毎日使っていて思うんだけど、このマシンの完成度ったらないなーと思う。それだけMacBookPro13インチは、使っていて素晴らしい。折角なので、この素晴らしさを少し褒め称えようと思う。
まず始めに、あえて欠点から上げてみる。これは実際使ってみるとみんな感じることだと思うが、モバイルマシンとしては「重い」事。重量は2kg程度あるので、毎日バッグに入れていると、それなりに重くてイヤになる。もう少し軽いマシンがあるといいよね〜って向きには、今度発売された新型のAirがあるのでそちらをどうぞ。ただ、あちらはファーストマシンとして運用するのはちょっと無理があると思うけど。
で、ここからMacBookPro13インチを褒め称えてみる訳だが、まず第1のメリットとして、本体が非常にコンパクトという点。いや…サイズそんな小さくねえっしょ!って意見も出そうだが、このマシンは、筐体に出っ張りがほとんどない上、とても薄型にできているので、カバンに収納しやすい。つまり、機能からすると非常にコンパクトで薄くできている。これに比べると、世のWinノートって、どうしてあんなにゴテゴテして分厚いんだろうと思う。
そして第2は、アルミ製の筐体が頑丈であるという事。つまり、持ち歩きにさほど気を遣わなくてもいい。毎日持ち歩くマシンとしてこの点は重要だ。
第3は、このアルミ製の筐体について。削り出しで作られたボディは、とても剛性感が高い。特に思うのが、キーボードを打つとき。多くのノートPCが、キーボードセンター付近のキーを打つと、なんとなく沈み込んだりといったヤワな感触があったりするものだが、MacBookProに関して言えば、デスクトップ用キーボード以上に剛性感が高いのではないだろうか?とにかく、長文を打っていても疲れにくい。
それに、このアルミ製ボディは発熱性も素晴らしく、CPUをブンブン回すような複雑な処理をしても、筐体が全く熱くならない。地味ながら非常に嬉しいポイントだ。
第4はバッテリの駆動時間。カタログ値で10時間となっているので、日本製ノートPC基準で言えばおおよそ半分の5時間か?なんて思ってはいけない。10時間は無理だとしても、ネットしながらエクセル編集位の用途では、確実に7時間以上は保つ(モニタの照度は調整した上で)。一部でバッテリ交換できない構造じゃん…とか言ってる人達がいるが、ノートPCの交換用バッテリを毎日持ち歩いてるヤツなんて見たことねーし、自宅に予備バッテリ用意してる人だって殆どいないだろう。バッテリ交換はAppleStoreに持っていけば、一般的なノートPC用交換バッテリ以下の値段で交換してくれるので、実はあまり問題にならない。
そして、これだけのバッテリ駆動時間があれば、ACアダプタを持ち歩く必要がないので、その分携行する荷物が少なくなる。これもメリット。MacBookPro13インチを持ち歩くのは、見かけよりも荷物が少なくて済むのだ。
第5は液晶について。クリアタイプの液晶は確かにモバイル的には不都合があるのだが、このクリア液晶…なんと前面パネルがガラス製なんだよ。何が言いたいかというと、液晶面を傷つける心配無しに、ガンガン手持ちの布巾でモニタ拭けるという事。ここがプラ製…というかアクリル製だと、ホコリ払うのだって、表面に傷つかないかビクビクしながらクリーニングする必要があるからね。もっとも、液晶面がガラス製ってのは、他のノートPCにもあるのかもしれない。
第6は、トラックパッドの完成度。これはMacBookProだけのメリットではないが、アップルのトラックパットは本当に使いやすい。そのため、持ち出すときに別途マウスを用意する必要がない…というか、逆にデスクトップ機もわざわざ別売りトラックパッドに交換してしまうくらいの完成度だ。つまり、ここでも持ち歩く荷物が減る。ちなみに私がLet's noteを使っていたとき、マウスは別途持ち歩いていた。
第7は、WINDOWSも走る件。私は試していないのだが、XPでもVISTAでも7でもインストールできる。そして動作速度も全くストレスないレベルだそうだ。当然ながらOSは別途購入する必要があるのだが、それにしてもMacBookPro13インチは比較的安いため、割高感はあまりないのではないか?もっともOSXに慣れちゃえば、WINDOWSとか使わなくなると思うけどね。
えーと、ザックリとこんなものかな。CPU的な部分、そのたPCで一般的に語られる部分での優位性は、ここではあえて触れない。私はメモリ8GBまで増設しているが、Photoshopとか使わない限りは、純正の4GBで充分だと思う。ほとんどの人は吊しでで買ったまま、なんの不安も無しに使い続けられる。CPUパワーも、今のところは実用性に全く問題なし。こんな完成度のPCって、私が知る限りではパナのLet's noteシリーズ位?他ではなかなかないのではないか。
更に、アップルから発売されている別売りモニタを買えば、本体の液晶モニタを閉じたままで、デスクトップ機として使える。このアップル製別売りモニタは、映像出力と電源アダプタを兼ねた優れものなので、imacを買おうと思っている人は、MacBookPro13インチ+別売りモニタという構成も真剣に検討すべき。単なる外付けモニタとは全く違った、ノートPCのドック的コンセプトでできているのが面白いポイントだ。
以上、MacBookPro13インチの鉄板ぶりをアピールしてみた。こんな完成度のPCが10万円で買えちゃうんだから、いい時代になったものだ。Apple信者からの報告でした(笑)。
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