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▼2010年03月27日

「まだ半分にもかかわらず既にきめえ高さに達しつつある東京スカイツリー」を見てきた

 月曜日の工事で東京タワーを抜いて、日本で一番高い建物になるという、東京スカイツリー。既にタワーの下付近は大騒ぎだというので、ブロンプトンに乗って見物してきました。

 私の家からスカイツリーのある業平橋に向かうには、東京でも超下町ゾーンが広がる、向島や曳舟を通っていく訳ですが、そういう車も通れない路地のスキマから、まだ半分の高さだというのに、にょきっと空にそびえるスカイツリーがとろろどころで見え、なんだか異空間に迷い込んだような…ハッキリいうときめーです(笑)
 東京タワーが建設されていた頃の港区界隈も、あの頃は下町風景の中にいきなり巨大建造物がそびえる…という図があちこちで見られたと思いますが、このスカイツリーもそんな感じでしょうか。完成すればいまの倍ですからね。いやはや何ともまぁ…。

 で、スカイツリーの最寄り駅である東武業平橋駅なのですが、その界隈は既に人で賑わっていました。ちょっと前までは業平橋駅なんて、東武グループの本社ビルがある駅…という、利用者にとってはどうでもいいオマケみたいな(失礼)駅だったのですが、今ではトレンディーな場所に変身(?)
 トレンディーはともかく、駅の近くにはすっかり有名になった「おしなりくん」が出没していましたよ。

 まだ完成前でこれだけの盛り上がりなのですから、タワーが完成したら、あの界隈もすっかり様相が変わってしまうんでしょうね。そういう意味では、今なら昭和30年代に迷い込んだような下町風情と、近未来的なタワーという異質な組み合わせがたっぷり楽しめます。
 私としては、業平橋駅で降りてそのままタワーを見に行くよりも、隣の東武曳舟駅や京成曳舟駅で降りて、下町の路地を散歩しながら、タワーを目指すという方が面白いと思います。道に迷う心配はありません。空にそびえるタワーに向かって歩けばいいのですから。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

BT-MicroEDR1XでBluetoothオーディオを

100327-01.jpg 先日購入したCHORD Chordette GemがBluetoothオーディオに対応しているので、一度試してみたいと思っていた。
 というのも、このDAC。日本国内ではUSB経由の方が音がいいと言われているようだが、海外ではBluetooth経由の音が絶賛されている…という情報を得たから。ということで昨日、アキヨドに寄り、BT-MicroEDR1XというBluetoothアダプタを購入してきた。

 この製品、アダプタとしての大きさはとても小さく、更に電波の到達距離が見通しで100mという強力なモノ。オーディオ的にはあまり電波が強すぎるのも、他の機種へのノイズとか干渉に影響があるのかも知れないが、部屋の中で無線LAN飛ばしていて、外では携帯電話用の電波が飛び交っている都市部では、もうそんな事気にしても仕方ないかなと…。

 インストールは簡単で、PCのUSB端子に刺せばそのまま使える。一応製品には専用のドライバソフトが収録されたCDが付属しているのだが、専用ドライバをインストールしなくても使えた。もっとも、念のため後で専用ドライバをインストールしたのだが。
 PC側のサウンド出力設定は、通常の「USB外部オーディオ」を選ぶ。そして、Chordette Gem側の入力をBluetoothにして、iTunesで演奏開始。果たしてUSBケーブル経由の音と比較してどうであろうか…。

 ザッと聴いた限りでは、USB接続に比べ、Bluetooth接続の方が少し音が緩くなるような気がした。もっともこれは悪い意味ばかりではなく、ちょっとエッジが立ちすぎていた感もあるUSB側の音に比べ、もう少し音がまろやかになるという印象。また、音場全体はBluetoothの方が広がる感じがした。一部で強すぎるという批判のあった低音(私の環境ではそうでもないのだが)も、もう少し抑えめになるというか引っ込むというか…そんな感じ。
 いずれにせよ、一部ネットで言われているように「Bluetooth接続はUSBに比べて音質が劣化する」とまで断言できる程の決定的なクオリティーの差は認められない。どちらかに優劣を付けるのが目的の試聴なら、USB接続の方がいいという評価になるのかな…という程度だというのが、私の感想だ。

 で、どちらが便利なのかといえば、それはもうBluetoothの方は無線で済む訳で、これは大きなメリット。ただでさえケーブルでごった返してしまうオーディオ機器回りに、新たなケーブルを増設しなくて済むというだけでも、Bluetooth接続を検討する理由は充分ある。

