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▼2007年08月22日

カートリッジの針磨き

070822-01.jpg 申し訳ないです。依頼された方も既に忘れているんじゃないかという感じですが、久しぶりにカートリッジ磨きました。昔懐かしサテンのカートリッジです。ちなみに予備の針の方も磨いておきました。
 昔一度磨いたんだけど、今日チェックしたら、もう少しなんとかなりそうだったので、再度の磨きになりますね。ただ、私の家にはユニバーサルジョイントを持ったトーンアームがないので、動作確認ができないのですが。

 まあ、使用頻度にもよるけど、少なくとも一般家庭用の用途程度では「カートリッジの針は減らない」というのが私の持論で、実際ルーペで拡大して減ったように見えても、実は汚れがたまっていて針先のダイヤモンドチップがその汚れに埋まっているだけという状態がほとんどだったりする。
 これに気づいたきっかけは、昔何の気もナシに針が減ったと思っていた自分のカートリッジを、ラッピングペーパーで磨いたら綺麗に針先が復活したから。ああ…なるほどね、減ったと思っていたのは、レコードの塩ビカスがなどが針の回りにこびりついていただけだったんだよね。考えてみれば、普通の人はカートリッジの針先磨くなんて考えもしないしね。せいぜいコシの全くないブラシでさっとホコリを払う程度でしょ。

 で、友人のカートリッジや手持ちのカートリッジを適当に磨いて、今のところそれなりの効果を実証している。考えてみればリンのクライドなんて高価なカートリッジも磨いたりしたんだよな(ただで手に入れた品物だけど)。あと、手持ちのイケダ9も磨いたけど大丈夫だった。

 もちろん、こんな事は人に勧めないし、私も人のカートリッジを取り上げて磨く…なんて事するつもりもない。マネしてもらうのは結構だけど、ラッピングペーパーって結構研磨力あるから注意しないと失敗すると思う。私ができるくらいだからたいして技術力はいらないけど、誰でもその日からできるってモノでもないんじゃないかと…。

 でも、うまくいけば確かに効果はあるので、古くなったカートリッジと「キズミ」を用意して、ちょっと練習してみてはいかが?真っ黒になった針先から、輝くダイヤモンドチップが出てくる様は、結構興奮するよ。

RICOH GR Digital

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コメント

ショボイMM型でも可能でしょうか?

今回のサテンも確かMMでしたよ。
問題ないと思います。

おおーこれはビックリしました。
っていうか、冷静に考えれば塩ビがダイヤモンドを削るってのは相当大変ですもんねえ。

針を買うのが面倒でまったく聞いていないレコード群(このままだと廃棄コース)があるので、だめもとでやってみよっと。

そうですね、ダメ元でやってみるのがいいと思います。
コツは、クリーナー液で針先を湿らせて、針のてっぺんでなく、脇に付着したゴミをヤスリでスリ落とすみたいな感じです。

そんなに難しいものでもないとは思いますよ。老眼の方は厳しいかもしれませんが。

どうもありがとうございます。
超音波洗浄機にぶち込んでみるネタだった気もしますが(笑)。

先日、友人が持ち込んだレコードを数枚再生したら、針がえらい事になり、清掃を試みましたが老眼のため思うように行きませんでした。

こんなのでも買ってみようかな。
http://www.nst21.com/gold/lumi_loupe/

そうでしたっけ(笑)。
予備針があるので、一本やってみます?

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