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▼2010年07月31日

Twelve South BackPack

100731-01.jpg iMacを買ってから、毎日ゴキゲンで使っているのだけど、なまじスタイリッシュなフォルムのせいで、USBハブや外付けのHDを並べて置くのはちょっとスマートじゃないな…なんて気分になっていた。そんな中見つけたのが、この「Twelve South BackPack」という製品。何でもiMacの背面に棚を追加するキットらしい。早速注文してみた。

 届いた製品は、なかなかカッコイイパッケージに入っていた。スタンドに取り付けるためのアダプタが、歴代iMac用からAppleのモニタ用まで、全5種類付属している。取り付けは簡単。工具もなしで、ものの数分で完了した。
 早速何を置こうか迷ったのだが、とりあえず、TimeMachine用のバックアップHDを置いている。アルミの素材と下が解放の構造のため放熱性も高く、HDには優しい場所かもしれない。本当はUSBハブでも置こうかと思っていたんだけどね。ただ、地震などによる震動にはちょっと不安かも。

 スタイリッシュなフォルムだし、モノにこだわるiMacユーザーにはお勧めです。あと、アルミ萌えの人もどうぞ(笑)

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2010年07月27日

宇宙戦艦ヤマト:復活偏をみてみました

ヲタ

 なんだか、知らない間に公開されていて、知らない間に公開が終了していた「宇宙戦艦ヤマト:復活偏」、近所のツタヤにレンタルDVDが入荷していたので借りてみました。ちなみに興行収入はパッとしなかったみたいですが、レンタルの棚には「大人気作のため、当日か1泊レンタル限定!」などと書かれていましたよ。

 で、みた印象ですが…なんというか、人の命の安さが昔のアニメっぽいなぁ、なんて思いました。第一次第二次移民船団が全滅とかあっさり言ってますけど、それだけで何億人の人が死んでいるのかと。こういう割と安易な大量虐殺って、ちょっと前の80年代SFアニメで妙に多い感じがします。そういえば、半年位前にクラッシャージョーの映画版を見たときも「おいおい…これだけ人が死んでいることについては誰も無関心?」なんて違和感を感じたモノです。あと、よくわからない特攻シーンとかね。特攻の描写までは否定しませんけど、人の命の重さをあまり感じさせない演出で使用するのはどうかな…と思いました。

 それと不思議なのが、地球艦隊の戦艦が、性能がいい割に妙に弱っちいこと。冒頭で拡散波動砲(?)をぶっ放した戦艦がいましたが、それ一発で敵艦隊に大ダメージを与えてるにも関わらず、地球艦隊はなんだかよくわからないうちに負けてる。古代の指揮する宇宙艦隊は、波動砲搭載艦がたくさんいるように見えるにも関わらず、一発の波動砲も発射しない。で、宇宙戦艦ヤマトについても、波動砲6連発なんて大幅なパワーアップが施されているにも関わらず、最後の最後まで発射しません。途中波動砲撃ってればあっさり事態が解決したであろう部分も多かったのに。

 ストーリーはまぁまぁかな。大味で煮詰め不足な気もしますが、考えてみればスターウォーズだってあんなレベル。おもしろいとは言いませんけど、事前の評判ほどダメでもない。
 作画に関しては、非常に好みの分かれる部分ではありますが、湖川節の動きやアオリは大感激しました。つか、世間で3DCGアニメが見られるようになってきてから、改めて湖川作画の矛盾点のなさと立体に関する深い造詣が再評価されるようにも思えます。人の顔が振り向くところなど、手書きアニメの割に、3Dでレンダリングしたキャラが動いているかのようでした。

 劇場で見ると、期待値も多い分、いろいろと恨み言を言いたくなるであろう出来ではありましたが、レンタルでサックリと見る分には、映像も美しいし、宇宙戦艦同士の艦隊戦はやはり萌えるし、なかなかよかったのではないでしょうか。

▼2010年07月22日

iPadでタングラム

 ここ数日ハマっているのが、iPadでタングラムというパズルを解く(iTunes開きます)こと。もう猿のようにはまり狂っていて、通勤中と、家に帰って布団の中で…みたいな感じで、ばりばり解いている。実に楽しい。

 実は密かにタングラムは得意で、以前ホテルの部屋に常備されていたタングラムで遊んでいるとき、友人から目を丸くされたことがある。どうやらブックに付属している問題をスラスラと解いていくのにビビったらしい。なんというか…人には必ず一つくらいは取り柄があるってもんなのか?のび太のあやとりみたいで、あまりうれしくはないが(笑)。

