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▼2008年04月16日

沖縄集団自決

 軍が関与していたのかどうか…が焦点になっているみたいだが、私は軍が関与しているのは間違いないと思っている。ただし、軍のどのレベルで関与していたのか…という視点は明らかにされるべきであろう。

 この手の報道、思想家、クソ左翼共の主張を聞いていると、あたかも大本営が「沖縄県人は軍人と一緒に全員集団自決すべし」という命令を出したかのような印象をあえて植え付けているようにも見える。私が思うに、これは間違いだろう。なぜなら物証がない。

 この問題は、旧日本軍の行為…というか、イデオロギーに結びつけようと画策している連中が多すぎで、かなりうさんくさい話になっていると感じるが、むしろこの問題は、窮地に陥った人間のヒステリー状態、末端の軍人の狂気、日本人の宗教思想などから分析されるべき問題だろう。
 少なくとも、これらの行為を「旧日本軍の責任」としか考えないのだとしたら、おそらく次の大戦でも、同じような悲劇が繰り返される筈だ。

 事の本質は、何故日本人がこういった状況で容易に命を捨てる、あるいは命を捨てる行為を美化する、また関係ない人間を道連れにしたがる習性を持っているのか。本来明らかにしなければならないポイントは、そういった部分にある。
 この悲劇の責任は軍人だけにある訳ではない。平時から無意識にそのような思想を肯定している私たち全ての日本人が一緒に考え、反省し、改善していかなければならない点だと思う。

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