Office 2011 for Mac Home & Student
この日に書いたOffce 2008について、本日無償アップデート版が届いた。最も無償ではなく、実費という名のアップデート料金3,000円は取られたけどね。パッケージにはでかでかと「転売禁止」ステッカーが貼られています。余計なお世話だ。
早速インストールして起動。確かに起動については2008よりも少し早いかな。この辺のアプリ起動速度については、SSD化してからは、割とどうでもいい部分ではあるんだけど、早いにこしたことはない。
VBAのサポートが復活したが、正直、今ではあまり使っていないので、よくわからない。ただ、互換性はともかく、サポートされているというのは心強い。
また、エクセルでデータを開いてみると、心なしかあのユーザーの使い勝手を無視した爆速スクロールが、ほんの少しだけ改善されているように見える。というか、スクロール速度のカスタマイズをユーザーでできればいいんだけど、マイクロソフトのソフトは、余計な機能ばかり満載のくせに、そういうタメになる機能はきちんと実装してないところが相変わらずだ。スクロールの動作は、パワーポイントでも少し改善されているような気がした。
見た目で大きく変更があったのは、従来…というか、2008で変更された各種設定パレットが「リボン」という名になって、要は2004以前のツールバーインターフェイスに戻ったところ。どうしてこういう誰も幸福にならない改悪ばかりはマメにやるんだろう。ようやく使い慣れたパレットも、また覚え直さなければいけない。相変わらずユーザー不在のアホさ加減。世の中の人間達が、何故これらのMS Officeを使い続けているのか、全く理解に苦しむ。
そういう根本的にどうしようもない話はさておき、実際業務に使うのにどうなのかというと、今のところは好印象。2008よりは確実にいいアプリになっていると思う。根本はひでーアプリではあるのだが、そこを文句言ってても仕方ないし、それを前提とすれば、価格も従来より安くなってるし、変な互換ソフトで苦労するなら、さっくりとマイクロソフト純正品を買ってしまった方がいいのではないでしょうか。
互換性についてはまだ試していないが、2008を業務で使っていても、WIN版との互換性の問題はほぼ起きていないし、その辺2011が改悪されていることは、多分ないだろう(笑)。
色々と文句はあっても、結局はMS Officeがないと仕事にならない世の中なんでなー。ホントは各種ドキュメントなんてAdobeのCSで作りたいところだけど、そうもいかないので。