 つことで、iPad上でこのタングラムのパズルを解くのが、ここ数日の私の日課。収録されている問題は15点ずつの章で区切られているのだが、乗り換え前の電車内ですべて解き、乗り換え後もう一章を解いてといったハイペース。もちろん問題によってはちょっと悩んだりはするが、それでも1~2駅間位かな。さくさく解けるってのももちろん面白さの要因なんだろうけど、やはりタングラムは楽しいなーと。

 本物のタングラムと違い、遊び終わっても片付ける手間もないし、電車内やリビングなどで気楽に楽しめるのがいい。iPad持っている方にはお勧めです。

吉祥寺→阿佐ヶ谷:GR Digital祭

100722-01.jpg 「祭」って事は無いんだけど、狂欲のAkiratchさんと、先週の月曜7月19日、炎天下の中、カメラを持って吉祥寺から阿佐ヶ谷までをダラダラ散歩してきた。

 最近は色々あって、こういった街中スナップみたいな写真を取りに行く機会が減ったのだが、それでも、久しぶりにカメラを持って街を歩くと、やはり楽しい。いや…私の場合、楽しいのは純粋に街を歩くことであり、カメラを持つのは、そのきっかけというか、言い訳に等しいのかも知れない。
 大体、人を誘う時に、なんの目的もなく「その辺フラフラと歩き回ろうよ」とは言えないしな(笑)

 残念ながら、自分には確固たる「写真論」みたいなものは、存在もしないし、意識もしていないのだが、それでも、自分の何かをみて、何かを感じてくれる人の存在は、自分自身の勇気にもつながり、大変ありがたい。逆に私からすると、Akiratchさんの写真に対する真摯な姿勢がもっと欲しいと思うのだが、これはお互い、無い物ねだりに等しい欲望なのかも知れない。

 当日は色々と写真を撮ったが、結局はこのなんの変哲もない街角の写真が、私らしい写真なのかなと思って、面白くもないけど掲載してみる。

 なんの変哲もない街角をスナップするのは楽しいが、それ以上に、なんの変哲もない街を歩くことは非常に楽しい。次回の開催があれば、この中央線沿線以上に、もっとなんの変哲もない街を歩き回ってみたい。

RICOH GR Digital


▼2010年07月11日

しぶやで買ったBromptonのキックスタンドを付ける

100711-03.jpg 以前、このブログでさんざんだったと書いたしぶやのブロンプトン用キックスタンド。今ではモデルチェンジして緩まなくなったとのこと。丁度、今使っているキックスタンドを誤って曲げて使えなくなくしてしまったため、買い換えてみた。

 結果はエクセレント。取り付けにも特別な加工を必要とせず、15mmレンチがあれば簡単に装着できる。スタンド取り付け部にある2カ所の突起が、ブロンプトンのリアフレーム側の穴と勘合するため、しっかりとボルトを締めれば、スタンドを上げ下げしても緩むことはない。
 個人的には、あと1cm位スタンドの足が長い方がいいような気もするのだが、これも色々試した結果なんだろう。普通に停める分には問題ない。

 本当はリアフレームを折り曲げて駐輪するのが、本来のブロンプトンスタイルなのだが、実際にはちょっと使いにくいし、それにリアキャリアに荷物を載せている場合は、この方法で駐輪することができない。日常で乗り降りが多い使い方だと、ブロンプトンとはいえ、やはりスタンドがある方が楽。

 ちょっと高価ではあるが、これは専用品なので仕方ないだろう。とても便利なので、お勧めのアイテムだ。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

ScanSnap S300M

100711-02.jpg 秋葉原のソフマップで投げ売りされていたのでついつい購入。これで家にある紙を減らせるかなと。

 私は基本的に収集癖があり、本もそうだけど、CD、カメラ、オーディオ機器など、使いもしないのに、何故か手元に確保してしまう。
 で、その中で割と困っているのが、いわゆる「紙」。これは職業柄もあるんだけど、面白いデザイン、面白くないデザイン…とにかくちょっとでも気になるチラシやハガキやその他紙くずを集める割に、なかなか捨てられない。きちんと整理をすればいいのかもしれないが、きちんとしていないので整理もできない(笑)

 で、最近考えていたのが、今流行の「自炊」。自炊と言っても自分でごはんを炊くことではなく、手元の書籍を分解して自分で電子化するという意味なのだが、私の場合は書籍を分解するまでは考えず、手元にある沢山の紙を電子化することで処分したい。ついでに電子化することにより、業務リソースの一部として活用したい、という事だった。

