何のために働くのか
痛ニューからもう一本。
「「何のために働くのか」 新潟でジュニア労働サミット」:痛ニュー
何のためって、金のためだろ。他に何か?
いや、冗談とかニヒリズムとかそういうのではななく、私は「労働」という行為は、まず第一に金を得るためにやるべき物だと考えている。そして、その過程での経験とか人間的成長とか、そういう副産物がある事は否定しないが、少なくともそれらが第一志望になるのは間違っているだろう。以前アニメータの話の時も書いたが、自分の労働の対価としてもらえるべき金を受け取る事のできない仕事は、仕事ではなく遊び、もしくはレジャーでしかない。また、今充分な金を稼げない場合は、将来に対して充分な金を稼げるようになる明確なビジョンを持つべきである。それが人としての社会的責任でもあるだろう。
つか、「労働の喜び」とかまるでアカのスローガンみたいな言葉に酔ってないで、みんな自分が受け取るべき金にもっと貪欲になれよと思う。「充実した人生」なんてのは、てめーできちんと金を稼げるようになってから考えればいい事だ。ガキ共が働きもしないうちから何甘ったれた事言っているんだよと、強く叱咤したい。
こういう事を書くと「では対価を得ないボランティアは労働ではないのか」と言う人がいると思う。誤解されないように…というか誤解されても結構だが、私としては、正当な対価を得ない「ボランティア」は、労働ではなくレジャーだと思っている。ただ、「ボランティア」は、社会的にとても有意義で必要性の高いレジャーだとは思っている。