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いつだったか、雑誌だか本だかを立ち読みしていて、そこに「星形エンジンの気筒数は必ず奇数になる。何故か考えてみよう」みたいな文章があって、私は一瞬頭の中で考えたのだが、3秒くらいで「ああ、なるほどね」と理解できました。そして、それがなんだかうれしかった。
もっとも、私の考えが正解かどうか判らないし(そこに正解は出ていなかった)、その後それについて調べた訳でもない。というか、正解はどうだっていいのだ。それでもうれしかった訳というのは、その星形エンジンの動作風景を、リアルに頭の中で図式化できてシミュレートできたからだ。
一般には歳を取ると頭が固くなる、頑固になる、と言われているが、少なくとも私に限っては全然そんなことないし、おそらくみんなだってそんなことはないと思う。私は歳を重ねるごとにどんどん頭が柔らかくなってくる。どんどん、今まで経験のないことに興味を持っていく。また、物事の考え方も、1つの方法で突き進むのではなく、歳を取るごとに色々な考え方がスムースに出てくる。つまり、どんどん頭が柔らかくなっていると思う。
むしろ、頭が固いのは子供の頃だろう。例えば、子供の頃はたまたま1つの事に失敗しただけで、それに付随する事全てが嫌いになったものだし、また物事の考え方も1つに凝り固まっていることが多かった。例えば本の志向もそうだし、聴く音楽についても1つのジャンルに拘って、違うジャンルに関しては排他的な思想を持ってたりもした。これは、良いようにいえば「若さ故の純粋さ」ともいえるが、分かりやすくいえばなんのことはない、頭が固いだけである。
では、なんで大人達が若者より「頑固・頭が固い」といわれるのかというと、私が考えるに、世間の大人達は歳を取るごとに「素直」じゃなくなっていくのは間違いない。人から何かいわれても、すぐに言うとおりの行動を取らなかったり、また一言文句を言わないと気が済まなかったり、そんな風になってしまった大人は多いのではないだろうか。この状態は頭が固い云々ではなく、単に素直じゃないだけだが、この状態を称して「頭が固い」と言われることが多いからだと思う。
考えてみれば、会社組織の中でも、お客様のクレームを上手くまとめるのは大体歳を取った上司の方だったりする。これはクレーマー側の心理が相手の身分によって変わるというのもあるが、やはり、怒っている人に対して臨機応変に色々な言葉を使い、巧みに事態を収拾する手腕は、頭が柔らかくないとできない。つまり、大多数の大人達は、歳を取るごとに、頭が柔らかくなっていくものだと理解した方が自然な気がする。
そして冒頭の話に戻るが、私が自分自身にちょっとうれしさを感じたことは、こういったことを割と意識せず、頭の中で組み立てる事ができる頭脳というのは、思考方法に臨機応変さが充分身についていると思えたから。単に知識で知っていた訳ではなく、考えて出せた回答だからうれしい。
もっとも、中には「そんなこと、エンジニアでは常識、基礎中の基礎だよ、頭を使うほどの疑問ではない」みたいな反論もあるかもしれない。ただ、そういった思考方法で自分が知っている知識というのは、頭の固さや柔らかさと関係ない上に、このエントリーの趣旨とも関係がない。
そもそも私はエンジニアではないし、そんなエンジニアにとっての常識を知る必要もない。この先本格的に勉強することもないだろう。趣味としてエンジンとかそういう機械には興味があるが、所詮趣味なので、体型だった知識ではない。故にエンジニアにとって常識的な部分でも知識のヌケがある。現に以前このブログで書いたディーゼルエンジンについての記述は、明らかな間違いが何カ所かある。後から人に教えてもらった事や、自分で気がついた事など色々で、もう1回きちんと調べてから訂正しようと思ったのだが、所詮趣味のことなので、まだ訂正していなかったりする。何故なら締切りがないからである(これは別に趣味を軽んじている訳ではない)。
でも、自分が普段から考えていないことで、既知の知識を使い、自分で頭を使って考えて結論を出す…出せる、ということは、例えそれが頭の中だけの行為で、またその結論が正解でなかったにせよ、それは充分な頭のやわらかさが求められる行為なんじゃないかと思う。
ただ、私を含めた大人達は、もっと素直になることについては、真摯に努力した方がいいのかもしれない。
日々ウインドウズを使っていて、「なんでだ?」と不条理に感じることはほとんど毎日のようにある。特に不条理というか、誰も不思議に思っていないのが不思議とさえ感じているのが、いわゆるウインドウズ上でのファイル位置と、アプリケーション側からのファイル位置がまるで違うことだ。
例えばデスクトップ上にあるファイルは、アプリケーション側から見ると、My Documents(しかも「マイ ドキュメント」ではなく英文)の中にあったり、更にDocuments & Settingとかいうフォルダの中にあったりと、全く統一が取れていない。なんでこんな事になっているのか?腹が立ったり呆れたりというより、不思議なほどのセンスの無さである。
また、私自身こんな単純な問題に文句を付けているWindowsユーザーは聞いたこともない上に、逆にこういった点に文句を付けると「それはデスクトップ上のファイルというのは…」と、聞いてもいないのに得意気になって解説を始め、と同時に話をはぐらかす人がとても多い気がする。なんでなんだ?
例えばマックユーザーは宗教じみていると良くいわれるが、こんないい加減でセンスのかけらもないインターフェイスになんの疑問も持たずせっせとWindowsを愛して使い続けている人の方がよっぽど宗教じみている。ただ、WindowsはPCの世界で圧倒的なシュアを持っているので、その教典に逆らう人の方が奇異に見えてしまうということなんだろうか。
昔、千葉麗子というタレントが「世の中のPCは全てマックになってしまえばいいのに」と言ったそうだが、私も切実にそう思う。ただ、純粋にハードウェアの性能だけは、圧倒的にWindows機の方が優れているので、仮に全てマックになった場合、他社でハードウェアを制作することだけは認めてほしい。
というか、その点だけが、今のWindows全盛時代を築いた原因であると思う。PCに関していえば、世の中は性能より拡張性、またはカオスを望んでいるということなのだろう。
不具合が出ているのは判っているのである。でも、最近は日常としてマックを使っていないので、ついおろそかになっちゃう。iBook起動するのも面倒だし…。
それに、このブログ自体のデザインもそろそろ手を付けないといけないしなぁ。ただ、最近デザインに関しては、ムーバブルタイプデフォルトまんまのこの姿が、ちょっと新鮮にも思えてきちゃった。いかんいかん、オレはデザインでご飯たべてるんだから。
あ、でも、今の私はデザインでごはん食べてるというより、デザインで無駄使いをしてると言った方が…って、そんなことはどうでもいい。
つーことで、マック使いの皆さんごめんなさい。もう少し待っててね。でも、私のココロは永遠にマカーですよ。
新色…ではないんだろうけど、今日会社の倉庫から新しいポストイットを出そうとしたら、10個パックの中、普段の黄色の他に水色と緑があった。この緑色が気に入ったので、それを取り出して使っている。
今までポストイットの色なんて気にしていなかったが、新しい色の紙にメモを残すのはなんか新鮮。
会社の専務にさりげなく「○○ちゃん(私はいまだにちゃん付けで呼ばれているのだ)ずっといてくれるといいんだけどなぁ」と言われてしまった。なんだか、ギザスマソ。
私だってそんなこと言われちゃ、ずっとお世話になりたくなっちゃうじゃないか。でもだめです、もう決めました。今までは人の言いなり、人のことばかり気にして決断から逃げてきた。その結果が今の私。だから、今回は人の言うことは聞かない。耳を貸さない。自分のことは自分で決める。
もう、人の言うとおりには生きない。
最近鼻水が止まらない私なのだが、どうも人に聞いた話によると、ブタクサアレルギーと呼ばれる症状らしい。実際、鼻水は出ても発熱などの症状は出ないしね。
一応クスリとしては、予防として「抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬」。そして発症した場合の対処薬として「副腎皮質ステロイド剤」が有効らしいのだが、それなりに副作用もあるとのこと。
とりあえず外出時にはティッシュペーパーが必須なのだが、何故かうちのちなは、人のカバンからポケットティッシュを盗むのが趣味なので、外出先で使おうと思ってカバンを見ると、入っていない場合があったりする。
私が以前所属していた会社が、社員に訴えられています。なにやらブログまで開設して全面対決の様相です。さすがにここではリンク貼りませんけど、知っている方は「○ー○○○○綜合案内」という単語でぐぐってみてください。
そっか、そんなに酷い会社だったとは、私も今知りました(笑)。
「トンマッコルへようこそ」という映画があるらしい。まあ、映画自体にはさほど興味はないのだが、その映画の宣伝でジブリの社長だか誰だかの鈴木敏夫がコメントしていた、「偉大な指導力の源はたくさん食わせること」という言葉が印象に残った。
私の持論として「世の中の紛争、宗教戦争などの根本的な原因というのは結局食糧問題でしかない」というのがあり、機会がある度にこれらの持論を展開するのだが、どうも皆さん納得してくれない事の方が多い。まあ、私の持論なんて別に理解してもらう必要もないんだけど、それでもこの話に納得してくれない人の意見を聞いてみると「宗教問題は根深い」「民族紛争は根深い」故に単一民族(ではないのだが、一般論としてここではそれを前提にする)である日本人にはこの問題を理解できない、という話が多い気がする。
勿論、世の中には複雑な問題は沢山あるし、日本人の我々には実感として理解しにくい問題というのもあるだろう。でも、だからといって「日本人には理解できない」というのは、単なる思考放棄としか思えない。
何故宗教問題が殺し合いにまで発展するのか、民族紛争をしなければいけない訳は何か、私も全ての事例を知っている訳じゃないけど、でも私なりに考えてみると、やはりその根本には貧富の問題、つまり如何にたくさん食べることができるか、というプリミティブな欲望が埋まっていることがほとんどじゃないかと思う。欲望の段階やレベルにも色々あると思うが、基本的には、食べることと生きることに苦労していなければ、誰も戦争なんて不経済な事はやりたがらない筈。
だからこそ私の説が正しい…なんて事はいうつもりはない。ただ、世の中の出来事をこういった視点で再確認してみれば、いままで見えなかった複雑な問題も、ある程度見えてくる部分があるのではないかと、そんなことをふと考えてしまいました。
システム手帳というのがどうしても好きになれない。大分昔に一応それなりに高価な手帳を買ったことがあるのだが、しばらく使って結局すぐ飽きる。そしてしばらく放置した後、また思い出したように義務感を感じながら使い始めて、また止めてしまうということの繰り返し。結局、私にはシステム手帳というモノが合わないということなんだろう。
ちなみに今はロディア使っているが、その前はポストイットを持ち歩いたり、普通のノートを持ち歩いたり、色々していた。私にはただのノートやメモ帳の方が気楽でいいんだと思う。
富士山には、かつて中腹を一周するための御中道という道があり、昔マウンテンバイクで走ろうという計画を立てたことがある。もっとも御中道を一周しようとしていたわけではなく、富士吉田口の新五合から登山道に入り、御中道を半周して北側のスカイラインに抜けようと思っていただけなので、全然余裕の行程だな、と思って、出発は午後からという予定を立てた。
そして当日、実際に新五合へやってきて、そこから登山道に入り、宝永山火口を抜けて御殿場口の六合目小屋に到着したのだが、その先の道がない。
小屋の人に聞いてみると「御中道はとっくに廃道になっている」と言われてしまった。はあ、そうだったんですか…。
それでも、時間が早ければ無視して廃道の跡を辿って御中道に向かっていたかもしれない。ただその日は、山岳中のルートに登りらしい登りがないので、スタートが遅く、その時点でもう時間は15時近くを回っていた。下手に進入してルート途中で日が暮れると遭難の危険もあるため、御中道ツアーは断念。同行した友人と相談した結果、頭にきたのでいっそのこと上を目指そうという事に。
