Mixi疲れ
だそうです。ま、色々大変だよね。
私自身も、一度ミクシィを止めて、また戻った身分なので、心証的にはあまり強いことは言えない。客観的に見れば、このニュースとその派生リンク先の記事はバカバカしいことだと思うけど、所詮人それぞれの人生なんて、他人のさめた視線で見れば滑稽なことだらけだしな。
日記を書いてコメントが入らないか気になって仕方ないというのも、足あとを見て訪問者をチェックするのも、Mixiがそういうシステムになっているんだから仕方ない。それをヤメロ!と口に出していうのは簡単だけど、中毒症状(?)になる気持ちって、十分理解できるよ。
んで、めんどくさくなった私がとった方法は、単純明快。Mixiの脱会という方法だった。まあ、私には元々自前のサイトもブログも掲示板もあったので、Mixi内のお仲間なら、ネット上で別なルートで連絡を付けられる…という環境もあったから、こういう方法に踏み切れたのかもしれないが。
そして、文章はチマチマと自前のブログで発表するようにしたのだが、なんだか気持ちがさっぱりしてくるというか、Mixi日記を書いているときの、ある種変な「義務感」みたいなモノから解放された気分になって、これは良かったなと思う。
とはいえ、ネット上で仲間と連絡を付ける手段としてMixiは便利だなというのも改めて分かったので、しばらくしてMixiに復帰することにした。復帰後は、Mixi日記を自分のブログに指定して。他人の日記にはコメントを付けるのを最小限にした。
今でも、仕事机の上にはPCがあるし、ネット関係の仕事をしていることもあり、何となく一日に何度も自分のページをリロードしているが、これは特に何かを求めているわけでもなく、半分惰性みたいなモノだ。
そして、こうなってから改めて考えてみると、私自身も軽いMixi中毒にかかっていたのかもしれないな、とも思う。
道具を使え、使われるな…とはよく言われるが、実際100%自分のコントロール下で道具を酷使している人なんてまずはいないだろう。かっこいいスポーツカーに乗れば、気持ちいいワインディングロードに出かけたくなるし、高級オーディをを買えばクラシック音楽を聴きたくなる。高級カメラを買えば風景写真を撮りに出かけたくなるし、Mixiに入れば日記を書いて他人のコメントを待つようになる。ハードウェアが自らの行動に影響を与えるのは当たり前の事だ。
こう考えると、インターネット社会というのは、まだまだテクノロジーに振り回される機械信仰様々の世界なんだな、と思う。そして、まだそれらの技術とのうまいつきあい方…というのが成熟し切っていない世界なんだなとも思う。自動車にも道交法があるし、ゲーム機にすら「ゲームは一日○時間まで」とか書いてあるんだから、そろそろネットにも「健康的な生活を送る為にネットは1日○○時間、煽り嵐は完全放置!」とかいう、万人が理解しやすい基本コンセンサスができても良いと思うね。
コメント
自分の日記にコメントがないとがっかり、と言う気持ちも分かります。。。
私も軽いMixi中毒と気がつきました。(笑)
投稿者: kyomi | 2006年07月24日 22:55
常々モノに振り回されまいと思っているのですが、実際はなかなかそうもいかないですよね。
投稿者: よっち | 2006年07月25日 15:52