パチンコは儲かるか
例えば、10人の人が1万円をパチンコに突っ込んで、うち9人が1万1千円に元手を増やして、残り一人が所持金を0にしたとする。
多分、その9人は「パチンコに勝った!」と、ホクホク顔で帰り、またパチンコに余計な金を突っ込み、また負けた人も「9人も勝ってるんだから今日は運が悪いだけ。普段なら勝てる」とか思っているのかもしれない。でも、そんな状況だとしても、パチンコ屋は儲かってるんだよね。
1人から1万円かっさらえば、残りの人間に千円ずつ配っても、まだパチ屋の手元には千円が利益として残る。もちろん、そんなに利益率が低い訳じゃないけどね。
別に例えると、ある一人が10回パチンコに行って一回当たり1万円使い、うち4回勝って、元手を倍にしてやったとしても、のこりの6回分全てかっさらってしまえば、それでもパチ屋は儲けられる。何故なら、パチ屋が客に支払う金は4万円。逆にパチ屋が客から取る金は6万円だからだ。
でも、パチンコにはまってる人間の大半はバカだから、4回勝つと、何故か自分の元手も足して8万円得したと思ってしまう。で、スられた金が6万円だから、よくいう「パチンコで稼いだ金と取られた金は、トントン…いや、ちょっとは稼いだ分の方が多いよ」なんて名台詞が出てしまう訳だね。パチ好きの人に良くいるでしょ、こういう「トントン位」なんていうアホ。
もちろん、実際は10回パチンコに行って、4回も元手を倍にできる訳はないので、ホントはもっとパチ屋に金取られている訳だけどね。