大人の街、大人が楽しめる街
このような表現に対し、多分に「女的感性」をぷんぷんと感じてしまうのは私の気のせいなんだろうか。
最近は、言葉通りの意味で「大人の男性」を狙った広告が増えてきて、そういった広告に良く使われる表現が「大人の○○」「大人が楽しめる○○」といった表現。でもさ、男性に限って言えば、いわゆる若い層が楽しめる場所と。老年層が楽しめる場所の差ってあまりないような気がするんだよね。だもんで、この手の「大人の男性が楽しめる」みたいな広告表現を聞くと、非常に違和感を感じてしまう。
考えてみれば、男性趣味的な要素が突出している秋葉原なんて、私は小学生の頃だって楽しくて仕方なかったし、また大人になった今でも楽しくてしょうがない。男の感じ方ってこういう部分が多いのではないだろうか。
むしろ女の話を聞くと「いまさら原宿はつまらないよね」とか「そろそろ渋谷も飽きてきた」みたいに、場所や趣味志向を自分達で年齢層ごとに分類するのが好きなように見受けられる。見受けられているだけかもしれないけど。
なので「おとなの○○」という言い方で、ターゲット層が男性というメディアを見ると、なんだかとても違和感を感じてしまう。まあ…食べ物とかそういうのに関しては、確かに年齢層ごとの分類はあると思うけどね。でもこれは単純に年齢というより収入別という気もするけど。