そこから先の行程は、つらいという意味では、私がやった山岳サイクリングの中でも一番つらいと言えたかもしれない。何が辛いって、足下は火山岩の細かい砂で、砂の山を登っているような感触だし、それでいて景色も単調。通常のリュックの他に、10キロ程度の自転車をそのまま担いでいるわけだから、重さというよりも、持ちづらくて姿勢が安定しないのが辛い。それでも一般の山道なら、案外苦労せずひょいひょいと自転車を担いで登っていた私達だが、この日は予定外の登りと、単調な景色と、足元の悪さと…という、主に肉体よりメンタル面でのやる気の無さが露呈して、ひたすら辛かったということばかり覚えている。そして、なんだかんだで3,000メートルを超え、9合目までさしかかったところで時間が17時を少し超えたため、引き返すか…ということになった。
とりあえず下りなら自転車に乗車できる。ただ、人が多い登山道を走るわけにも行かず、脇にあったブル道を下ることにした。そして、この下りは、おそらく私がマウンテンバイクで山道を走って気持ちよかった場所ベスト3には必ず入るであろうという、実に楽しくて爽快な経験だった。
また、ブル道というのは、一般の登山道と比較的付かず離れずのルートを通っているため、富士山上部みたいに植生がない場所では、多数のギャラリーに見られることになる。その時の声援ったらあんた…若い女の子の集団に「きゃ~すご~い!かっこい~い」なんて黄色い声援を受けたのは、私の人生最初で最後じゃないか。また、若い女の子達だけでなく、老若男女色々な人から「かっこいい~!」「すげ~!」などという声援を立て続けに受けていた。
そして、9合目から5合目駐車場までの下り時間は15~20分位。これにはちょっとだけ、山岳サイクリングのはかなさを感じたな。
なんで急にこんな話をここで書いたかというと、下のアフリエイトリンクを貼った本を買って読んでいたら、この御中道が日本の秘境という事で紹介されていたから。もっとも、秘境度が増すのは、私達が計画していた先の大沢崩れ付近の話みたいだったけどね。
それでも、この文章を読んでいたら、昔御中道を走ろうとしていたんだよなぁ…と、懐かしく感じたので、何となくエントリー建ててみました。
あの頃デジタルカメラ持っていたら、色々な場所で自転車担いでいる私達の姿が沢山残っていただろうになぁ。一応普通のカメラでも多少は撮影しているのだが、それでも銀塩フィルムとデジカメでは、シャッターを押す回数が二桁くらい違ったりするからね。そんなわけで、昔のこの手のお出かけで撮影した写真というのは、案外観光地の記念写真っぽいモノが多くて、見直してもあまり面白くない写真だったりする。
確かドラクエのⅢだっけⅣだっけ?「あばれこまいぬ」というモンスターが出てきて、確かその頃沖縄に行って、シーサーを見る度に興奮して「あばれこまいぬ、あばれこまいぬ」と言って大騒ぎしていた覚えがある。
「あばれこまいぬ」って、なんか語感がかわいいじゃん、それと、こまいぬがあばれている所を想像するのも、なんかかわいいよね。
久しぶりにこのブログの迷惑トラックバックを保管しているジャンクフォルダを見たら、知らぬ間に3000件以上貯まっていてビックリした。
この状況は、表に表示されないにせよ、さすがに何か対策しないとマズイだろうと思って、asciiTBPingfilterというプラグインを導入してみた。
このプラグインは、迷惑トラックバック内に2バイトの文字がなければ自動的にはじくというモノで、類似のフィルタは他にもあるのだが、このプラグインの優れたところは、迷惑と判定されたトラックバックのデータをサーバーに残さず、403を返してしまうという点。これでサーバーの負担というか、ディスクの負担が少しは減るんじゃなかろうか。
他にも、標準迷惑フィルタのレベルを少し上げたので、もしトラックバックできずに困った人がいたら、ええと…なんかの手段で連絡下さい(笑)。
「科学的にそんなことはありえない」というセリフや文章をあちこちで目にすることが多いと思いますが、これは科学の意味を取り間違えていますね。科学は目の前の現象を否定する為の思想ではありません。
同様に「科学的に説明が付かない」また「科学的に説明してみろ」というのもありますが、科学で説明できない現象は、その現象が悪いのではなく、科学が未熟な為なのです。
マイミク仲間のSさんに誘われ、東京大学の「ロボット新世紀」という公開講座に出かけてきた。本当は全ての講座に出てみたかったのだが、色々あって初参加。4日目の「ロボット解剖学」というテーマだった。受講料は1,000円也。
まず、会場の安田講堂前に行くと、ビランビーやトラッド11のデザインで知られる…って、そんなのわかんないよね(笑)、パトレイバーのデザインで知られる、出渕裕氏がデザインしたという「Promet」というロボットがデモをやっていて、賑わっていた。
このロボット、実物を見るのは初めてだが、関節の動きとかそういう点では、ウォーカーマシンのレベルには達してるなと思う。いや、自ら判断して行動するのだから、ウォーカーマシンより優れているとも言えるか?でも、逆に言うと人が乗ってあれだけの動作ができる機械ははまだできる見込みもないので、どっちが進んでいるのか判らない。ただ、概念的には自律行動ができる機械の方が進んでいるとは言えるだろう。
講義は全部で4コマ分で、結構面白かった。色々メモを残しているので、整理せず適当にキーワードを羅列してみると…
人のからだ、ロボットのからだ
UT-μ2 マグナム・関節モーター20個←動作中扇風機で冷やす
UT-μ マイティ
UT-θ やや萌え顔
マクリーンの三位一体脳説
生物の記憶システム
手続き記憶←鳥類・哺乳類
エピソード記憶←鳥類・哺乳類
意味記憶←哺乳類
記号化、アイコン、インデックス、シンボル
ミラーニューロン
求心性
愛地球博プロトタイプロボット展
ロボットが人の動きを判断して人と対戦シミュレート
ロボティックス
行動の意味を見て判断する
ビジョンチップ
1000/1秒で画像解析
落下する卵を割らずにキャッチできる
ピッチャーが投げたボールを100%指定位置へ打ち返す
ペン回しもできる
長くなるので、こんな所で…。まあ、気になる方は上記のキーワードを色々ぐぐってみるのも楽しいと思う。特にすごいなと思ったのは、ビジョンチップを使った画像解析で、それらのシステムを使ったロボットは、人間をはるかに超えた能力を発揮できるとという話。ロボットの指が落下する卵を割らずにキャッチする映像は結構衝撃だったし、一定のストライクゾーン内に投げたボールを、必ず一定のサークル内に打ち返すデモなどは、人間の能力をはるかに超えたシステム。「ロボットが人と同じ能力では意味がない」というコメントは、端からいうとそりゃそうなんだけど、実際の現場からの発言としては、非常に重みがある言葉であった。
銀座に五十音という、ボールペンと鉛筆をセレクトしたショップがあり、そのオーナーが書いたという本を読んでみた。
内容は、文房具に関する直接的な記述は少なく、どちらかというと文房具に関する思い出とか小話とか、感じたこととか、そういった事をまとめたエッセイ。柔らかい感じの文章が心地よい本だった。
この銀座の五十音というお店には、かつて一度行ってみたことがある。狭い店内にはいると、何やら常連みたいな人数人がオーナー(?)を囲んで喋っていて、ただでさえ狭い店がそれらの人に占領されていて、ろくすっぽ店内を見回ることができなかった。故に、私自身としては、このショップの印象はあまり良くない。こういったショップではお客さんとのふれあいも大事だと思うが、過度のなれ合いは、普通のお客さんにとっては不愉快だということを認識してほしい。
なんて偉そうなことを書いたが、不特定多数のお客を相手にする量販店と違って、それなりに個性の強い個人店な訳で、そう考えると、多少自分にとって気に入らない事があったくらいで文句を付けても仕方ないのだろうとも思う。そもそも昔の街の商店というのはこういうものだった。
せっかくいい気持ちになれる本を読ませてもらったことだし、気を取り直してまたついでの時に行ってみて、何か珍しいボールペンでも買ってこようかと思っている。
修理に出していたGR-Digitalが戻ってきた。整備済み新品への交換かと思っていたら、きちんとレンズとCCDと基板を交換したとのこと…って、要は外装以外ほとんど交換したということですかね。でも、外装が今までと一緒というのはちょっとうれしい。
さて、そのGR-Digitalですが、とんでもね~1周年記念モデルが発売されるみたいですね。この外装は…いわゆるGR好きな人には評判悪いんだろうなと思っていたら、案の定ネット上ではものすごく評判悪いです。
でも私は、もしまだGRを持っていなくて、ちょっとお金に余裕があったら買ってるかもしれないなぁ…なんて思います。カメラとして考えなければ、なんだか、チープで面白いじゃないすか。
定番商品をゲテモノ外装で包んで限定で販売するなんて、高級筆記具業界ではもう当たり前のように繰り返されている手法です。そもそも普通にGR-Digitalを欲しがる人なんてターゲットにしてないでしょ。
なんだか、夜の六本木やら赤坂やらを、ちょっと勘違い系のケバい服装で出歩いてる人が、シャレでこんなカメラ買っちゃうとか、そういったシチュエーションが浮かんできますね。逆に買ってからこのカメラを大事にして写真を撮る…という人には似合わない気がします。
既にヨドバシでは予約を受け付けているみたいですから、こういうケレン味のあるアイテムが好きな人は、予約してみるのもいいのではないでしょうか。ある意味非常にオトナなデジカメではないかと思います。このモデルの存在感と付き合うには、まだまだ私ではオトコとしてスキル不足ですけどね(笑)。
Googleのブログ検索というのがすごくて、エントリーを投稿した直後にそのエントリーで検索してみると、見事に引っかかるのである。
例えば、今、直前のエントリーである「しょこたん…並」というキーワードでブログ検索をかけてみると、さすがにそのままでは引っかからないが、投稿日時を1時間以内に設定して検索すると、きちんと引っかかる。時間指定無しで引っかかるためには、グーグル内部でインデックス化されるのを待つ必要があるのかもしれないが、とりあえずネットに現れたばかりの情報をいきなり検索できるという手段ができたのは、ちょっと感動というか、ビックリだ。
従来、ロボット型検索エンジンの弱点は、インデックス化された情報が古すぎるという点にあった。この情報のリアルタイムインデックス化の流れは、もっと大規模になっていくと、従来のネット上での情報の意味も変えていくパワーがあると思う。良い方向か悪い方向かは判らないが。
ここのブログの更新頻度が「しょこたん並」といわれてしまった(笑)。更に更新多すぎて全て読めないみたいな苦情も(笑)。はあぁ…まったくもってもうしわけないです(笑)。でも、テキは一日70回エントリー建てたことがあるらしいからなぁ(笑)、それに比べればマシでは(笑)?
特に、RSSで受信している人にとっては、更新が多くてウザイかもしれませんが、別に全部読まなくていいので、適当につまむ程度にてお楽しみ下さいね。
コレでもネタはセーブしているつもりなんだけどなぁ。
三花愛良(12)という現役小学生が、Tバック写真集出版だそうだ。まあ、本人はガキなんで回りにたぶらかされてるだけなんだろうけど、小学生の娘にTバック姿をさせて写真を撮らせるというのは、親の神経を疑う。もし私が親だったら、絶対に許可しないけどな。
変な話、年齢とかじゃなくて、こういった性的なモノを売りにする仕事は、1度男を経験してそういった事の意味を知ってからじゃないとやらせないと思う。本人達はどう思ってるのか知らないけど、こんなの端から見ればエロ本同様だしね。もっとも、彼女が男なんてとっくに経験済みというなら、それはそれで結構なことですが。
しかしなぁ…こんな子供の体、なんだか見ていて気持ち悪いというか痛々しいけどな。マニアにとってはそれが嬉しいのかもしれないけど。
本郷の東大近くの路地裏にある不思議な場所、金魚坂というお店で憩ってきた。
一応この場所、本来は金魚屋さんらしく、カフェの横には金魚が…というより、金魚屋さんの脇にカフェがある。夏には金魚釣りなどで賑わうらしい。
カフェの方は金魚販売スペース脇の半地下になった構造の建物にある。昔は容量40トンの水槽だったらしいのだが、そこを改装してカフェにしているとのこと。メニューは中国茶系が主だが、普通の珈琲や、中国料理(?)やカレーなども注文できる。
フロアはカウンタと一般席、それとパーティールームみたいな場所に別れているみたいだが、中でも一般席は元水槽の底にあり、なんだかお魚になったワ~タ~シ~(古い)みたいな雰囲気を味わうことができる…かな?