 この辺は、電波事情や、オーディオ機器の設置事情。また接続に必要なUSBケーブルの長さ(ちなみに私の環境では3m)、再生に使用するソフトウェア(私はiTunes)、再生に使用するPC(私はThinkPad R40)、はたまた使用するBluetoothレシーバーなどによって色々と評価が変わってくるだろうから、結論めいた事は言えないのだが、なんとなく「USB接続の方が音がいい」と思っている人も、一度は試してみる価値はあるのではないかと思う。
 特に、ノイズの原因となるグランド回りの配線を、物理的にオーディオ機器とPCで遮断できるというのは、割とメリットではないかと考えている。

OLYMPUS E-1 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8


▼2010年03月24日

このブログの価値

 自分のブログの価値を診断…みたいな冗談プログラムがあったような気がしますが、冗談ではなく、割と真面目な話です。

 この「flatearth.blog」ですが、今月まともに更新していない時期で、1ヶ月のPVがおおよそ3万超え辺り(※以下全て「google analytics」調べ)。あまりやる気のない個人ブログとしてはなかなか検討している方じゃないかと思います。放っておいてもある程度PVが集まる、大手のASPサービスでやってるわけでもないしね。

 もちろん、まともにやっていた時期には、トップページだけの数字で1ヶ月5万PV超えてたこともありましたし、一番アクセス数が多かった時期は、きちんとしたアクセス解析してなかったので知りませんが、トップページだけのカウンタで1日5,000以上回ってた時期もありました。そう考えると、近年については、ずいぶん落ちぶれたものです(笑)

 もう少し詳しく見ましょう。直帰率については85%前後。「高っ!」と思われるかもしれませんが、ブログですからね。近頃は検索サイトやRSS、はたまたツイッターなどから直接エントリページへ訪れる人が多いので、直帰率についてはこんなものでしょう。サイト内の平均ページビューも、1.2P〜1.3P位。

 では実際「読んでもらってるのか」の指標となる平均滞在時間についてですが、何もない日が大体50秒前後、で、エントリをアップした日などは2分位になったりしますので、やはり、それなりに読まれてはいるみたいです。常連の皆様、どうもありがとうございます。

 ちなみに滞在時間を、キーワード別でもう少し見てみますと、一番平均滞在時間が長いキーワードが「AKG ミニピン ヘッドホン」の項目。なんと平均滞在時間は2時間超えてます(笑)
 他にページ別で滞在時間を見てみると、大体カメラ系かオーディオ系のページが長いですね。そっちのネタは結構真面目に書いてるし、ちゃんと読んでもらえているみたいで、素直にうれしいです。

 で、皆さんがもっとも興味があるであろうという、アフリエイト関係の収入についてもバラしてみましょう。

 このブログには、サイドバー上部にグーグルのアフリエイトリンクを貼っています。更にエントリ中にはアマゾンのアフリエイト、更に各エントリごとのページには、文章内容から勝手に分析されたアマゾンのお勧めアイテムが6つ貼ってあります。
 ちなみにこのリンク生成は「Drk7jp」のサービスを使っており、表示されるアイテムのアマゾンリンクを参照してもらえれば判るのですが、ランダムで一つだけDrk7jpのアフリエイトコードが貼ってあります。サービス提供者は、そのアフリエイト収入でサービスを運営しているようです。なかなかスマートな課金方法ですね。

 前置きが長くなりましたが、私が利用している2つのアフリエイト…ずばり利益を明らかにしますと、グーグルの方は1ヶ月平均で3,000円前後。アマゾンの方は、1ヶ月平均でやはり3,000円前後。2つ合わせて毎月6,000円位を稼ぎ出してる…って計算になりますね。これが他の個人ブログに比べて多いのか少ないのかは判りませんが、私としては充分満足でありがたい利益です。と同時に、もっと真面目にガッつけば、アフリエイト収入はまだまだ伸ばせる…って実感も得ています。

 例えば「面白い個人ブログなのに、どうしてみんなグーグルのアフリエイトリンクをページてっぺんに持ってくるのか」なんて疑問は、自分でグーグルのアフリエイトやり始めると実感しますね。ページの目立つ場所にリンクを貼れば、確実にクリック数が稼げるようになります。

 グーグルについては、掲載位置がクリック率のかなりを左右するみたいですが、それと違いアマゾンの方は、もっとダイレクトにエントリの内容がクリック率を左右します。まだ1回だけですが、とある記事で当たりが出て、その月のアマゾンからのアフリエイト収入が2万円超えたことがありました。そんな事が沢山あるといいのですが…(笑)、逆に言うと、きちんと売れる記事を分析して書けば、もっと収入の伸び代はあるという事です。

