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▼2008年12月07日

現実とネット

 多分、加藤被告が自分の日記を文字に書いて日記帳に書いていたら、別な報道のされ方だったと思うんだけど、その日記をネットに書いていたからこそ、ネットと現実なんていうバカっぽいというか、マスコミのネガティブキャンペーンに引き込まれていく。

 え?自分の日記を残す場所として、日記帳もブログサイトも携帯サイトも色々あるでしょ。というか、今の時代、ネット以外で日記帳に文字で自分の日記を詳細に書き残す人間の方がおかしいというかマイノリティである事は間違いない。

 ネットという本質を理解できないのか、あるいは理解していて恣意的に貶めようとしているのか…ともかく、テレビや新聞の論じるネットとリアルの対比が、今の現状と全く一致していないというのが、滑稽というかバカっぽいというか、これはギャグのつもりなのか?なんて思ったりもする。

 こういう面を目にするに付け、今のテレビや活字を支配している旧世代の老人共の役割はもう終わったとしみじみ思う。
 もっとも、メディアの特性として、活字やテレビ放送が終わった…とは思えない。終わっているのは、それらのレガシーなメディアを作っている人間達の問題だろう。

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コメント

ツールの選択肢が増えて万歳って人と、置いていかれちゃった人の違いなんでしょうねぇ。

置いていかれたから否定するってのは負け犬の遠吠えみたいでカコ悪いな!ってのが私の美学です。

ネットの存在が彼の行動を方向付けた…というのは判るんですが、それに伴いネットの存在は怪しいみたいな印象操作が多いんじゃないかと。

というか、今の世の中、現実とネットなんていう対比自体アホらしいくらい、みんなネットユーザーだというのになぁ。

まぁ、マスコミの方達からすれば、例えばネット上の某掲示板なんて憎くてたまらない存在なのかもしれませんが(笑)。

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