これは何となく店内で自分撮りしてみた写真。ちなみに私が注文したのは「鳳凰単ソウ」とかいうお茶だったと思う。理由はメニューの中国茶で唯一アイスがあったから。お茶を注文するとお豆セットみたいな付け合わせが出てくるのと、おかわり用のお茶も同時に出てくるので、一品注文すれば結構時間は粘れそう。
店内には、本郷付近を紹介した雑誌や地図などが沢山置いてあり、読んでいるとこの辺りもなかなか楽しそう。その中の雑誌を読むと、こちらのお店はビーフカレーが有名だったんだと知った。今度カレーを食べに来るついでに、本郷近辺をカメラを持ってゆっくり歩いてみようかと思う。
通称女ま館だそうだ。東京都武蔵五日市にあるそうで、開館日が基本的に週1回の木曜日らしい。
子供の頃は少女漫画で育った私も一度は行ってみたいものだが、ちょっと1人で行くには…ねぇ、という感もある。そのうちチャンスがあったら勇気を出して出かけてみたいと思います。
会社の社風として色々あると思うのだが、今の会社は制作の連中が威張り腐っている。正直たいした仕事もしてない上にダラダラとペースも遅い、私からハッキリ言わせてもらうと使い物にならない烏合の衆なのだが、それでもこの会社が保っているのは私達のおかげだと勘違いしているモノだから手に負えない。話を聞いていると、ちょっと営業部の連中がかわいそうな気がする。
まあ、私の事業部とは関係ないし、私の事業部の制作は特にそういうことがないのでどうでもいいのだが。
いくつかの会社を経て思ったことは、制作・もしくは内勤組と、営業部の力関係というのは色々だが、大体使い物にならない集団の方が威張っているということ。というか、利口な方は基本的に争わないし絡んだりもしないということなんだろうが。
また、この法則は営業で出かけた先の会社を判断するのにも大筋で役立つ。基本的に営業が偉そうにしている会社は、営業を通じて話をしてもバカばかりで話にならないし、制作が偉そうな会社だと、納期もコンセプトも質も…要はこっちの求めている仕事が全く上がってこない事が多い。
そういえば、今制作部を仕切っているのは、一度会社を辞めて、また行くところがなくて同じ会社に拾ってもらったという奴だ。所詮自らの実力がその程度と理解しているのなら、せめて自分の縄張りでは虚勢を張るしかないという事なんだろうな。
修理から戻ってきた。故障箇所は充電池の充電・再生ができなかったこと。これは電池カバー部分の対策部品があり、その部分が交換されて戻ってきたみたいだ。修理代金は8,000円位かかったが、この音を聴けば仕方ないかなとも思える。
早速昨日からこのCDPで音楽を聴いているのだが、コレ本当にポータブルかよ!という位いい音がする。正直ちょっと前のエントリーで書いたEJ2000よりも良いと思う。この音は、同じくポータブルCDP(ポータブルじゃねえよという意見あり)で音が良いと言われる、Apple PowerCDとは全く違った解釈で、なかなか個性があって面白い。
久しぶりに昨日からCDを取っ替え引っ替え聴いている。やっぱり、アルバムという単位で聴く音楽もいいものだな…と、ちょっとiPodでのランダム再生に慣れてしまった自分を考え直した。
そういえば、下から出る黄金水はフェチの対象になってることが多いけど、鼻水にフェチシズムを感じるというのは聞いたことないなぁ。あるのかもしれないけど。
ということで、最近鼻水がすごいのである。もう信じられないくらい出る。一緒にいた友人が耐えかねて「脳みそまで出ちゃってるんじゃないの?」などとイヤミ(笑)を言ってました。
でも、体調があまり悪い感じでもないので、やはり花粉かアレルギーなのかな。
表題のとおり、iPodがまたまたゲロりやがったので、土曜日の朝、アップル銀座に持っていった。
もう、始めに買ったiPodの保証はとっくに切れているんだけど、幸いというかなんというか、一台目は保証が切れる寸前に壊れたので、アップル銀座で新品交換。そしてその交換品には3ヶ月の保証が付いていたんだけど、丁度そちらの保証切れ寸前にまた壊れてしまった。ということで、またまた新品状態なiPodである。
しかし、交換品の整備済み新品が、こうもあっさり壊れると、アップルでたまに販売している整備済み新品にはあまり手を出さない方が良いのかな?と思ったりもしてしまう。
ま、新品でバッテリも新品になったと思えば、悪いことばかりでもないかな。
昨日の土曜日、友人とカフェについて話していたときにこのくぐつ草の話題が出て、何となく行ってみたくなったので、三鷹市に行く用事のついでに寄ってきた。
注文したのは、お馴染みのチーズケーキセット1,050円也。飲み物はアイスティを注文したけど、アイスコーヒー、もしくはコーヒーの方が良かったかもしれない。そして肝心のチーズケーキ!食べるのは一年ぶりくらい?かな。量は少ないけど、おいしくて満足だった。
ちなみに今日は1人カフェだった。私の場合、1人でカフェっているとき、レッツを持っているときはレッツでネット見たりブログ更新してるけど、レッツがないときは、ひたすらノートに文字を書きまくっている。本日はこのカフェ中だけで、ノート5P位の文章を書き殴ってたな。もっとも公開できるモノではございませんけどね(笑)。
そうだ、忘れてたけど、前回行ったときは、次はくぐつ草カレーを食べようと思ってたんだっけ、忘れてた。カレーはまた今度。
どこのカテゴリーに入れるかちょっと迷ったんだけど、一応メーカーとしてはデジカメのアクセサリということで売っているみたいなので、カテゴリは「写真とカメラ」にしておく。
以前から欲しかったのだが、品薄で全然市場に現れず、仕方ないのでしばらく前にアキバヨドで予約しておいたSONY GPS-CS1K(今時公式サイトで音出すな!)が、本日届いたという連絡があり、早速受け取ってきた。正直入荷まではもっと時間がかかると思っていたので、来月の給料で買おうと思っていたのだが、当てが外れた。ま、早い入荷は基本的に歓迎ですが。
早速本日、このCS1Kを持って歩いてみた。ざっと使ってみた感想としては、GPSの感度は正直良くない。電車などでは、窓際に座っていても衛星の電波を受信できない。窓際に座る程度じゃなくて、本機を窓際に置くくらいしないとだめなんじゃないかと思う。そして町中を歩いてみたときも、都内の繁華街みたいな場所では、ビルの影が多くて受信できるポイントが少ない。なので、マメに電波を受信するためには、交差点などを通りかかる度に、本機を上に持ち上げて衛星の電波を受信しないと厳しいのではないかと思う。校外の住宅地みたいな場所ではそこそこ精度が上がる。ただ、一度衛星の電波をロストすると、再び受信するまで結構タイムラグがあるみたいで、ちょっとビルの陰に隠れた場所を通過しただけで、それから先しばらくのログがめちゃめちゃになっていたケースがあった。
まあ、こうやって文章で書くと厳しいことばかりだが、サイクリングに出かけたり、校外の散歩に行ったりする人にとっては、手軽でとても面白い機械だと思う。
一応本機の扱いはデジタルカメラアクセサリなので、移動した緯度軽度情報を、デジカメで撮ったJPEGデータに埋め込み、付属の地図ソフト上で撮影場所を表示する、というのが本来の用途なのだが、GPSのログデータのみを使って、自らの移動経路を地図上にマッピングすることもできる。
ということで、googlemap上でマッピングした画像サンプル。場所は三鷹市から井の頭公園付近となる。ちょっと著作権上こういったサンプル画を掲載して良いのかどうか分からないが、とりあえず例として掲載してみる。後で削除するかも。
この辺りは、住宅地だし、森林だしという事で、比較的ログデータの精度も出ているのだが、この後駅前方面に移動した部分のログデータは結構めちゃくちゃだった。ただ、ビル街とはいえ、要点要点で衛星の電波は受信しているようなので、時折手で持ち上げて強制的に衛星電波を受信させるといった事をしていれば、もっと精度は上がったと思う。
ちなみに持ち歩いているときは、エルメス・エールライントートの持ち手にカラビナを付けて、本体は内側にぶら下げていました。外に出しているとなんだかみっともないしね(笑)。
マニュアルによると、布系のバックなら、中にしまっていても衛星の電波を受信できるみたいだ。すると、MGFの屋根も布だから、車の移動ログを取れるかもしれないな。だとしたら面白そうなんだけど。
話は前後するけど、自動車の車内では、天井が金属なため、衛星電波の受信はできないとの事。ダッシュボードの前の方や、セダンならリアシェルフの後ろの方に置いておけば、電波を受信する事ができるかもしれない。
ということで、地図へのマッピングソフトも色々あるみたいだし、しばらくはなかなか楽しく遊べそうだ。
メモエントリーのつもり。国産万年筆って、今までの一生で考えてみればまだ買ったことなかったんだけど、このパイロットから出ている金魚という万年筆はいいなぁ。惜しむらくはカートリッジ式だということ。コンバータ使えば吸入式と同じじゃんと言われるかもしれないが、それでもコンバータ式ってのは好きじゃないんだよね。
そういえば、中学生の頃に持っていたモンブランの万年筆もカートリッジ式だった。カートリッジ式を嫌う訳は、別にインク吸入式万年筆ではインク吸入の儀式を楽しめるから、とかそういう趣味的な問題じゃなくて、カートリッジ式の万年筆は使っているとすぐにインクが切れるし、またそのインク切れも、インクが終わった時に初めて分かることがほとんどなので、使っていてイライラするんだよね。その点吸入式なら、ほとんどのモデルにはインク確認窓があるので、そろそろインクが少なくなってきたな…と大体一目で分かる。そして、その日家に帰ったときにインクを吸入しておけば、外で急にインク切れを起こす心配はほぼないので。
昔からおかしな企業だと思っていたのだが、最近の日経はおかしさ加減に益々磨きがかかっているようだ。
30歳代の独身男性が増えるのは当たり前。そんなのは総務省の男女別人口比を見れば誰だって分かると思うのだが、いまだに「結婚できないのは男性自身に問題がある」と思いこんでいるこの酒井冬雪というおばさんは、算数ができないのだろうか。もう大分前から“男余り”と言われ続けて久しいのに、最近まで山ごもりでもしていたのか?
まあ、それはどうでもいいんだけど、この記事にあるように、独身男性をさも犯罪者予備軍の集団であるとか印象付けようとしているのは何でなんだろう。電通の差し金か?この記事を男女そっくり逆にして発表したら、世間の女達は大騒ぎすると思うんだけど、そう考えただけでも、世の男達って人ができてるよなぁ…と思う。こんなおとなしい人達なら犯罪なんて起こさないよな(笑)。
「息子を家から追い出すのは至難のワザ」って、自分が年を食ったら息子にたかる気満々なくせに良くいうよ、強欲ババア共が。私だってそうだし、おそらく大多数の実家に住む男は、好きこのんで実家に住んでる訳じゃねえっての。あたま本気でおかしいんじゃないか?このおばさん。
日経ウーマンでも最近は白河桃子という女が、「やっぱり生のトリュフが食べられる季節は逃せないわ」などと、訳の分からないこと書いてるし、最近の日経は男性差別、男性軽視路線で行くことにしたのだろうか。
独身男性がこの先増えていくのは事実だと思いますよ。数余ってるんですから。でも、その統計的に揺るぎない事実に対して、犯罪者予備軍とか、男の努力が足りないとか、こんな推測でしか事実を受け止められない女って、本当にバカなんだなぁとしみじみ思います。つか、こうやって一生懸命男に文句付けて、一体男に何をして欲しいんでしょうか。
最近の援交はすごいッスよ。写真付きッスよ、失敗少ないっしょ。おれ今26じゃないすか。16とかと合うんですよ。でも16は若いわ、おれ会って初期のころレイプしたわ…私の隣に座ってる馬鹿が、こんな話題を延々と続けてます。
とりあえず大声は出すな、バカ、死ね。
ラミー2000のシリーズ二本なのである。こちらのブログではまだ話題にしていなかったので、敢えて今更取り上げてみた。買ったのは半年くらい前かな?いや、そろそろ一年前だろうか。
始めに買ったのが定番の4色ボールペン。リフィルは他社のペンと互換性があるM21を採用している。ちなみにサファリやピコなどのリフィルは、ラミー独自のリフィルなので、互換性がない。
書き味はぬめっとごりっと…とにかく抵抗感のある感触で、一般的な国産ボールペンから乗り換えた人は、かなり違和感を感じると思う。ただ、慣れるとこの適度な抵抗が逆に書きやすいと感じてきて、クセになると手放せない。ただ、書き始めでカスれる事があるのは改善して欲しい部分かな。
デザインはご覧の通りスタイリッシュで格好いい。そして4色ペンというのは、実際のビジネスシーンでもかなり使い勝手が良く、ラミー入門にはお勧めのペンだと思う。
次に買ったのは、定番中の定番、ラミー2000万年筆。ペン先はEFを選択したのだが、実際は国産のE位の太さはがある。ただしペンは硬めなので、細い字も書きやすいといえば書きやすい。インクは吸入式、ボディの中央よりやや下に、写真では見にくいがインク窓があり、インクの残量が一目で分かるようになっている。
