極悪伝/みなもと太郎
みなもと太郎というと「風雲児たち」で有名な、歴史漫画家という評価が出来上がりつつあるが、裏ではこういう壮絶な漫画も描いていた。
読後の感想は一言「く…くだらねぇ」。
いや、本当にそれしかない。とにかく全編にわたり、くだらねぇギャグ満載…というかそれしかない。ギャグマンガにありがちな世間に対する風刺やアンチテーゼ…なんてものもまるでない。とにかく「親分ちゃん」と「子分ちゃん」が、ひたすらくだらねぇシモネタを延々と続ける…という漫画だ。
で、買って良かったのかというと、それはもう良かったし笑わせて頂きました。というか、ここまで一貫して内容がない下品ギャグを延々と連載し続けられるってのも、ある意味プロってのはすごいと思わされるな(笑)。
OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro
極悪伝―みなもと太郎の任侠・男の劇場/みなもと太郎