 自炊用のスキャナと言えば、ScanSnap S1500Mという機種の評価が高いみたいだが、さすがにこれは5万円弱するし、私が考えているのはページモノの電子化という訳ではないので、どっちがいいかなぁ…なんて考えていた。
 そんなタイミングで見つけたのが、Sofmapで投げ売りされていたScanSnap S300M。この値段なら試しに買ってみてもいいかなと思い、ご購入。写真の通り、ブロンプトンで持って帰りましたよ(笑)

 早速家に帰ってセッティング。電源とデータ用のUSBケーブルをつないで、ドライバソフトをインストール。軽くスキャンソフトの設定して、あっさりと使えてしまった。

 スキャンには付属のScanSnap Managerを使う。残念ながらTWINには対応していないので、このソフトを使うしかないようだ。
 設定は、スキャンしたデータの種類、JPEGとPDFが選べる…と、スキャニングのクオリティ。スキャン後にデータを送るアプリなど。
 ちなみに私は、PDF形式のエクセレント(最も高品質)、圧縮率は最高にしてある。他、原稿の傾き自動補正なども行えるが、これをチェックしてしまうと、絵や写真などのスキャンで誤判定を起こすのでチェックを入れていない。

 スキャニングは極めて簡単。原稿を本体にセットして、本体右にある「スキャン」というボタンを押すだけだ。後は勝手にスキャンを始めて、取り込んだデータをPDF化して指定場所に保存してくれる。中にはスキャンしたデータを自動でEvernoteへ転送する設定にしている人もいるみたいだが、私がやってみたら、あっという間に無料分の転送量に達してしまい、仮に有料版にしても月500MBの転送量も速攻で使い切ってしまいそうなのであきらめた。仕事でモノクロの書類が多い人なら、データ転送量も抑えられるし、スキャンクオリティをある程度下げても文字はきっちり判別できるので、有用かもしれない。

 問題としては、大体100枚位スキャンした後に、原稿がまるで送られなくなってしまったこと。すわ故障か!?と思ったのだが、内部のピックローラユニットを取り外して水で洗浄したら、今のところ動いている。ただ、大量にスキャニングする場合には、結構早くローラーの寿命が来そう。ちなみにこの交換用ピックローラユニットは5,040円もする。

 設置面積は非常にコンパクトで、家庭でも無理なく使えるサイズだろう。その上スキャナとしても簡単にデータが得られる為、実用的だと思う。
 ドキュメントスキャナというと、どうしてもビジネス寄りの発想になってしまうが、家庭の細々としたメモや紙類をまとめて保管するのにも適したソリューションだと思う。ただ、本機の価格が通常で売られている29,800円前後だと考えると、上級機のS1500Mを買ってしまった方が満足度は高いかもしれない。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


ボンディのビーフカレー

100711-01.jpg おそらく半年位食べていなかったと思うけど、久しぶりに神田のボンディでカレーを食べた。

 珍しく人でごった返していたが、どうやら最近カレー特集で取り上げられたみたいだね。お店に雑誌が置いてあった。

 頼んだのは辛口のビーフカレー。おいしく頂きました。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

▼2010年07月10日

Dr,Ci:Labo/ドクター・シーラボ

100710-01.jpg 何故かもらってしまいました、ドクター・シーラボのクリームと日焼け止め。気楽にもらってしまったけど、なにやら買うと意外と高いみたい。もらったアイテムについては下のアマゾンリンクを。

 早速風呂上がりに使ってみましたけど…正直いいのかどうなのかわかりません(笑)。折角なので、もう少し使い続けてみます。これで私も愛され肌に生まれ変わるかしら?

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro


▼2010年07月04日

すてきな切手本「切手帖とピンセット/加藤郁美」

100704-02.jpg 本屋さんで見つけて衝動買いしてしまった本。タイトル通り、様々な切手のデザインが紹介されている本ですが、その中でも本書は「1960年代前後の東欧〜アフリカ諸国」など、ちょっと珍しい世界の切手に焦点を当てているように思えます。新鮮なデザインの切手がカラーで数多く紹介されていて、眺めているだけのつもりでも、ついつい見入ってしまう、とても面白い本です。

 それはさておき、本書の中の文章で気になる部分がありました。それは、この本の中でコメンテーターが戦後デザインについて語っている部分。「戦後デザインのピークは1959年から1964年くらいまで」という説です。何故気になったかというと、私もその主張には大いに賛同できてしまうからです。