そして実際の使い勝手なのだが、実は私が手に入れたLAMY2000万年筆は、ちょっとハズレだったのではないかと思う。ペン先は紙に引っかかるような感じだし、ちょっと筆圧が高くなると、すぐにペン割れを起こす。それでも使い続けていれば馴染んでくるのかなと思って使い続けているのだが、紙に引っかかる感じが多少改善された程度で、割れやインクのカスレは直らない。それでも実用に耐えない程でもないので、会社の机に入れ放しにして使っている。インクはこちらのエントリーで紹介しているが、オマスのグレーインクを使用。好みとしてはもう少し無彩色でちょっとだけ濃い色だとバッチリなのだが、なかなかグレーのインクというのは市販されていないので、こちらで我慢している状況。
偉そうなことを言っているが、購入場所はどちらもヨドバシドットコム。特売の時に買った。専門店で購入していれば、特に万年筆のペン先については、色々と面倒を見てもらえると思う。
このブログ、何も考えていないようで、意外とSEOについては考えてあったりする。ソースも一般的なムーバブルタイプが吐き出すものから、ちょっと手を入れて工夫してあったりするし、エントリーのタイトルも、無意識だが、一応気を使っている。
おかげで、それなりに一般性のある言葉で検索すると、それなりに上位、もしくは一位になるワードが多い。もうちょっとマメにアフリエイトやればそれなりに稼げたりするのではないか…などと妄想してしまったりもするのだが、逆にちょっと困ることもあるんだよね。
たとえば、今グーグルで「ミンティアの冒険」と検索すると二位に出てきてしまう(ちなみに少し前は一位だった)。私のエントリーには、思いっきり予想回答が書いてあるので、ミンティアキャンペーン本来の趣旨にも少し影響が出てしまうのではないかと余計な心配をしている。もっとも、この私の予想回答が間違っていたら、それはそれで逆の影響が(笑)。
そんなこんなで、業務でSEOに関わっている人は、自分でサイトを立ち上げて色々と研究してみては如何だろうか?個人的な感想としては、ソースをいじっただけの小手先SEO対策は、そろそろ限界なんじゃないかと思っている。
至高のポータブルCDPなのである。以前新品で買ったのだが、何を考えたのか友達にやっちまったので、後で安かった(¥1,500!)中古を買い直した。2台同時に。
ただ、その二台の中古にはリモコンと充電器が付いていなかったので、ちょっと不便を感じている。リモコンは普段使わないのだが、リモコンを使わないと変えられない設定があるので、とりあえずリモコンは別な機種のものを使って、余計なBASSブーストなどを全てカットしてある。
一時はCDケースより薄くて小さいので、ケースに入れて持ち歩くならいっそのことと思い、CD2枚持ち歩く時はEJ2000を2台持ち歩いていたこともある。
このEJ2000が登場した頃は、既にポータブルCDPの世界にも終焉が訪れていた頃で、現にアンチショックを搭載したCDPなどは、音源データを圧縮してメモリに蓄えるものだから、携帯のMDプレヤーよりも音が悪いといった機種ばかりだった。また、このEJ2000の前に発売されたEJ1000も、音質的には期待はずれで、ネットではMDより音が悪いという意見も多数見うけられた。そんな中発売された、CD WALKMAN最後のCD-DA専用機(?)である本機は、期待を裏切る高音質で、発売直後からオーディオ系掲示板でお祭り騒ぎだったようだ。
私が1代目の本機を購入したのは、既にディスコンになり店頭在庫が消えかかっている頃。一応ネットでの評判は聞いていたのだが、そこまで音がイイもんなのかいな?と思っていた。しかし実際に聞いてみてビックリ、本当に音がクリアで、まさにソニーが考えるソニートーンの高音質そのもの。
本機後のソニーは、格安機種を除きCD-DA専用機から足を洗うこととなる。ATRACやMP3の再生機能を備えたポータブルCDPは、結局利便性では勝負にならないハードディスクプレイヤーに駆逐され、現在息の根を止めつつある状況。そう考えると、このEJ2000は、ソニーの技術者がポータブルマシンで高音質を夢見た、最後の機種なのかな…なんて事を思ったりして、ますます大事に使い続けていこうと思ったりもする。
とりあえず、オプションの電池ケースと卓上充電器は欲しいなと思うので、オークションで格安ジャンク品でも出たら、もう1台落としてみようかな。もっとも、まだソニーにパーツを注文すれば手に入るかもしれないが。
話は変わるが、私はもう一つの伝説的ポータブルCDP、D-E01も、一時2台所有していた。一台は手放してしまったが、もう一台は充電池での駆動と充電ができないというトラブルがあったので、丁度本日修理に出してきたところ。こちらも直ってきたら大事に使っていこうと思う。
ということで、先週の終わりにちょっとした臨時収入があり、なんか2~3万円位の無駄遣いでもしてみようかな、と思っていたところだったのだが、ふと「そういえばこの前買ったソーレ・スケッチペンの同シリーズで、ソーレ・ミニマ万年筆も欲しかったんだよな」と思い出し、さすがに定価の5万円では買えないので、貧者の見方(笑)アメ横へダメ元で出かけてみたら、なんとラスイチで在庫ございました!しかも私はマニアックにBサイズ(太字)のニブが欲しかったので、益々あきらめの心境だったんだけど、ニブも丁度Bサイズ。もう。見た瞬間即決シタ!お値段はアメ横価格4割引。まあ、丁度想定していた範囲内の無駄使いでしょうか。しかしよくもまあ、Bサイズなんてニブが都合よく残っていたもんだ(だから残っていたとも言えるが)。うれしい。
もっとも、おかげで買おうと思っていた新しいシャツやら靴やらは買えなくなりましたけどね(笑)。
早速手持ちのペリカンブルーインクを入れて使ってみる。おお!この太字のなめらかでぬらぬら(笑)した感覚、コレはたまらん。太字で大量に文字を筆記する機会はあまりなさそうだが、宛名書きとかそういう用途には使える。
イタリアの万年筆は初めて買ったけど、ドイツ製のしゃきっとしたニブの感覚と違って、なんだかぬめっとした感覚だね。これは直接的に堅いとか柔らかいとかいう話じゃなくて、ペリカンやモンブランのニブは、ニブに硬い腰というか背骨を感じるんだけど、アウロラのニブは、そのニブそのものが軟体でできているような感覚。ただ、堅いか柔らかいかでいえば、そんなに柔らかい方でもないと思う。ちょっと分かりにくい表現で申し訳ないけど。
という事で、掲載した画像は、丁度机の回りにあったオレンジ色のモノを集めてみた写真。上にあるペリカンのM320と、軸の素材はそっくりなのだが、アウロラの方が軸自体の厚みがあるようで、より鮮やかなオレンジ色になっている。もうソーレのシリーズなんて、新品で買える事はないと思っていたので、とても満足。
さて、これからは節約モードに戻らないとね(笑)。
ネット見てたら、こちらの青と赤のモデルもいいなぁ…と。もっとも、こちらは同じアウロラでも、「ミニマ」ではないみたいですが。
ここ数日、咳と鼻水がすごいのである。なんだかもう、家と会社のゴミ箱がティッシュの山で、木っ端ずかしいったらありゃしない(笑)。今年は秋の花粉も結構飛んでいるみたいで、あちらこちらで、ゴホゴホグズグズやってる人が多いみたいですね。
ということで、コンタックスユーザーの私として、風邪薬はコンタックをのまざろう得ない…ので、数日前からのんでます。あんまり効かないみたい。
このカテゴリー名、何が「お仕事講座」なのか分からないが、今回は定期代の話。いやね、新しい定期代の申請を出したんだけど、定期代を半年分先払いとか言われると、額にビビるよな。今度こそ狂って竹レンズでも買いに行ってしまいそうな勢いだ。
ちなみに、半年分先にもらった後に経路変更とかしたら、足りない場合は当然請求するとして、余る場合は当然返さないといけないんだろうか…。まあ、当然返すんだろうけど。
個人的には、毎月ごとにもらった方が安心で安全だと思うな。以前定期券を無くしてしまってビビったことがあったけど、その定期は期日一週間くらいだったから良かったものの、半年分の定期を買って無くしたなんて事になったら、泣くよ、ハッキリいって。
恥を忍んで…って訳じゃないけど、仕事で使うことになったので、忍ツールを練習がてらこのブログにも仕込んでみた。解析されたくない人は、ジャバジャバジャバジャバ~をオフにしてくださいね。
つか、ログが残っても誰のアクセスかまでは分かりませんので、その辺はご安心を。
仕事中ググって遊んでいたら、久しぶりにこの過去スレッドを見つけたので、読んでいたら笑いを押し殺すのに苦労した…というか「よっちさん、なに笑いながら仕事してるんですか?いいことでもあったんですか?」と言われてしまった、押し殺せてねえっつーの(笑)。
最近は仕事でヨガ関係の調べ物をすることが多いので、こっち方面のトレンド(笑)には、ついアンテナが向いてしまうのだが、今日のデイリーポータルにあったこの「ドガ」とは、一体…。
ちなみに、犬じゃないけど家に住んでいるフェレットは、「ちょっとその格好は余計つらくない?」といった、超絶ヨガポーズでくつろいでいることが多いです。以前ハンモックから頭の方向をしたにぶら下がって寝ているのを見たときは、思わずどうにかなってしまったんじゃないかと、起こしてしまいましたが…。
とまあ、話はずれたけど、このドガ、これからのトレンドになるのか?そのうちペットと通えるヨガ・ドガスタジオ【女性専用】とかできそうで怖いな。
いまだに洋楽の方が邦楽よりもセンスが良くて格好いいと思ってる奴がいるのには驚く。まあ、例外もあるが、大体無意識に洋楽の方が邦楽より格好いいと思ってる奴って、音楽が好きなんじゃなくて、そのアメリカン(笑)な雰囲気が好きなだけなんだよね。その程度のクセに、洋楽を聴いている自分を邦楽を聴いている人より上だと思って通ぶっていたりする、バカ丸出し。
いやね、今時とおっしゃる方もいるかと思うが、都心を離れたイナカ東京には、まだにこういった連中が生息しているのよ。
どっちが上とか下とか所詮好みの問題なので、実生活でイチイチ言い争いはしないが、ここで敢えて同じ土俵に降りて語ってみると、1980年代の洋楽は確かに輝いていたと思う。ただし、1990年代中旬から今現在までは、どう考えても邦楽…というか、今更だけどJ-POPと言い換えた方がいいか…のほうが、センス、テクニックともアベレージでは上にあると思う。
もっとも、いつの時代にも天才というのはいるので、洋楽の全てが邦楽よりダサイというつもりはない。というか、こういう予防線は張っておかないと、揚げ足取りのアホが湧いてくるからな。
まあ、個人的には、いわゆる洋楽邦楽といったジャンルにはさほど愛着もないので、どっちがどうだって構わないのだが…。
ご存じ、オーディオテクニカのATH-CM7TIであるチタン削りだしである。オープンイヤータイプのイヤホンとしては、B&OのA8を持っているので、特に必要ないはずなのだが、ひと月くらい前に、このイヤホンの新品が秋葉原で一万円を切った値段で売っていたので、つい買ってしまった。結果としてはなかなか良い買い物だったと思っている。
音質について、A8との比較を交えて語ってみると、まずは使い始めてしばらくはサッパリ音が良くない。正直失敗だったと思ったのだが、SHURE E5の時も買ったばかりの時はヘナヘナの音だったことを思い出し、しばらく使い続けてみた。一週間くらいで大分馴染んできて、その後の高域の伸びは素晴らしいと思う。
A8がバランス良く音楽を聴かせるのに対し、CM7Tiの方は音の主張が強く、個性的で大分とんがっている。オーディオテクニカの考える高音質というのは、こういう世界なんだろうなと納得して聴くと、それなりに味があるように思えてくる。良くも悪くも個性はあるので、それが受け入れられる人にとってはとても良いイヤホンだ。
勿論音の再現性に関しては、一般的なプラ製イヤホンとは別世界。一応比較になるかなと思って、量販店でアルミボディとチタンボディのCM700(CM7シリーズはディスコンなので)シリーズを聴いてみたけど、音のキャラクターが大分違っている気がした。なんだかCM700シリーズの方が、音が明るい感じ。逆にCM7シリーズの方は、ちょっと前の高音質という感じで、やや暗めの音を出す気がする。もっとも、これらは好みの問題もあるので、チタンボディ同士の対決なら、どっちが上ということはないと思う。ちなみにCM700シリーズでは、アルミとチタンで大分音が違っていた。ただ、これらの評価は、ちょうど店頭に並んでいたデモ機の状態にも左右されるので、安易に決めつけられない。
で、私はどう思っているのかというと、実は最近、A8よりもCM7Tiを持ち出していることの方が多い。これはクセのある音も魅力的に感じてきたのと、やはり形は普通のイヤホンなので、付け外しが圧倒的にやりやすいということ。それと肝心の音漏れなのだが、外部の音はそれなりに入ってくるけど、イヤホンから外部への音漏れは、思ったよりも少ない。この点もチタンボディが効いているのか?
