GPSで速度計測
先週末は、久しぶりに一日中アウディA4を乗り回していて、やっぱりいい車だなぁと改めて思いました。
で、今回はこのアウディにGPSMAP 60CSxを持ち込み、高速道路上でメータ読みとGPSデータで速度差がどれくらいあるのかを検証。というのも、ずっと昔からドイツ車に乗っていると、どうも国産車とメーターの感覚が違うようなんだよね。ちなみにMGFとも違う。なんというか100kmが明らかに他車の100kmより早いんだよね。
ちなみに国産車の場合は、大体速度計は実際の速度の1割増し程度にセッティングされています。
で、自分で運転して自分でGPS見ているので、当然写真は撮れなかったんだけど、常磐道で計測した結果、メーター読み110km(書いちゃっていいのかな?)で、GPSの速度計は107km。その誤差はほぼ3%!こうなるとメーターの方の誤差なのか、GPSの計測誤差なのか判らないくらい。すばらしい結果になりました。さすがドイツ!こういうところも馬鹿正直でいいね。ただ、まだサンプル数が少ないので、最近の国産車、あるいは私のMGFではどうなのか判りません。順を追っていろいろ計測しまくりたいと思います。
結果によっては、ドイツ車がいつも高速道路ですっ飛ばしている原因が証明できるかも?
ちなみにちょっと前につくばエクスプレスに乗って最高速度を測ってみたところ、基本123kmが最高速度で、一瞬計測誤差なのか判らない短さで124kmになることがありました。国内の一般鉄道は法律で最高速度を130kmと制限されていますので、法律には違反してません。
最高速度区間はいくつかあったのですが、わかりやすいところで、守谷とみらい平間の直線、デッドセクション以外の場所の直線では、複数回計測して123kmでしたので、併走して高速道路を走っている車は、エクスプレスの車両が見えたら、自分の速度とちょっと比較してみるとおもしろいかもしれません。
ちなみに山手線では最高94km出している区間がありました。意外に飛ばしている印象です。
だいぶ速度は劣るけど、自転車のワイヤレスメーターとGPSでの速度を比較すると、加速、減速時などは表示速度に差が出る場合もありますが、一定の速度で走っているときはほとんどピッタンコでした。苦労して車輪の外周を測って調整した甲斐があったか。
とにかく、自分乗っている乗り物のいろいろな速度を、おそらく正確な数値で測れるというのはおもしろいものだなと思います。
ちなみに、GPSでの速度計測は、連続して移動している状態で電波をしっかり受信し続けていれば、誤差はほぼ存在しないと見ていいそうです(1km以下らしい)。ただ、備え付けのカーナビだとちょっと事情が複雑で、自動車から車速パルスを受信したりしていますので、単体のGPSとはまた状況が違うようです。
ただ、移動していない状態だと、GPSは位置計測の誤差がもたらす揺らぎなどが原因で、精度が落ちます。場所にもよりますが、建築物が多い場所だと電場の乱反射で、直径10m位の範囲をゆらゆらと漂っている感じになります。
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