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▼2006年11月13日

OLYMPUS Zuiko Digital EC-14 テレコンバーター

061113-02.jpg このブログのアクセスログを見ると、結構オリンパスのEシリーズネタで検索してやってくる人が多いみたいです。ということで、紹介の他に自分自身のメモ用途も含め、ここでレンズやオプションを1つづつ紹介していこうと思います。

 第一回は、ちょっとマイナーだけど、オリンパスEシステムのテレコンバーターEC-14です。
 正直、買ってみるまでは、あまり使うことなさそうだな…と思っていたんですけどね。でも意外や意外、自分の持ち物になると、常にカメラバッグに常備しているし、使う頻度も結構高いです。レンズに装着すると、焦点距離1.4倍の画角を得ることが出来ます。明るさも1.4倍暗くなるので、絞りが1~2段増える感じです。
 昔のこういったテレコンというのは、お金がない人のための救済処置であることがほとんどで、実際手にしても安っぽかったり、装着するとがたついたり、オマケに撮影画像の劣化も甚だしい…というものが多かったのですが、このEC-14に関しては、そんな心配は皆無。Eシステム竹レンズ仕様に乗っ取り、防塵防滴な上、手にするとずっしりと重く、レンズを装着してもがたつきは全然ありません。そして撮影画像の劣化も全くなし…とは言い切れませんが、私が見る限りではほとんど気になりません。ピクセル等倍でチェックすれば多少違うかな?あるいは色味がちょっと変わるかな?といった程度のもので、EC-14の使用を知らなければ、全然気にすることもないであろうレベルです。

 レンズ構成図を見ると仕方ないのかと思いますが、価格も結構高いですよね。標準レンズに加えて望遠が欲しいのであれば、モノにもよりますが、EC-14を買うより、望遠レンズ買った方が安く済む値段です。それでもこのテレコンが欲しくなる訳は、携行にコンパクトな点と、マスターのレンズの長所を生かしたまま焦点距離が変えられるということでしょう。特にマクロ系のレンズにEC-14はぴったりだと思います。私はE-1でマクロ撮影をするとき、50mm F2.0 MacroにこのEC-14を重ねて撮ることがほとんどになりました。レンズの遠近感強調は、当たり前ですが35mm Macroよりは50mm Macro、それよりは更にEC-14重ね…という感じで減っていきますので、小物類を見たままの感じで撮りたいときに、手持ちマクロレンズの焦点距離を伸ばせるのは便利です。
 それと、やはりワーキングディスタンスに余裕が出来るのは、マクロ撮りの状況では便利なことが多いです。私の部屋の場合、机の前に三脚を置いて万年筆などの小物を撮影しようとすると、50mm換算100mmだとちょっとセッティング的に無理があったりするのですが、EC-14を使って70mm換算140mmのマクロ撮影になると、三脚も自然な位置に設置できますので、撮影がとてもやりやすいです。

 他にはZuiko Digital ED 50-200mm F2.8-3.5を持ち出すときは、割と高い確率でEC-14を装着しています。大体このレンズを持ち出す時ってのは、使う焦点距離は100~200mmの間がほとんどなので、望遠側がもう少し伸びるのは非常にありがたい。ただその分暗くなりますので、手ぶれ写真も量産することになるのですが…(笑)

 最後になりましたが、写真はE-1にZuiko Digital ED 50mm F2.0 MacroとEC-14を装着した状態。レンズフードのサイズがそれなりにありますので、長くなる印象がありますが、実際はコンパクトで使いやすいマクロシステムになります。

RICOH GR Digital


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コメント

EC-14 レンズ資産が2倍に増える、と思えば安いですね。
特にレンズ沼はまってる方には(笑)。

いやいや…。
この上、マウントアダプターなんて買ったら、大変なことです(笑)。

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