下がってしまう。そしてしばらくしたら製造中止になってしまった。
 レンズは数種類ラインナップされていたが、手元にあるのはその最上位モデル、ウルトロン50mm/f2.0。まだ数回しかフィルムを通していないのだが、発色はシブイ!というかなんというか、とにかくなかなか雰囲気のある写真が撮れる。

 こうやって自分のカメラを愛でたり、デジカメで撮影したりする度に「銀塩写真もやらないとなぁ」と思うのだが、デジタルで楽を覚えると、なかなかカメラにフィルムを通すのが億劫になってしまう。いかんいかん。せめて月にフィルム一本でもいいから、消費していくことを目標にしよう。

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コメント

フォクトレンダーの独創的なスタイルとずっしりとした重量感いいですね
私も好きなメーカーです
私は二眼のレフ持ってますがまだ現役バリバリです

フォクトレンダーだと、私は昔のセミ版蛇腹カメラ、ビルタスが欲しいです。

ちょっと前までは、中古で3~4万円で買えたのですが、最近では相場が上がってしまって手を出せなくなりました。

フォクトレンダーのカメラは、どれも面白いですよね。

私も、数年前にとても綺麗なVitessaを買いました。 メカに惚れたんです。
実は、一度もフィルムを通していないのですが、このページを観て、「そう言えば保管庫に有ったなぁ」と、久しぶりに出してみました。

改めて、観てみるとLeicaには無い、面白さに魅了されました。

お散歩に連れて行ってみようと思います。 付属の露出計は、感度が下がっていて使えるかどうか疑問ですが、勘露出で撮ってみます。

また、面白い話題がありましたら更新を宜しくお願いします。

どうもはじめまして。

そうですよね、確かにメカがとても面白いです。
写りも、なんだか渋いけど濃い発色で、雰囲気がありました。
例のプランジャーは、荒く使っていると壊れそうですが(笑)。

とにかく、フォクトレンダーのカメラは、面白い機能満載ですね。

私も、久しぶりにカメラ持ち出さないとなぁ(笑)。

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