パナソニック製マグニファイヤーVYC0973
ちょっと前の話だけど、E-410用に新しいマグニ炎を手に入れたので紹介。
今回手に入れたのは、パナソニックDMC L-10に同梱されているマグニファイヤーアイカップ、VYC0973。倍率は1.2倍となり、スペック的にはオリンパス純正のマグニファイヤーME-1と変わらないのだが、変わるのはその価格と形。
まず価格だが、オリンパスのME-1が実売4,000円強なのに対し、パナのVYC0973は、実売1,200円前後。更に両者には形状の違いがあり、オリンパス製の方が、対物レンズが張り出しているような形なのに対し、パナの方はレンズの回りがきちんと広い面積でゴムに覆われており、目に優しそう…というか、実際オリンパスの方は時折ファインダをのぞく際、まぶたの辺りにごつんとぶつける時があった。また、オリンパスの方は形状から当然回りからの入射光が多い。そんなのたいして変わりないだろうという気がするのだが、パナの方が明らかにファインダは見やすくなっている。それと、装着した際のスタイルもパナの方が純正っぽくて、オリンパスの方はいかにも後付的…。
という事で、E-systemをお使いの人でマグニファイヤーを探している人は、パナの方をお勧めします。おそらくE-1以外のボディには装着可能です。
ただ、パナの方はひとつ問題があって、このVYC0973、実は製品ではなくL-10の補修品扱い。なので、店頭では在庫していない上に、取り寄せになると結構時間がかかる。私の場合、注文してから2~3週間は待たされたと思うので、お急ぎの方は注意。
もっとも、光学的性能という面では、よくわからないし気のせいかもしれないという前置きをさせてもらった上で、ちょっとオリンパスの方の像がクリアかもしれないな…なんて思ったりもする。何故かというと、パナのマグニファイヤーは、ピントの最後の芯がちょっとつかみづらい気がしないでもないから。しかし、こんな些細な点はAF使っている人には関係ない話だし、個体差かもしれないし、本当に気のせいである可能性の方が高い。ただ、今のところはそんな気がちょっとだけしている。
いずれにせよ、パナのマグニファイヤーは値段が安いので、ちょっとでもE-Systemのファインダに不満を持っている人は、サクッと注文してみては如何?