タータンチェックの文化史/奥田実紀
この本読んでいたときにふと気がついたんだけど、そのときの格好はこのザマよ…(笑)。自分ってタータンチェックって好きだったんだなと改めて実感。
本書は、日本ではちょっと珍しい「タータンチェック」についての蘊蓄を記した本。考えてみれば、ファッションやインテリアなどにここまでとけ込んでいるタータンチェックについて、私は何も知らない。あの柄には日本の家紋のように由緒正しい伝統や意味が込められているんだよ…というのは何かで聞いた事があったけど、具体的にそれが何なのかよくわかっていなかった。
本書は「入門書」という位置づけらしいので、各項目についてあまり詳しく突っ込んだ研究が記されている訳ではないのだが、気軽に「タータン」というモノを理解するには丁度いいとおもう。ただ、巻末に「もっと詳しい事が知りたい人は専門書を…」と書いてあるが、日本で日本語で普通に流通しているタータン関係の本が皆無なのが寂しい。これだけちまたにあふれている柄なのに、日本では誰も研究の対象にはしてこなかったのだろうか。
で、写真の通り無意識にタータン好きだった私も、本書を読んで改めて「タータン大好き」だったんだと、自分で理解できたのがよかった…のかな?
あ、そういえば今着ている寝間着も赤ベースのタータンだだよ(笑)。
ちなみにこの本の著者はブログも開設しているみたい。オークションとか訳の判らないリンクがあってちょっと怪しい感じだけど。
CONTAX SL300R T*
タータンチェックの文化史/奥田実紀
トラックバック
この一覧は、次のエントリーを参照しています: タータンチェックの文化史/奥田実紀:
» イギリス人みたい from flatearth.Blog
お客様との打合せを終えて帰ろうとすると、外は雨。 「傘ささないんですか?」と... [詳しくはこちら]
トラックバック時刻: 2008年01月17日 16:37