ミニブラックホールで地球消滅?
そんな危険性のある実験が来年以降始まるみたいだよ。
「米国でLHCの運用禁止を求める訴訟、ブラックホール生成実験は安全性が確認されていない」:テックバーン
つまり、この実験でマイクロブラックホールを生成した場合、すぐにきちんと蒸発消滅してくれるのかというのがわからないという事みたいです。そして生成したブラックホールがすぐに消滅しない場合、マイクロがミクロになりミニになりミドルになり…と進行する可能性を否定できないという事。
でもまあ、この実験で仮に地球が消滅となったとしても、私たちはきっと痛みも何も、自分が消滅した事すら認識せずに世界が終わってしまう訳だから、それはそれでいいかもしれないね。
ちなみに、ブラックホールとは超重力が働く場と理解している人が大勢だと思いますが、そうではなくて、本当の定義はこの世にある全てのモノが抜け出せない「場」であるとの認識が正しい。例えば地上1Gの重力はごくわずかですが光も曲げます。つまり、その1Gの場が巨大なら光も抜け出せない場になる訳で、実際存在するかは別にして、理論的には1Gのブラックホールだって存在できる事になります。その場合、私たち人間はその中で生活できるのかどうかわかりませんが、この宇宙そのものがブラックホールだという説もありますね。
個人的に、ブラックホールという名称は、「正体が全くわからない何か」の時代に付けられた名称なので、観測でわかった事実を元に新たな名称を作った方がいいかもしれないと思っています。ホール…というと穴みたいですが、別に穴が開いている訳ではないので。
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