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▼2006年08月28日

ガンダムミュージアム

 千葉県松戸駅前、旧バンプレスト本社にあるバンダイミュージアムが、今月8月31日をもって閉館だそう。それに伴い、ガンダムミュージアムも閉鎖となってしまう。一度はいってみたいと思っていた場所なので、閉館前の記念ということで出かけてみました。

 朝9:30頃、久々にロードレーサーを引っ張り出して松戸駅に向かう。現地に着いたのは丁度10時位かな。適当にモタモタしていて、10:15分位に入り口にいったら既に行列だった…。ただこの行列がどれくらい長いのか見当も付かないので、一応並んで待ってみたら、大体30分くらい待たされたかな?結構混んでます。客層は大まかに親子連れ半分、そして男ヲタ4/1、女ヲタ4/1という構成。SEEDの影響なのか、意外に腐女子風な娘が多かったです。

 入場券を買って連邦軍制服を着たお姉さんに「入館記念です」といってめぐりあい宇宙の35mmフィルム切り出しをもらったんだけど、見てみるとエンディングのスタッフロール部分。こんなもんもらってもなぁ…という気がします。そしてホワイトベースの扉風入り口に入ると、まずはスペースコロニーの模型とご対面。なかなか細かく作ってあって結構面白かった。まじまじとディテールを10分間位は眺めていましたよ。
 館内の混雑ぶりは、入り口の行列から想像するほどでもありません。人は多いけど展示物を見るには不自由しないという感じ。その為、コロニーの模型とその回りに掲出してあるパネルをじっくり読むことができました。そしてコロニーの説明を一通り読んだ後は、次の部屋へ移動。次はいよいよあの方とご対面ですよ。

 ありましたザクの頭。原寸大です。設定としては、どっかから捕獲されたザクの頭部を展示してある…といったモノらしいです。動力パイプの右側が切れていて、頭には被弾した後があります。ダメージのせいでモノアイが左半分方向へしか動かないとのこと。
 切れた動力パイプの中には、関節動作に使う流体パルスを伝える極細のケーブルが何本も入っているといった設定らしいですが、ぶっといパイプの割には中身のケーブルは細かったです。オーラルシンフォニクスの黒蛇・青蛇位かな…って、このたとえで何人理解してくれるのか(笑)。そしてザクの頭部裏には、ムサイ艦の模型や、プラモデルの宣伝でお馴染み「ジオン驚異のメカニズム」風景のディオラマが飾ってありました。そして次の部屋に移動です。

 次の部屋はガンダム部屋です。まずは実物大ガンダムの前に、色々と連邦軍のモビルスーツについてお勉強。ガンダム開発中に撮影されたビデオなんてのもあって、下半身だけのガンダムがステップダンス踊ったりしています。ちょっと不気味。そしていよいよ、いよいよです。

きました、実物大ガンダム。なかなかでかいというか、意外に小さいと見るかは人それぞれな気がしますが、私は正直「やや小さいかな?」と思いました。いや、大きさよりも素材感があまり出てないかな。いかにもハリボテっぽいというか…。
 そんな文句もありますが、とはいっても実物大のガンダムを目の当たりにできるというのは貴重な体験です。そうか、この大きさのモノが歩き回ったりジャンプしたり「させるか~」と言ったりしているのがガンダムの世界なのね。なんとなく感覚としてガンダムの世界感が理解できた気がします。ちなみに写真前の台は、ここに乗って上に上がってガンダムを眺められるというサービス。もちろん有料。ただし、連邦軍の制服を借りて、それを着て記念撮影もできるみたいです。

 しばしガンダムを眺めた後、右側脇の階段を登ってガンダムの裏手に回ります。そして頭の後ろ付近を通って歩いていくと、ガンダムミュージアムはそこでおしまい。これで入場料500円です。普段の日に来たら結構ムカついてたかも。ま、でも今日は最後の週末ですし、ヨシとしますか。

 出口を出ると正面にガンダムグッズを売っているお店。そして右側に回り込むと、G-スタイルカフェという、ガンダムをテーマにしたカフェがありました。入ってみようかとも思ったのですが、受付に書いてある待ちの人数を聞いて断念。料理はそこそこおいしそうな感じだったので、ちょっと残念ですね。ちなみにこのカフェは、どうやらジオン兵に占領されてしまっているようです。連邦はこのお店を、閉館前までにジオンの手から解放することができるのでしょうか?

 ちなみに、帰りにもう一度ガンダムミュージアム入り口に行ってみたら、行列はほとんど解消されていました。最後の週末だというのに、案外混み合ってない…というか、人気なかったんすかね。私もキバって朝来る必要はなかったな。

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