砂の文明・石の文明・泥の文明/松本健一
で、予告通り、こちらの本も読みました。砂の文明・石の文明・泥の文明です。順番としては、この本を一番始めに読むべきだったかなとも思う。内容的には、本書が一番簡素にまとまっており、またわかりやすい。
石の文明がその風土の為に外へ攻撃的な面、また泥の文明が、その風土が為に、内なる技術革新を常にしているというのは、ちょっと強引な感じもするが、こんな考え方もあると思って、世界の文明を考えてみるのもまた面白い。
新書なので安いしお勧め…と言いたい所だが、丁度版元のPHPでは増刷のタイミングから外れているみたいで、都内の書店をいくつか回った限りでは、在庫を発見することが出来なかった。なので、イーブックオフに注文しちゃったよ。