 まとめると、アクセス数がものすごく多いサイトは、ページ上部の目立つ位置にグーグルアフリエイトリンクを貼れば、割とダイレクトでPVに比例し収入が増えそうですが、アマゾンアフリエイトの方は、もう少し工夫の余地がある…というか、アクセス数が少なくても、面白い記事を書けば、収入につながりやすい雰囲気です。にしても、ベースとなるPVはある程度稼いでおかないと厳しいですけどね。楽天やその他のアフリエイトについては、やっていないので全く知りませんが、管理者自身が楽天でよく買い物をする人なら、あちらのアフリエイトの方が、ポイントやら何やらで、色々お得みたいです。

 と、ここまで書いておいて、最後にオチかよ…みたいな話で締めくくりますけど、結局「ブログの価値」ってのは、書いている自分にとってが最大限の価値です。つまり自分が面白く書いているわけですから、自分がその価値を一番大きく評価しているのです。

 何のことやら判らないかもしれませんが、例えば私はよく、自分のこのブログ内の検索を利用します。何故かというと、このブログには、自分の過去がアーカイブされているからです。「あっ…あの製品いつ買ったんだっけ?」とか「あの山にはいつ登ったのだろう」というのが、このブログを見るだけで、すぐに日付付きで検索できます。その価値は…実際ご自身でブログを作って利用されないと理解しにくいかもしれませんが、本当に便利です。

 最近では、ブログに飽きてツイッターばかりで発言している人もいますが、それでもこのような場所でツイットのログを残しておくと、後で何かと便利かもしれませんね。

 ご自身でサイトを持っている方、あるいはブログなどをやられている方は、一度「客観性」と「主観性」に分けて、自分が管理しているサイトの価値を分析してみると、面白いかもしれません。

▼2010年03月22日

LAMY 2000 シャープペンシル

100322-01.jpg 考えてみれば、きちんとしたシャープペンシルってのを持っていなかったのである。

 きっかけは、使っていたシャープペンシルが壊れたこと。その使っていたシャープペンシルってのが、以前「のだめカンタービレ」の単行本限定版に付属していたマングースシャープペンシルで、それはそれで使い勝手は良かったのだが、やはり所詮付録の製品。使い続けていたら、あっさりと芯をノックする部分が折れて使えなくなってしまった。
 それではと思って、別なシャープペンシルを探そうと思ってみたら、いわゆる「シャープペンシル」ってのを、ここ長い間使っていなかったのに気がついた。つまり、持っていないんですよね。

 きちんとしたシャープペンシルという意味では、私はペリカンスーベレン400シリーズのペンシルを持っているのだが、あれは芯の太さが0.7mm仕様で、使えなくはないのだが、やはり子供の頃から親しんでいる0.5mm芯とはちょっと使い勝手が違う。そもそも、太い線を使うスケッチを行う際は、ステッドラーの芯ホルダーを使うので、用途が被る。そんな事もあり、しばらく使わなくなっていた。

 これはいかんと思い、ヨドバシの文房具コーナーでシャープペンシルを眺めていたら、どうもカッコイイのが全然無くて、じゃあと思って、同じフロアにあるブランド文具コーナーで、サファリのシャープでも買ってみるかと思い、眺めていたら、その隣にこのLAMY2000シャープペンシルがあったのである。全額ポイント払い出来るし、芯の太さも0.5mm、見た瞬間即決した(笑)。2000のシャープって、昔は0.7mm芯だったような気がしたんですが、変わったのかな。

 私は普段、LAMY2000の4色ペンを使っているのだが、それに比べると重量はもちろん軽く、ボディも若干細身でなかなか良い。樹脂製でヘアライン処理がされているのも当然一緒で、4色ペンの方は使い続けているうちに、ヘアラインが無くなってちょっとテカリが出てきた。なので、この新品の感覚がなんだか懐かしい。
 メカ部分の精密感は、構造上仕方ないとは思うが、4色ボールペンよりはるかに上。出した芯はぐらつきも皆無で、しっかりと保持される。ノッキングは2回で丁度書きやすい位に芯が出る。このノッキングの感覚も精密感があり、実に楽しい。

 価格はそれなりなのだが、とは言っても所詮はこの程度の価格。普段の何気ない道具に、こういった「ちょっと贅沢品」を使ってみるのもなかなか乙ではないでしょうか?よーし、じゃんじゃん使いまくろう。

OLYMPUS E-1 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8


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