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▼2008年10月23日

日本の滑稽なパニックぶり

 米国がくしゃみをすると日本が風邪を引く…なんて昔話にも近い教訓からまだ抜け出せな人が日本には多すぎると思います。もっとも、一部のマスコミは確信的にこれらの恐怖報道を繰り返していそうですが。

 金融パニックのNYから見た日本の滑稽なパニックぶり」:日経BPネット

 国際的にはほとんど借金をせず、一所懸命貯蓄に走る日本が住専問題で苦しんだのは10年前の事。あの当時銀行への公的資金投入を笑っていた諸外国が、今では同じ状況に陥っている訳です。
 ちなみにリンク先では米国の例が出ていますが、米国人以外にも、たとえばお隣韓国人などの借金好きというか、クレジットカード好きは異常なくらいです。問題の深刻度が日本の状況とはまったく違います。
 一つだけ希望がもてる点は、米国も韓国も頭の切り替えが日本よりも早そうという事でしょうか。日本ではまったく同じ規模の問題解決に10年かかっていたのに対し、米国では同様の問題を2~3年で解決してしまうかもしれません(日本という前例があったにせよ、銀行への公的資金投入の決定は敏速でした)。もっとも、それは問題が「日本と同程度」だった場合の話ですけど。

 くだらない煽りやデマに惑わされず、日本人は日本人のやり方で冷静に、国際経済に対峙していく姿勢が求められますね。

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コメント

まったく、同感です。

ですよね(笑)。
マスメディアは危機を煽りすぎです。

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