フクイクの整備
色々と寿命と思われたゲイリーフィッシャーフクイク。今日なんとか、もう数年は使えるのでは?という状態にレストアした。
まずは懸念のヘッドパーツ。もう徹底的にバラして洗浄。ベアリングの玉(シールドベアリングじゃないのよ)をワンから外して綺麗に洗浄までしたぜ。その後フォークとヘッドもクリーナーできっちり洗浄して、その後デュラグリスをまったり。更にベアリングの上下も入れ替えて、細心の注意を払いながら組み付け…。おお!ちょっとゴリっとするけど、なんとかなめらかに復活したぜ。早速試乗してみても、ステアリングが軽い軽い。元のように手放し乗車もできるようになった。
もう一つはリアディレーラーの調整。どうやってもハイ側がスパッと入らないのでエンドの曲がりをチェックしたら、やっぱり少し曲がっているようだ。タオルとモンキーを使って慎重にエンドを修正。まだまだスパッとまではいかないが、なんとかハイ側もきちんと変速するようになった。もう少しエンドは曲げたい所だけど、ちょっと様子を見よう。折ったりしたらイヤだしね。
後はBBのベアリングなんだけど、これはもう、ベアリングの隙間をまず綺麗にしてから、デュラグリスを無理矢理圧入してみた。心なしか少しなめらかになった気はする。
早速全部調整してから軽く試乗してみたら、おお…!これはこれは、フクイクはあと10年戦えるよお兄ちゃん!って感じでいい塩梅になった。
実際はあと何年保つか知らないけど、少しづつ直しながら乗っていくしかないな。何たって、最近のMTBって格好悪いから、乗る気になれないんだもん(笑)。