赤坂ストレート300km/h トライ――――ッ
湾岸ミッドナイトの初期の頃のが奥の院から出てきて読み直してる。
ああ―――っ!スゲー面白い。このおもしろさは、イニDのちょっと青臭い感覚とは違う、まさにオヤジのための漫画だわ。
私の若い頃は、もうこの手のチューニングは廃れていて、こういう時代は生きていないけど、昔勤めていた会社の社長がチューニング大好きで、雨宮さんやその手の人たちとつるんで走っていたという話を聞いて、確か丁度その頃この漫画を読み出して、今とは随分違うなぁ…なんて思っていた。
あの当初読むよりも、今読んだ方が数倍面白い。公道故の非合法な世界、自分の何かを捨ててチューニングにのめり込んでいく様、勝者はいない、乗るヤツと降りるヤツがいるだけ。
もちろん、この漫画は架空の世界のお話だけど、たとえ一瞬でもこういう世界に生きることは、男なら必ず一度は憧れる。
クルマに興味ない人でも楽しめると思うよ、大人…というかオヤジのための少年漫画みたいな感じだから。
はじめの1~3巻くらいはガキっぽい話で面白くないけど、ロータリーのオヤジが登場する辺りからめちゃめちゃ面白くなってきます。後で漫画喫茶でもいって、続きを読んでくるかなぁ…。
湾岸MIDNIGHT(1)/楠みちはる