CM7TIの秀逸なインプレ記事を発見。こちらのマリモニッキ2/27日分。
ついでにCM700TIの方のインプレ。どちらも女性への反応が意外にいいみたい。
逆に、オーマニ連中のインプレ(私も含む)は、あまり見るべきものがないなぁ。誤解を恐れずにいえば、たかが1万5千円前後で買える商品に対して、あっちの方がが優れてる筈だとかなんだとか、あーだこーだいう余力と情熱があるのなら、グダグダ言わず自分で買って試せよ!と思う。
机の引き出しをごそごそ漁っていたら、愛しのセルシン様が発掘された。
こっち系のおクスリは沢山あるけど、私にはセルシンが一番合っていると思う。ココロがスッと穏やかになって、心地よい眠気がやってくる。他に処方されたクスリを飲むと、暴力的なまでの眠気や、いつまで経っても頭がボーッとしたまんまということが多い。
ということで、15分くらい前、久しぶりに一錠パクッとしてみました。なんかいい感じで眠くなってきたかな。ではおやすみなさい。
ジャーマンホビー ドラという不思議な名前のお店。なんで“ジャーマン”なんだかよく分からないです。先日仕事で代々木上原に行ったついでに寄ってみようかと思っていたんだけど…。
お店の前に強面のご主人が立っていて、通行人をにらみつけてる(?)といった状況で、とても入る勇気が出せませんでした(笑)。
次の機会には、勇気を振り絞って店内に入ってみたいと思いますが、ネットで検索すると「暗いよ狭いよ怖いよ~」といったお店らしいですね。でも品揃えは独特で、航空機マニアにとっては納得のお店らしいです。
今までは手元のロディアに書き残したり、あるいは覚えているだけで忘れたりと、後になって困ることも多かったので、定期的にメモ代わりに書き残しておこうと思う。まだ買ってないんだから、感想も何もなしです。
こういう馬鹿なことを国の最高立法機関である国会で発言していい気になっている連中に、政権なんて任せられるわけないだろうというのが、なんでこの連中には分からないんだ?
こいつら、万年野党やりすぎて、頭がおかしくなってるんじゃないだろうか。自民党政権が最善だとは言わないが、少なくとも民主党政権よりははるかに良い。
ちなみに社民になると最悪を通り過ぎて国家存続の危機だな、社民党の奴等なら、平然と日本を北朝鮮に売り払いそうだ。
いや、戦士じゃねえけどよ。今日は早起きして校外にでも出かけてお外でマターリと思っていたんだけど、なんかもうめんどくさくなって、朝ご飯でも食べようかと思って居間に降りたら何もなかった。
仕方ないので、オプティマスを使ってご飯炊きをする。ついでにウインナーと、冷蔵庫にあったイシイのミートボールを温める。そして、ご飯ができるまでの間、テレビも見ずにボーッとオプティマスの炎を見つめていた。
出来上がりは満足満足。前回よりも焦げ付きも少ないし、少しずつご飯を炊くのが上手くなっているみたいで、なんだか嬉しい。こういうときに、サッとナベとストーブを使ってさりげなくおいしいご飯を炊くことができるのって、なんだかできる男っぽいよね。そうでもない?
朝としてはちょっと多目の食事を済ませ、後片付けをしたあと自室に戻る。なんだか何もやる気がない。ごろんと布団の上に横になってしまったら、そのまま夕方の16時過ぎまで眠ってしまった。
疲れているから眠いんじゃない、むしろ何かしたい、何かしなくちゃというエネルギーは体内にみなぎっている。でも、何もすることがないし、何をやっても面白くないから、そのエネルギーをじっとこらえて体内にため込む。ただ、ため込んだだけのエネルギーは不完全燃焼を起こし、それは無気力となって現れ、こうやって1日を眠って過ごしてしまう。つくづく、私という存在は無価値で無駄なんだなと思う。
そう、ねずねず…ネズミ様が出没されました。著作権に関わるので画像は公開できない…じゃなくて、まだ直接姿は見ていないのですが、昨晩台所にある食べ物のいくつかに穴を開けられました。どうやら夜中に出没しているみたいです。そして一日経った今、のどが渇いたので問題の台所に入って電気を付けたら…。
「さささっ!」
おおっつ!姿こそ見えないけど、足音の音像が左から右へ移動している!そしてどうやらテレビの裏に潜ったようです。何やらガサゴソ音がします。早速アミを持って、キャスター付きの棚とテレビをどかしますが…あれ?
壁に穴が開いてました!どうやらそこから進入していたようです。追い詰めたと思ったのに、まんまと逃げられました。ちなみに穴はネズミに開けられたのではなく、どうやら家族が何かしでかして開けた穴のようです。ふさげよ…。
明日、ネズミ用ゴキブリホイホイ…ってのも変だけど、床に仕掛ける強力粘着テープを買ってきます。これで一網打尽です。でも、引っかかったネズミは誰が始末するだろう。ワタシヤダよ(笑)。
今実況見分をしていたら、さっき買ってきてテーブルの上に置いておいた、カップ焼きそばの隅が囓られているのを発見!くそ、ぜってえコロス!
勿論私がこんなものに参加してきた訳じゃありません。テレビの話です。
仕事から帰ってきて、テレビ東京のニュースを見ていたら、最近の日帰りバスツアーについて紹介していて、その中で大人気なのが、平日岐阜駅発の長野グルメバスツアー、22の特典付きというやつ。
まあ、バスツアー自体には特に興味も文句もないんだけど、私がムカッときたのが、平日にもかかわらずたむろっていい気になってる主婦…というかババアだな、なんなんだろ、あの連中は。
平日に旦那を働かせて、自分は偉そうに「ホネ休み」だろうか。少しは平日に遊んでいて申し訳なさそうな顔でもしてればいいのに、テレビに出るのが嬉しいのかもうバカみたいにはしゃいでいる。本当に醜悪な連中だなと思った。
普段は働いているけど、たまたまその時だけ平日休みを取って参加したのよぉ~。といった反論もあるかもしれないが、数人いた老人男性(もう定年を迎えた年齢だ)を除いて、参加者ほとんどが40~50台の主婦。たまたま休みが取れたなら、なんでこんなに主婦ばっかりがこの平日のバスツアーに集まるのだろうか。
どうせ、平日は旦那を働かせて、息子や娘は学校に行ってるので手間がかからないのを(というか、年齢的に息子や娘に働かせてるババアも多いのでは)いいことに遊び三昧なんだろ。いっそのこと、この先子育ての終わった女には、重税をかけるようにした方がいいよ。家事が大変とは言っても、どうせ遊んでいるだけなんだから。…とはいっても、増えた税金は旦那や子供を働かせて払わすだけなんだから意味無いかも。
下のエントリーでこんな事書いてましたので、とりあえず財布の中身を確認してみたら、所持金がこれだけでした…。
いやまあ、銀行行けばお金あるしクレジットカードも持ってるからいいんだけどさ、でもいい年ぶっこいた男子(つかおっさん)が持ち歩く金額じゃねえよな。中学生だってもっと持って歩いてるよね。
つことで、私を襲ってもお金になりませんにょ…という事ですかね。そんな結論でいいのか。
土曜日だというのに、きっちり定時から出勤して仕事してますむかつきます。
むかつきますので、なんだか派手目です。今日はポールスミスのシャツ着て、例のあのペンダントデビューでもしてみようかなと思って、クビからぶら下げてやってきました。これがハヤリのチョイワルか!?いや、ちがうよな(笑)。なんか恥ずかしいけど、どうせ他人はこんなのイチイチ気にしてないしね。
とおもって恥ずかしさと照れくささを押し殺しながら会社に行ったら、なんだかこの格好が社内で話題になっちゃって、「何そのペンダント、かっこいいじゃん」とか色々言われちゃいまして…。おまけに今日の私はどうやら「勝負日」という事になっちゃって…はぁ。
ここで私のチキン野郎ぶりが発揮されるわけですけど、そんなこと言われちゃうと、なんつーか、訳もなく緊張しちゃうわけですよ。それから仕事していて、今の今まで、なんだか動作がカチンコチンの脂汗カキカキ…って状態になっちゃいまして。いや、理性では分かってるんですよ、他人なんてそんなことイチイチ見てないって、たまたまなんかの拍子で目に付いたから話題にしただけだって、つか、普段地味目の私がこんなのしてきたから、何か突っ込まないと悪いかと思わせちゃったのかもしれないし…。
そんなことが頭の中をグルグルと回ってるだけで、もうどうしようもないチキン野郎そのものなんですけどね。
つことで、今日の私はなんだか勝負日らしいです。どなたか、私に口説かれてみたいという方、あと2時間くらいは会社にいますので、ご連絡下さい。チキンなのでその後は何もできないと思いますが、精一杯心を込めて口説かせて頂きたいと思います。あ、男性の方も大歓迎ですよ(笑)。
なんだか、精神的に無駄な消耗をしたので、帰りは気晴らしに、何かパアっと派手なシャツでも1枚買いに行ってくるかな。
昨日会社から帰る途中に、本屋さんによって何となく立ち読みして、おもしろそうなので買ってしまいました。ふむふむ、色々大変なんだなぁ。ファーストキスを男に奪われた私にとっても、色々と共感できることはある…ないな(笑)。
いまでは女も逃げ出すキモヲタ+加齢臭満載な風貌をしている私ですが、なんだか昔はかわいかったらしいです(笑)。
知らない人によく「おねえさん」とか、あるいは女の人だという前提で話しかけられたりすることは何度もありました。そういえば、体育の授業で校外を走っているときに、道端を歩いている学生さん達が「お、かわいい姉ちゃんじゃん」などと仲間同士で言い合っているのも聞きました。ブルマはいてねえだろ!下トランクスだろ!一目で分かるじゃん!それと、痴漢にも何度か会いましたが、こちらは私を男と知った上で痴漢をしてきている人もいましたので、よくわかりません。
とまあ、年齢が20台前半くらいまでは、女子の私の容貌に対する感想は「かわいい」というのばかりでした。そして決定的だったのは、風呂から出て洗面台で頭を拭いているという、女子にとっては男子萌えなシーンの時、それを見ていた父親にしみじみと「おまえってかわいい顔してるな」とも言われた時でしょうか。さすがにその時はちょっと落ち込みました。そうか…オレってかわいいのか?
とまあ、若い身空ではそんなことを言われ続けていた私ですが、幸いキモヲタな人生を歩んだおかげで、いまではそういった清楚なイメージが全く想像の付かない、むさくてきたねぇデブで脂性で汗っかきな体臭のきつい立派な大人になりました。ただ、あの時分で一歩勘違いしていれば、私もこんな道に迷い込んでいた可能性も…ないな(笑)。
ちなみにこちらがその本のネタになったブログです。本もブログも面白いですが、○○子は、イザという時のために残しておいた方がいいよと、弱気なことを思った私でした。
私がiPod nanoを買わないのは、オートフォルが使えないからだ。それが使えれば、本当はシャッフルよりも欲しいんだけどね。でも、数十GBあるiTunesライブラリーから、イチイチ4GB分の曲データを手動でnanoに入れて…なんてめんどくさくてやってられない。iPod nanoを使っている人は、みんなライブラリデータは4GBとかしか持っていないのだろうか?
