ここ2~3ヶ月位ですっかり痩せまして…。数字にすると10キロ以上は減っています。これで減ってるのかよ…という方もいらっしゃるでしょうが、まあそうなんですよ。太ってたんですね。
何故か?と聞かれても、なんとなく…としか答えようがないんですけどね、別にダイエットとか意識してた訳じゃないです。ただ、最近めっきり小食になったというのはあります。体質が急に変わったみたい。
で、下のアフリエイトで紹介している本ですが、私の場合痩せた今頃、つい数日前になってようやく読んでみました。ブログの方は何度か読んだ事あったんだけどね。そして読後、とても感心したのが、ダイエットの本質をずばりと書いてある事。つまり「食べなければ痩せる」という至極単純な原則。
実はこういう事を、特に女性に向かって言うと必ず反論されます。「食べないとリバウンドする」「健康に悪い」「太りやすくなる」など。一体何処で知識を吹き込まれているんだか…。このような方法は既に痩せている人が体調を維持するために心がけている事がほとんどで、今太っている人が体重を落とす方法ではないんだよね。
こういう怪しげなダイエット理論を信じている人は、是非本書を読むべきですよ。つうか、私が昔から言っている事がそのまま判りやすくかいてあるらさ。私がよく言ってるじゃないですか、「痩せたいなら食べないしかない」ってさ。もっとも言うだけで実践はしなかったので、説得力ゼロだったと思うけど(笑)。
誤解しないでほしいのは、本書が提唱しているダイエットは結局は「食べない事」を基本としていても、全然つらくはなさそうだという事。つまり、太っている人が日々たゆまなく続けている「太るための努力」を辞めましょうという話。文章では「レコーディングダイエット」と書いてあるが、確かにこの方法は痩せそうな気がするね。これなら努力らしい努力はいらなそうだし、ダイエットを考えている人は、とりあえず明日からでも初めてみては如何だろうか。
で、何故私がここまで強く本書の内容を押すのかというと、実は昔本書とほぼ同じ方法でダイエットに成功した事があるから。
私が高校の一年生の頃、体質の変化なのか知らないが随分と太っていまい、これはまずいなと思って、1日の食物の摂取量をおおよそ1,500カロリーに制限した事があるんだよね。
今と違って、食品ごとにカロリー数値なんて書いていなかったので、本を読んでおおよそのカロリー量を頭に入れて1,500カロリーという量を計算していた。記録なんてつけなかったし、計算も結構いい加減だったのだが、少なくとも我慢した記憶はあまりない。太るからという理由で甘いモノを制限したりはしなかったし、インスタント食品もバリバリ食べていたからね。ただその量を減らしただけ。
その結果、自分でもちょっと驚くほど体重が減って、二十歳過ぎの一時期は「やせ形だよね」なんて言われるくらいまで体重が落ちた事がある。そしてリバウンドもしなかった。もっとも、強いて言えば10年以上の年月をかけてリバウンドしましたが(笑)、この結果なら、とりあえず成功といってもいいのではないかと思う。
そのとき思ったのが、食事制限がちょっとつらい…というか寂しいのは、長くてもはじめの一週間程度。それを過ぎればむしろ食べ物が口に入らなくなる。ただ、体は太っていたときの自分に戻ろうと絶えずタイミングを伺っているから、何かのきっかけで食事量が戻るという事があるね。例えば友達と何かの打ち上げ…とかいっていつもよりも大分量を食べてしまい、それが何となく習慣になって徐々に食事量が多かった頃に戻っていくというパターン。こういう点に注意すれば、食事制限式のダイエットなんてそんなにたいしたものではないとおもうよ。むしろ毎晩必ず20分間運動とか、そっちの方がよっぽどつらいのでは?
とまあ…細かい点で結構違いはあるけど、この本で紹介されているダイエット法の基本は、かつて自分がやった事がある事でもあるので、方法をきちんと論理立てて説明してある点で、非常に興味深く頷きながら読む事ができた。ダイエットに悩む人はお勧め。そもそもこの本で紹介されている方法は、全くお金がかからないので、失敗しても何の被害も被らない。
で、私の今の状態に話を戻すけど、この年で急激に痩せるというのは、病気だったりする事が結構あるんだよね。大丈夫かなぁ…、ちょっと心配になってきたよ。もっとも、今ではピークは越えて、また徐々に体重が増え始めているところではあるんだけど。