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▼2008年04月14日

40mmと80mmの視界

080414-02.jpg 近頃はマクロズーマー40mm、フォーサーズ換算で80mmの中望遠レンズを装着してスナップして歩いていたので、何となく気分を変えて、OMの21mmレンズで、換算42mmの世界をスナップしてみる。

 まず思ったのが、この42mmという視覚は、思ったより広いなという事。視点が80mmの目に慣れてしまったので、画面構成の感覚がイマイチずれる。特に郊外の広い場所だと、なんとも散漫な絵になってしまう事が多い気がする。

 もっとも、これも慣れだと思うのだが、やはりズームを使わず、固定された焦点距離で世界を認識するクセをつけるのは、写真のためだけではなく、もっといろいろな面で、世界を認識するための視覚の訓練になるのではないかと思ってしまった。
 ズームは写真を下手にする…なんて発言は、新しいモノを認めない頑固ジジイみたいでイヤな感じだが、それでも固定焦点で世界を見つめるというのは、思いの外楽しい事だと思う。

 で、この80mmと40mmの視界の差だが、80mmの写真が被写体を認識するための視界だとするならば、40mmというのは、その場を認識し始める事ができる視界なのかもしれない。それ故、40mm前後の視界は、28mmなどの広角レンズと違い、ちょっともどかしさも感じるし、そのもどかしさを感じさせない視界の切り取り方というのは、なかなか奥が深いテクニックと被写体に対する意識が必要なのではないかと、改めて思った。

 この標準焦点距離付近の何ともいえない画角のもどかしさに比べれば、一般的に難しいと言われる28mm付近の焦点距離など、どんな風にとってもある程度ドラマチックな描写になるので、あるレベルまなら簡単なものだ。また、望遠に関しては言わずもがな、誤解を恐れず言わせてもらうと、被写体さえ見つかれば誰だって背景をボカした綺麗な写真は撮れてしまう。

 あえて結論はナシで…。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-W 21mm F3.5

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コメント

自分でやるようになって改めてこのカテゴリを見てるんですが、いやはやなんとも為になりますなぁ…

お、写真をおやりですか?
あんまり為にはならないと思いますが(笑)、楽しんで頂けて嬉しいです。

私も、最近あんまり撮影に出てないなぁ…。

自分もガンガン撮りに行きたいんですが、紅葉や正月などイベント事がひと段落してちゃったのでちょっと中弛みしてます(笑)
今ならちょっと北上して銀世界を収めてみたいとは思ってるんですけどねぇ…

冬は空が澄んでいますので、風景写真とか結構いいですよ。
あと、日中でも日が低いので、光と影をテーマにした写真が撮りやすいです。

光と影ですか。
言われて気づきましたが、自分は夜から暁・しののめ辺りの時間帯ばかり撮っていましたね…
日中に撮るって事を忘れてました(笑)
今日は午後の合間にでも、ちょっとフラフラして来たい気分です。

今日はちょっと曇っていますが、撮影にはいいかもしれませんね。

あまり「いい写真」を撮ろうと思わず撮るのが、スナップ撮影のコツかもしれません。

死んじゃってないよな?と思って変な所にコメントしてみました(笑)

よっちさんを試すような事して
ゴメンネッ♪ヾ(≧∇≦*)ノ〃キャハッ☆

自分も明日は我が身の身分なので何もお力にはなれませんが、お互い強かに過ごしていっちゃいましょう。


さて、今日は地元の涸沼で夕日を狙ってみました。
手応えがいまひとつなのと、見えると言われている筑波山も見えなかったので、しばらくの間は通報されない程度にうろつこうと思っています。

いいモノが撮れたら自分もFlickrに上げてみようかなぁ…

あっはっは!
明日は我が身にならないように(笑)。

といいつつ、やっぱり10年先の自分を想像できない場所なら、まだ動ける年齢からなんとかしておいた方がいいかもしれません。
なんて、えらそーな事言えませんけど。

Flickrへの後悔…じゃなかった公開(笑)お待ちしてます。

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