てなことで、シャア専用 iPod nano。
今日はプレゼン…といいつつ、実は担当者相手に応接室で雑談を交えながら、当社の提案するWebサイトについて語る、という話で聞いていたので、そのつもりで出かけたら、いきなり新宿の高層ビルの高層階にある会議室に連れて行かれて、そこで某企業の役員様達7人が勢揃いしている前での発表になってしまった。肩書きで思いっきり“代表取締役兼CEO”なんて書いてある名刺初めてもらった気がする。なんつーか、もう「ぐびっといこ~!」って心境ッス。
まだ正式な結果は出ていないけど、とりあえず内定段階でおおよその結論は出た…という連絡があり、なんとかライバル会社は蹴落としたっぽい。よかったのかどうなのか…。
タイトル通りの商品なんだけど、エレコムダイレクトショップでアウトレット価格だったので、思わず注文してみた。なんか便利かもしれないし。
定価1,200円の品が、なんと100円というアホ価格。このアホ価格に釣られて、色違い2本ずつ計4本注文してしまった私もアホだ。ちなみに400円の商品に送料が545円。なんだかなぁ…。
100円という価格に思わず狂ってしまったが、考えてみればあんまり使い道ないかも(笑)。
会議室で昼寝していたら、どうやら私とは別の事業部で、営業と制作進行が新入りについてどうするか会議をしていたようだ。
うとうとしながら話を聞いていると「新入りの子はマックすらまともに使えないレベル、仕事にならない」とか「教育なんてしている暇がない、どうにかしてくれ」みたいな話をしている。なるほど、会議とは言ってるけど、要は愚痴を言い合ってるだけなのね、アホらしい。
大体、新人を教育する暇がないなら、何故新人なんて入れたのか?仕事が忙しいから?そして仕事が忙しいので新人教育の暇がないの?バカじゃねえの。こんな所で雑談してる暇があったら、この時間でおまえが新人教育でもすればいいじゃん。もっとも、新人新人と人を見下すほどおまえらが仕事できる人間だとは思えないけどな。
なんだか、久しぶりに猛烈に腹が立った。まあ…他の事業部の話だし、それに私にはもうどうだっていいことだけど。
例の核実験のせいか、会社近辺の空ではホークアイがブンブン飛び回ってるね。一昔前なら速戦争の事態だっていうのに、最近の人類は随分自制心が働くようになったもんだと思うよ。
北が核を持ち始めたら、日本はどうなるんだろうね。釣られて韓国が核武装し始めたら、日本も持たずにはいられない事態になると思うけど、日本国家滅亡よりも総選挙敗退の方が怖いであろう日本の政治家では、そんなリスクのある決断はできないだろう。決断しないなら、この先はおとなしくアメリカ様にしっぽを振り続けるしかないよ。日本がアメリカ人に支配されるのは、精神的屈辱以外はたいした問題がなさそうだけど、日本が朝鮮人に支配されたらどうなるか…考えただけでも恐ろしいわ。
親に「おまえ結婚する気あるのか?早く結婚しろ」といわれた。なんだかこの手の台詞は久しぶりに聞いた気がしてちょっと新鮮。でも、残念ながら結婚はしないよ…というかできないよね。1人でできるもんなら、親のためにもしてやっていいけどさ。
まあ、何の因果かキモヲタになってしまった私なので、下手に私の遺伝子なぞ残さずに、おとなしくこのまま消えた方がいいのではないかと。コレは運命と思ってあきらめてください。妹の方は子沢山なのでそちらで我慢してくれ。
八潮市には「やしおん」というキャラがいると、達矢さんのブログで知ったのだけど、どうもこのキャラ、吉田戦車のマネっぽくていかん。大体、今時代は“萌え”だろう。旧佐賀県大和町の例もあるしさ。
つことで、オリジナルのやしおんをモチーフに、何となくロディアに書いてみた落書きがコレ。う~ん、萌え化といいつつ、最近こっちの世界とはご無沙汰なので、どうもツボを思いっきり外してる気がするぞ。もっと業界の動向とニーズを読み取って精進せねば。
ちなみにこのやしおん、どうやら市内の川沿いに住んでいるらしいが、市内を取り囲む東西二本の川、西側を流れる綾瀬側は、環境測定以来ブッチギリの汚染度一位をキープし続ける河川であり(関西が記録的渇水だった年に一度大阪府大和川に抜かれているが)、また東側を流れる中川も、日本で三番目に汚い河川だ。川沿いに住んでいるとは、ちょっと汚染とか大丈夫?と心配になってしまうキャラ設定なのであった。
週末はFで日光に行っていたんだけど、夜になって帰り道で山王林道を抜けて帰ったら、前日の風と雨で路面は落ち葉や枝だらけになっていて、まるでシャーベット状の雪道を走っているような状態になっていた。そこをえっちらおっちらと抜けていって、次の日の昼間に車をみたら、泥だらけになってました。特にサイドの空気取り入れ口回りに泥や枯れ葉がひっついていたので、いくつかはこの中に入っていったのだろうか。まあ、実際の空気取り入れ口になるエアフィルターは、ここからずっと上の部分にあるので大丈夫でしょうけど。
この林道を通っていたときの恐怖話を1つ。夜の暗い林道を屋根を開けて「ふんふ~ん」と調子よく走っていた私は、短いトンネルにさしかかった。そこを普通に抜けようとしたら、急に目の前に白いカーテンがかかり前方視界がゼロに。「なんだ!?」と思った次の瞬間、ばさーっと上からバケツで水をぶっかけられました(笑)。そう、トンネルの影の部分に大きな水たまりがあって、気がつかずに抜けようとしたら水を跳ね上げてしまって車内に飛び込んできたという訳。皆さんも夜の林道には注意しましょうね。
ちなみに上に貼ったリンク先のページは「四駆ファンのための林道コース」となってますが、私は免許取り立ての頃、普通乗用車で全てこれらの道を制覇してます。当時は檜枝岐の方に抜ける林道なんて、林道というかあぜ道・小沢みたいな道で、通り抜けるのにはスリル満点で楽しかった覚えがあります。昔は山王林道も全然舗装されていなくて、野趣溢れる林道だったんだけどなぁ。時代と共に道が走りやすくはなっていくのは当然としても、ちょっと寂しい気もするね。
JRの駅構内、あるいは駅の近くによくあるカレー屋さん。私が場所を知っているのは、秋葉原駅を出たガード下と、品川駅構内、東京駅構内。そこの「辛口黒カレー」シリーズがお気に入り。近頃はどんなカレー屋よりもこのカレーがおいしいと感じる…というのは言い過ぎか。
最近このシリーズに「ひれかつ辛口黒カレー」が登場したので、昨日東京駅に行ったついでに食べてみた。大盛りにすると1,100円となり、ちょっとした有名カレー専門店並みの価格だが、辛くておいしくて満足!
写真はZuiko Digital ED 8mm Fisheyeで撮ったもの。こうやってみると広大なカレーの海のよう。陸地がご飯で、それに乗ったヒレカツは、海岸に突き出す岸壁のようにも見える。まさにカレーが作り出す小宇宙!
mixi株が連日安値更新だそうです。まあ、上場したばかりで過去の相場も実績も何もないので、しばらく下がって落ち着いた時点がこの会社本来の価値なんでしょうけどね。
でも、上場初日の浮かれた報道は一体どうなんだろう。「インターネットの次はSNS!(意味不明)」とかいって大はしゃぎだったのになぁ。
もっとも、株が安値更新だからといって、mixiの会社としての価値が変わったわけでもないんだけどね。mixiにとっては、勝手に祭り上げられて落とされて、結構迷惑してるんじゃないかと。
にしても、個人投資家…というか、ネットでの株売買が盛んになってくると、相場の上げ下げが乱暴になってきますね。しばらくは個人投資家をターゲットにした株は買わない方が身の為なんではないかと、株の知識なんて何もない私はそんなことを思ったりしたのでした。
シェラカップでの米炊き話第2弾。週末日光市でマターリしてきた私達だが、当然オコメも炊いてきた。
今回使用したカップは、シエラカップではなくロッキーカップと呼ばれるモノ。普通のシエラカップよりも深くて容量があるのだがカップの直径は同じ。以前はどこのショップでも売っていたような気もしたのだが、今では入手が困難な品らしい。最近では都内OD BOXで売っているのを見かけた。ちなみに私が今回使ったカップは、フィールド・ギア・スピリッツというメーカーへ直接注文して買ったもの。
米炊き話といっても、特に語ることもないんだけどね。手順は前回と同じで、水につけてから米が白濁したのを見計らってそのまま火にくべる。強火か弱火かは色々説があるようだが、私は弱火派。フタをしてグツグツ煮込んで、水気が飛んだのを見計らって火から下ろして蒸らすといった工程。所要時間は水漬けから蒸らしまでを含めると、なんだかんだで30分近くかかっているんではないかな?
そしてできあがり写真がコレ。適当だけど実においしいご飯が炊けましたよ。おいしいご飯が炊けたときに、飯ごうの周りに付く薄い汚れ(なんていうの?)まで付いてる!ちなみに友人は「柔らかいご飯が好きだから」といって、私よりも大分水を入れていたのだが、案の定出来上がりがおかゆみたいになってしまっていた(笑)。
シエラカップ、あるいはロッキーカップでご飯を炊くと、そのまま炊きあがりが食器になるので実に合理的。なんだかこの先野外での炊飯にハマってしまいそうだ。ちなみに今回炊いたご飯の量は1合。外で遊びまくった後に食べるには丁度いい量だと思う。
マターリマターリ何度も言ってるとバカみたいだが、「マターリ部」なので仕方ない。つことで、週末は日光市郊外にを流れる大谷川沿いの広場でマターリしてきました。もっとも、途中渋滞に巻き込まれたりと、あまりマターリできてもいなかったんだけどね。
ロケーションは大谷川堤防内側の、何に使っているのか分からないけど平坦な場所。車も乗り付けられるし、人も誰もいないのでなかなかいい感じ。はるかか方には日光男体山、霧降高原などが展望でき、風景も非常によい。横には大谷川の清流もあるので、夏はサンダルを持って水遊びも楽しめる。釣りもできると思うが、遊漁券は忘れずに…といった所だろうか。外でマターリするのに、こんないい場所はなかなかないと思うのだが、みんなこの場所知らないのかな。
今回は現地に無洗米を持ち込み、ロッキーカップでの炊飯にチャレンジ。前回についで二度目のカップ炊飯で、なかなかおいしいご飯を炊くことができた。炊飯なんて簡単だよ(笑)。
他には、途中のスーパーで買ってきたコーヒー豆を使って、パーコレーターでコーヒーを湧かしてみた。考えてみればこのパーコレーター、本来の用途であるコーヒー入れには全然使ってなかったんだよね。私は元々そんなに普段からコーヒー飲まないもんだから。でも、やっぱり挽きたての豆を使ったコーヒーはおいしいね。ちなみに余った豆は家に帰って同じような手順でコーヒーを入れてみたんだけど、外飲む以上においしさがハッキリ分かって、もったいないので余った分はアイスコーヒーにしようと思って冷蔵庫に入れてある。
家から下道を使っても2時間位。それこそ高速道路を使えば1時間半くらいで着くと思う。いい場所だったので、また来てみよっと。
いわずとしれた、スウェーデンオプティマス社の傑作ストーブ。ただ、50年以上作られてきたこのモデルも、惜しまれつつ数年前に廃番となった。何でも最終ロット分は世界中のマニアで奪い合いが繰り広げられた…らしい。この記事を書くのにネットで調べたら「予約が入ってからその都度オプティマス本社に出荷の確認電話をする」とか書いてあるショップもあった。ヤフオク相場も高騰中だし。
このストーブは、さる事情で友人から譲り受けたもので、それ以来大切に保管してあって全く使っていなかった。ただ、先週の夜にふとこのストーブを取り出して燃料タンクを開けてみると、燃料であるホワイトガソリンが入りっぱなしになっている。ガソリンって確か腐るんだよな…と思って、この連休中外でマターリするときに、久しぶりに使ってみようかと思い持って出かけてみた。
使い方は、簡単なガスストーブに慣れている人にとってはちょっと面倒かもしれない。まず、写真では見えないが、バナー下部の皿に何か燃えるものを置いて火を付ける。これが“プレヒート”と呼ばれる儀式で、これはバーナーを火であぶることにより燃料タンク内の圧力を高めるためのもの。プレヒートで適度にバーナーが暖まってから燃料コックを開けると、ガソリンが「シュー」と吹き出してくるので、ここに火を付けると点火。しばらくは燃焼が安定しないかもしれないが、ちょっとすると更に熱で燃料タンクが暖められて圧力が上がり、火力も安定してくる。文章で書くと簡単なようだが、意外とコツがいる作業。ただし、コールマン系ストーブの“使っているうちに何度もポンピングを繰り返し…”といった事はないので、慣れればこちらの方が使いやすいと思う。コールマンのガソリンストーブやランタンって、気温の低い山で使うとすぐに燃料タンクの圧力が下がるんだよな…、使い方が悪いのかもしれないが、個人的にあちら方面の製品はあまり信用する気になれない。
それはそうと、今回は火力こそ低いが、無事燃焼実験に成功。時間はかかったが何とかパーコレーターでコーヒーを入れることができた。このオプティマス8Rが最後に使われたのはいつなのかよく分からないが、少なくとも5年以上は使われていない。そう考えると、特にメンテナンスも必要なく普通に使えたとのことで、道具としての信頼性は高いようだ。それと、たたむと非常にコンパクトになるのも嬉しい。これはどちらかというと、オートキャンプではなく、登山に持っていきたいストーブだろう。
なんだか、このストーブ持ってまた山に行ってみたくなった。
そうそう、いきなり下のようなエントリーを読んで、私が高級万年筆買って使ってると事を知らない人は全然訳分からないと思うので、一応いきさつを語っておく。
