DOMKE F-3X
以前購入したバッグ、DOMKE F-1Xの塩梅が大変よろしいのだが、かといっていつもあんなに大きな荷物を持ち歩くわけではないので、サブとして大きさ的には2ランク下のF-3Xを購入してみた。オリジナルDOMKEといわれるF-2とも迷ったのだが、大体こんな感じで荷物を持ち歩きたいので、今回は小さい方を選択した。
DOMKEバックの魅力とは、普通のカメラバッグみたいに芯がないことだと思う。荷物を全部出してしまうとふにゃふにゃになってしまう柔らかさが、カメラバックとして持ち歩くにはとても持ちやすい。一般的なカメラバックだと、例えば肩にかけたりして持ち歩くと、バッグと腰の部分がその「堅さ」で宙に浮いてしまい、腰骨の出っ張った部分でカメラバックを支持するから、安定性が悪いし、持っていてもなんだかバッグがころころと落ち着かない。その点DOMKEだと、バック自体が柔らかいので、自然な形で体にフィットする。
もっともその代償として、内部機材の耐衝撃性に難があるわけだが、別にこのバッグで登山をするわけでもないし、普段持って歩くには問題ないだろう。耐衝撃性についても、期待してると裏切られそうだが、期待していないと「意外と良さそうだ」とも思える。もし気になるときは、内側にエツミなどから発売されている仕切り材の一部を詰めればいいし、私自身は、今のところあまり問題だとは感じていない。もう購入してから1ヶ月くらい経つが、ちょっと街を歩く用途ではこれくらいが実質限界。これ以上のモノを持ち歩いても重いだけで疲れる。
週末はこのバッグにOLYMPUS E-1本体と、Zuiko-Digital 14-54mm、50mm、50-200mm、EC-14、SIGMA 30mm、サブカメラでGR-Digitalを持ち歩いていた。こんなに入るんかいな?と思うのだが、予想以上に入ってしまうところもDOMKEの魅力だろうか。あと、スタイルもカメラバッグっぽくなくて格好いいしね。