臓器移植法改正案可決!
ちょっと前まで、私は「臓器移植法改正」に賛成の立場だったんだけどさ、インタビューで答えていた賛成派の医師「こんな法律を通す為に12年もかかり、その間どれだけの命が失われたのかと…」ってのは違うだろオイ。
もし、臓器移植法改正に賛成している人達の、一般的な意識がこのレベルだとするならば、私は臓器移植法改正に今更ながら反対するね。
臓器があれば救われる命っていうけどさ、その臓器は、各々の命が必要なだけ授かった大切なモノだろ。それを「死ぬ位なら利用させろ!」などという、傲慢な意識の元に取られるっつーのなら、私だって臓器移植なんてしたくないわ。
実際に、自分の家族、自分の子供、あるいは自分の愛する人が、例え脳死と判断されても、心臓が動いている状態で「じゃあ、臓器を利用するために解体しましょう」なんていわれて「わかりました、好きにして下さい」なんて言えるか?
古くさくて嫌になる考え方かもしれないけど、それなりの誠意と、尊厳と…その他諸々を認めてくれないと、当然ながら納得できる訳がない。あの医師は、そんな事すらわからないのかな。
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