モルシン(口琴)への道
「インドへの道」ライブの後は、適当に歓談。
中でも私は、ボーカルの方の横で口に当てて音を出していた不思議な楽器に興味を持ち、どんな原理で音を出すんだろう?なんて思っていたのだが、チキンな私が直接質問などできる訳もなく、同行した清純派の友人(笑)が、演奏者の竹原幸一氏に直接質問すると、「実際に演奏してみますか」と、モルシンをその場で貸して下さった!おおおっ!ラッキー!嬉しいぜ!
実際に楽器を見てもどうやって使うのかわからない上に、演奏しているのを見てもどうやって音を出しているのかさっぱりわからない楽器なのだが、聞くと、尖っている部分を挟み込むようにして軽く歯で噛んで押さえ、その状態で先から出ている金属の弦を弾く…といったやり方。実際にやってみると、当然音などでないのだが、演奏者の方から直接コツを聞いて試してみると、徐々にビヨ~ンという音が出始める。どうやら歯を通して頭蓋骨も共振するらしく、なんだか頭が気持ちいいし、何よりも音を出していて楽しい。
ざっと調べてみたら、都内だとこちらのお店で売っているみたい。買って練習して、キャンプ場などでビロ~ンと鳴らしながら遊んでみるのも楽しそう。
ちなみに、ここまで読んでいただいた方はどんな音を出すのか気になると思いますが、とりあえずメジャーなモノだと、ど根性ガエルオープニング初めの「ピョコン、ペタン、ピッタンコ」のバックで流れている「びょ~ん、びょ~ん、びょん、びょん、びょん」という音がモルシンだそうです。というか、私から「ど根性ガエルのあの音に似てますね」と聞いてみたら、「まさにあの音がモルシンですよ」と教えていただきました。