優しい音楽/瀬尾まいこ
たまには私に似つかわしくない、こんな本も読んでます…というか、最近はむしろこういう本を意識して読むようにしています。
この本は、本屋さんで「映画化決定!」と書いて平積みされていたこの著者の本を見て、この著者に何となく興味を持ち、敢えて平積みされているのと別な本はないかと、棚から見つけて買ってきた本です。この本を選んだ事に特に意味はなくて、タイトルに「音楽」と書いてあったから…という程度の理由。
話は単純で、初めの短編は、ある意味ヲタクちゃん達が大好きな「突然空から美少女が降ってくる」といったプロットそのものですかね。そういう美味しいシチュエーションを、ヲタ漫画みたいに即物的じゃなく、もうちょっと文学っぽく甘く切なく書いてます。表題の小説は10分位で読み終えてしまえる分量かな。
過去にも、何となくこういうたぐいの本をちょっと立て続けに読んでいたことがあって、その時は何でだったかというと、私自身が疲れていたからです。
OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital ED 8mm F3.5 Fisheye
優しい音楽/瀬尾まいこ