Air Warで学んだこと
ちょっと前のエントリーのコメントにAir War(邦題:空戦マッハの戦い)について出たので、ちょっと覚え書き程度に。
まず、フェニックスなんて、まともなレーダーを持った航空機(ソ連機でも)に向けて撃ってもまず命中しないこと。回避運動だってそんなに必要ないのでは?
それと、レーダーホーミングミサイルもあまり当たらない。というか、トラッキングコーンを維持してると、下手すれば自分が危ない。
赤外線追尾ミサイルは、近距離から撃たれるというのもあるけど、結構役に立つ。
ボードシミュレーションゲームの性質上、どうしてもドッグファイト中心になってしまうのだが、新世代アメリカ機はドッグファイト性能を重視していること。
一撃離脱を使わない、本当のドッグファイトになると、A-10最強だということ(笑)。というか、あの30mm機関砲は、当たればだけど、航空機相手だとワンショットでターゲットが粉々になる。この部分については実際どうなのかわからないけど。
今になって色々調べると、フェニックスは高価なだけで実際ほとんど当たらない(一説によると実戦で命中したことがない)というのと、レーダーホーミングミサイルの命中率が極端に悪いというのは、まさにゲームの通りだったといえる。そういえば、当時RAM-Lの名で呼ばれていたフランカーの性能がかなり過小評価されているようにも感じたが、実戦での信頼性などを考えると、あんな程度なのかも知れない。
現在、ボードシミュレーションゲームはほぼ全滅に近い状態になり、PC用のシミュレーションゲームは、シミュレーションと名が付くSFゲームに成り下がった…というか、アメリカ人の考えるシミュレーションと、日本人が考えるシミュレーションと称するゲームの違いというべきか。
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