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▼2006年12月14日

タウンミーティング問題

 朝のNHKニュースで見たけど、色々な問題がゴチャゴチャになっていて、タウンミーティングに関連したことは全て悪い事になっているみたいだ。おかしいと思うのでちょっと整理してみる。

1:ヤラセ質問について
 私は特にヤラセ質問が悪いことだとは思っていない。というか、こういうサクラがいなければ、なにも質疑応答がないまま終わってしまいそうなのが日本人の悪い癖(ちょっと偉そう)
 ただ、ヤラセ質問以外に一般質問を受け付けたのか、受け付けなかったのか。そちらの方が重要だと思うのだが、この点はどうなのか?結果として、ミーティングが盛り上がって、数多くの質問が生まれるきっかけになったとしたら、むしろこの根回しは誉められるべきだろう。

2:高額な経費
 質問者への謝礼5,000円は、まあ妥当な金額だと思う。その他エレベーターのボタンを押すとか、諸々については呆れるばかりだが、落ち着いて考えてみると、この高額な謝礼というのは、実はタウンミーティングそのものの謝礼なのではなく、公務員が主催するその他のイベントでも、このくらいの金額が謝礼として支払われているのではないか?
 もしそうだとしたら、これはタウンミーティングだけの問題ではなくなる。

3:入場者の制限
 事前にプラカードを掲げたり、会場で大声を出すなどといった前科のある人間を、タウンミーティングに参加させないようにしたらしいが、こんな事は当たり前である。悪いことでもなんでもない。
 むしろ、事前にしっかりと調査してこの手の人間をはじいた担当者の仕事ぶりを誉めるべきなのではないか?

 とまあ、タウンミーティング関連なら、何から何まで悪いというステレオタイプの判断ではなく、もうちょっと個々の案件別に問題点を整理した方がいいのではないかと思う。タウンミーティング自体は悪いアイディアではないと思うし。

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コメント

私も会社務めをしている頃に実績報告会や発表会の企画をする時コメントや質問するサクラを用意しましたそうしないと日本人?は奥ゆかしいのか恥ずかしいのか解りませんがシーンとしたまま進行しないんです
だから一概にサクラが悪いとは思いません
こう言う質問や批判している奴だって恐らく経験しているだろう

いやほんと、そう思いますよ。
サクラがいなければ誰も何も発言しませんからね。批判してる人達はこの手の実態を何も知らないのでは…。

もっとも、サクラ質問だけで、他の質問を受け付けないのなら、それは問題ですけどね。企業の株主総会みたいなもんで。

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