おいしいコーヒーの真実
話はわかるけど、じゃあ、私たちがコーヒー一杯に+100円払えば、そのお金はきちんと生産者に還元されるの?
ということで、確かに問題意識は持つべきなんだろうなとも思うが、逆に言うと、私たちがちまちま買うコーヒー豆の一部がフェアトレードになっても、あまり意味はないかも知れない。
日本を初めとする世界の政府は、このような豆の流通を促進させる施策とか、そのような方法でアフリカへの援助などを考えるべきなんだろうと思うが、なかなか難しいんだろうな。
なんたって、日本ではあまり報道されないけど、アフリカの指導者達ってのは、金正日が子供に見えるくらいの極悪指導者が山ほどいるからね。
正しいのかどうかの議論はさておき、まずはアフリカ社会にある部族単位の意識を変えないと、富が適切に分配される仕組みを実現させるのは難しいと思う。
それと、世界のコーヒー市場がたった4社に独占されているという実情も問題視すべきなのかも。あと、イヤな言い方になるけど、仮に現在のコーヒー生産地が豊かになったとしたら、きっとコーヒー豆生産なんていう重労働は辞めてしまうのではないかという気もする。
そう考えると、コーヒーそのものが、帝国主義的搾取構造を前提とした上での商品だといえるのかもしれないね。
« 「オトメン」現象 | メイン | 未開の部族発見! »