エッセイが好き
昔から小説はあまり好きじゃないけど、エッセイは好きで、特に作家さんの小説はあまり好きじゃないけど、エッセイは割と好きだったりする。
大体、村上龍とか、今でもエッセイ以外の作品読んだ事無いしね。
小説は…特に今本屋さんで売られている小説のほとんどは、恋愛話ばかりで、読むのに体力がいる。
この手の恋愛がらみの小説を、それなりに「ふふん…」という気持ちで読めるようになったのは、割と最近の事だ。それまでは、悲しくて嫌になったり、怒って本を投げ出したり、とにかく感情の起伏がうまく押さえつけられなくて、読むのに苦労した。これも私に老人力がついてきたという事か。
もっとも、今でも小説よりもエッセイの方が好きで、たまに本屋さんで聞いた事がある作家のエッセイなどを見つけると、つい買ってしまう事がある。
本業である小説を読んだ事もないのに、「この作家の文体は、なんだか力強くて味わいがあるね」なんて勝手に評価したりして。
案外、買い物好き/村上 龍