メモリが増えるとやりたい放題
メインメモリが1.5GBもあると、もうやりたい放題できてうれしい。特にメモリ周辺のWindowsチューニングは、処理速度もそうだが、HDDの駆動を押さえる事で、バッテリーの保ちも変わってくる。以下は後で自分でやったことを思い出す為の簡単なメモ。
I/Oバッファサイズの変更
データを読み書きする基本サイズの値。標準では512KBだが、これを4MBに拡大。ちなみにこれ以上大きくしてもあまり意味はないみたい。
カーネルメモリのデータを物理メモリへ
Windowsが使用しているデータをなるべく物理メモリへ移動するという設定。昔のマシンでは結構効果があったようだが、最近のマシンではちょっと疑問。
仮想メモリをナシに
表題の通り。ちなみにCF-W2の合計768MBメモリの搭載状態では、この設定をオンにするとPhotoShopが起動しなかった。今ではPhotoshopもillustratorもメーラーもブラウザも、その他も諸々も同時に起動できている。ここは結構パフォーマンスへの影響が大きいので、大容量のメモリを搭載している人にはお勧めの設定。
.DLLファイルの解放
Windows標準では、アプリケーションが使用した.DLLファイルは、そのアプリケーションを終了させても、原則メモリがいっぱいになるまで解放しない設定になっている。この辺はMacと違って、ウインドウ右上の×マークをクリックしただけでアプリも終了してしまうというWindowsの仕様からくる設定なのだろう。仮想メモリを切る設定にした後だと、終了したアプリ関係は可能な限り素早くメモリから解放した方がいいので、これも設定してみた。この設定は自らの使用状況を加味して考えた方がいいともう。
まとめて設定してしまったので、どうなっているのかはわからないが、パフォーマンス…というか、HDDへのアクセスは確かに少なくなっている。これらが、バッテリでの駆動時間増大や、ディスク読み書きに伴うHDDクラッシュの危険性減少に寄与してくれるといいのだが…。
ちなみにこれらの設定をオンにした場合、起動直後でおおよそ450MBのメモリを消費しているみたい。
他にCF-W2の時は、終了時にキャッシュファイルを空にするとか、もっと色々やっていたのだが、一気にやると訳判らなくなるので、とりあえずこの状態でしばらく使ってみる。
コメント
よっちさんのことですから、充分承知の上で設定しているとは思いますが、老婆心で・・・
仮想メモリを使用しないのは、かなり危険です。
私も似たようなメモリ環境で仕事していますが、動作を細かく見ていると、結構仮想メモリ上に、固定的なメモリマッピングがされているようです。
よっちさんのように、メモリ食いまくりのソフトを使用される方は、タスクマネジャーの表示に、プロセス別の仮想メモリ使用量を表示させてみるとよくわかるかと思います。
まぁ、MSのソフト見たいに自身が落ちたときその穴を埋められなくなるほどいいかげんな動きを、アドビとかではやらないと思いますけど。。。
別の話ですが「脳内メーカー」って試しました?
結構面白いですよ。。
※長文失礼しました
投稿者: Hasumi | 2007年06月20日 01:30
お、早速ありがとうございます。
仮想メモリの件なんですが、逆にAdobe系のソフトは、ソフト側が独自に仮想メモリを制御するので、可能ならOSの仮想メモリは切った方がいいといわれてます。
もっとも、そういわれてはいても、512MBとかのメモリでは、OSの仮想メモリを切ると起動すらしなかったので、近年大容量メモリが一般化するまでは、皆さんなかなか設定する訳にもいかなかったみたいですが。
とりあえず、しばらくはメモリの状態を表示するソフトを開いて、どんな感じか見ながらの運用になりますかね。
投稿者: よっち | 2007年06月20日 01:37
よい子はこんな時間まで起きてちゃいけません!
>独自に仮想メモリを制御
流石と言うか何で? と言うか、アドビですね。
私の知識(調査結果)では、GDIヒープを使い尽くしそうになるとおかしくなります。
ビスタは知りませんが、XPのヒープ処理能力は、NTシリーズで最低でした。
(仕事で調査したことがあります)
レイヤ数が5000を超えるような画像処理をするときは、気をつけてください。
PS:そのうち結果を教えてください。
投稿者: Hasumi | 2007年06月20日 01:53
>レイヤ数が5000
いや…さすがにそんなにレイヤーは作ったことないですが(笑)。
一応、メモリの使用状況を見る限りでは、今のところ大丈夫そうですが、もうしばらく様子は見る必要がありますね。
でも、バッテリの使用量は、いきなり減ったと体感できました。
投稿者: よっち | 2007年06月21日 01:12