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▼2007年04月13日

流血の魔術・最強の演技/ミスター高橋

 そんなことは判っていましたけどね…。

 なんて強がっていても、子供の頃プロレスが好きだった私にとってはショックであることは隠しきれない。ホーガンと猪木のIWGP決勝戦、アレはいくら何でもマジ(というか事故)だよな…なんて思ってはいたのだが。

 それはそうと、例え暴露本ブームの昨今とはいえ、この「ミスター高橋」には、プロレスを愛する気持ちなんて微塵もない…もしくは失せてしまったんだろうな、と思える。巻末で日本のプロレスに対し「WWEに習ってエンターテイメント性を」なんて前向きのつもりで提案していても、その言葉はどことなく乾いている。
 私はこの本を読んでいて、著者のミスター高橋のスタンスがどうも好きになれなかった。

 ついでにいうと、K1だってプライドだって、ショーであることは間違いないと思うよ。少なくとも結果はあらかじめ決まってるんじゃないかな?試合結果と事前・事後の報道をみれば容易に想像が付く。

 おそらく、格闘技で真の「セメント」勝負が残っているのは、アマチュアの分野だけだと思う。あ、相撲なんかは、まだ「セメント」だろうなと思うけど。

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コメント

この本はつまんなかったので、さておき・・・
私も猪木対ウィリー戦はガチだと思っていましたが(リアルタイム世代ではありませんが)、空手の先輩から、「あれは打ち合わせ済みに決まってるだろ!俺も喧嘩になったら乱入しようと当日会場へ行ったが、あまりのヌルさに途中で馬鹿らしくて帰った。」といわれて1・2の三四郎好きの私としては大ショックでした(笑)

しかし後半のコメントは、格ヲタが気づいたら、ブログ炎上しそうですね(笑)

>ブログ炎上
 やばいなぁ…。
 今でも、めんどくさいエントリーがあるってのに(笑)。

 なんつーか、やっぱり「曙」とか見てるとねぇ。まともな勝負だとは思えなくなってきてます。

 ググってみると、こんなエントリーが。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1181352

 確かにK-1やプライドをインチキというのはちょっと早計だったかもしれませんが、でも、実際あの手の格闘技を「セメント」でやっていたとしたら、そう遠くない将来、死人が出ると思います。
 死人が出ないために、ボクシングはガチガチのルールで固めている訳ですしね。

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