定年制度はどうなるか?
NHKで定年制度についてのテレビ討論番組をやってるけど、定年制度にこだわる連中は、頭がおかしいのか、算数ができないのか、それとも目の前の現実に目をつぶっているだけなのか。
定年制度があるべきかどうかの問題じゃなくて、もうすぐ、60歳以上の人口が全人口の2/3を超える時代がくるってのに、その現実を目の前に「定年制がどうこう」という話をしてる場合じゃないと思うのだが。
実際問題として、1~59歳の人が、自分の生活費×3な生活が出来るわけないでしょう。60歳以上の人が定年になり、全人口の2/3が非労働者になるということは、そういうことなんですけどね。
もちろん、単純にこういう数字では表せる問題じゃないとは思いますが、でも原則はこれだということは間違いない。ちなみに、2/3という数字には、まだ働く事のできない子供も含まれているわけですからね。
思想とか考え方とか、そういうくだらない視点はどうだっていいんですよ。「私はこうあるべき…」とか「価値観が云々」とか、そういう言葉遊びの問題じゃないと思うんですけどね。
ま、この先日本の領土内で、中東並みの油田でも見つかれば、話は別でしょうけど。