サイトの滞在時間
ついでにもうひとつ、アクセス解析ネタについて。
企業サイト、特にコマース系のサイトで重視される「サイト滞在時間」。実は私が過去お客様に提出していたレポートでは、意味がないしめんどくさいし、もの売るサイトじゃなかったので、この数字は無視していたのですが(当然レポートしなかっただけで、データは提出していました)、近頃におけるタグブラウザの普及と、それよりもPCのスペックが上がる事により、大量のウインドウを開けることになったこと、検索サイトの普及、それと個人サイトがブログ形式になり、以前のようにトップページからリンクをたどって必要な情報へ…という流れではなくなった事などから、更に重要視するデータでは無くなってきている気がします。もちろん、サイトの種類と目的によってはある種の目安と目標になる事は間違いないけど。
「404 Blog Not Found」:Google AnalyticsのAnalysis、そして滞在時間のウソ
私のへたくそな説明よりも上のリンクをどぞ。
ポイントは「今閲覧中のページから、同じドメインの別のページに移動した場合、その閲覧時間がカウントされる」事です。つまり検索サイトやRSSリーダーで目的ページにたどり着いて、そのまま放置…もしくはいきなり別ドメインのページに出ていった場合、滞在時間は0になる訳です。ちなみに私のサイトは平均滞在時間がなんと「00:02:05」です。上記の解析方法を踏まえると、ブログ形式のサイトではこんなものではないかと思います。もしこれが本当に実際の滞在時間を表しているのだとするならば、私のサイトを訪れるほとんどの人は超速読術をマスターしている事になりますね。ちなみにグーグルアナリティクスなので、検索サイトからのロボットの数字は含まれていません。
直帰率は「83.05%」。コマース系サイトだとちょっと憂慮する数字(といいつつコマース系サイトでも案外こんな数字多いですけど)、これもブログ形式のサイトならこんなものでしょう。というか、むしろ私のサイトは結構いい方ではないかと(笑)。
新規セッション率は「19.91%」。8割の人が新規…というか大体検索サイト経由、残りの数字がリピーターの方(多くは自分では?なんて気もしますが)となります。リピータの方、これからもよろしくお願いします。
ってな感じで、改めて自分のサイトの解析結果を見ると結構面白いし為になります。
最後に断っておきますが、これらの数字は全て「2008年10月7日~11月6日までのトップページ」のみを解析した結果です。今日先程、全てのページにグーグルアナリティクスのコードを入れましたので、サイト全体の数字については明日以降に順次判明します。
そうそう、トップページだけだから、RSSリーダーや検索サイトでいきなりエントリーページに飛んだ人の数字はカウントされていないのね。そう考えると結構健闘している数字だと思う。