帰ってきたアポジー
アポジーは…私も憧れでしたよ。
「オーディオ再開!帰ってきたアポジー」:男の隠れ家ONLINE
このアポジー、私も一度買いそうになりましたよ。かつてまだ秋葉原にあった頃のサンクリで。
このアポジー、平面スピーカーという事で形も個性的ながら、音も個性的で、本当に振動板の存在を意識しないようなその場の空気を直接駆動しているような音を出す。この辺は今のMERLIN EXL-1ととても似ている感じなんだけど、音色はちょっと違うかな。実際の使用上でちょっと困る点は、当たり前といえば当たり前なんだけど、スピーカーの背面からも同じ音圧をが出る…という事。つまり、セッティングでは、背面の音鳴りについても充分考慮しなければならない。
他「アンプ殺し」としても有名なアポジーだが、LINNならMAJIKでも充分鳴らせる。というか、ハイパワーのアンプでのデモより、我らがMAJIKで鳴らした時の印象がとても素晴らしいものだった。つか、旧MAJIKは何でも鳴らせる本当にMAJIKなアンプだったなぁ。今のモデルは知らないけど。
ちなみにカタログスペックだけは優秀だった国産のアンプなんかだと全然ダメだそうです。「つないでみて」と聞いたら「トラブルが怖い」との事で断られた(笑)。なんでもアキュとかの超高級品を持ってこないと話にならんとか。
長く使っていると、振動板のリボンが緩んでくるそうだけど、その張り替えをきちんと行えるのが、日本では1人しかいないとの話だった、今も張り替えやってくれるのかな。
メンテナンスがしっかり受けられるのなら、今でもかなり欲しいスピーカーのひとつです。もっとも、アンプはともかくとして、セッティングでかなり悩みそうだけどね。
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