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▼2007年03月13日

大塚英志の漫画論

 何故たかが漫画の話で、右とか左とかナショナリズムとかそんな方向に話を持っていくのかなぁ。と、この記事が今朝の産経新聞に出ていました。んで、ネットを見たら出てる出てる…。

 文化的植民地とかなんだとか、そんなのどーでもいいよ。素で考えれば、日本のエンターテイメント産業は、それなりの独自性を持っているし、漫画に関してはまだ周辺アジア諸国(こういう話になるとなんで韓国・中国に限定したがるのかわからないけど)では、日本の水準に達していない。でも、この先はわからないよ、ただ、日本の漫画だって進化するかもしれないし…というだけでしょ。大体、少子化問題は日本だけの話じゃない。

 この手のサブカル文化人がよく主張する「漫画の国際化」とか「アジア地域の漫画文化」とか聞いていると。こんな問題をいちいちナショナリズムに絡めて主張しなくてもいいのに…と思う。
 また、何故ハリウッドとの融合をそんなにも嫌がるのか、そこの部分も理解できない。日本文化主導による新たな大東亜圏を望んでいるのかな。

--日本が中心になる必要はないのか

 「ない。10年先には漫画の中心は韓国に、もっと先には中国に移動する。しかし最終的に、アジアのスタンダード様式ができてくればいい。その中で競っていくことが、ハリウッド様式への唯一の対抗軸になっていく可能性がある」

 この人、もう何年も前から同じ事ばっかり言ってる。まあ、予言も言い続けていればそのうち当たるだろうけど。

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