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▼2008年10月21日

あたごの事故

 どちらの味方をするつもりもないが、テレビで「多くの漁船が操業している海域で、小さい舟が避けるだろうという思い込みはなかったか?」という論調は、そっくり「多くの大型艦船が通行している海域で、自分達は操業中だから相手が避けるだろうという思い込みはなかったか?」とも言える。

 海上においての大型艦船は、私たちが想像するよりもずっと動きが鈍い。もちろん自衛艦の場合は大きくてもそれなりの機敏な動きが可能なように設計されているが、基本的に大型艦船が巡航状態から停船するまでの制動距離は数キロに及ぶ。

 なので、海上では優先進路の他に「小型艦は大型艦に進路を譲る」という、決まりではないマナーみたいなものが存在する。

 どちらの味方をするつもりもないが、報道におけるステレオタイプな姿勢に騙されるべきではない。基本的にマスコミは叩いても反撃されない方を叩く…という事。

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コメント

この場合、私は自衛艦の味方です。
優先も何も関係なく、お国のために働いている船が近づいて来たら進路を開けるのが当然だと思いますよ。

「お国のために働いている」なんて言い方をしただけで「極右」だとか言われるおかしな国ですから仕方ないのかも。

確かに根本的なマナーというかなんというか、そういった部分で、軍艦に進路を譲らず突っ込んでいくという部分は、私も理解しかねる所です。

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