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▼2007年02月10日

聴く鏡/菅原正二

070211-01.jpg 「びっくり仰天」の事を、バンド言葉で「クリビツテンギョー」というらしい。ホントかどうか知らないが、本書にはそう書いてある。

 私はかつて一度、岩手県一関市に行ったとき、ベイシーの前には行ったことがある。ただ、その日は到着時間が午前中だったため、お店には入れず、目の前で記念撮影をして帰ってきた。
 その後、友人達と「ベイシー参りに行こう!」とか、一度盛り上がったこともあったのだが、結局行かずになってしまい、今日まで出かけていない。もう店主もご高齢だし、早めに一度は行っておかなければ、とは思っているのだが…。

 本書は、ステレオサウンド誌に連載されている「聴く鏡」という記事を、年代別にまとめた本。本誌でずっと読んでいた人にとっては、冒頭と最後の未掲載記事しか読む場所がないし、それに連載中に掲載してあった写真もカットされている。
 私も、全てではないけど、それなりに連載中に読んでいる筈なのだが、何故か単行本になって読むこの「聴く鏡」は、どれもこれも初めて読んだ文章のように新鮮だった。
 決して押しつけではないが、オーディオとジャズと人生に関する著者の熱き主張は、何故かサラリと心の中に染みてくる。

 きっと、数年後にこの本を読み返すと、また新鮮な気持ちで読めるような気がする。それと、オーディオもまたやりたくなってきた。それと、今年こそは一関に行かなければ…。

Leica DigiLux Zoom


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コメント

トラバさせてくださいね。
オーディオやりたくなりますよね。
でも、部屋狭いからできない。悩。

トラックバックありがとうございます。
私の場合は、まず部屋を片付けないと、オーディオどころじゃないです(笑)。

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