 本書では「世界中で戦争に明け暮れていた時代がようやく落ち着いて、10年位のタイムラグがあった後の1960年前後は、デザイナや職人達が希望を持って新しいアイディアを試した時代。そしてその時代、世界は戦争の傷跡から回復し、消費者の財力も付いてきたいいタイミングだった」と語っています。それが1980年代になってしまうと、デザインの意味が変わってきてしまい「本当によいものを届けるためのデザインが、既に持っているものを更に買わせるためのデザインに変質してしまった」ということ。確かにそうかもしれません。

 この文章を読んで、私が学生の頃に受けたマーケティングの講義で、講師が一番始めに語った言葉を思い出しました。それは、

「マーケティングで、良い商品をより多くの販売に結びつけることは可能ですが、どんなに優れたマーケティング手腕を用いても、悪い商品を多く売ることはできません。それがマーケティングの限界であることを覚えておいて下さい。」

 という言葉。今までこのような現場で働いてきて、この言葉は私の中でベーシックなマーケティング・企画の基礎理論としてずっと心に留めてきていました。

 しかし、とはいいつつも、今の時代では決して良い商品でないものを、強引なプロモーションで消費者に押しつけるような手段が増えてきたようにも感じています。それをマーケティングというくくりで語ってしまっていいのかは判りませんが、そんな事を思いながら、本書の「本当によいものを届けるためのデザイン…」という下りを読むと、妙に心に残ってしまいます。

 あまり同業者とのつきあいが多くない私ではあるのですが、それでも以前デザイナと語り合ったとき、もっと早く生まれて1960年代にデザイナとして活躍したかった…と言っていた人は何人かいました。彼等はきっと、あの時代「良いものをより良いデザインでお客様の元へ」という、シンプルで力強い、ストレートなデザインの力を信じられた時代の良さを、本能的に感じ取っていたのかもしれません。

 後半は本書の内容とは関係ない文章になってしまいましたが、今からちょっと古い時代…デザインがデザインとして自由に力を発揮できた時代の記録としても、とても面白い本です。
 購入するときは、下にアマゾンのリンク貼ってしまいましたが、直販で買うとオマケ付きなのでおトクかも。内容が気になる人には中身全184頁のプレビューなんてのもありますね。web副読本アクセス・ワードってのは、自分は本屋さんで買ったのでもらってませんけど、ほしかったなぁ。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro


▼2010年07月03日

Happy Hacking Keyboard Professional jp ホワイト

100703-01.jpg 結局もう一つ買ってしまったのでありました「HHKB」ことHappy Hacking Keyboard Professional JP。今度は「墨」ではなく、「ホワイト」モデルです。

 以前買った「墨」のモデルは、事務所のXPマシンで使っているので由として、家にあるiMacでは、apple純正のbluetoothキーボードを使い続けようと思っていたのですが、やはりというかなんというか…HHKBの中毒性は、一度感染してしまうと治まらないというかなんというか…(笑)。正直、吟味して買った訳じゃないです。とある日の昼間、Apple純正キーボード打っていて、急にHHKBの打鍵感が思い出されて、そうなるともう抗えないというかなんというか、秋葉原に向かっていましたよハイ。

 初めは同じく「墨」を買ってみるのもいいかなと思っていたのですが、同じ色のモデルを買うのも芸がないな…と思って、よりキーのプリントが見えやすい「白」を選択。これは正解だったかもしれません。「墨」のモデルでも、日本語のタイプには問題ないのですが、正直、記号などの約物タイピングについてはちょっと戸惑っていたこともあったのでね(笑)。所詮自分はなんちゃってブラインドタッチのレベルですから。

 使用感については、もう何も書くことはありません。24,990円のキーボードは、今となっては高価ですが、10年前だと今程高価には感じない価格帯です。その頃の価値観でこのキーボードを買うと、この品質とキータッチには驚愕すると思います。

 また、同様に高級キーボードとして評価が高い東プレの製品と違い、設置面積が非常にコンパクトなのもいいところです。最近では個人的に、品質にかかわらず、テンキー付きのキーボードが邪魔で仕方なく感じてきています。HHKBは、プログラマ向きの製品としての評価が高いモデルですが、むしろ卓上作業が多い、文章書きやデザイナの方にも便利に使えるサイズだと思います。

 それなりに高価だとはいいつつも、おそらくPCは何台も乗り換えたとしても、このキーボードは乗り換えずに長期間使い続けられます。パソコン周辺機器の価値観ではなく、高級文房具としての価値観で考えれば、むしろ格安の商品だともいえます。
 また、LIteと迷っている方は、がんばってProを買った方が絶対に幸せになれますよ。

OLYMPUS E-1 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8


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