ユニクロでファッションを学ぶ
なかなか熱の入ったリポートで面白い。
ちょっとオシャレをしてみたいと思った方は、上記のリンクを読んでみるといい。私もなるほど…と思った。
サイジングに関しては、確かに太っていると体型以上に大きな服を着たがる傾向があるね。逆にちょっとオシャレさんっぽく見せるには「ワンサイズ下目」を狙うとおおよそそれっぽくなる。
また、当たり前だが、同じに見える服もメンズとレディースではシルエットが微妙に違う。
以前、服屋さんでメンズとレディースで同じデザインのパンツを試着したんだけど、実はそのパンツではメンズのSとレディースのIでウエストの差はあまりなく、シルエットの差でレディースの方が足回りがすっきりして痩せて見える…というものだった。これは女性達の「痩せたい」という願望に沿ったマーケティングの結果なのだろうが、こういうサイジングの利用は男性ももっと積極的に利用すべき。Tシャツに関しては、私もユニクロのSでは大きくて、レディースのMか、子供用150などを利用してる。
リンク元にもあるが、明らかにフェミニンなデザインの商品はともかく、今では多くの服がユニセックス系なので、男女ともメンズ・レディースの違いをサイズ展開として利用しない手はないだろう。
それと、これも当たり前の事なのだが「痩せている」と「細身」はまるで意味が違う。男性で私よりもっと痩せている人なんて大勢いるけど(つか私なんて運動しても体脂肪率が20を切らない隠れ肥満だ)、それでも服はLサイズじゃないと着られないという人も多い。身長と体重だけを目安に、洋服のサイズを決めるのはちょっと危険。
あと、雑誌やWebでサイジングの目安として紹介されいてるモデル着用写真も結構いい加減。たとえば、以前私が買ったパンツと全く同じアイテムとサイズのモデルさん着用写真が掲載されているWebショップを見つけて、そのモデルさんが「身長154cm/体重43kg」と書かれているのに苦笑した事がある。そもそも腰回りのお肉が指でつまめてしまう私と同じサイズなのはあり得ないと思うのだが、いったいどういうカラクリなのか。
オーディオ機器でも何でもそうなのだが、結局「オシャレさん」への道は、積極的に服屋さんに行き、ばんばん試着して店員さんのコメントを数多く得る…つまり、経験値を上げていくしかない。
こういう事を書くと「店員は所詮物を売る商売なのだからなんだって『似合う』としか言わないよ」と、特にヲタちゃん達からしたり顔でコメントされそうだが、私の経験では、店員さんは確かに商売なので悪くは言われないが、そのコメントは友人や彼女なんかより遙かに的確でためになる事が多いと感じる。これは良いオーディオ店の店員さんなどにも同じ事を感じる。
おしゃれさんへの第一歩、特に男性達は、「世の中に対してもっと素直になる」って事なのかもしれないね(笑)。
PS:個人的にユニクロで困っているのは下着。私は何気にブリーフ派なんだけど、ユニクロのボクサーパンツだとサイズがMまでしか売られていない上、そのMサイズを履くと結局トランクスと同じになってしまう。さすがにこちらはレディースを買う訳にはいかないし(笑)。