大体、今の会社に入社したくらいの頃かな?今までの仕事では、紙に直接文字を書くことがあまりなかった私だけど、この仕事を始めてから紙に文字を書くことがいきなり増えて、何かもっと書きやすい筆記具はないかと思い、ちょっと高目(といっても3,000円程度だが)のロットリング・トリオペンを買ったのが始まり。ロットリングのリフィルについては、書き味は安物のボールペンとあまり変わらなかったが、軸が適度に重くてバランスがいい筆記具というのは、それだけで大分文字が書きやすくなると初めて実感できた私は、高級筆記具という存在価値を、その時初めて認めることができた…というのが、こっちの世界を覗き始めるきっかけだったんだと思う。
その後、第二のきっかけは、家に埋もれていたペリカン400という万年筆を発掘したことだろう。この万年筆を使ってみようと思って、自分で調整・修理していくうちに、新品の状態のペリカンが欲しくなり、買ってみて使い始めたら、万年筆というのはこんなにも文字が書きやすいものなのかと改めてショックを受けた。そして折しも世の万年筆リバイバルブームにがっつり乗った私は、矢継ぎ早にペリカンのスーベレンシリーズを合計三本手に入れ、それぞれに違った色のインクを入れて使い分けているのが現在。最近では1950年代に発売されたオールドラミーの万年筆をデッドストックで手に入れたりと、趣味と実用をかねて、それなりに筆記具を楽しんでいるという訳。
そして、元々が資料収集好きなので、丁度万年筆ブームで色々と本が出版されたというのが、こっちの世界にはまった加速要因の1つなんだと思う。調べるのが楽しくて、調べれば調べるほど色々な筆記具が欲しくなってくるんだよね。ま、幸いどっぷりとつかってしまったという程でもなく、私にしては珍しく少し距離を保った視点で、これらの世界と付き合っているというのが今の状態かな。
とまあ、これで私がいきなり筆記具に万円使っているという訳が、大体おわかり頂けたでしょうか。そんなかんじですわ。
そうそう、別に文具にハマる必要は当然ないけど、一本でもちょっと高級な筆記具…なんていうか自分にとっての勝負ペンを持っているのは、結構いい事だと思うよ。アホな話だけど、例えばお客さんと打合せの時など、自分の方がちょっといい道具を使っている事が分かったりすると、それだけで多少優越感だったりもする。
そこ!つまらん事だとおっしゃるな。お客さんとの打合せを成功させる秘訣とは、所詮「会話の主導権をどちらが握るか!」の勝負だったりする事がほとんどな訳で、そんな時に、例え本当に些細な事でも、何か相手よりも優位なポイントを見つけられるというのは、それだけで緊張がほぐれたりするもんだ。これは理屈じゃないし、私のようなチキン野郎にとっては、恥ずかしながらも、結構重要なポイントなんだよ。
オレンジ色の筆記具が大好きなのである。なので、オレンジのプレシャスレジン製ボディを持つ、ペリカンのM320が大好きだ。ペリカンの300シリーズは、常用するにはちとサイズが小さ目といわれつつも、ここ一年くらいで、私が一番使っている筆記具ではないかと思う。
そんな中、上でリンクしたページにもある、M320と同色のボディを持つ…というかこちらがオリジナルだけど…アウロラのソーレが欲しくて仕方なかった。ただ、もう10年近く前に発売されたモデルということで、当然入手は不可能。また再販したら絶対買おうと思っていた矢先、ちょっと情報収集を怠っていたら、知らぬ間にソーレ・アウレア・ミニマというシリーズで2006年6月から限定再販されていたようだ。
先月中旬になってこのニュースを知った私は、すっかり出遅れてしまった訳だが、とりあえずこのシリーズで何が欲しいか考えてみると、ボールペン、ローラーボールは買っても使わないので不可。万年筆はいくら欲しかったとはいえ、税込で5万円以上する上に、おそらくこれ以上万年筆を買っても使わない(結局買いましたけど)。…などと考えてみると、一番小さな「ソーレ・ミニマ・スケッチペン」が、俄然魅力的に見えてくる。
この手のスケッチペンは、サイズが大分違うが、昔友人がラミーのスケッチペンを持っていて、使わせてもらうと、見た目とは裏腹に短くずんぐりとしたボディがスケッチするのにとても使いやすく、私もいずれ何か欲しいなとは思っていた。そういう目でよく見てみると、国産品ではこの手のスケッチペンは皆無だが、海外の高級筆記具では、シリーズにこういったスケッチペンをラインナップしている事が多い。例えばモンブランのスケッチペンなどは、国内で実際愛用している人がいるのかどうかは別にして、割合有名だと思う。
この手のスケッチペンを国産高級メーカーが積極的に作らないのは、いわゆる高級文房具を愛用する層が、スケッチなどを全くしないからなのではないか。例えば企業のエグゼクティブが、単に書類に署名をするだけでなく、書類の上でもっと積極的にスケッチをするようになれば、世の中のデザインに対する価値というのはいい方向に変わっていくと思うけどなぁ…。って、話がずれた。
とにかく、この「アウロラ・ソーレ・ミニマ・スケッチペン」が欲しくなった私は、早速ネットの専門店で色々と在庫を調べてみたんだけど、さすが世界限定350本と謳っているだけあって、軒並み在庫切れ…というか、どうやら予約分で全て終わってしまっていたようだ。その中で日本への割り当てが何本だったのかは知らないけど、本数によってはあっという間に売り切れたのかもしれない。
まあ、仕方ないかと思ってその時はあきらめたんだけど、今日何となく銀座の伊東屋に行ってみたところ、なんと、ショーケースの中にこのソーレ・ミニマ・スケッチペンが並んでいるではないか。無駄遣いしたばかりだというのに、その時はもう何も考えずに「これください」と、店員さんを呼んでしまっていた(笑)。金はまあ…何とかなるだろ、はっはっは。
早速家に帰って開封してみると、サイズは思ったよりも小さい。けど、実際持ってみると思ったよりも使いやすい。さすがに細かい文字を書くのには適さないが、短いボディのおかげで、ペン尻が固定されないため、紙に対する芯の角度が自由に変えられ、「なるほど…これはスケッチ向きだ」と、改めて思ったりした。
標準で同梱されているネックレス用のひもはさすがに交換しようかと思うが、この筆記具はしまい込まずにガンガン使ってやろうと思う。というか、高価でもったいないから使わないのでは、余計にもったいない。実際にクビから下げて歩くか…といわれると微妙だが、折角なので何度かはチャレンジしてみようと思う。
この製品、ネットでは軒並み売り切れだが、実店舗ではまだ意外と在庫が残っている店があるようだ。ただ、私が手にしたモデルはシリアルナンバーが300番を超えているので、本当に世界限定350本だとしたら、欲しい方は油断せずに、急いで動かないと本当に入手できなくなる可能性がある。
ちなみに奥に写っているのがペリカンのM320。ペリカンの方は吸入式万年筆なので、ボディ内側にややインクの汚れが付着しているのだが、それでもアウロラの方がより鮮やかなオレンジ色だ。M320も数年前に出た限定品だったが、こちらは限定といってもワンタイムエディションなので、少ないながらも流通在庫はまだ残っているみたい。
写真はZuiko Digital ED 8mm + EC-14で撮影。絞り込んだので、手持ちでシャッタースピード3秒(本当だよ)撮影。どうだミポリン、参ったか!(笑)
本日ネットサーフィン(死語?)をしていたら、こちらのブログで紹介しているのを見つけた。私の持っているラインナップと似ているなぁ(笑)。
最近調子に乗っている私です。おかげさまでちょっぴり収入が増えそうなんで、ババンと松レンズでも買ったるかい!と思っていたのですが、チキン野郎の私にそこまでの度胸もなく、竹レンズにして落ち着くことにしました(笑)。つことで、Zuiko Digital ED 8mm F3.5 FishEyeです。広角には興味ないと言いながらも、実は興味津々だったんです。申し訳ない。
せっかくの三連休初日、別にすることもないので、このレンズを付けて秋葉原をうろついてます。魚眼レンズって使うの初めてなんだけど、これは楽しい。ファインダを覗いただけで非日常の世界が広がるからね。なんつったって対角180°の画角。楽しくない訳ないです。
先週山に出かけたときに持って行っていれば、面白い写真がいっぱいとれたと思うんだけどな。買ったばかりなので、まだこの非日常感覚に振り回されているだけですが、よく考えると使い方は結構難しいと思います。レンズ先端から2cmまで寄れるというのもすごいよね。前玉が緩やかですが飛び出しているので、そのうちゴツンとぶつけて傷を付けそうでコワヒ。そういえば、昆虫写真でお馴染みの海野和男氏が、このレンズにEC-14を付けて面白い写真を撮られているそうなので、私もマネしてみようかな。
この魚眼画像はオリンパススタジオの魚眼補正機能を使うと、超広角レンズのような画像に補整できるのも面白いです。補正後は左右がやや切られるんだけど、画角的には何ミリ相当になっているんだろう。
これで、あと11-22mmを手に入れれば、竹クラスコンプリート!がんばろう…というか、今のところさすがにもう買おうと思うレンズはなくなったけどね。買い物する金があるなら、どこか遠くに出かけて沢山写真を撮りたい。そういえば、この前仕事で出かけた施設写真撮影にこのレンズがあれば、なかなか面白かったんだけどな。今思い出した!
アダルトソーシャルネットワーク、にくしぃだそうですが、なんだかかわいいね。
ググってみると、他にも同じような名前のが色々あるみたいで、どれが本家なのか何がどうなのかよく分からん。
よっちさんみたいなディレクターになるにはどうしたらいいんですか?と言われたこと。私を目指すんじゃ志は低すぎると思うが、とりあえずうれしいよ。
頭に乗って偉そうなことを言わせてもらうと、知識というのは、どんなにくだらないことでも、必ず何らかの役に立てることができる。色々なモノを沢山見たり調べたりするのも大事だけど、それらの知識を極めるんじゃなくて、頭の中でどんどんインデックス化していくようなイメージで、色々なモノを見たり読んだりしよう。概略さえ頭に入れておけば、いざ使いたいときに、それこそ詳細をネットや本で調べればいい事だ。
普段どんな風に色々な事を調べているのか?なんでそんなに色々知っているのか?それが言葉で簡単に伝えられれば、苦労はないんだけどね。でもこれは自力でスタイルを確立していくしかないと思います。がんばりましょう。
仕事をしていて一番嬉しいことは、上司に誉められることでもなく、社長に誉められることでもなく、お客様に誉められることでもなく、手下から「転職して落ち着いたら、是非私も呼んでください」と言われることだと思う。あと、よっちさんの下だと仕事がしやすかったと言われるのも嬉しいかな。
ありがと、そう言われただけで、なんだかこの会社での1年ちょっとが、とても輝いていた時間に思える。
たまにはこっちのクルマのことも書いてみる。我が家はアウディを3台乗り継いでいる。その中で一番長かったのがシルバーの80 2.0E。形式で言うとB4というモデル。こちらは13年12万キロ位乗った。故障はそこそこしたが、かといって国産車に比べて壊れまくった…という程でもなく、手放すときは普通に「いいクルマだったね」と家族で言い合いながらお別れできたので、ファミリーカーとしてなかなか良いクルマを演じてくれたのだろう。
このB3系Audiの特徴は、矢のような直進性。その代わりコーナーを攻めても面白くないという、至ってファミリー向けな特性を持っていた。この頃からベンツBMW、また国産セダンは「スポーツ性」を売りにした、コーナーを攻めれるクルマを売り出していたが、ハッキリいってガキっぽいと思う。それにスポーツ性っていっても、大半のセダンはさほどコーナリング性能が高いわけでもなく、たまに山道で煽られた時など、つまらないながらもこのAudiで逃げると、全然付いてこれないようなクルマばかりだった。スポーツっていっても、バネを切ってストロークを縮めて車高を低く…といったセダンばかりだったからね。公道できちんとストロークしない足回り持ってくるなんてもう論外。この点を見ても、日本の…いや世界中一緒だが、スポーツセダンというジャンルがガキっぽい世界でしかない事が分かるだろう。
そんなこんなで、我が家で次に買ったクルマがAudi A4。このクルマは自動車ジャーナリズムの評判が大層良くて、実際購入前に試乗してみても、今までの80とは車格が全然違うといった趣。当然走りも素晴らしく、評論家の人達は「FFのクセをうまく消していて、山道でも楽しいハンドリング」みたいな評価をしていた。
ただ、私的には実際乗ってみると「ちょっと待てよ」といった感じ。確かに以前のAudiと違って、コーナーを攻めてもそこそこ楽しいし、ハンドリングもそれなりにクイックだったりするが、これはAudiじゃないだろうというのが正直な感想。私にとってのAudiの魅力とは、高速道路をひたすら真っ直ぐに走り抜ける操縦性で、その為にはコーナリングの楽しさなんてガキっぽいファクターは正直いらなかった。大体家族を乗せる為のセダンで、ドライバーをやる気にさせてどうする。やる気になりたいのなら別にスポーツカー買えよ!と思うのだが、スポーツセダン好きな人達って、別にスポーツカーの軽い爽快感を望んでいるわけでもないんだよね。ひたすら重くてでかい物体が、アクセルをちょいと踏むだけでどかーっと加速して、タイヤのグリップに頼り切ってズリズリいわせながら鈍重にコーナーを曲がることが好きで、それが“スポーツ”だと思ったりしているから。全く持って私の理解の範疇外だわ。
