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▼2008年10月15日

賠償45億円

 まあ…払える訳ないわね。

 タンクローリー事故で賠償45億円 請求された運送会社どうなるのか」:J-Cast

 しかしこの請求額、全国でタンクローリーを運用している運送会社、あるいは危険物運送に当たっている運送会社にとっての意識改革になるかどうか…。
 当然、会社に支払い能力なんてある訳ないし、仮に裁判になったとしても、この訴えられた会社は存続できないだろう。

 比較的保険に対する意識が強い海運会社に比較して、陸運会社はあまりにもこの手のリスク管理がずさんだし、そもそも企業規模が零細すぎる。
 首都高速道路株式会社が何処まで争うのか、何処まで回収に本気になるのかはわからないが、この事件が、ある意味モラルハザード状態な陸運業界の意識改革につながることを願う。

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コメント

あっという間に「とりあえず開通」させて、もう「全面開通」させたことにまずは驚きました。
うちの近くなんで結構影響ありましたよ。迂回する車で家の前の国道いつもより混んでたように思いますし。

本題の方ですが、今回は相手が首都高なんで、つぶれたりはしないでしょうが、被害者が民間だったり、人身事故だったりすると、エラいことですね。
少なくてもこういった大災害につながりかねない荷物積む車には、荷主の方に保険の確認義務と、一部でも事故時の責任を負わせる必要があるように思います。

確かに相手が「首都高…」だったからまだしも、被害者が一個人や普通の企業だったりすると、共倒れで破産…なんて事になりそうです。

にしだやさんのおっしゃるように、特にこのような危険物は、荷主の方にも何らかの保険を義務づけるシステムになってほしいですね。

もっとも、根本的な問題として、陸運業界の零細ぶり…もしくは下請けから孫請けへの丸投げ…みたいな体質が、社会的な責任や保証への軽視という体制の原因になっている気がします。

大型トレーラーを100km/hで動かすという、物理的エネルギーの状態を考えれば、個人商店の延長みたいな会社規模でこれらを運用する事がそもそも間違いなのではないか、なんて気もします。

でも、ググってみると、案外支払い能力あるのではないかと…そんな気も(笑)。

http://diary.jp.aol.com/utbhaxunkex/118.html

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