ECOペダル
確かにいいことだとは思うけど、それにしたって普段の日本車を見ていると「技術の無駄遣い的技術」だと感じる。
「日産、省エネ「ECOペダル」を09年度に導入」:J-cast
前から私が発言していること。
1:アクセルペダルの踏み始めにスロットルを「ガバッ」と開ける妙なチューニングをやめる。
今では少なくなったと思うが、昔は本当に、スタート時にチョイとアクセルを踏むだけでフル加速するような、妙なごまかしのチューニングが入っている国産車が多かった。理由はおそらく、試乗した人に「こいつは早い」と思わせること。それと今でもだが、日本車に搭載されているエンジンは、カタログスペックを飾るために低速トルクが犠牲になっていたクルマが多かったことなどがあるだろう。
2:アクセルペダルのスプリングリターンをもっと強く。
日本車は軽すぎな上に、ペダルが軽いと疲れないと信じている普段車に乗らない…あるいは乗っていても運転センスがまるでないドライバーの言いなりはやめろと。
大体、油断して右足の力を緩めただけで、足の重さでペダルが沈み込んでしまうくらい軽いペダルばかりだからね。あれではエコ運転も何もないだろう。
これはアクセルペダルに限った事じゃないけど、機械を操作する上で、操作フィードバックを使用者に与えることは非常に重要だ。電気仕掛けでも何でもいいけど、日本車にこういう視点がようやく出てきたのは、歓迎すべき事なのかな。