話がずれたが、私としてはいまだにこのA4が、時代の要請とはいえややスポーツ向きの味付けをされているのにちょっと違和感を感じている。
以前はAudiに乗っている人達というのは、意外とマナーが良さそうな人ばかりだったのだが(自分を棚においてます)、最近ではよくアヴァントボディのAudiが、バカみたいなスピードでかっとびながら、クルマの列をくねくねかわしていくといった光景をよく見るようになった。新たにスポーツ性を持ったAudiというのは、この手のバカオーナー共のターゲットになってしまったんだな、と思うと、なんだか時代の流れを感じる。
以前購入したバッグ、DOMKE F-1Xの塩梅が大変よろしいのだが、かといっていつもあんなに大きな荷物を持ち歩くわけではないので、サブとして大きさ的には2ランク下のF-3Xを購入してみた。オリジナルDOMKEといわれるF-2とも迷ったのだが、大体こんな感じで荷物を持ち歩きたいので、今回は小さい方を選択した。
DOMKEバックの魅力とは、普通のカメラバッグみたいに芯がないことだと思う。荷物を全部出してしまうとふにゃふにゃになってしまう柔らかさが、カメラバックとして持ち歩くにはとても持ちやすい。一般的なカメラバックだと、例えば肩にかけたりして持ち歩くと、バッグと腰の部分がその「堅さ」で宙に浮いてしまい、腰骨の出っ張った部分でカメラバックを支持するから、安定性が悪いし、持っていてもなんだかバッグがころころと落ち着かない。その点DOMKEだと、バック自体が柔らかいので、自然な形で体にフィットする。
もっともその代償として、内部機材の耐衝撃性に難があるわけだが、別にこのバッグで登山をするわけでもないし、普段持って歩くには問題ないだろう。耐衝撃性についても、期待してると裏切られそうだが、期待していないと「意外と良さそうだ」とも思える。もし気になるときは、内側にエツミなどから発売されている仕切り材の一部を詰めればいいし、私自身は、今のところあまり問題だとは感じていない。もう購入してから1ヶ月くらい経つが、ちょっと街を歩く用途ではこれくらいが実質限界。これ以上のモノを持ち歩いても重いだけで疲れる。
週末はこのバッグにOLYMPUS E-1本体と、Zuiko-Digital 14-54mm、50mm、50-200mm、EC-14、SIGMA 30mm、サブカメラでGR-Digitalを持ち歩いていた。こんなに入るんかいな?と思うのだが、予想以上に入ってしまうところもDOMKEの魅力だろうか。あと、スタイルもカメラバッグっぽくなくて格好いいしね。
さようならGR-Digital…、といっても、別に手放してしまったわけではなく、購入当初から度々起きていた起動不良現象が、週末にまた何度か再発したので、保証期間も残り一月だという事で修理に出してきたということ。ついでにCCDのほぼ中央にゴミも付着してるしね。そして、それがなんでさようならなのかというと、おそらく修理といいつつも、整備積み新品への交換になると思われるから。
手にした道具と約1年近くを過ごしてしまうと、それが新品になったとしてもあまり嬉しくないな…と思ってしまったりする。特にこのGR-Digital、というか、カメラという道具は、撮影してきたデータがそのまま思い出になる機械なので、その別れというのは、恋人や友人といった別れほど重くはないが、ちょっとした知り合いとのさほど悲しくもない別れ…といった感情にも似ている気がする。一緒に色々なところに行ったし、オーストラリアにも行ったしね。
修理には大体2~3週間かかるそうなので、明日からしばらくは、普段持ちカメラとしてCONTAX TVS-Digitalにがんばってもらわないとな。
週末の土曜日は、長野方面へ出かけてきた。
事前の天気予報ではあまり天候がよろしくない…と言われていた9月30日の土曜日。まだ薄暗い関越自動車道を渋川伊香保まで走る。そこで高速を降り、まずは榛名山へ行くというのが私のお約束…。湖畔でトイレ休憩をした後、持参したお弁当のおにぎりを食べて朝食に。おかずとして醤油につけて焼いてある(?)ウインナーが出てきて、なかなかおいしい。なんかお弁当って感じだな、ちょっと懐かしい。
朝の6時前だというのに、湖畔にあるおみやげ屋のおばちゃん達が「お土産あるよ、お食事できるよ」とうるさい。商売熱心なのは分かるが、こういった客寄せ行為は、観光地の価値を大いに下げていると思う。
そんなこんなで軽く腹ごしらえをした後は、榛名山を吾妻渓谷方面へ下る。天気は雲は多目だが、かなりクリアな青空で、朝日がまぶしい。そして国道145号線を草津方面へ向かう。
草津市内には朝の7:30時頃到着。とりあえず温泉…といいたいところだが、ここはグッと我慢して、同行した人が湯畑を見たことないというので、車を止め湯畑を歩いて一週する。そしてベンチで一休み後、毎度お馴染みの国道最標高地点、渋峠へ向かう。
当日の白根山、渋峠のルートは、やや空気の透明度が低かったが、爽やかに晴れ渡っていた。私自身も、山に全く雲がかかっていない、こんなに山肌全体が見渡せる朝は初めてかもしれない。そして、国道292号線は、白根山を越えた辺りから、路肩で三脚を立て風景写真を撮っているカメラの人が何人もいた。綺麗な風景なので写真を撮りたくなるのは分かるけど、クルマには注意してね。私も渋峠直下の広場に車を止め、持参した一脚を立てて写真撮影。日差しは強かったけど、50-200mm+EC14で望遠側を撮るには、やはり手持ちだときつい。換算560mmの超望遠撮影になるしね。
適当に撮影を楽しんだ後、いよいよ本日のメイン目的地、横手山へ向かう。まず渋峠ドライブインに車を停め、そこからリフトで山頂へ。ここで景気よく往復券を買ったのだが、後に後悔する羽目に。
駐車場からリフトで15分くらい。意外と長い乗車時間を終えるとそこは横手山山頂…といっても、なんだか公園みたいな感じであまり山頂といった趣ではない。とりあえず事前に下調べしておいた山頂ロッジで軽食を。噂によるとこんな場所なのに自家製でとってもおいしいらしい。日本最標高の自作パン屋さんかな?同行者はロッジ店内に座っていたのだが、私は外にテラスがあるのを発見して陣取る。気温はちょっと低いかもしれないが、日差しが強いし風もほとんどないのでなんだか暖かい。同行者もテラスに呼んで、素晴らしい景色を堪能しながらパンとコーヒーで軽食を。ちなみに写真下のベーコンが載っているパンは「焼きたて」というので買ってきたのだが、景気よくかじると中には立派なタマネギが…。吐きそうになったが我慢して飲み込んだ。それ以上食べられないので、同行者のお腹に処分をお願いした(笑)。
それからしばらくすると、別なリフトからツアー客のおばさん達が大量に運ばれてきたので、山頂広場の雰囲気はいきなり悪化。仕方ないので私達はその喧噪から逃れるために山頂を後にすることにした。ただ、このままリフトで降りては面白くないので、帰りは歩いて山を下りることに。あ~あ、リフト券片道分損しちゃった。
山頂にあるルートの見取り図を見ると、下りの道は山道なのかな?と思っていたけど、舗装された細い車道だった。勿論一般車両は通行止めではあるが、ちょっと物足りないかな。ま、今回は私1人じゃないのでこれでいいのかもしれない。ただ、道は良くても付近には人影は全くないので、山らしい静寂な雰囲気を味わう事ができた。二人きりなので、普段人前であまり話せないこと、仕事のこととか人生のこととか、私にしては珍しく色々話ながら歩いていた気がする。最近色々あったので、私自身も人に話を聞いてもらうことに飢えていたのかもしれない。
そんなこんなで、歩いて40分くらいかな。駐車場に到着。さて、メインの目的は終わったしこれからどうしようかなと思ったんだけど、話し合いの末、長野県側、小布施まで下ってそこで蕎麦を食べようということに。早速渋峠を長野側、志賀高原方面に下る。
途中の志賀高原には、綺麗な沼や湖が点在していて、場所によってはもう紅葉が始まっているところもあった。そんな沼を見つけてはクルマを停め写真を撮影したりしながら峠を下っていった。こんな天気のいい日、写真撮影に繰り出す人は多かったみたいで、あちこちで三脚を立てて写真撮影にいそしんでいるカメラの人が沢山いた。中には進入禁止エリアに女連れで入って、紅葉をバックにポートレートなんてしゃれ込んでいるバカもいたが(超望遠で証拠写真を撮ったのだが、公開は控えよう)、概ね皆さん礼儀正しく撮影していたみたい。ただ、上でも書いたが車道に三脚の足をはみ出させるのは止めよう。あんたの大事なカメラ、あるいはさほど大事でない命が壊れてしまっていい、というのなら止めないが、にしても、何か起きてしまった場合、ドライバーの方がかわいそうだ。
その後中野市付近まで降りてから、相変わらず素直に国道に入らず、適当な裏道をくねくねしながら小布施へ向かう。途中リンゴ畑の中を走る長野電鉄で、営団地下鉄から払い下げられた旧日比谷線の車両が走り抜けていくのを見たりした。
寄り道ばかりしていたので、小布施に着いた時間は13:00を回ってしまっていた。行楽シーズンで天気がいい土曜日だったので、市街中心地は大混雑。駐車場にクルマを入れるのも大変だった。結局メインストリートを一本裏に入った個人経営の駐車場を利用したのだが、ここは終日料金が300円で、裏手とはいっても丁度小布施の雰囲気がいい小道を経て中心部に入る事ができる場所にあるため、結果としてはいい場所だったと思う。
さて、早速蕎麦を食べようと思ったのだが、こちらについては下調べをしていないので、適当に賑わっていそうな蕎麦屋さんに入る。入ったのが富蔵家という比較的中心部にある蕎麦屋さん。食べたモノは写真にある田舎蕎麦。結構量が多い上に蕎麦の香りが漂って実にうまい。一緒に出てきたわさびも、少量つゆに浸すと「ツン」と鼻を指しておいしかった。同行者はかき揚げの天ぷらを注文していたが、よくあるぼってりしたかき揚げではなく、薄くさらっと上げてあるかき揚げだったので、タマネギさえ入っていなければ私もつまみたかった(笑)。
食事後は、適当におみやげ屋さんを見て回ったり、同行者は栗おこわを買ったりしながら市内散策を楽しんだ。さて、そろそろいい時間だし帰りますか。帰る前に駐車場正面にあったカフェギャラリー・ジャンベというお店で一休み。香りの強いアイスコーヒーを飲みながらしばしマターリする。
帰りはきた道をそのまま引き返して、途中草津で温泉につかる予定。渋峠を抜け白根山駐車場でトイレ休憩、そして軽く近くにある沼を散歩したら空が暗くなってきた。気温が急速に下がる。さあ、いよいよ温泉であったまりましょうかね!
草津に向かう途中で山肌から硫黄分が吹き出している辺りを走行中、ふと同行者が「昔安達太良山を一緒に歩いていたとき、煙が出ている方に下っていこうとした私を『行くな!』といって怒鳴ってくれたよね。」と言った。私は「そんなこと言ったかな?」と答えたのだが、どうやら普段大声を出したり怒鳴ったりしない私が大声で怒鳴ったのが珍しく、それがずっと印象に残っていたらしい。確かそれからひと月かふた月後に、そこの温泉ガスで、登山者の大量遭難が起きた。ググってみたら1997年のことだった。その時はニュースを見てビックリしたと言っていた。
私はそんな昔のこと覚えちゃいない。でも…なるほどな、自分の存在というのは、自分が思うより大きいというか広いものなんだなと改めて思った。もっともこれは自分だけではなく、全ての人が自分自身で思うよりも、自分というのはちょっぴり広いモノなのかもしれない。
そんな話をしながら草津市内に入ったのは夜の19:00頃。草津マニアの私がお勧めする温泉は、やはり湯畑横にある外湯だろう。草津市内には無料で入れる外湯が数カ所点在しているが、有料温泉を含めた中でここが一番温泉成分が濃い気がするし、更に湯も熱くて実に温泉っぽい。草津一番のお勧めだと思う。
まだ時間が早いので、中は結構人でごった返している。そんな横をサッと打たせ湯を浴びてから湯船に滑り込んだ。いや~熱い熱い。普段お風呂の設定温度を42℃にしている私でも、熱くて長時間は耐えられない。少し暖まってからお湯からでて体を冷まし、また入るのを3回繰り返して外に出る。外の気温は結構低いはずなのだが、温泉のせいで体はポカポカとしていた。しばらく外で体を冷ましていると、同行者が出てきたので、また湯畑を一回りしてからクルマに戻った。
その後、車内で用意していたお弁当の残りを食べてから、一路東京へ。特に寄り道をするでもなく、淡々と草津の山を下り、渋川へと向かい、関越道を驀進して東京へと戻ってきた。なんだかんだで私が家に着いたのは23時頃だったかな。意外と早かった。
今回のドライブはアウディで行ったのだけど、出発前に満タンにした燃料が、家に着いた時点でメーター半分を少し切った辺り。ドライブコンピューターは、まだ350km走行可能だと示していた。MGFもそうだけど、外車ってなんだか燃費いいよな。国産車も見習って欲しい。
家に着いたら、考えてみれば寝ていない自分を思い出し、サッとシャワーで温泉成分を洗い流してから、ちなと遊ぶのも忘れて泥のように眠ってしまった。
とにかく沢登りというブログを見つけて、食い入るように眺めていた暇な日曜日。
いや、ホントに面白いわ、このブログ。最近更新が止まっているみたいだが、じゃんじゃん続けていただきたい。
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